電動スケートボード『Benchwheel』を購入した

コンピューターやIT系の記事がメインのこのブログですが、次に多いジャンルは昨年のミニセグウェイのような乗り物系の記事ではないでしょうか。

最新のガジェットと乗り物の相性はなぜかよく、スマホと連動して操作できたり、コンピューターなどを作っている会社が乗り物を作っていたりと色々親和性があるようです。

以前、電動スケートボードのBack fire』や『Leafboard』を紹介してきました。

日本で簡単に買う事ができ、知名度の高い電動スケートボードが現状Backfireだと思います。

理由はアマゾンや楽天で購入する事ができ、それなりのレビューがあるからです。

今回、『Benchwheel』という電動スケートボードを購入したのでレビューします。

このBenchwheelという電動スケートボードは中国製です。

日本ではまだまだ認知度が低い電動スケートボードでレビューがほとんどありません。

しかし、YouTubeをははじめ、海外サイトで電動スケートボードを検索すると比較的このBenchwheelがヒットし多くのユーザーがいることに気づきます。

早速、オープンしてみます。


ボードの形状は2種類ありますが私は上のタイプを選びました。

もう1つの方は両端が普通のショートスケボーと同じように左右対象にアール状になっています。

私は何となくこのもっさりした感じが嫌だったので上の形状を選んだのが1つの理由です。

この電動スケートボードの重量は7.9kgあり電動スケートボードの中では比較的重たい部類に入ります。

上の形状を選ぶことで持ち運び時の重量を少しでも減らす事ができればなあー と思ったのもこちらの形状を選んだ理由です。


BoostedBoardと同じベルト式デュアルドライブ。

モーターパワーは両方で1800w。

強力なトルクと回転力を生み出し最高時速は時速30km。最大登坂能力は25°です。

以前レビューしたBackfireも最高速度30kmですがシングルドライブでした。

シングルドライブよりもデュアルドライブの方が2馬力になる分、トルクも増えて力強い走りになります。

静止状態から発進する時や坂道でシングルドライブとの差を実感するはずです。

Backfire はシングルドライブですがモーターが付いていない側に体重をかけた時に力が地面に伝わっていないなと感じた場面がありましたが今後その心配は必要なさそうですね。


こちらがコントローラーです。

どこかでみた事がありませんか?

そうですBoostedboardと瓜二つなのです。

ちなみにBoostedboard の方はトリガーがあるようですがBenchwheelのコントローラーはトリガーはなく指を通すだけです。


上の赤いボタンが電源ボタンです。

電源を入れた直後にすぐにもう一度この赤いボタンを押すとスピードモードが変わります。

名前は知りませんが、ノーマルモードとプロモードだった気がしますが、どちらも最高速度は同じで加速度曲線が緩やか早いかの違いです。

さらに前進後進がこの赤いスイッチで切り替える事が出来ます。

親指のダイヤルがアクセルです。

上に押し込めばアクセル、自分側に引き込むとブレーキがかかり回生ブレーキもかかります。


このBenchwheelを買おうと思っている方で1番悩ましいのが上のバッテリーではないでしょうか?

いかにも大容量バッテリーを搭載していて、いかにも電動スケートボードですよみたいな意匠が嫌でこれまで購入を控えていました。

しかし、このバッテリーのおかげで最大30kmの長距離ドライブができるのである意味、他社製品と比較してロングドライブできるのがメリットと考えていいでしょう。

もう1つ残念なのが地上高が他の電動スケートボードと比べて高い気がします。

バッテリーの上にトラック&ウィールがついているため実質下駄をはいているかのようです。

この車高じゃなかった、地上高が高い点が操作にどう影響するのかこれから本格的に検証していこうと思います。

目次

電動スケートボード『BENCH WHEEL』を1ヶ月使用してみての感想

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あれから1ヶ月が経ったので使用感をレビューしていきます。

