ここ2ヶ月ほどPhoneを使ってますがキビキビした動作感と美しいOLEDにかなり満足してます。
実は私、生粋のAndroidユーザー(Galaxy信者)で、Appleに嫌悪感すら覚えてましたが、今となっては遠い昔の記憶です・・・
いつにまにやらApple教団に片足を突っ込んでしまってた私ですが、天国のスティーブジョブズもきっと
「お前を赦(ゆる)す!」
と言ってくれるに違いありません。
アップル製品はその他に「M1 Macbook Pro」「Apple Watch Series 6」「iPad Pro 12.9(M1)」を持ってます。
AirPods Proを買った理由なんですが最近、iPhone 13 Pro Maxを買い増したことで、今まで各端末ごとにバラバラで使い分けていたイヤホンを統一したくなったから。
というワケで今回は、Appleのノイズキャン付ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro(MWP22J/A)」のレビューしていきます。
AirPods Proは2019年発売の製品で正直いまさら感がありますよね?
また、すでに多くのガジェットブロガーたちがレビューをし尽くしている製品でもあります。
でもそのほとんどが「アップル素晴らしい」とか「音質は超最高!」という結論のブログやYouTuberがなんと多いこと・・・
ホントにこいつら分かってんのか?
これまで50個以上のイヤホンを聴き比べしてきた絶対音感を持つ私がAirPods Proを忖度なくレビューしていきますよ。
今さらですがAirPods Pro買いました。
— ニューガジェット三昧 (@teru_cobba) May 12, 2022
ノイキャンはかなり強めで車酔いみたいな感覚で気持ち悪くなりました。
音質は正直、たいしたことなくてAnker Soundcore Liberty 3 Proの方が断然良いと思う。
でも結局Apple製品との連携が便利でヘビーユースしそうです。 pic.twitter.com/eDf8HiDImZ
スペック
製品名 | AirPods Pro |
型式 | MWP22J/A |
価格 | 27,800円(税込30,580円) |
発売日 | 2019年10月30日(水) |
寸法 | AirPods Pro:30.9mm×21.8mm×24.0mm Wireless Charging Case:45.2mm×60.6mm×21.7mm |
重量 | AirPods Pro:5.4g Wireless Charging Case:45.6g |
オーディオテクノロジー | ・アクティブノイズキャンセリング ・外部音取り込みモード ・アダプティブイコライゼーション ・均圧のための通気システム ・専用の高偏位Appleドライバ ・専用のハイダイナミックレンジアンプ |
SoC | H1ベースのSiP(System in Package) |
耐水性能 | 耐汗耐水性能(IPX4) |
通信規格 | Bluetooth 5.0 |
充電 | ・Qi規格のワイヤレス充電器/MagSafe充電。 ・Lightningコネクタ充電に対応 |
バッテリー | 【AirPods Pro】 ・1回の充電で最大4.5時間の再生時間(アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードをオフにした場合は最大5時間) ・1回の充電で最大3.5時間の連続通話時間 【AirPods Pro with Wireless Charging Case】 ・24時間以上の再生時間 ・18時間以上の連続通話時間 ・充電ケースでの5分間の充電で約1時間の再生時間、または約1時間の連続通話時間 |
センサー | ・デュアルビームフォーミングマイクロフォン内向きのマイクロフォン ・デュアル光学センサー ・動きを感知する加速度センサー ・音声を感知する加速度センサー ・感圧センサー |
対応OS | ・iOSの最新バージョンを搭載したiPhone、iPod touchのモデル ・iPadOSの最新バージョンを搭載したiPadのモデル ・watchOSの最新バージョンを搭載したApple Watchのモデル ・macOSの最新バージョンを搭載したMacのモデル ・tvOSの最新バージョンを搭載したApple TVのモデル |
価格と新モデルとの違い
- MagSafe対応モデル(2021年モデル)・・・27,800円(税抜)
