今年買って良かったものベスト5に入るGalaxy S7 edgeですが先日、車から降りる際にポケットから滑り落ちてしまい液晶を割ってしまいました。
(有機ELなので正確には液晶ではないことを前置きします。 )



高さ50cmあるかないかでしたがコンクリートの上に落ちたため衝撃が入り割れてしまったようです。
昔、マーフィーの法則という本が流行りましたがこの本の中にこんな一文が・・・
トーストがバターを塗った面を下にして着地する確率は、カーペットの値段に比例する
こんな一節がありますがよりによってカバーを付けている背面からではなく液晶側から着地してくれました。
画面が割れた事に気づいた時、怒りや悲しみの前に真っ先にマーフィーの法則を思い出し、

ああ、あれって本当だったんだな
と納得してしまいました。
実はこの1週間前にも買ったばかりのiPhone 7をポケGoをやっていた息子がコケてディスプレイを割られてしまい2度目の法則が実証されました。
ただいま落ちこみ中です。
並行輸入品のスマホは原則国内で修理ができない
落ち込むのは訳があります。
私のGalaxy は海外並行輸入品のため国内で修理が原則できません。
修理するにはパネルを海外から取り寄せるか海外に発送、もしくは国内の修理業者に依頼するしかありません。
しかし、修理するには全て3万円オーバーだったため別の方法を模索することにします。
UVレジンキットでスマホ割れを補修することに

何かいい方法がないか調べた結果、自動車の窓ガラスの飛び石補修に使うUVレジンキットが使えるんじゃないかと閃きました。
みんな同じことを考えるのか、YouTubeを調べると実際にやっている人が何人かいたので私もレジンキットを使ってスマホの液晶の割れを補修する事にしました。
こちらの商品をアマゾンで650円で購入しました。
修理に30,000円以上かかるならこの程度の出費なんて痛くも痒くもありません。
レジンキットを知らない人に説明しますがレジンという液体を割れたガラスに流し込むと樹脂が割れたガラスの隙間に入り込み硬化し元どおりに近い状態になります。
また、レジンは熱ではなくUV、紫外線で硬化します。
そのため、レジンキットを使うときは天気ぐいい日で湿度が低い時に使うことが推奨されています。
日光に当てて硬化させるのもいいのですがもっと効率よく硬化作業ができないかな?
という事で何故か私の足は100円ショップへGOとなりました。
UVライトを買いに100円ショップへ

100均なんかにUVライトなんて売ってないだろう???
LEDライトコーナーを物色してみましたがやはりありません。
ネイルコーナーや工具コーナーを血眼で探しましたが見つからず、諦めかけたその時、ついに見つけてしまいました!
あなたのヒミツはなんですか?
ナイスなキャッチコピーを目にしもう買わずにはいられません。
「私の秘密は足が臭いです」
と真顔で答えてあげたくなりましたが、そんなこと知っても誰も得しません。
どうやらこれはシークレットペンという商品名で無色透明のペンで文字を書いて付属のブラックライトで文字を読むという遊びができるようです。
早速帰って開封しました。

スイッチオン!
たった100円でこんなブラックライトが手に入るなんで夢のようです。
つけたり消したりと遊んでいる最中、天からあの声が聞こえてきました。
声「あなたのヒミツはなんですか?」
私「私にヒミツなんてありません。」
声「嘘をこくな」
私「本当にありません」
声「少しくらいあるだろ?」
私「ありません、しいて言えば、」
声「しいて言えば?? 誰にも言わないからこっそり書いてみな」
私「誰にも言わないでくださいよ。」
声「もちろん」
私「はい、書きましたよ。私実は」
声「実は?」
私「実は」

わけのわからない展開になったので今日はここまで。
UVレジン開封 スマホの画面割れ補修できたのか?

前回の記事では自動車のフロントガラスの飛び石補修キットでヒビが入った箇所をリペアしてみようと思いつき道具を揃えたところまで書きました。
本日は天気もよく、レジンの乾燥にもちょうどいい気候なのでさっそく実行することに決めました。
(レジンは紫外線で乾くからです)
では早速前回購入したフロントガラスのリペアキットを開封します。
こちらがその商品!
ちなみに『窓ガラス リペア スマホ レジン』
といったキーワードで検索すると出てきます。
種類は2,3種類しかなくおそらくどれを選んでも一緒のはずです。

中身はこんなものが同梱されていました。
注射器が入っており、内容をよく知らない人にいきなり見られたらヤバイ薬をやってると思われかねません。
後述しますがレジンはシンナー系の強烈な匂いがするのでご使用時には家族にあらかじめ了承を取っておきましょう。
特に赤ちゃんがいるご家庭は要注意!
赤ちゃんの近くでこれを使うと奥さんにキレられ、さらにスマホをバキバキにされること間違いないです。
必ず換気をしましょう。
大事なことなのでもう一度書きます。
レジンはシンナー系の強烈な匂いがするのでご使用時には家族にあらかじめ了承を取っておきましょう。
マジでかなり臭いです。

