
Hey Guys!
ガジェットブロガーのteru(@teru_cobba)です。
2023年になりコロナがやっと終息しそうですね。
日本経済になぞらえ、「失われた3年間」という表現が正しいのかわかりませんが、多くの人がリベンジ消費に走ると言われてます。
キャンプ、車中泊、DIY、屋外イベントなど、これからいろんな遊びを楽しめそうですが、そんな時に役立つのがポータブル電源です。

今回レビューする「BLUETTI EB55」は最大出力700Wの製品。

以前、他社の製品もレビューしましたが最近のポータブル電源は、「高性能化」と「低価格化」がだいぶ進み、ひと昔前よりもだいぶ書いやすくなりました。
BLUETTI EB55は、ポータブル電源としては重い部類に入りますが、取っ手がついており、車のトランクやキャンピングカーなどにも簡単に収納することができます。

また、BLUETTI EB55の最大の特徴は、大容量の1,500Whバッテリーを搭載していることです。これにより、スマートフォンやタブレット、ノートパソコンなどの小型デバイスから、冷蔵庫やIH調理器具などの高出力を必要とする家電製品まで、幅広い電気製品を長時間稼働させることができます。
BLUETTI EB55は、高い出力を持ちながら、安全かつ便利に使用することができるポータブル電源です。
アウトドアや非常時に必要不可欠な電源として、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
製品の特徴
BLUETTI EB55の主な特徴の紹介

- 大容量のリチウムイオンバッテリー
- BLUETTI EB55には、537.6Whのリチウムイオンバッテリーが搭載されています。
- 長時間の使用にも耐えられるため、アウトドアや非常時の電源としても優れています。
- 多様な充電方法
- ACアダプター、DC入力、車載充電アダプター、ソーラーパネルを使用して充電できます。
- 多様な充電方法があるため、あらゆる場所で充電が可能です。
- 多彩な出力ポート
- AC出力、USB-A出力、USB-C出力、DC出力の各ポートを備えています。
- それぞれのポートには最大出力制限があり、異なる種類のデバイスを同時に充電できます。
- 軽量・コンパクト
- BLUETTI EB55は、重量約7.8kg、サイズは283mm x 200mm x 216mmと軽量・コンパクトなデザインです。
- アウトドアや非常時の使用に適しています。
- 安全性に配慮
- 過充電、過放電、短絡、過負荷、過温度などの保護機能を備えています。
- 安心して使用できるよう、多重の保護機能が搭載されています。
製品スペックの詳細説明

項目 | 詳細 |
---|---|
容量 | 537.6Wh (10.8V, 49.8Ah) |
バッテリータイプ | リチウムイオンバッテリー |
充電時間 | ACアダプター:約6時間 DC入力:約4.5時間 |
AC入力 | ACアダプター:100V-240V、50/60Hz、150W |
DC入力 | 12-30V、150W |
AC出力(純正波形) | 定格出力:400W<br>ピーク出力:700W<br>出力電圧:100V-120V、60Hz |
AC出力(修正正弦波) | 定格出力:400W<br>ピーク出力:700W<br>出力電圧:100V-120V、60Hz |
USB-A出力 | 5V/2.4A、5V/3A、9V/2A、12V/1.5A |
USB-C出力 | 5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/3A |
DC出力 | 12V/10A(120W最大) |
液晶ディスプレイ | 入力電圧、出力電圧、バッテリー残量、温度などの表示 |
サイズ | 283mm x 200mm x 216mm |
重量 | 約7.5kg |
付属品 | ACアダプター、DC入力ケーブル、車載充電アダプター、MC4ソーラーケーブル |
各部の紹介

こちらがBLUETTI EB55の外箱です。
本体重量が7.5kgということでパッケージもずっしりと重さがありました。


開封すると招待状のような封筒が入ってます。
その中を開けると取扱説明書が入ってました。
これ系のガジェットは多言語版の取扱説明書が入っていることが多いですが、本機は日本語と英語のみの記載でした。

こちらが本体です。

パネル部分は日本語の表記はいっさいありませんが直観的に使用できるデザインになっております。
BLUETTI EB55には・・・
- AC出力ポート×4
- DC出力ポート×3
- USB-Aポート×4
- USB-Cポート×1
が搭載されています。これにより、さまざまな電気製品を同時に充電したり、使用したりすることができます。
さらに、各ポートは、過充電や過放電、過電流、短絡などから保護されており、安全に使用することができます。
ボタンを押すとパネルがこんな感じに点灯します。


文字が光るので暗い場所でもしっかり表記が確認できますよ。

上部には出力15Wのワイヤレス充電が可能。
ここにiPhone、GalaxyみたいなQiワイヤレス充電に対応したスマホやワイヤレスイヤホンを置くだけで充電もできます。

電気を出力するとポータブル電源の内部が発熱するので側面には放熱ファンがついてます。
当然、回転音がするので枕元に本機を置いて使用するのはあまり推奨できません。

背面は、非常用ライトがついており、万が一自宅が停電になってもランタンとして活用できそうです。

正直、明るさに関しては、正直メチャクチャ明るいというわけではありません。
非常灯といった感じですね。
使い方の説明
BLUETTI EB55の充電方法の紹介

- ACアダプターでの充電
- BLUETTI EB55に付属のACアダプター(200W)を使用して、コンセントから充電できます。
- ACアダプターで充電した場合、3.2時間でフル充電ができます。
- DC入力での充電に対応
- DC入力ポートには、車載充電アダプターやソーラーパネルを接続することができます。
- 車載充電アダプターを使用する場合は、車のシガーソケットに差し込んで、DC入力ポートに接続します。
- ソーラーパネルを使用する場合は、MC4ソーラーケーブルを接続し、太陽光が当たる場所に設置します。

