これまで何度かミニセグウェイの話題を書いてきましたが2015年11月3日に新型のミニセグウェイが中華スマホメーカーで有名なXiaomi(シャオミ)から発売されます。
名前は『Ninebot mini』で価格は1,999元(日本円で38,000円)と超お買い得です。この金額が高いと思うかもしれませんが現状、アマゾンや楽天で売られているミニセグウェイは45,000円前後で販売されています。
なぜスマホメーカーが ミニセグウェイを販売するのかそれには訳があります。
セグウェイはアメリカで発明されたので米国企業の商品だと思い込みがちですが実は米セグウェイ社は経営状態が悪くなり2006年頃にNinebotという中国企業に買収されてしまいました。
そのXiaomiは5年前に起業した会社ですがスマホの普及により急激に会社が大きくなり、中国のアップルと比喩されるような企業です。
シャオミはナインボット社へ出資しており今回、Ninebotの冠がつく代わりにシャオミが販売をするようです。
ちなみにシャオミはもはやスマホだけでなく健康分野(Mi Band)や無線LANルーター、オーディオ分野(イヤフォン、ヘッドフォン)など多面的な分野を開拓しているようです。
今回発売のNinebot miniは、Segwayのようにハンドルがあるように見えますがこれはハンドルではなく重心移動をサポートするような物で実際は体重移動で操作するようです。
最高速度は時速16キロで、1回の充電で22キロ走行でき重さは12.8キロとのことです。
現在、アマゾンや楽天で発売されているミニセグウェイがCytusなどは10キロぐらいの重量なのでやや重いことになります。
比較
現行ミニセグウェイ(citus,racooda,kintone,yeezy walkerなど)
重量 約10kg
最高速度 時速10km
1回の充電で走れる距離 20km
Xiaomi Ninebot mini
重量 約12.2kg
最高速度 時速16km
1回の充電で走れる距離 22km
現在国内で販売しているミニセグウェイの最高速度は時速10キロですがNinebot miniは16キロまでスピードが出るので自転車と同等のスピードが出ることになります。
注意することは最高速度でこけたときに大きなケガにつながる(自分が加害者になりかねない)のと道路交通法の関係で現状一般の公道では走行ができない点です。
シャオミのナインボットミニは現在発売されているミニセグウェイよりも車輪が若干大きく見えます。
車輪が大きい方が小石や段差といった障害物に強いので安定感があるはずです。
Ninebot miniの良い点は
最高速度行った基本的なスペックの他に良い点はシャオミならではのスマホとの連動機能です。
盗難防止機能がついたり、スピードのコントロールをスマホでできるようになるようです。
また、スマホがリモコンとなりNinebot miniをラジコンのように操ることができるようになるそうです。
これだけ機能がついてお値段役40,000円はかなりお買い得ではないでしょうか?
ちなみにどこで乗るかは突っ込まないでください。(公道走行原則禁止のため)