取説は読んでも約に立たないのでポイっ!
続いて作業前のスマホの養生をしていきます。

マスキングテープをディスプレイと背面の境界に沿って巻いていきます。
我が家にはマスキングテープがなかったので似たような素材のテープを巻くことに。
背面のカメラにも誤ってレジン液がかからないようにしっかりとガードしました。

おしゃれなマスキングテープを巻いたためか、これだけでも背面カバーをつけたかのような感じになりました。
新しいスマホを買ったときにまだスマホケースが売っていなかったら次回からこの方法でスマホをプロテクトしようと思いました。

続いて液晶表面のホコリを除去すべくアルコール入りのスマホクリーナーで液晶を磨き手指の皮脂を除去します。

亀裂が入っているところには、まだガラスのカスが残っている場合があります。
このカスをしっかり取っておかないとレジン液が浸透していかないのでセロテープやガムテープなどで入念にホコリなどを除去しましょう。

さてここからいよいよレジンの登場です。
このフタを開けたらもう後戻りはできません。
一瞬躊躇しましたが実行してしまいます。



狙うべきスポットはこの上の3つの傷です。

たああああ?
それにしても強烈な臭いです。

上の写真ではわからないですがレジンは液晶画面の上で弾かれてしまいます。
傷口には入念に塗り、クラックに沿ってレジン液を塗っていきます。

レジン液を塗り終わったら付属のビニールシートを塗布部分に重ね揉むようにしてレジンを馴染ませ浸透させていきます。

ここで1つ問題が発生しました。
GALAXY S7 EDGEはその名の通りエッジディスプレイになっていますが液晶端の湾曲したエッジ部分にビニールのシートがかぶらず、シートが浮いてしまいました。
対策としてエッジ部分にシートを沿わせるためにセロハンテープを使って画面とシートをぐるぐる巻にすることに。

さてここで秘密兵器の登場!
前回の記事最後に紹介した100円ショップの秘密のペンです。
今回はペンとしてではなくレジン液を硬化させるために使います。


照射!!
実際に使うときにはUVカット付きのサングラスを装着して使用するようにしましょう。
使わないとあとから目がチカチカしてきます。

レジン液が乾かないので外干ししてしまいました

レーザーを照射すること20分。一向に硬化する気配がありません。
やはり100円ショップのブラックライトでは能力が低く乾かないのでしょうか?
しびれを切らせた私は愛機のGalaxy s7 edgeを外に持っていき乾燥させることにしました。
こんなことがあろうかと天気のいい日に作戦を実行して大正解でした。
外に放り出され、なんとなく寂しそうな愛機でした。
さて丸一日、外に放置プレイしていましたが、どうやら乾いたようです。

早速、フィルムを剥がしていきます。
下の写真はフィルムを剥がした直後の写真です。
まんべんなく塗ったはずなのに少しムラがでてしまいました。


このムラの部分はレジンキットに付属してきたカミソリで刃を入れて除去させるというのが通常のやり方のようですが、カミソリを液晶に向けて使うと画面に傷が入る恐れもあります。
カミソリも若干使いましたがガムテープでムラになっている部分をポンポン当てたら、みるみるきれいになっていきました。

完成した写真が上です。
あまり違いがわからなかもしれませんが液晶をつけていれば傷やクラックはほとんど気にならないレベルまで復活しました。
ビフォア

アフター


写真だと伝わりませんが3つの大きな傷の色が若干透明になりました。
実は後日もう一度塗り重ねてたところ若干見やすくなりましたが以前と元通りというわけにはいきませんでした。
でも割れて修理しないでそのままにしておくよりもこの方法である程度リペアしておいて良かったと思います。
くれぐれも自分でリペアを行う際は自己責任でお願いします。
コメント
コメント一覧 (2件)
突然申し訳ございません。
とても素敵な記事の数々を拝見させて頂きお声掛けさせて頂いております。
弊社はNOEL KOREAという日本の方々に様々な商品を紹介するマーケティング業を行っております。
今回ご紹介させて頂く商品は、香港に本社を置く韓国SKグループの製品で「KLEVV NEO N600 SSD」、「KLEVV SSD NEO N600 M.2」です。
こちらの商品をどちらか実際にご使用いただき、レビューをブログ、ツイッターにてご紹介頂くことは可能でしょうか?(記事、ツイートを載せて頂く前に内容を弊社にて確認させて頂きます)
ご了承いただきご返信いただけましたら、こちらから製品をお送り致します。
大変お手数をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。
以前、ブログにコメントをいただきましてありがとうございます。
SSDをよろしければ紹介させていただきたいです。
よろしくお願いいたします。
https://newgadget3mai.com/