【FlexiSpot C7 Pro2 レビュー】6万円の価値はある?長時間デスクワークと在宅勤務に最強クラスのエルゴノミクスチェア

毎日、椅子に何時間座っていますか? 在宅勤務でのPC作業、ブログ執筆、動画編集、ゲーム、タブレットでの読書。気が付けば朝から晩まで椅子の上、という人も少なくないはずです。

僕自身もブログの記事作成や動画編集、普段の仕事まで含めると、かなり長い時間をデスクチェアで過ごしています。すると改めて思うんですよね。椅子はただの家具ではない、と。

椅子は仕事のパフォーマンスを左右する、かなり重要なデバイスです。スマホやモニターは慎重に選ぶのに、体を何時間も預ける椅子は適当に選ぶ。これはちょっともったいない。座るだけの道具と思っていた椅子が、気付けば肩、首、腰、お尻に静かに請求書を送り続けていることもあります。

そこで今回は、FlexiSpotのエルゴノミクスチェア「C7 Pro2」を実際に組み立て、しばらく使ってみました。価格は59,800円。決して気軽にポチれる金額ではありません。

ただ、7Dアームレスト、4Dヘッドレスト、可動式ランバーサポート、最大128度のリクライニング、そして2段式オットマンまで装備しています。単なる高級チェアなのか。それとも、長時間デスクワークを変えてくれる仕事道具なのか。率直にレビューしていきます。

目次

要点まとめ

【FlexiSpot C7 Pro2 レビュー】6万円の価値はある?長時間デスクワーク&在宅勤務に最強のエルゴノミクスチェアを徹底検証!【FlexiSpot C7 Pro2 レビュー】6万円の価値はある?長時間デスクワーク&在宅勤務に最強のエルゴノミクスチェアを徹底検証!
  • FlexiSpot C7 Pro2は59,800円のメッシュ製エルゴノミクスチェアで、耐荷重は136kg。
  • 7Dアームレスト、4Dヘッドレスト、可動式ランバーサポートにより、作業姿勢を細かく調整できる。
  • 最大128度のリクライニングと2段式オットマンにより、作業と休憩を一脚で切り替えやすい。
  • 長時間PC作業をする在宅勤務者、ブロガー、動画編集者に特におすすめ。

FlexiSpot C7 Pro2の主なスペック

C7 Pro2のサイズと仕様が表示されたスペック一覧

まずは基本スペックから。C7 Pro2は、人間工学に基づいて設計されたエルゴノミクスチェアです。

長時間座ることを前提に、姿勢や体格、作業内容に合わせて細かく調整できるのが最大の特徴です。

  • 価格: 59,800円
  • カラー: ブラック、ホワイトの2色
  • 素材: メッシュ
  • 耐荷重: 136kg
  • 本体重量: 18.9kg
  • 座面高: 約44cmから54cm
  • 本体サイズ: 幅719mm、奥行き719mm、高さ950mmから1420mm
  • 主な機能: 7Dアームレスト、4Dヘッドレスト、可動式ランバーサポート、最大128度リクライニング、2段式オットマン

メッシュ素材なので、夏場に背中やお尻が蒸れにくいのは大きなメリットです。クッション性を重視したチェアの包み込まれる感覚もいいのですが、暑い季節はどうしても熱がこもりやすい。その点、C7 Pro2は通気性を重視する人にかなり向いています。

重量は18.9kgと軽量とは言えません。ただし、これは華奢な椅子ではなく、しっかりしたフレームやアルミ合金製の脚部を備えていることの裏返しでもあります。頻繁に部屋を移動させる用途には向きませんが、デスクに据え置いて毎日使うなら、安定感につながる重さです。

座面高は44cmから54cmまで対応。デスクの高さや身長との組み合わせは重要なので、購入前には普段の机との相性を一度確認しておくことをおすすめします。椅子だけが優秀でも、机が高すぎる、モニターが低すぎるとなると、結局肩はつらくなります。作業環境はチーム戦です。

開封と組み立て: パーツは多め、工具は付属

C7 Pro2は大きな箱で届きます。中には座面、背もたれ、ヘッドレスト、アームレスト、脚部、キャスター、ガススプリングなどが入っており、最初に全部並べると「お、なかなかの量だな」となります。

