Hey Guys!
ガジェットブロガーのteru(@teru_cobba)です。
今日は「FIFINE K678」というPC用のUSBコンデンサーマイクをレビューします。
私は、おととし位からYouTubeを本格的に始めました。
画質に関してはスマホからミラーレス一眼カメラを導入したことでかなりクオリティがアップして満足していました。
でも、音質に関しては、スマホやミラーレス一眼のマイクをそのまま使用。
いつかマイクを新調しようと考えてましたが「どれを選べばいいかわからない」「高い」などといった理由でずっと後回しになっていました・・・
今回、1万円以下のUSBマイクを数多くリリースしている「FIFINE(ファイファイン)様」よりマイクを提供してもらったので正に「渡りに船」といった感じです。
外部マイクを使用すべき人は主に動画コンテンツを制作/配信しているクリエーターや音楽関係者が対象になってきます。
- テレワークやWebミーティング
- DTMの宅録
- ニコニコ生放送
- ゲーム実況(Zoom、Discord、Skype、steam、twitch)
- ポッドキャストの収録
- YouTube撮影
これ以外にもウェブミーティングを導入した企業が増えたいま、一般のビジネスユーザーも「PC用のUSBマイク」を使うことでライバルに差をつけることができるはずです。
話者が安くて適当なBluetoothヘッドセットを使っていると音声が聞き取りずらいんですよね。
しかも、その相手が上司だと指摘しにくいんですよ~。
一度、設定してしまったら次からはUSBをPCに挿すだけで簡単に使用できますよ!
- とりあえず音質を上げたい
- あまり出費したくない
- デスク周りをかっこよくしたい
- 便利さを求める
- 今使っているマイクに不満がある
- ヘッドセットマイクを卒業したい
FIFINEのマイクってどんな会社が作ってるの?評判は?
FIFINE(ファイファイン)は、2009年に中国で創業した「深セン迅維技術開発有限公司」のブランドネームです。
同社は世界各国の有名マイクメーカーのOEMとして着々と実績を重ね、2015年に自社初のブランド製品である「FIFINE K028」をリリース。
Amazonやウォルマートでの販路が成功し、以後、FIFINEの製品は、中国のみならず米国、英国、カナダ、ロシア、日本、メキシコなどで高い評価を受けているマイクブランドです。
- 2009年 設立
- 2015年 USBコンデンサーマイクK028発売
- 2016年 USBデスクトップマイクK668がアマゾンベストセラーに
- 2017年 ウォルマートにビジネスプラットフォームを分岐
日本ではまだ無名なブランドですが、昨今のコロナ禍による動画コンテンツ、ゲーミング需要の高まりを受けて急成長を遂げている注目の企業ではないでしょうか?
スペックと特徴
製品名 | FIFINE K678 |
---|---|
ポーラーパターン | カーディオイド |
周波数応答 | 40〜20kHz |
感度 | -45d±3dB |
S / N比 | 85dB |
ビットレートとサンプルレート | 16ビット/ 48kHz |
電源 | 5V / 80mAUSB電源 |
出力接続 | USB 2.0 |
重量 | 1.3 kg |
コンデンサーマイクって何?
マイクとは、そもそも「空気振動を電気信号に変換するための変換器」です。
マイクには、カラオケやライブハウスで使用される「ダイナミックマイク」とナレーションやレコーディングのスタジオ収録、劇場での漫才など、シビアな録音環境で使われる「コンデンサーマイク」の2種類があるといわれています。
今回レビューする「FIFINE K678」はコンデンサーマイクの部類に属し、高感度、かつ繊細な表現を捕らえてくれる高音質なマイクなんです。
コンデンサーマイクの詳細について簡単に説明すると、音の振動(空気振動)をダイアフラムという振動板を通して電気信号に変換させます。
この時に発生した電気信号を増幅させるために電気が必要で「コンデンサー原理」によって専用の電源供給=ファンタム電源を使用します。
難しい話はさておきコンデンサーマイクのメリットとデメリットを紹介します。
長所が短所にもなってますが、OBSソフトやノイズキャンセリングツールの(NVIDIA RTX Voice)などを活用することでコンデンサーマイクの短所を克服できます。
これを使わない手はありませんね。
FIFINE K678の価格
FIFINE K678はAmazonで8,999円で発売中です。
開封
こちらがFIFINE K678の外箱です。
なんだか骨壷を入れる箱みたいなデザインのパッケージでした。
こちらが本体です。
本体は、樹脂ではなく金属製なので持った瞬間「ちょっと重い」と感じました。
まあ歌手みたく手に持って使うワケではないので重さに関しては全然気になりません。
質感はマットブラックで重厚感があります。
マットブラックというカラーの特性として、手の脂が本体について目立ちやすいという弱点があります。
FIFINE K678に関しては、どうやらこの法則はあまり気にならないレベルでした。
こちらがFIFINE K678の取扱説明書です。
少し変な日本語が書かれてますが意味は分かるので気にしないように。
使い方もカラーでしっかりと解説してくれてます。
USB-Cが主流になりつつある昨今ですが、このマイクには珍しくUSBーB端子が採用されていました。
底面にはブームスタンドに取り付けるときのネジが切られてます。(中央部)
左側は、先に紹介したUSBーB端子。
右側には3.5mmヘッドホンジャックがあります。
変換のネジがついてますがこれを底面に挿すことでブームマイクと併用して使うことができるようになります。
使い方
正面についているボタンはマイクのミュートスイッチです。
ウェブミーティングなど自分が話をしていない時にスイッチをオンにした状態でいるとハウリングの原因になるので話さないときはオフにしておくと良いです。
使用中は緑、ミュート中は赤のライトがつき視認性も良いです。
マイクを切り忘れて恥ずかしい思いをしたことありませんか?
