Hey Guys!
ガジェットブロガーのteru(@teru_cobba)です。
ロボット掃除機といえばルンバが代表的ですよね。
ほんの数年前までは、「ロボット掃除機を買うならルンバ一択」という状況でしたが、2022年になり家電業界では中華ロボット掃除機の方が性能が上だと囁かれ始めてます。
今回は、ロボット掃除機の世界シェアNo.2のメーカー「ECOVACS(エコバックス)」の「DEEBOT X1 TURBO」をレビューします。
ECOVACSのロボット掃除はヤマダ電機、ビックカメラ、ヨドバシなど大手家電量販店でも取り扱いがあるメーカーです。
DEEBOT TURBOは、ECOVACS社のフラッグシップモデルとなるロボット掃除機だけあり、これまで同社が培ってきたテクノロジーのすべてをこの1台に凝縮したモデルといっても過言ではありません。
DEEBOT TURBOの特長を分かりやすく以下にまとめてみました。
- 吸込み能力は業界最高クラスの5,000Pa
- ブラーバいらず。水拭きモップがついており充電ステーションで「洗浄」「すすぎ」「乾燥」までを全自動でやってくれる。
- 距離測定センサーと超高速AIチップ搭載を搭載した障害物感知センサーを備えており、部屋をマッピングし、絡まりやすいコードや障害物を判断し避けて掃除してくれる。
- 内蔵のカメラで部屋の様子をリアルタイムで確認できる。
- ECOVACS HOMEアプリから音声で起動可能
多機能ですよね?
水拭きモップを搭載でカメラで部屋をマッピングできるロボット掃除機は、これまで多数販売されてきました。
DEEBOT TURBOは、業界最高クラスの5,000Paの吸引力を誇り、充電ステーションには汚れたモップの洗浄から乾燥までの工程を全自動でやってくれるなど、「ロボット掃除のゲームチェンジャー」ともいえる1台です。
また、DEEBOT TURBOは一般的にカタログスペックばかりに目が行きがちですが、実際に使用してみたところ、頭がかなり良く頼れる存在になりつつあります。
特に障害物検知には非常に強く、人間並みに力強く繊細に掃除してくれます。
- ハイハイを始めたばかりの赤ちゃんがいるご家庭
- ペットを飼っているご家庭
- 野球やサッカーなどフィールドスポーツをやっている家族がいる家庭(床が皮脂で汚れてます)
- 新居を建てたばかりで高性能なロボット掃除機を探している世帯
- ナビゲーション性能の高さ
- 水拭きに対応しているか
- 最大吸引力
- 段差性能
- 静音性
- コンパクト
価格
DEEBOT TURBOは、現在クラウドファンディングサイトのMakuakeで応援購入者を募集しています。
価格は128,000円(税込)~
発送は2022年3月末を予定しております。
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— ECOVACS エコバックスジャパン (@ecovacs_japan) January 22, 2022
速報!!!🎉🎉
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DEEBOT TURBOプロジェクトが、なんとMakuakeの1週間で最も応援されたプロジェクトを表する「WEEKLY RANKING」で堂々の1位にランクインしました!!🆒
これも日頃からECOVACSを応援してくださっている皆様のおかげです🥰
本当にありがとうございます!!👏 pic.twitter.com/kYcttguGS2
将来的に家電量販店やAmazonのようなチャネルで販売される予定ですが、定価は159,800円での販売を想定してます。
つまりMAKUAKEで購入すれば-30,000円引きで購入できるということです。
2022年3月6日まで早割で買えるチャンスです!
スペック
製品名 | DEEBOT X1 TURBO (DEX11-21) |
---|---|
メーカー | ECOVACS |
サイズ(L×W×H) | 362mm×362mm×103.5mm |
ダストボックス容量 | 400ml |
カラー | スカイグレー×ブラック |
カメラアングル | 148.3° |
バッテリー容量 | 5,200mAh |
マッピングシステム | True Mapping 2.0 |
騒音値 | 64-75デシベル以下 |
充電時間 | 6.5時間 |
稼働時間 | 約140分以上 |
重量 | 約4.4kg |
生産国 | 中国 |
充電ステーション | |
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型番 | DEX11-21 |
サイズ | 448mm×430mm×H441mm |
定格入力 | 100V 0.9A |
浄水タンク容量 | 4L |
汚水タンク容量 | 4L |
定格出力 | 20V 2A |
DEEBOT TURBOは、JACOB JENSEN( ヤコブイェンセン)がデザインしたロボット掃除機です。
ヤコブイェンセンはデンマークを代表する工業デザイナーでこれまで時計、オーディオ、自転車などの数多くの実績を残しています。
ヤコブイェンセンのデザインは北欧的なミニマルなのが特徴。
高級オーディオ機器メーカー「バング&オルフセン」のチーフデザイナー時代に生み出した18点の製品がなんとニューヨーク近代美術館に展示されているほどです。
「デザインは万人に理解される言語である」がヤコブイェンセンのデザインコンセプトです。
特徴
これまで5台ほどロボット掃除機を使用してきましたが、5,000Pa(パスカル)の吸引力を持つものは初めてです。
吸引力が強いとどんなメリットがあるの?