ホワイト系カラーを選んだのですが、明るい部屋や白系デスクと組み合わせやすい、すっきりした見た目です。メッシュの質感も見た目だけで頼りなさそうなタイプではなく、弾力のあるしっかりした素材でした。細かな網目は少しスパイダーマンのネットっぽさもあります。もちろん、壁を登る機能はありません。

組み立て手順が印刷された段ボール製の説明図

面白いのは、組み立て説明が段ボールに印刷されていること。紙の説明書を探して部屋の中をさまよう必要がありません。さらに手袋と工具一式が付属しているため、基本的には工具を別途用意しなくても組み立てを始められます。

組み立て時は、キャスターをアルミ合金製の脚に差し込み、ガススプリングを取り付け、座面裏に機構部分を固定し、背もたれとアームレストを装着していく流れです。組み立てにかかった時間は約30分でした。

初めてオフィスチェアを組み立てる場合は、部材を広げるためのスペースを確保してから始めるのが安心です。本体は重めなので、床を傷付けたくない場合は段ボールを敷いたまま作業すると扱いやすいと思います。説明にある通り、手袋も使っておくと安全です。

完成後の印象は、かなりしっかりしています。アルミ合金製の脚部は存在感があり、座った際の土台としての安心感があります。日々体を預けるものなので、この剛性感は地味ながら大事なポイントです。

最初に座って感じたのは、包まれるような安心感

組み立て直後、あえてすぐには座らず、最初の座り心地を確かめました。結論から言うと、座った瞬間に感じたのは安心感の高さです。

メッシュチェアは硬そう、薄そうと感じることもありますが、C7 Pro2はただ張ってあるだけの座面ではありません。体を乗せたときにしっかり受け止めつつ、長時間の作業を想定した適度な反発があります。

会社などで支給された一般的なオフィスチェアを使っていると、長く座ったあとに腰回りやお尻の疲れが気になることがあります。PC作業中は、知らないうちに前かがみになり、肩や首に力が入りがちです。

C7 Pro2は前傾姿勢で集中作業をすることもできますし、背もたれに体重を預けて、少し余裕を持った姿勢で作業することもできます。この姿勢の選択肢が広いことが、長時間作業ではかなり効いてきます。

7Dアームレストは、腕の置き場迷子を減らしてくれる

C7 Pro2の大きな売りのひとつが、7Dアームレストです。一般的なチェアのアームレストは上下調整だけ、あるいは前後や角度の調整までというケースが多いですが、C7 Pro2はより細かく位置を追い込めます。

実際に調整してみると、自分の腕を置きやすい位置にかなり近づけられます。キーボード操作をする時、マウスを握る時、タブレットを持つ時、スマホを触る時では、楽な腕の位置が少しずつ違いますよね。

アームレストの位置が合わないと、肩をすくめたり、片方の腕だけ浮いたりして、じわじわ疲れが溜まります。逆に、肘を自然に置けると肩回りの余計な力が抜けやすい。派手ではないけれど、こういう部分こそ毎日使うと差が出ます。

ゲームをする時も、タブレットで読書する時も、SNSをチェックする時も、作業ごとに合う位置を探せるのは快適です。「アームレストなんて飾りでは?」と思っている人ほど、一度しっかり調整できるチェアを試してみてほしいですね。

4Dヘッドレストとランバーサポートで背中のラインに合わせる

長時間座るうえで、背中と首をどこまで自然に支えられるかは重要です。C7 Pro2には4Dヘッドレストと、背中のラインに合わせて調整できるランバーサポートが搭載されています。

チェア背面の可動式ランバーサポートを調整する様子

ランバーサポートは高さを調整できるため、自分の腰の位置に合わせやすい構造です。背中に合わないサポートは、むしろ違和感の原因にもなりますが、C7 Pro2は自分の背中のカーブに沿わせるように追い込めます。

ヘッドレストも首の位置に合わせて調整可能です。首を預けたいのに位置が低い、高すぎる、角度が合わない。これではヘッドレストがある意味がありません。C7 Pro2は頭部から首周りにかけて、体格に合わせて位置を探りやすいのが良いところです。

ランバーサポートとヘッドレストが合うと、いわゆるゲーミングチェアのように、自分の体に合わせたフィット感が出てきます。ただし、作業用チェアとしては、派手な見た目よりも調整のしやすさが重要。C7 Pro2は見た目の主張を抑えながら、必要な部分をしっかり支えてくれるタイプです。