裏面には上から「マイクの音量ダイヤル」と「ヘッドホンのボリュームダイヤル」があります。
マイクの音量調節ツマミを大きく回すと自分の声が大きくなり、それと同時に周囲の環境音も拾いやすくなります。
集音範囲はこのようになっており指向性があることを覚えておいてください。
2対2で対談の収録にも使えますが、向かい合って使用した場合、反対側の人の声のバランスがおかしくなるはずです。
横並びで座ってマイクに向かって話しかけるか、もう1台マイクを用意するといいでしょう。
Windowsのマイク設定方法
これをすることでPCでFIFINE K678が音を拾うようになり、PCで使えるようになります。
あとはFIFINE K678の本体のマイク音量ダイヤルでマスターボリュームとして声の大きさを調節し、Zoomなどのソフトウェア側で細かい調節をするだけです。
周囲の環境音を消したい場合は「NVIDIA RTX Voice」の使用がおすすめ
私の部屋の70m横には線路が走っていて、これまでYouTube撮影時には電車の走行音がするたびに撮影を中断したりとストレスフルな収録環境でした。
マイクをPCに直挿しして収録するのもいいですが「OBS STUDIO」と「RTX Voice」をあいだに嚙ますことで高品質な録音環境が出来ました。
使ってみた感想
初めてUSBコンデンサーマイクを使ってみましたが、音質はかなりいいと思います。
私はまマイクアームを持っていないため、今回は付属のスタンドを使ってデスクに置いた状態で使ってみました。
クリックすると音が出ます
私の声質は高音域の成分が入ってなく、持ち前の滑舌の悪さから「今なんて言った?」と聞き返されることがあります。
そのためあまり参考にはなりませんが、今までのYouTube動画の音質と比べると音質はかなり改善できたと思います。
マイクアーム(ショックスタンド)を使うとさらに高音質でとれる
FIFINE K678は、指向性のマイクです。
そのため口元の高さをマイクの集音範囲に合わせてあげることが重要です。
こんな時に役立つのがショックマウント(マイクアーム)です。
マイクアームを使用することで目線が上がり、発声しやすくなるほか、デスクを省スペース化させることができます。
もう少しFIFINE K678の使用頻度が増えてきたらショックマウントを導入しようと考えてます。
ちょっと残念な点
私はまだFIFINE K678を使いこなしていませんが他のYouTuberのレビューをチェックしてみたところ周波数の帯域に狭さを感じました。
人間の声を録音する分には全く問題がありませんが、倍音を多く含む楽器(アコースティックギター、バイオリン)のような録音には若干物足りなさを感じるかもしれません。
私は、高校時代は吹奏楽部に所属し、全国大会で金賞をもらった実績があります。絶対音感もあるので多分間違いはありません。(詳細はプロフィール参照)
PCを持っていなくても変換アダプターを使えばスマホでも使える
動画をiPhoneやAndroidスマホで撮影されている人も多いかと思います。
最近のスマホの動画クオリティには目をみはるものがありますが、冒頭で話した通り「音質」はどうでしょうか?
iPhoneユーザー用
iPad Pro/Androidユーザー用
こちらの変換アダプターを使うことでスマホでも外付けUSBコンデンサーマイクを使うことができます。
まとめ
- とりあえず音質を上げたい
- あまり出費したくない
- デスク周りをかっこよくしたい
- 便利さを求める
- 今使っているマイクに不満がある
- ヘッドセットマイクを卒業したい
FIFINE K678は、Amazonで☆4.5の高評価なマイクです。
音質改善にマイクを買いたい。
でもどれを選んだらいいか分からない・・・
こんな方にオススメです。
自分のコンテンツに自信があるのに離脱率が高くて悩んでいる・・・
こんな人は、音質を見直してみてはいかがでしょうか?
FIFINE K678はAmazonで8,999円で発売中です。
ぜひチェックしてみて下さい。
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