カーペットの奥深くに潜むダニやカビを一網打尽にできるのでアレルギーや赤ちゃんのいる家庭にオススメです。
水拭き機能付きのロボット掃除機は下記の3種類のタイプがあります。
- モップ引きずり型
- モップ振動型
- 加圧式回転モップ型
今回の掃除機は③に該当し価格相応の働きをしてくれます。
上の写真を見てお気づきの通り、モップは1分間に180回転!
さらに床に6N(ニュートン)の圧力をかけてくれます。
1N(ニュートン)は「0.102kgf」です。
つまり約600gの加重を床にかけながら掃除してくれるので床がピカピカになること間違いありません。
分かりやすく言うとDEEBOT TURBOの上で1個のリンゴが常にジャンプしながら掃除してくれてる感覚です。
これがあればブラーバいらず。
水拭きモップがついておりステーションでは洗浄、すすぎ、乾燥までを全自動で行なってくれます。
君は会社で使用済みモップのイヤーな生乾き臭を経験したことがありますか?
距離測定センサーと超高速AIチップ搭載を搭載した障害物感知センサーを備えている
部屋をマッピングし絡まりやすいコードや障害物を判断し避けて掃除してくれる。
148.3°の高角カメラを搭載しており部屋中の様子をリアルタイムでくまなく見渡せます。
また、専用アプリが必要となりますが、アプリで録音した自分の音声をDEEBOT TURBOのスピーカーから届けることができます。
購入時の注意事項
- 並行輸入品は修理を受け付けてくれない。(PSE法や技適の関係)
- 浄水タンクには、床洗剤やワックスを入れてしようできない。
- 全自動ゴミ捨て機能は搭載されてない。必要な場合は、DEEBOT N8シリーズがおススメ。
- モップがついた状態だとカーペットの上には乗り上げない。
- 回転モップを外して使うこともできる。
- モップがついてない状態でカーペットに乗り上げると自動的に吸引力がアップする。
開封と細部をチェック
本体重量は4.4Kgありズッシリとした重さです。
今回はスカイグレーを送ってもらいましたが表面は金属のような質感で高級感があります。
上部の潜望鏡のような部分は3Dマッピングを生成する際に重要なパーツとなってきます。
ここから回転レーザーを照射し、その反射する光をもとに距離を測定。
部屋の大きさを判断しているようです。
カバーはマグネットで固定してあって簡単に取り外しができます。
本体(プラットフォーム)は共通でカバー(カラーリング)を変えることでムダのない生産手法は自動車業界を参考にしたんじゃないかと思います。
DEEBOT TURBOには自動車にも採用されている「D-ToF距離測定センサー」が搭載されてます。
本体のダストボックスの吸い込み容量は0.4Lです。
このダストボックスのいい所は、そのまま水洗いができる点です。
ホコリを吸いすぎると吸引力が落ちてしまうので定期的に水洗いしてあげたいものですね。
- 掃除機本体
- デュアルサイドブラシ
- ウォッシャブルモップパッド
- 水拭き充電ステーション
- 電源コード
- クリーニングブラシ
- 取扱説明書
- メンテナンスツール
こちらが本体後方に取り付ける回転モップです。
モップのなかにマグネットが仕込まれていて、力いらずで簡単に着脱できます。
床を水拭きする必要がないときはモップを外した状態で使用することもできます。
このモップは毎分180回転し、さらに下方向に約600gの圧力でタンピング(叩いて締め固める意味
)してくれます。
毎分180回転ということは1秒間に3回転!