- AC電源とDC電源を併用して充電すると1.8時間から2.3時間でフルになる
- ACアダプターとDC入力ポート、またはACアダプターとソーラーパネルを同時に接続して充電することができます。
- 取り込む電気が大きくなることで充電時間が早まり、急いで使いたいときに便利です。
BLUETTI EB55の各ポートの使い方の説明

- AC出力ポート
- AC出力ポートは、家庭用のコンセントに接続できるタイプの出力ポートです。
- コンピューターや冷蔵庫などの大型電化製品に使用できます。
- 110V-120V、60Hz、最大700Wの出力が可能です。
- USB-A出力ポート
- USB-A出力ポートは、USBケーブルで接続することができるポートです。
- スマートフォンやタブレット、カメラなどの小型デバイスに使用できます。
- 最大2.4Aまでの充電が可能です。
- USB-C出力ポート
- USB-C出力ポートは、USB-Cケーブルで接続することができるポートです。
- スマートフォンやタブレット、ノートPCなどの多くのデバイスに使用できます。
- 最大60Wまでの出力が可能で、急速充電にも対応しています。
- DC出力ポート
- DC出力ポートは、DCケーブルで接続することができるポートです。
- カーナビ、車載冷蔵庫、ポータブルDVDプレーヤーなどのデバイスに使用できます。
- 最大120Wまでの出力が可能です。
以上が、BLUETTI EB55の各ポートの使い方の説明です。
また、出力ポートは同時に使用することができ、パススルー充電にも対応してます。
実際の使用感想

先日、単身赴任先の私のアパートに家族が泊まりにきました。
私の住んでる部屋はコンセントが少ない部屋なので夜にスマホなどの充電に困りましたがBLUETTI EB55を持っていることを思い出し使ってみました。
こんな用途は特殊かもしれませんがパススルー充電にも対応しているのでデスク周りに置いておくといろんなガジェットの充電ができて便利そうですね。
そして今年一番楽しみにしてるのが、初夏から秋に車中泊やテントで使うポータブルエアコンをBLUETTI eb55で動かすことです。

700Wの出力があれば電気毛布、冷蔵庫、エアコン、IHクッキングヒーターなど多種多様な電化製品を使うことができるのでアウトドア以外にも防災対策用品として役に立ちそうです。

ただし、重量がそこそこあるので自転車やバイクでの持ち運びは大変だと思います。

定格入力が700Wくらいの家電製品ってどんなものがあるの?

家電製品
- 電子レンジ:600W~1000W程度のものが一般的です。
- 電気ポット:約700W程度のものからあります。
- 炊飯器:一般的な炊飯器の場合、600W~1000W程度が一般的です。
- 電動野菜切り機:700W程度のものがあります。
- 電動ドリル:700W程度のものがあります。
- ファンヒーター:700W~1500W程度のものがあります。
- ホットプレート:600W~1200W程度のものがあります。
- アイロン:1000W~1500W程度のものがあります。
- 掃除機:700W~2000W程度のものがあります。
- コーヒーメーカー:700W程度のものがあります。
- 電動グリラー:700W~1500W程度のものがあります。
- ヘアドライヤー:1000W~2000W程度のものがあります。
- スティッククリーナー:700W~1000W程度のものがあります。
- 加湿器:700W~1500W程度のものがあります。
- 電気圧力鍋:700W~1200W程度のものがあります。
- エアコン:100V用の場合、500W~1500W程度のものがあります。
DIY系の電動工具
- 電動ドリル
- ジグソー ジグソー
- リュータールーター
- サンダー
- レシプロソー
- パワフルサンダー
- エッジトリマー
以上が、700Wの定格入力が必要な家電製品やガジェットの一例です。
ただし、モーター系の電動工具は、始動時に一時的に約2倍の起動負荷がかかるため使用状況や製品仕様により、本来の性能は発揮できない場合がありますので、ご注意ください。
また、コードリールなどを使用して離れた場所で使用すると電圧降下が発生し、性能がダウンする場合があるので使用時にはキャプタイヤ(コード)を延長せずに使うことをオススメします。
BLUETTI EB55と同様の製品との比較

E B55をレビューする少し前にEBL 500Wポータブル電源をレビューしました。
こちらの製品も決して悪くないですがやっぱり700Wを出力できる点においてはEB55の方が良いなと思います。
ただし、車中泊やキャンプといった使用する場面を限られている場合、逆にEB55がオーバースペックという場合があるので自分のスタイルに合わせた選定が重要だと思います。
まとめ

BLUETTI EB55は、大容量のリチウムイオンバッテリーと多様な充電方法を備えたポータブル電源。
大容量のバッテリーや急速充電機能を持った充電器は安全性に疑問を持つかたがいますが、本機は安全性にも配慮されており、過充電、過放電、短絡、過負荷、過温度などの保護機能の搭載により安心してお使いいただけます。
AC出力、USB-A出力、USB-C出力、DC出力の各ポートを備えており、異なる種類のデバイスを同時に充電可能。
キャンプや車中泊のようなアウトドアをはじめ、非常時の電源として非常に優れています。
気になる方はぜひチェックしてみて下さい。
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