Nintendo Switch、PS5、Xboxにスマホなど現代人は、いろんなコンソールで高品質なゲームを楽しめるようになりました。
1980年代生まれの私は、ゲームハード戦争をリアルタイムで見てきた、ある意味幸せな世代ですが、当時のゲームのクオリティは玉石混合で当たり外れが大きかったのを覚えてます。
2023年に入りXbox Game PassやPS Plusなど毎月定額でいろんなゲームを楽しめるようになり、新しいゲームを始めるハードルが一気に下がった気がします。
- 普段から使い慣れたコントローラーでいろんなゲームをしたい。
- FPS、アクション、RPGなどジャンルによってゲームコントローラーを変えているという人。
今回は、BIGBIG WONから発売された「Rainbow 2 Pro」というゲームコントローラーについてレビューしていきます。
本機は、Switch、Windows10&11、Android7.0以降、iOS14.0以降で使用できるワイヤレスコントローラー。
十字キーのカスタムや背面ボタンなどの使用感に優れているほか、専用の充電ドックと本体のイルミネーションが「ゲーミング熱を鼓舞する」カッコいい仕様になってます。
BIGBIG WONとは?
BIGBIG WONは、中国・深圳に拠点を置くゲーム周辺機器メーカーです。
デザインや品質においてはかなり定評があり、多くのゲーマーから愛される中華ゲーミングコントローラーのブランドの1つです。
BIGBIG WONのゲームコントローラーはこれまで4台ほどレビューしてきた実績がありますが毎回期待を裏切ることなく、安定した商品開発力を誇るメーカーです。
製品の特徴
項目 | 詳細 |
---|---|
対応プラットフォーム | Switch、Windows 10&11、Android 7.0以降、iOS 14.0以降 |
接続方式 | 2.4G ワイヤレス、Bluetooth、有線(USB) |
ジョイスティック | ALPS ジョイスティック、0デッドゾーン |
トリガー | ホール効果トリガー |
カスタムボタン | 2つのカスタム バック ボタン、2つのトップ ボタン |
モーションセンサー | 6軸ジャイロセンサー、GYROCON+ テクノロジー |
振動 | デュアルモーター、4段階調整可能 |
オーディオサポート | 3.5mmオーディオジャック(2.4G接続時) |
ポーリングレート | 2.4G無線: 200Hz、有線: 1000Hz |
アプリ対応 | BIGBIG WON ELITE APP、リアルタイムカスタマイズとクイック設定 |
RGBライティング | アプリ経由で設定可能 |
その他の機能 | ターボ(連射)、マッピング、マクロ機能、内蔵Bluetooth |
Rainbow 2 Proは、多くの特徴と仕様が詰まったコントローラーです。
追加ボタン、背面ボタン、マクロ、速射機能、ジャイロ機能など、多機能ながらも操作性が高いのが特徴です。
機能を全て使いこなせてません・・・。
選べる3つの接続方法
本コントローラーは、①2.4G接続/②Bluetooth/③有線接続と3種類の設方法があります。
1番手軽なのは、Bluetooth接続ですが、特有の遅延を気にされる方は、マルチプラットフォームに対応してる2.4GのUSBドングルを用いた接続がおすすめです。
このUSBワイヤレスドングルは、ユーザーのことをよく考えて作られており、ドングルの反対側にはメスのUSB-A端子が搭載。
ここからUSBケーブルで直接、コントローラーに有線接続できたり、充電ドックへの給電ができたりと拡張性に富んでいるのがグッドポイントです。
外観と細部をチェック
早速開封してみました。付属品はこんな感じ。
取扱説明書はマルチランゲージで書かれてます。
自分は普段、説明書を読まずにガジェットを使ってしまう人間です。
流石にこのコントローラーの機能を使いこなすには、説明書を読んでよく理解しないと使いこなすことができません。
文字ばかりなので、もうちょっと分かりやすく図解で解説してくれるといいなと思いました。
正面
背面
ショルダー
ショルダーのLR系のボタンは、ホールエフェクトトリガーになっており、PS5のコントローラーのようにボタンの押し込み量によって強さが変化します。