- Qi充電対応モデル(2019年モデル)・・・27,800円(税抜)
AirPods ProにはApple純正のMagSafe充電に対応するモデルと2019年に発売された「Qi規格」対応モデルの2種類があります。
どちらを買えばいいか迷うかもしれませんが両者ともイヤホン本体の機能・性能は同じです。
2021年10月20日発売モデルは、充電ケースがMagSafe充電器、Qi規格のワイヤレス充電器、Lightningコネクタに対応しています。
つまりMagSafe対応モデルの方がQi規格(後方互換機能)がついており価格も安いのでこれから購入する方は2021年モデルの購入をおすすめします。
AirPods Poを安く買う方法
Apple製品は基本的に値引きをしないことで有名です。
そのため多くの人が少しでも安く買おうといろいろなことを考えます。
- メルカリ、ヤフオク、ラクマなどのフリマ・オークションサイト
- AliexpressやWishのような海外通販
- 家電量販店(値引き品)
フリマサイトや海外通販で売られているものはぶっちゃけ偽物が多いです。
買おうとしている人は考え直した方がいいです。
というのも、AirPodsの内部に入っているH1チップのコピー品が密かに出回っており年間に何千個というAirPods Proが密輸されているそうです。
iPhoneもだますニセAirPods Pro、中身はスカスカ
日経ビジネスより引用
本物と謳(うた)って出品し実際に使っても実際にAirPods Proとして認識するからタチが悪いですよね。
次に③ですがたまにAirPods Proが値引きされていることがあります。
これは、先ほど紹介した2019年モデルのAirPods Proである可能性が高いです。
また、Proではない無印のAirPodsは現在、第3世代ですが過去の売れ残りの第1世代、第2世代を在庫処分で値引きしている場合があります。
もちろん家電量販店で購入するのは間違いではありませんが、売られているものが最新のものかよくチェックして買うようにしましょう。
1番安くAirPods Proを変えるのはAmazon
AirPods Proの定価は30,580円(税込)ですがAmazonではMagSafe対応モデルが26,660円で販売されています。
AmazonはAppleと販売協定を結んでいる点や消費税がかかっていないのがポイント!
実質3,920円引きで買えます。
また5月からはAmazonでの買い物にPayPay払いも対応しました。
AmazonポイントとPayPayボーナスの二重とりも可能です!
つまりAirPods Proの購入はAmazon一択です!
AirPods Proの使い方
- オーディオを再生/一時停止するには、AirPod の軸部分にある感圧センサーを押します。再生を再開するには、もう一度押します。
- 次に進むには、感圧センサーを 2 回押します。
- 1 つ前に戻るには、感圧センサーを 3 回押します。
- 感圧センサーを長押しするとノイズキャンセリングON/OFFが切り替えでき、外音取り込みモードといったリスニング環境を変更できます。
- 音量を上げる/下げるには、「Hey Siri」と話しかけ、「音量を上げて」「音量を下げて」のように伝えます。または、再生に使っている App 内、またはロック画面やコントロールセンターにある音量調節スライダをドラッグします。Apple Watch で「再生中」画面を開いて、Digital Crown を回して AirPods Pro や AirPods (第 3 世代) の音量を大きく/小さくすることもできます。
AirPods や AirPods Pro で一時停止、スキップ、音量調節を行う
Appleのサイトより引用
基本的にAirPods側では、再生系の操作、ノイキャン、Siriの切り替えしかできません。
音量を調整するする場合はiPhone本体、もしくはApple WatchのDigital Crownを回して調整できます。
私の場合、耳の形状があまり合っていないためか、イヤホン側を触るとポロリと落ちやすいのが残念でした。
使ってみた感想
- 低音
- 中音
- 高音
- 解像度
- 音の分離
- 音場
- キレ
- ANC(アクティブノイズキャンセリング)
- 装着感
AirPods Proを使ってみた感想ですが、多くの人がレビューしている通り、アップル製品をたくさん持っている人はマストバイといえる製品です。