特に、前かがみの姿勢になりやすい人、作業中に肩や首へ力が入りやすい人は、最初に座ったまま使い始めず、ランバーサポートとヘッドレストをしっかり調整してください。高機能な椅子でも、調整が合っていなければ本来の快適性を出し切れません。

最大128度リクライニングと2段式オットマンが想像以上に便利

仕事用の椅子でありながら、C7 Pro2には最大128度のリクライニング機能があります。深く背もたれを倒せるので、集中作業のあとに少し休憩したい時、姿勢を変えたい時に使いやすいです。

そして、このチェアの面白いポイントが座面下に収納された2段式オットマンです。必要な時だけ引き出せるため、普段のデスク作業中に邪魔になりません。

座面下から引き出した2段式オットマン

オットマンは一度引き出して終わりではなく、2段階で伸ばせます。足を置く面積がしっかり確保されるため、リクライニングした時に脚を預けやすいのがいいですね。短いオットマンだと、結局ふくらはぎが落ち着かず、なんとなく足の置き場がない状態になりがちです。

C7 Pro2ではリクライニング時にオットマンの高さも追従するため、背もたれだけ倒して脚だけ取り残される感じがありません。作業の合間に数分だけ姿勢を変えるだけでも、座り続ける単調さをリセットしやすいです。

仕事中はきっちり集中して、休憩時はオットマンを引き出して体を預ける。このオンとオフの切り替えが一脚でできるのは、在宅勤務の環境ではかなり魅力的です。オフィスチェアでここまでリラックスできるモデルは、そこまで多くありません。

実際に使って感じたメリット

しばらく使ってみて感じたメリットは、単純に「座り心地が良い」という一言だけでは片付けられません。快適性の理由が、各部の調整機構としてきちんと存在しています。

背中、首、腕のポジションを細かく整えられる

一般的な椅子では、座面高とリクライニングくらいしか変えられないことも多いです。C7 Pro2はアームレスト、ヘッドレスト、ランバーサポートまで調整できるため、体格だけでなく作業姿勢に合わせてセットアップできます。

ブログ執筆ではキーボードに向かう。動画編集ではマウスやショートカット操作が増える。タブレットを持つ時は肘の角度が変わる。ひとつの姿勢に固定されない作業をする人ほど、この自由度は生きてきます。

メッシュ素材で蒸れにくい

長時間座る人にとって、通気性は快適さに直結します。暑い時期に座面や背中が蒸れると、集中したいのに地味な不快感が積み重なります。

C7 Pro2は座面と背もたれにメッシュを採用しているため、熱がこもりにくいのが特徴です。エアコンをつけていても、座面だけがなぜか蒸れるという困った現象を減らしやすいです。

作業用と休憩用を一脚で切り替えられる

デスクワークでは、ずっと同じ姿勢を続けるより、適度に姿勢を変えるほうが気分転換になります。C7 Pro2は深めのリクライニングとオットマンを備えているため、作業チェアから休憩チェアへの切り替えがスムーズです。

わざわざソファへ移動するほどではないけれど、少し休みたい。そんな時にオットマンを出して背もたれに預けられるのは、想像以上に便利でした。自宅の作業部屋が狭い場合、仕事用の椅子とリラックス用の椅子を別々に置く必要がないのも助かります。

安定感のあるつくり

アルミ合金製の脚部を採用しており、座った際の安定感があります。耐荷重136kgという数値も、しっかりした設計を求める人には安心材料です。

チェアは毎日体重を受け止め、キャスター移動やリクライニングにも対応する道具です。購入直後の座り心地だけでなく、「しっかり使えそう」と感じる剛性も大切です。

気になったポイント: ボタンや操作を覚える必要はある

ここまで良いところが多いC7 Pro2ですが、気になる点もあります。最大のポイントは、機能が多いぶん、最初は操作を覚える必要があることです。

座面下の調整レバーを操作する手元

座面下や側面には複数のボタンやレバーがあります。座面高、リクライニング、各種調整など、できることが多いからこそ、最初は「このレバーは何だったかな」となりやすいです。

ただ、これは欠点であると同時に、高機能チェアの宿命でもあります。調整できない椅子は迷わない代わりに、体に合わせる余地が少ない。C7 Pro2は機能が豊富な分、最初に少しだけ仲良くなる時間が必要ということですね。

使い始めは、説明を確認しながらひとつずつ触って、普段の作業に合う位置を決めていくのがおすすめです。一度自分のポジションが決まれば、毎回すべてを調整するわけではありません。

また、本体重量18.9kgなので、組み立てや設置の際は軽快とは言えません。頻繁に模様替えする部屋や、階段で運搬する環境では、事前に設置場所を決めておいたほうがいいです。

FlexiSpot C7 Pro2はどんな人におすすめ?

