2023年7月11日〜12日にかけて毎年恒例のAmazonプライムセールが開催されました。
プライムデーセールって普段のタイムセール祭りとあまり割引率が変わらないよね・・・。
こんな感じで当初は甘く見てて、全然乗り気ではありませんでした・・・。
が・しかし、気がついたら最終的に総額17万円くらいの散財をしており、クレジットカードの利用明細には身に覚えのあるものばかりでした。
ああ、夢なら覚めてほしい。翌月の支払日にビビっている今日この頃です。
そんなわけで、今回はAmazonプライムデーで買った「Echo Show 15」のレビューします。
Echo Show 15 | |
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価格 | 31,480円 |
サイズ | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1080 幅402mm x 高さ252mm x 奥行35mm |
スピーカー | 5W x 2 |
カメラ | 5MP |
バッテリー | 内蔵 |
機能 | アシスタント、天気情報、ニュース、音楽再生、アラーム、カメラ |
重量 | 2.2Kg |
対応OS | Amazon Alexa |
Echo Show 15は2021年に発売されたアマゾンのスマートスピーカーの一種。
これまでのスマートスピーカーは、卓上に設置するものが一般的でしたが、Echo Show 15は壁掛けができる大型15.6インチディスプレイを搭載したスマートディスプレイです。
結論から書くと、かなり満足でもっと早く買うべきだったと反省する毎日です。
特にEcho Show 5やEcho Popといったコンパクトタイプのスマートスピーカーを持っている人も買い替えも全然アリ!
Echo Show 15は前述の通り大型ディスプレイを搭載しているため自宅でも他のAmazonデバイスと競合することなく、誰でも簡単に使いこなせるはずです。
ただし、本体サイズが大型のため、お住まいの部屋によっては設置が困難なのが注意点です。
Echo Show 15はAtmoph Window 2の代わりになるのか?
ガジェット好きには、もはや説明不要かと思いますが皆さんは、Atmoph Window 2(アトモフウィンドウ2)という製品をご存知でしょうか?
Atmoph Window 2は、4K撮影された1,000種類以上の風景を表示させることができる窓型のスマートディスプレイ。
窓がない部屋に設置をするだけで、まるで本物の窓のようなリアルで美しい景色を表示させることができ、デスク周りをオシャレに飾りたい人の間で密かに人気なアイテムなんです。
実は私、こっちの製品が欲しかったんです。
ただし、風景を表示させるには毎月980円(シングル)〜2,580円(パノラマ+)のサブスクプラン(リミットレス)に加入する必要があるなど、長く使えば使うほどランニングコストもかかります。
そこで目をつけたのが今回紹介するAmazon Echo Show 15なんです。
Atmoph Window 2とEcho Show 15の大きな違いは、Atmoph Window 2がバーチャル窓を表示するデバイスであるのに対し、Echo Show 15はスマートディスプレイである点です。
Atmoph Window 2は、バーチャル窓を通して実際の風景を眺めることができるため、リラックス効果や集中力向上に効果的です。また、天気情報やニュース、音楽再生、アラームなどの機能も搭載しています。
一方、Echo Show 15は、Amazon Alexaを搭載したスマートディスプレイです。
天気情報やニュース、音楽再生、アラームなどの機能に加えて、カメラやマイクも搭載しているため、ビデオ通話や音声認識も可能です。
Atmoph Window 2 | Echo Show 15 | |
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価格 | 49,800円 | 31,480円 |
サイズ | 27インチ 幅372×高さ638×奥行57mm | 15.6インチ |
解像度 | 1920×1080 | 1920×1080 幅402mm x 高さ252mm x 奥行35mm |
スピーカー | 3W x 2 | 5W x 2 |
カメラ | 13MP | 5MP |
バッテリー | 内蔵 | 内蔵 |
機能 | バーチャル窓、天気情報、ニュース、音楽再生、アラーム | アシスタント、天気情報、ニュース、音楽再生、アラーム、カメラ |
重量 | 4.5Kg | 2.2Kg |
対応OS | Windows、Mac、Android、iOS | Amazon Alexa |
Echo Show 15はAtmoph Window 2のように4K画像は表示できないものの、フルHD(2K)ディスプレイでそこそこ美しい風景を投影できるほか、2023年のアップデートでFire TV機能が搭載されました。
これによりAmazonプライムビデオが見れるようになるなど、スマートスピーカー機能を持った壁掛け大画面タブレットに変身したことになります。
私も最初は、デジタルフォトフレームとしての利用する予定でしたが、実際にはYouTubeやAbemaの配信を見る時間が増え、iPad Proを使う時間がだいぶ減った気がします。
アトモフウィンドウは、表示される風景を枚数制限なしに使いたい場合は月額料金がかかるのがネックですが、Echo Show 15は年に1回のAmazonプライム会員料金を払うだけでいろんなコンテンツが楽しめる点が魅力だと感じます。
どちらのデバイスを選ぶかは、自分の用途に合わせて決めると良いでしょう。バーチャル窓を表示してリラックスしたい場合はAtmoph Window 2、スマートディスプレイとして様々な機能を使いたい場合はEcho Show 15がおすすめです。
Atmoph Window 2とEcho Show 15、あなたならどちらを選びますか?