床の表面についたガンコな汚れも根こそぎ剥がしてくれる感じでとにかくパワフルでした。
こちらがモップの全自動清掃機能がついた充電ステーションです。
上部には静電式のタッチパネルがついており、DEEBOT TURBO本体を直接触らなくても掃除機を起動させることができます。
上部は開閉式になっていて浄水タンク、汚水タンクが収納されています。
浄水タンクに入れた清水(せいすい)で汚れたモップを洗浄し、汚れた水が汚水タンクに溜まる仕組みです。
浄水/汚水タンク共に容量は4L貯めておくことができます。
そのため1回給水しておけば、モップの自動洗浄も含めワンフロアを約6回、水拭き掃除できます。
DEEBOT TURBOの使い方
ECOVACS HOME
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DEEBOT TURBOを使用するには「ECOVACS HOME」という純正アプリのダウンロードが必須です。
現在、DEEBOT TURBOは未発売のため、テスト版のアプリを先行して使用させていただきましたが完成度がかなり高い印象でした。
私はまだ試せてませんがECOVACS HOMEアプリを使えばスマートスピーカーを使わなくても音声操作ができます。
DEEBOT X1 TURBOのよくある質問
- 一回のフル充電で、どれくらい掃除することができますか?
-
約120平方メートル(=約65畳)以上のエリアをお掃除することができ、お掃除が完了すると、自動で水拭きステーションに戻り充電するため、常にフル充電の状態を保つことができます。
- ステーションに長期間置くことはできますか?
-
DEEBOT TURBOのバッテリーが完全に充電された後、バッテリ-管理システムは電力を減らしてトリクル充電にします。DEEBOT TURBOが過充電されることはありません。
- どのような床のタイプで使用できますか?
-
フローリング、タイル、畳、カーペットでお使いいただけます。但し、毛足の長い敷物でのご使用は、DEEBOT TURBO本体がからまる可能性があるため、お控えください。
- 洗剤を使用できますか?
-
水タンクには水のみを入れ、ウォッシャー液やその他の洗剤は使用しないでください。
- 吸引力は全部で何段階ありますか?
-
吸引力は全部で4段階です。吸引力自動調節機能が搭載されており、カーペットなどにのると自動で吸引力を引き上げてくれます。
- 並行輸入のDEEBOT TURBOは修理可能でしょうか?
-
並行輸入品は修理を受け付けてくれません。
その理由は、PSE法や技適が関係しているからです。
使ってみた感想
確実にステーションに戻ってくる
DEEBOT TURBOを使ってみて良かったと思う点の1つ目は、迷わずステーションに直帰し充電してくれる点です。
留守中にロボット掃除機をかけて外出し、帰宅後に帰らぬ姿で発見したことありませんか?
これは、走破性が高くマッピング機能を搭載したロボット掃除機なら当たり前の機能ですが、変に安い中華ロボット掃除機を使用しているユーザーにとっては信じられないことかもしれません。
設置スペースが幅をとる
DEEBOT TURBO自体の大きさは一般的なロボット掃除機と同じですが、充電ステーションはというと話が変わってきます。
充電ステーションの寸法は、448mm×430mm×H441mmです。
横幅と奥行きは43㎝。横幅は約45㎝と結構、場所を取ります。
また、左右50㎝余裕を取らないといけないため、横幅だけに関していうと左右で約150㎝の余裕がないと置けません。
小柄な女性が一人横たわっているような寸法ですね・・・
吸引力は毎回5,000Paに設定しなくても十分キレイになります
5,000Paという超強力な吸引力を持つモンスターマシンですが「大掃除」をやるとき以外は使う必要がないと思いました。
むしろ集合住宅に住んでいる人が最強モードで使用すると、下手すると壁ドンされるレベルの音が出るので使用する時間には注意が必要です。
床のワックスがけに超便利
DEEBOT X1 TURBOの浄水タンクに床用ワックスを混入させれば掃除が一石二鳥になると考える人もいるはずです。
浄水タンクに洗剤やワックスを混ぜて使うと必ず壊れるのでやめましょう。
それどころか故障のメーカー補償も受けられなくなります。
ただし床用ワックスをかける前の「古い床ワックスの剥離作業」に水拭き機能が超役に立ちました。
モップによる水拭きも同様に月に1回程度、定期的に使用することできれいな床を維持できます。
障害物センサーが優秀
ロボット掃除機を使うには、床に物を置く習慣を改めなくてはいけません。
外出用のバッグ、ゴミ箱、各種ガジェットのケーブルなどロボット掃除機には天敵となる存在がたくさんありますが本機は、こういった障害物をうまく回避しながら掃除してくれます。
まとめ
DEBOT X1 TURBOはMAKUAKEで先行販売中でしたが、4月よりAmazonなどでも一般発売されるようになりました。
価格は定価158,900円です。
DEBOT X1 TURBOを使えば、春は床に落ちた花粉を除去。
夏は、汗ばんだ足裏で汚れたフローリングを水拭き掃除。
冬は、加湿器で床に落としたウイルスを水拭きできるなど、年中活躍してくれること間違いありません。
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