FlexiSpot C7 Pro2は、全員に必要な椅子というわけではありません。PCを月に数回しか使わない人や、椅子に座る時間が短い人なら、59,800円はオーバースペックに感じる可能性があります。

一方で、以下のような人にはかなり相性がいいと思います。

  • 1日5時間以上PC作業をする人
  • 在宅勤務で長時間デスクに向かう人
  • ブログ執筆、動画編集、デザインなどのクリエイティブ作業をする人
  • 肩、首、腰回りの負担を少しでも減らせる環境を作りたい人
  • 一般的な事務椅子からワンランク上のチェアへ買い替えたい人
  • 作業中の集中と休憩中のリラックスを、一脚で両立したい人

特に、今使っている椅子がホームセンターや家具店で購入したシンプルなモデルで、座り続けるとお尻や腰に疲れを感じる人には検討する価値があります。PCやモニターを買い替える時は性能差を意識しやすいですが、椅子の差は毎日の積み重ねでじわじわ効いてきます。

6万円という価格を高いと感じるのは当然です。ただ、毎日何時間も使うものだと考えると、単なる出費ではなく、作業環境への投資として見えてきます。座る時間が長い人ほど、価格を時間で割った時の納得感は出やすいはずです。

まとめ: C7 Pro2は、毎日の作業効率を上げるための椅子

FlexiSpot C7 Pro2を使って感じたのは、これは単なる高級チェアではないということです。毎日の作業効率と快適性を高めるための仕事道具だと感じました。

7Dアームレストで腕の置き場を整え、4Dヘッドレストと可動式ランバーサポートで首や背中を合わせ、メッシュ素材で蒸れを抑える。さらに最大128度のリクライニングと2段式オットマンで、休憩の質まで整えられます。

もちろん、操作系は最初に少し覚える必要がありますし、価格も安くはありません。それでも、長時間のデスクワークを続ける人にとっては、座っている時間そのものを見直す価値があります。

今、適当な椅子で毎日作業しているなら、C7 Pro2のようなエルゴノミクスチェアへのアップグレードはかなり有力な選択肢です。椅子を変えるだけで生活が激変するとは言いませんが、少なくとも「今日も座りっぱなしで疲れたな」という日の印象は変わってくるはずです。

製品の仕様や購入先を確認したい場合は、FlexiSpot C7 Pro2の公式製品ページをチェックしてみてください。

FlexiSpot C7 Pro2に関するよくある質問

FlexiSpot C7 Pro2の価格はいくらですか?

FlexiSpot C7 Pro2の価格は59,800円です。長時間デスクワーク向けの高機能エルゴノミクスチェアとしては中核となる価格帯です。

組み立てにはどれくらい時間がかかりますか?

実際の組み立てには約30分かかりました。手袋と工具が付属しているため、基本的には別途工具を用意しなくても作業できます。

C7 Pro2は長時間のデスクワークに向いていますか?

向いています。7Dアームレスト、4Dヘッドレスト、可動式ランバーサポート、通気性のあるメッシュ素材により、体格や作業姿勢に合わせて細かく調整できます。

オットマンはどのように使えますか?

座面下に収納された2段式オットマンを引き出して使います。リクライニング時に脚を預けられるため、作業の合間の休憩やリラックスした姿勢に便利です。

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著者のプロフィール

TERUのアバター TERU 中華ガジェットブロガー兼サラリーマン

TERU(ガジェットブロガー / ビジネス・SF作家)
静岡県在住。本業では18年間の営業・海外事業およびマネジメントに携わるサラリーマン。ブログ「ニューガジェット三昧!」運営(最高月間13.5万PV)。実務経験を基にしたビジネス書『営業なんて、やりたくなかった。』やSF長編『グッバイ・ユートピア 涙の円環』などを執筆するKindle著者。週刊SPA!、週刊アサヒ芸能などメディア掲載実績多数。

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