外観と細部をチェック
パッケージは落ち着いた水色を基調としたデザイン。
初めてハンズオンしたときにずっしりとした重みに驚いてしまいました。
Echi Show 15のサイズは、幅402mm x 高さ252mm x 奥行35mm。
実は、買ったは良いもののどこに設置するか考えず開封した後にどうしようか迷ってしまいました。
順番が逆でしょ!皆さんも買う前にどこに置いておくかよく考えておきましょう。
厚みもそこそこあるのでiPadのような軽さを想像していると期待を裏切られること間違いなし。
また、大型タブレットとして使おうと考えている人は、重くて取り回しが大変なので絶対に後悔しますよ。
ベッドに寝てウトウトした状態でEcho Show 15を顔の上に落とすと大惨事になります。前歯や鼻を骨折すること間違いなし!
付属品は、本体と電源アダプターのほか以下のものが入ってました。
取説は、フルカラーで非常に見やすいです。
電源をコンセントに繋ぎ、指示される通りにやれば取説を読まなくても設定ができます。
背面は、付属の壁掛けスタンドを使えるほか、VESAマウントも使用できます。
壁にEcho Show 15を設置する方は付属の取り付け用テンプレートを使用します。
縦で設置しようか横にしようか悩みますよね。
こんな感じで壁に貼って設置する位置を調整しましょう。
私は、最初壁に設置しようと思いましたが壁に穴が空いてしまうのが嫌になので100均で買ったタブレットスタンドを使ってます。
しばらく使ってみて妻に許しを得たら本格的に壁に穴を開けて設置してみたい。
ちなみにAmazonも公式で壁美人というホッチキスを使用して壁掛け用スタンドを取り付けれる製品を推奨してます。
電源は背面のDC端子からアダプターに接続します。
DE端子の横にあるMicro USBは何のためにあるのか疑問に思う方が多いかと思います。
このMicro USB端子はAmazonが故障などで回収した際にデバッグなど検証用に使用するためのもので一般ユーザーには特に意味のないということらしい・・・。
Echo Show 15の設定方法
【機能と設定】 設定は簡単で、Wi-Fiの認識などを除けば、アプリの指示に従うだけで完了します。
Wi-Fiの設定やアカウントにログインするなど工数は少ないです。
これらが終了すると本体アップデートが自動的に始まり完了します。
初期設定を夜間に行う場合は、音量ボタンを押して音量を下げることをおすすめします。
コードは短めであり、壁掛けにする場合には延長コードが必要になるかもしれません。
また、スマートホームデバイスとして使用する際には、全画面が消えて操作画面に切り替わるため、非ウィジェットのメイン画面で表示してほしいという要望があります。
YouTubeやアマプラのような動画コンテンツもEcho SHow 15で見れます。
上の写真は、YouTubeを開いた画面ですが右側に見える仮想リモコンを使ってコンテンツ再生ができるほか、画面タップでも操作が可能。
ただし、壁に取り付けてしまうと操作のためだけに席を立ち上がるのが面倒なのでFire TV用の専用リモンコンでの操作が楽です。
私は、まだ持ってませんが近々購入予定です。
いやー それにしてもこの仮想リモンがマジで使いにくい!
製品の単価アップ、もしくはセット購入を促すためにAmazonがわざとこんなクソな仕様を取り入れているとしか考えられません。
ジェフベゾスにクレームを言いたい。
縦向きか横向きのどちらで設置がおすすめ?
ユーザーの使い方にもよりますがFire TV機能をフル活用して動画コンテンツを思いっきり楽しみたいという人は「横向き」で設置するのがベターだと思います。
一方でフォトフレーム、アート、風景を表示させて部屋の雰囲気をおしゃれにしたいと考えている人は迷わず「縦向き」での設置をおすすめします。
Echo Show 15を使っている中でどちらもメリット、デメリットを感じる場面があるはずです。
欲を言えばAlexaのボイスコマンドで向きを自由に変えることができれば文句ありませんが、こんな機能をつけた日には、販売価格が跳ね上がることになるでしょう。
使用感
まず、15.6インチという大型のディスプレイサイズに驚きました。
15.6インチのサイズは非常に迫力があり、映像や画像が見やすく鮮明です。写真やビデオの視聴、ウェブブラウジングなど、さまざまなコンテンツを楽しむことができます。
また、Googleのスマートスピーカーに負けず音声コマンドが離れた部屋からでも意外と届くことに驚きました。
デザイン面では、シンプルでスタイリッシュな外観が特徴です。モダンなインテリアにもマッチし、部屋のアクセントにもなります。また、ディスプレイの角度調整も可能で、視野角を調整して最適な視聴環境を作ることができます。
ただし、一つの改善点としては、音質についてです。音質は平面的な印象があり、迫力や臨場感に欠けることがあります。
音楽を楽しむ場合は、外部スピーカーやBluetooth接続での利用を検討すると良いでしょう。
総合的に考えると、Echo Show 15は大画面のディスプレイと便利な音声アシスタント機能を備えた優れたスマートディスプレイです。
日常の情報収集やエンターテイメント、スマートホームの制御など、さまざまな用途に活用できます。
デザインや使いやすさも魅力的であり、私の生活の一部として欠かせない存在となりました。
まとめ
Echo Show 15は多くの機能や利便性を備えたデバイスですが、改善が望まれる点も存在します。
配線コードの見た目や厚み、音質の向上、おやすみモードやナイトモードの改善など、ユーザーからのフィードバックに基づいた改善が求められています。
また、ウィジェットの改善やAlexaの操作性向上なども重要な要素です。
今後のソフトウェアアップデートに期待し、より使いやすく快適になって欲しいです。
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