PS5版のグランツーリスモ7をプレイしたことがありますが、レーシングゲームなどトリガーボタンを使って「繊細なアクセルワーク」を求められる場面でRainbow 2 Proの力が発揮されます。
LT、RT通称トリガーボタンに関してはホールエフェクトトリガーになっており、その上部のLB、RBはカチカチ音がするメカニカルボタンになってました。
底部
底部には、左から連射モード/マッピング/マクロ/ファンクションボタンの順でボタンが配置されてます。
私は普段、シューター系のゲームはあまりやらないのでこの辺のファンクション機能には縁がなさそうです。
ただし、イルミネーションの発光、振動の強さ、イヤホンの音量調整など右側のファンクションボタンを使用するので「全く触らない」ということはなさそうです。
さらにその下には3.5mmオーディオジャックがありイヤホンと接続が可能。
多分、イヤホン端子の搭載は、BIGBIG WONのコントローラーではRainbow 2 Proが初だと思われます。
充電台
充電台にコントローラーを乗せるだけで簡単に充電できます。
充電中は本体と台がセットで光ってすごくキレイ!
ボタンの押し心地について
ボタンの押し心地は、純正のXboxコントローラーと同じ感じです。
個人的には前回紹介した「C2Pro」みたいなメカニカルスイッチのカチカチした感じの方が好みです。
ただし、十字キーだけはメカニカルスイッチになってました。
アナログスティックやダイレクション(十字)キーはカスタマイズ可能
アナログスティックは、ホールセンサー(磁石とセンサーを組み合わせることで動きを検出する方式)を搭載してます。
Switchのように接触による摩耗でコントローラーが誤作動する「ジョイコンドリフト問題」がほぼ起きないというメリットがあります。
また、アナログスティックは高さが違うものを選ぶことができます。
十字キーに当たるボタンは、純正のXboxコントローラーのようなタイプにスワップ可能。
右の形状の丸型の十字キーに交換して使ってみました。
こちらの方が少ない力でボタンを押すことができるので好みかも。
専用アプリからキー設定などが可能
BIGBIG WON TOOLS
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LEDの発光パターン、キースワップ、アナログスティック、ジャイロの補正、調整など「BIGBIG WON TOOLS」アプリで行うことができます。
Apps StoreやGoogle Playからダウンロードできます。
使用感
接続するデバイスによって、本体のイルミネーションが自動変更されます。
不思議なことに同じコントローラーを使っていても違うコントローラーを使っているような錯覚に落ちいります。
今までLED発光のコントローラーを数台使用してきましたが、バッテリー消費が大きいためか優先タイプのものが多いなか、本コントローラーはバッテリー式。
使用時間も3時間から5時間程度と長く使え、使い終わったら充電台に置くだけとユーザビリティを考え抜いて設計されている点がすごいと感じました。
また、対応するデバイスも幅広く、特にiOS版の「原神」をプレイしている方には朗報!
iOSにも対応しているので、このコントローラー1台持ってればもう、コントローラージプシーになることはありませんよ。
欲を言えばこれでPS5をプレイできたら「全方位死角なし」となるわけですが現状それは難しいです。
背面のマクロボタンにキーを割り当てれば、よりスムーズなゲームプレイが可能になります。
マクロと速射機能についての注意点
Rainbow 2Proコントローラーにはマクロと速射機能があります。
上の動画はBIGBIGWON C2 Proのものですが、本機も同様に仕様することができます。
ただし、ほとんどのe-Sportsの大会では連射コンが禁止されているためTPOに合わせたユーザーのモラルが求められます。
個人的には、PS5でリリースされているFF16の戦闘でこのコントローラーを使えたらいいなと思いました。
バトルは連打しているだけでOKだからだよ。
まとめ
多機能でありながらも使いやすいこのコントローラー、一度手にしてみてはいかがでしょうか。
それでは、次回も楽しいゲームライフを!
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