2010年にiPadが発売されてからはや10年。
タブレットといえばiPadと脊髄反射してしまう方もいるかもしれません。
そんな私もiPad AIR2ユーザーの一人で2年使っておりますが今のところ何不自由なく快適に使えております。
これまで安い中華タブレットを何台も購入したりAmazon Fire HD8にGoogle playをインストールして遊んだりとiPadに対して浮気と復縁を繰り返してきましたが、最終的にはiPadに戻ってくるパターンとなっております。
最近また浮気症がぶり返し、ふとしたことに新しいタブレットがほしくなりMediapad M5 Proを衝動買いしてしまいました。
ファーウェイは10年前くらい前までは「何それ? おいしいの?」というレベル中華メーカーでしたがここ1、2年で日本でも急速に認知されてきました。
実は、私がファーウェイの製品を買うのは実はこれが初めてではありません。
ファブレットの先駆けである6.8インチ画面の『P8 max』をAliexpressから個人輸入し使っていた時期がありました。
しかも、P8 maxを7〜8台輸入転売をし、いい思いをさせてもらったことを覚えています。
ファーウェイ製品といえばもう1つ。
着信がかかってきたらヘッドセットに早変わりするスマートバンド『Talkband B2』を今も使用しています。
今回、なぜHuawei Mediapad M5 Proを選んだかというと『Huawei P20 Pro』のカメラ性能に度肝を抜かれてしまい関連を調べているうちにMediapad M5 Proが欲しくなってしまいました。
今回はMediapad M5 Proの魅力をお伝えしていきます。
Mediapad M5 Proのスペック
Mediapad M5には8.4インチのバージョンと10.8インチのバージョン(Pro)がありますが、今回紹介するのはMediapad M5 Pro(10.8インチ)モデルを紹介します。
- CPU: Kirin 960(2.4GHz×4+1.8GHz×4)
- メモリー: 4GB
- ストレージ容量: 64GB
- ディスプレイ: 10.8インチ2Kディスプレイ(2560×1600 280PPi)
- バッテリー容量: 7500mAh
- サウンド: ハイレゾ対応 Harman Kardonチューニング スピーカー×4搭載
チップセットはファーウェイ謹製の「Kirin 960(2.4GHz×4+1.8GHz×4)」を搭載。
チップセットがKirinという名前なのは、噂によるとスナップドラゴン(龍)に対抗して麒麟と名付けているらしいです。
そこはタイガーにしろよと突っ込みたくなりますが、中国のことだからすでに商標登録されていてやむなくつけたのかもしれませんね。
MediaPad M5 Proはペン入力に対応しており、スタイラスペンの「M-Pen」が付属。
このM-Penがなかなか秀逸で4096段階の筆圧、傾き検知に対応しています。
プリインストールされている『Nebo for Huawei』や『One Note』などスタイラス対応のアプリを使えばビジネスシーンでのメモやお絵かきなど、幅広いシーンで使用できます。
Amazonで2018年7月7日現在、約53,000円で販売されており、当初Amazonで買おうと思っていましたがヤフーショッピングで購入しました。
ヤフーショッピングでもほぼ同価格で売っていますが『毎月5のつく日キャンペーン』で購入したため、Tポイントを12,000円分もらい実質41,000円で購入できたのでいい買い物ができたと思います。
「あんたまたタブレット買ったの? 家に今何台あると思ってんのよ!」
と妻に小言を言われましたが翌日、Tポイントが使えるステーキガストに家族を連れて行き事なきを得ました。
開封の儀
早速開封していきます。
箱を開けると本体の入った箱とカバーが入った箱の2つがでてきます。
これまでいろんなタブレットを買ってきましたが、液晶保護フィルム付きの商品はあってもケース付きのタブレットはお目にかかったことはありませんでした。
あとでケースを買うとお金がかかるので最初からケース付属は嬉しいです。
ただし、液晶保護フィルムは同梱されていないので必要な方は後から買う必要があります。
こちらが同梱品一式です。
Mediapad M3まではホームボタンがHuaweiのロゴの位置にありましたがMediapad M5 ProからはiPadと同じ上記写真のポジションに変更になりました。
Mediapad M5 Proのカラーは現在シャンパンゴールドのみ。
海外版なら本体色グレイカラーを選べたりやLTE版も存在するようですが残念ながら日本版のMediapad M5 ProはシャンパンゴールドのWi-Fiモデル、64GBしか選べません。
中央の上下に見える穴がスピーカー部分です。
あとで紹介しますがこのスピーカーの性能に惹かれてMediapad M5 Proを買ったといっても過言ではありません。
アルマイト加工された背面はシルキーな触感でした。
エッジ部分もiPadのように2.5D加工されており指ざわりがとてもなめらか。
残念なのはカメラ部分の出っぱりです。
ただしカバーを装着すること前提に作られているのかわかりませんがカバーを装着すると出っぱりはほとんどわからなくなります。
抜け穴的設計でちょっとずるいですよね。
こちらが付属の『M-PEN』です。
やめとけ!HUAWEI Mate 20 Proを購入して後悔したことぶっちゃけます!