何が素晴らしいかと1台のAirPods ProでMac、iPhone、iPad、Apple Watchにかんたんにペアリングできる点です。
他のメーカーのワイヤレスイヤホンはマルチペアリングに対応しているものの2台までの製品が多く、切り替えも面倒な製品が多い印象です。
いっぽう、AirPods Proは各Appleデバイスごとに画面をタップするだけですぐ接続できます。
ただし、音質や装着感については30,000円の音ではないと思います。
音質について
- 空間オーディオを体験してできるだけあり、音場がとにかく広い。
- 解像度は普通。楽器が増えると混ざり合って雑な表現になることが気になった。
- みずみずしさ、煌びやかささがない。
- ハイハットの音が潰れたような感じで雑。
- 高音は一応出てるが倍音が、薄い。
- 音に厚みがなくスカスカで固い。
- 低音の輪郭はハッキリとしておりベースラインがよくわかる。
かなり厳しめの意見ですが「Pro」の名を冠し、税込で3万円オーバーの割に音質は素晴らしいとは思えませんでした。
AirPods Proのコーデックは公表されてませんがLDACに対応していないことは絶対に明らかです。
Amazon Music Liveで平井大のライブ観てます。
— ニューガジェット三昧 (@teru_cobba) May 14, 2022
スティーヴィーレイボーンのギターがカッコいい!
クラプトンなど正統派ギタリストの影響受けてますね。
一瞬でファンになってしまいました。 pic.twitter.com/dLCFtM6I96
先日、Amzon Music Live(空間オーディオ対応)を偶然リアルタイムで見れる機会がありました。
AiPods Proで聞いてみたところ、あまりの臨場感に驚いてしまい配信ライブの良さに感動してしまいました。
ライブ会場の観客の声、各楽器の位相、音の反響などしっかりと再現されていたほか、顔を左右に振ると音の聞こえ方が現実世界と同じような聞こえ方がしました。
空間オーディオの聞こえ方の説明って難しい・・・
ちなみにVRゴーグルのMeta Quest 2でも同じ体験ができます。
Oculus Quest2を買ったらやること メタバース世界の歩き方(おすすめゲーム・アプリ・改造)を紹介
ノイキャン性能は素晴らしい・・・でも気持ち悪くなった
BOSE Quiet Comfort EarBuds = AirPods Pro > Anker Sound liberty 3 Pro > Sony XM 4
ノイキャン性能はここ最近使った中では抜群に効く。BOSEとおそらく同等だと感じました。
Sound Liberty 3Proよりも高音域のマスク効果が強い印象。他の音域は同程度。
SONYのWF-1000XM4のノイズキャンセリング性能はクソだから正直、比較になりません。
AirPods Proを初めて装着してノイズキャンセリングを使ってみたところ、車酔いみたいな感覚になり気持ち悪くなりました。
ただしAirPods Proを使って気持ちが悪くなったのは初めの数回で何度か使用していたら慣れて何も感じなくなりました。
AirPods Pro(ノイキャンイヤホン)を使うと気持ちなるのは私が特殊な体質だからではなさそうです。
ネットで「ノイキャン酔い」について調べたところYahoo!知恵袋でも同じ意見の人がいました。
まとめ
今まで何十種類というイヤホンを試してきましたがAirPods Pro(無印含む)をレビューしたことは1度もありませんでした。
自分の実績に箔(はく)をつけるためにも今回のレビューは必至だったワケです。
AirPods Proは2019年に発売された製品で4年前のモデルに相当します。
ワイヤレスイヤホンは日進月歩で高品質化しており、そろそろ新型の発売が噂されています。
2022年6月のWWDCに登場が噂されてますが果たしてリリースされるのでしょうか?
仮に新型のAirPods Proが登場してもファームウェアアップデートで新しいコーデックに対応してくれることを期待したいですよね。
AirPods Proの音質に関しては善し悪しがありますが、音質に関して強烈なこだわりがない人やApple製品を多く持っている人はAirPods Proを使うとものすごく便利になります。
気になる方は是非チェックしてみてください。
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