Hey Guys!
ガジェットブロガーのteru(@teru_cobba)です。
「WWDC 2022でiPad OS 16を発表!iPadはMacのように進化します!」
こんなガジェット系のニュースを何度も見ていたら、そういえば自分のiPad Pro 12.9を最近ロクに使ってないことも気がつきました。
M1チップを搭載iPad Pro 12.9で「あんな事やこんな事に使ってみたい」などクリエイティブな作業を目的に買ったんでした・・・
ところが実際は、SNSのチェック、YouTube、電子書籍の視聴などメディア消費での使用が大半になってます。
そんなおり、先日のWWDCのiPad OSのニュースを見て再びiPad Pro 12.9を有効活用しようと思いついたのでした。
そこでまず思いついたのがMagic Keyboard(マジックキーボード)の導入。
トラックパッドが付いているのでいちいち画面をタップせずに操作でき、ノートPCライクに使えるだろうと考えましたが値段が高い・・・
俺の野望はここで終わりか?いや、まだ始まってもないぞ!
というわけで色々考えた結果、Apple純正にものすごく似ている「EAMPANG」という謎のメーカーのMagic Keyboardもどきを発見!
円安が悪化しないうちにと中華ネット通販のAliexpressで「EAMPANG P129」という商品をポチってしまいました。
前置きが長くなってしまいましたが今回は、純正Magic Keyboardに唯一対抗できる高クオリティのiPadキーボードをレビューします。
EAMPANG F17(Magic P129)について
私はEAMPANG P129をAliexpressで買いましたが、日本のアマゾンでも購入できます。
ただしアマゾンでの販売価格は17,000円近い価格となっておりますが、AliExpressで購入すれば約13,000円程度で購入することができます。
どちらで買うかは個人の好みになりますか、「高くても早く届いて欲しい」と言う人はアマゾン。
「少しでも安く買いたい」と言う人はアリエクスプレスで購入することをお勧めします。
純正Magic Keyboardとの比較
EAMPANG P129 | Apple純正Magic Keyboard | |
重量 | 1.15kg(実寸値) | 700g |
サイズ | W285mm x D230mm x H19mm | W280mm×D228mm×H15mm |
接続方式 | Bluetooth | iPadより接点接続 |
給電方式 | バッテリー | iPadから給電もしくはUSB-Cよりパススルー |
タッチパッド操作 | 4本指まで反応 | 4本指まで反応 |
画面角度 | 無段階 90°100°125° | 無段階 120°程度まで |
キーボードバックライト | ○ | ○ |
EAMPANG P129と純正Magic Keyboardとの違い
EAMPANG P129は重さが1.15kgに対し、本物のMagic Keyboardは700g。
つまりEAMPANG P129の方が1.64倍重たいことになる。
iPad Pro 12.9の本体とガッチャンコすると重量は1.8kgとなり、M1 MacBookPro(1.4kg)を超える重さになるのだ・・・。
こうやって考えてみるとMacBookシリーズの軽さに改めて脱帽してしまいますね。
その重さの原因は、iPadとBluetooth接続なのと本体にバッテリーを搭載しているからなんだ。
ノートPCやMacを持ってないという人はP129を買っても良いと思うけど2、3万円をケチったせいで持ち運びの重さと今後付き合っていくと考えると、正直なところオススメはできません。
細部をチェック
こちらが購入時の付属品です。
ALiexpressで買ったところ何故か箱がなく、上のものが一緒に梱包した状態で届きました。
付属品は、クイックマニュアルと取説。
そしてiPad 12.9の液晶保護フィルムが入ってました。
さっそくキーボードをオープン!
純正品と同じ風格が漂ってます。
カバーをよくみてみると純正品にあるはずの接点がP129にはありません。
それもそのはず、本機はBluetooth接続なのでそもそも必要ないです。
Bluetooth接続のメリットは、ProだけでなくAir、無印、miniにも使える点です。
また、iPad本体をEPNノートPCスタンドのような目線の高さに合う台に乗せて、キーボードはP129を使うといった、いわゆる「離れワザ」をすることもできます。
P129キーボードの側面にはUSB-Cの端子があり、ここからキーボードの充電ができます。
M1チップを搭載したiPad Pro 12.9はバッテリー消費が激しいのでパススルー充電ができれば最高なんですが、価格相応にしかたないところですね。
キーボードのバッテリー状況や接続状況は右下のLEDランプでわかります。
みなさんが一番気になっているであろうキーボード配列はこんな感じです。
ファンクション系はMacBookと同様に照度、音量調整など使えます。
これは純正のマジックキーボードにはないセールスポイントです。
ちなみにキーストロークは深め。
ご丁寧にキーボードカバーまでついてましたが、カバーがついてる状態だと押し心地が固くストロークが浅めになり使いにくかったので速攻外してしまいました。
純正同様にタッチパッドも複数の指を使っても反応します。
Mission Control、左右のスワイプは普通に使えるほか、設定からダウン/アップの方向も選べます。
この操作感はMacBookと全く同じです。
カバーを閉じるとスリープ状態になり、数分使用していないと自動的にBluetoothもオフになります。
クラムシェルのヒンジ部分はおそらく鉄製なんですがここをアルミに変えてくれるだけで結構軽量化できるはずなんですが・・・
1.8kgの重さに加えて鉄が仕込まれているのでちょっとした鈍器になります。
純正のMagic Keyboardを触ったら衝撃を受けた
この記事をレビューした後、名古屋のビックカメラに行って本物のMagic Keyboardを触ってみました。
なんていうか・・・P129と全然操作感が違いました・・・
感覚的なものなので文章にするのが難しいんですが、純正品はタッチパッドの反応が早く、吸い付くような感じといった感覚です。
P129がBluetooth接続しているからなんだけど、両方を使い比べると快適さは歴然でした。
やっぱり反応速度って重要ですね。
あと純正の方が断然軽かったので、いつかは純正のMagic Keyboardを買おうと決意した瞬間でもありました。
まとめ
結論ですが、安物買いの銭失いをしたことは事実。
EAMPANG P129を開封した翌日にさっそくApple純正のMagic Keyboardが欲しくなりました。
オススメしたい人
さんざん酷評しましたが使用感は純正とさほど変わらないと思います。
Bluetooth接続なので若干の遅延を感じる人がいるかもしれませんが、接続が面倒なくらいであとはほぼ一緒。
この商品を使う意味は価格だけと言っても問題ないかもです。
また、ラップトップのように持ち運びをせず、書斎ではiPadではガチな作業をして、ベッドの上でゴロゴロ動画を見るなど。
iPadを愛し、据え置き型として割り切って使うなら全然ありだと思います。
また、Bluetooth接続という最大の武器を活かしてiPadに限らず、スマホのゲーム内でのチャットやAndroidタブレットのキーボードとして使う方法も良いかと思います。
ぜひチェックしてみてください。
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