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私は絵を描くのが苦手(下手)なので絵を描くという用途はありませんが絵が好きな人にとっては最高ではないでしょうか。
一度の充電でバッテリーが一ヶ月は持つそうです。
このスタイライラスペンをiPhone7やiPad Air2に使ってみました全く反応しませんでした。
iPad Proとかなら反応するかもしれませんが実験できていません。
Mediapad M5 Proを使ってみて分かった良いところ悪いところ
良いところ
- Harman Kardonチューニングによる迫力ある音。
(でもちょっと低音が物足りないかな) - IPS、2Kディスプレイ搭載で動画コンテンツを快適に楽しめる。
- デスクトップモードでPCのように使える。
- Antutuベンチマークスコアは18万点を越え! ゲームを快適に楽しめます。
悪いところ
- 音声,電源スイッチの箇所に少し違和感がある。
ホームボタンの下に電源スイッチと音量ボタンがあるため、特に縦画面で使用する際にちょっと不便だと思う時がある。 - イヤホンジャックがなくUSB-TypeC→イヤホン端子に変換するアダプターが必要。
- 500gと軽いようで以外に重く、持ち運びには向いていない。でもノートPCよりは軽い。
- ペンの収納まで考えられていなく、いつか無くしてしまいそうです。
- M-Penの指先についているスクリーンショットと消しゴムのボタンを毎回誤って押してしまう。
優れている点よりも悪い点の方が多く書いていますが実際のところ悪い点はあまり気にならず大満足です。
まとめ
仮にiPadがスポーツカーだとしたらMediapad M5 Proはレーシングカーといった例えが適しているのではないでしょうか。
アップル製品はどちらかというとシンプルをコンセプトに作られており、いざという時に力を発揮する筋肉質な設計に対し、Mediapad M5 Proどんな操作も快適にキビキビこなすのは当たり前。
ラグジュアリー感があり所有欲を満たしてくれます。
Mediapad M5 Proの第一印象は何度も書いていますが音がとにかく素晴らしい!
こちらのDolby Atmosのテストが下記のYouTubeチャンネルからできます。
試しにこちらを再生してみたところ音が後ろから聞こえたり、頭の周りを音がグルグル回る感覚を再現してくれ感動してしまいました。
音量はかなり大きくなるため大きい部屋で音楽をかけても普通のスピーカー並みにいい音を出してくれます。
下手をしたらもうBluetoothスピーカーが必要なくなるくらい音質が良く断捨離が捗ってしまうかもしれません。
Androidのタブレットはたくさん販売されていますが、安いものだとAndroid4.1や5.1の物が多く出回っています。
GoogleもNEXUSの生産をやめてしまいPixelに移行中ということもありAndroidタブレット難民がこれからますます増加することが予想されますがMediapad M5を買えば当面安心して運用できるどころか、次もMediapadシリーズを買い続けたくなること間違いありません。
もう少し使用してみて気になることが出てきたら追記していきます。