ミンセグウェイの記事でも書きましたが現状、道路交通法の関係で公道で電動スケボーも含めて乗ることは禁止されています。

レビューを書く前にこんな前置きをするのも変ですがBENCH WHEELを買っても乗る場所がないと言うのが一番の悩みでした。

私は主に港、海水浴場沿いの道路、河川敷のマラソンコースなどで乗っています。

こういった場所で乗ると開放感があるのでドローンを飛ばして並行して電動スケートボードに乗っている場面を撮影したくなります。

あいにくドローンを持っていないためお見せできませんがかなり気持ちが良くておすすめです。

電動スケートボード Benchwheel スピードについて

さて、まずはスピードですがデュアルドライブモーターの恩恵なのか、恐ろしいくらい加速力がありトップスピードまで一気に到達します。

体重や道路コンディションにもよりますが身長174㎝、体重69kgの私の条件で平均で時速25kmで走ってくれます。

最高時速が30kmまで出ると書かれていますが路面状態が良くて若干のゆるい下り坂になれば簡単に30kmをオーバーします。

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こちらがコントローラーです。

正式名称はわかりませんがビギナーモードとプロモードの2種類スピードモードを選ぶことができます。

どちらも最高速度は同じですが最高速度に到達するまでの加速の仕方が異なりプロモードの方が当然立ち上がりが鋭く、グングンと加速していきます。

これまでいくつか電動スケートボードに乗った経験があるためプロモードの方が好みでした。

Bench wheelのブレーキ性能と走行音について

アクセルと同じくらい大事なのがブレーキ。

電動スケートボードも高速走行するので必要なときにブレーキをかけなくてはなりませんがブレーキが強すぎると前のめりになってしまったり、逆にブレーキの効きが悪いと事故につながります。

Bench Wheelのブレーキはアクセルも兼ねたダイヤル式になっておりダイヤルを離すと回生ブレーキ、ダイヤルを引くとブレーキがかかるようになっています。

ブレーキは無段階式にブレーキがかかるので高速走行時にブレーキをかけたいときは軽くブレーキをかけてから徐々に減速していき止まりたいところで止まることができるので乗っていてかなり安心できるブレーキだと思いました。

以前紹介した『Back fire』もブレーキがありましたがブレーキの強さを調節することができず、いきなりガクッとブレーキがかかり危ない思いを何度も経験しました。

走行音はキュイーンと甲高いモーター音が聞こえます。

静かなところだと気になるかもしれませんがそんなに気なるほど大きな音ではないと主観ですが思いました。

ちなみにバックファイヤーと比較して走行音はBenchwheelの方が静かです。

ハイブリッド車でも走行音が静かすぎて問題になっていますが、うるさすぎず静かすぎずちょうどい走行音だと思います。

まとめ

加速もよく乗っていて非常に楽しい一台です。

車高が高くコントロールが難しいかなと最初心配していましたが乗っているとそんなことが全然気にならなくなります。

Bench wheelに乗っているとスケボーと言うよりかは、スノーボードをやってる感覚に近い気がします。ただしコケてしまうと大怪我することになるのでプロテクターは必須です。

Bench wheelは満足度の高い電動スケートボードですが、ひとつだけ残念な点は重量です。

本体重量は7.9kgありBoosted BoardやBack fireなどと比較すると1~2kgほど重たいです。

乗っているときは全然いいんですが乗るまで持ち歩いているときに重たいと誰もが感じるはずです。

バッテリーもボードの下面に下駄の歯みたくわかりやすく付いていて、

『いかにも電動スケートボードですよ感』

があります。

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Kick starterやindiegogoなどで発表されている最近の電動スケートボードはデッキの中にバッテリーが組み込まれているものが多く、ぱっと見で電動スケートボード感じない製品が増えてきています。

Bench wheel バージョン2が今後発売されるとなるとおそらくこの辺の問題がクリアーされEvolve Carbon GTのようなタイプになると勝手に予測していますのでニューモデルを待つのもいいかもしれません。

Bcack fireとBench wheelのどちらを買おうと購入を迷っている方。

両者比較してブレーキ性能やトルク性能などでBench Wheelの方に軍配が上がると私は思いました。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 国産の電動スケボーを探しているので参考なりました。ブログ頑張ってください。

    • ありがとうございます。
      励みになります。

      法律の関係で日本の公道では走れないため国産は多分ないと思います。

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