皆さん、ゲームをプレイする時、コントローラーのボタン配置って気になりませんか?
特に、私のようなファミコン世代のゲーマーにとって、Switch ProコンのABXY配置はしっくりくるんですよね。これ、子供の頃からの馴染み深い配置だからでしょうか。
一方で、PCゲームをプレイするとなると、XBOXコントローラーが主流。
使い慣れた配置とは違うため、どうしても操作に戸惑ってしまうこともあります。
かといって、ゲーム機ごとにコントローラーを揃えるのは、正直なところ面倒だし、お金もかかりますよね?
こちらの写真は、我が家からの押収品です。このほかにもジョイコンやDualSenseなどまだまだ余罪が残ってます・・・。
私みたいな変態コントローラー蒐集家になる前に1台のコントローラーでPS5以外を動かせてしまうコントローラーがあるのをご存知でしたか?
そこで今回は、そんな悩みを解決してくれるかもしれない注目のコントローラー「Gamesir TARANTULA Pro」をご紹介します!
このコントローラー、なんとボタン配置を自由にカスタマイズできるんです。
もちろんこれまでもボタン配列変えられるゲーミングコントローラーはありました。
でも、本機はモーター機構で内部を搭載。1秒でXBOXコントローラーからSwitchコントローラーモードに変更が可能なんです。
しかも、PCやSwitch以外にもスマホ、タブレットなど様々なデバイスで使える優れもの。まさに、あらゆるゲーマーの夢を叶える万能コントローラーと言えるかもしれません。
Gamesir Tarantula Proは、一体どんな機能が備わっているのか、実際に使い心地はどうなのか、詳しくレビューしていきますので、ぜひ最後まで読んでみてください!
YouTube動画をチェック
Gamesir Tarantula ProについてYouTubeチャンネルでも解説しております。
詳細が気になる方はこちらもぜひチェックをお願いします。
スペック
項目 | 内容 |
対応プラットフォーム | PC/ iOS/ Android/Switch |
接続方式 | 有線 (USB-C)/ USB 2.4GHzワイヤレスドングル/ Bluetooth 5.0 |
アナログスティック | TMRスティック(交換可能、感度調整可能) |
ボタン | ABXYボタン (交換可能), Dパッド (交換可能), L1/L2/R1/R2トリガー, 背面ボタン×2 (マッピング可能), その他機能ボタン |
振動機能 | あり (非対称振動モーター) |
バッテリー | 1200mAh 内蔵リチウムイオンバッテリー |
その他機能 | Mag-Res² スティック、ターボ機能, 振動強度調整, 6軸ジャイロスコープ、NFC搭載、HD振動 |
重量 | 260g |
MFi認証 | あり |
まず、結論からお伝えしますと、使用してみてGamesir TARANTULA Proの開発コンセプトが「究極のカスタマイズ性の追求」だと感じました。
ド派手なRGBライティングやボタンが回転するギミックは、このコントローラーのほんの一部の顔でしかありません。
9個のキーマッピング機能、ゲームパッドでは、トリガーボタン、アナログスティックの調整など、ありとあらゆる箇所を自分好みにカスタマイズできるのが特徴です。
- TMRスティック: 高精度で耐久性に優れたTMR(磁気ホール効果)スティック
- 切り替え可能なトリガー: ホールエフェクトトリガーとマイクロスイッチの切り替えが可能
- 交換可能なレイアウト: フェイスボタンのレイアウトをスイッチまたはXboxスタイルに切り替え可能
- 9つのマッピング可能なボタン: 好みに合わせてカスタマイズ可能
- NFC: 対応デバイスとの簡単なペアリングが可能
- 6軸ジャイロ: 精密なモーションコントロールを実現
- RGBライティング: カスタマイズ可能なRGBライティングエフェクト
- HD振動: よりリアルなゲーム体験を実現
開封と細部をチェック
こちらがパッケージです。箱が潰れて届きましたが海外から到着したものなので、まあ仕方ないかな。
付属品は、下記の通りです。
- Gamesir Tarantula Pro本体
- ステッカー
- 取扱説明書
- USBーCケーブル(充電用・PC/スマホ接続用)
- サンキューカード
- 合格証
- USB 2.4GHzワイヤレスドングル
Gamesir Tarantula Proの取説は、いつも通りマルチランゲージで書かれてます。
こちらがGamesir Tarantula Pro本体で電源が入ってない状態です。
ここから電源を入れると・・・。
いきなりABXYボタンが発光し、ウィーンとボタン配置が回転することに驚かされました。
電源が入るとボタン部分以外も発光。まるでユニコーン○ンダムのサイコフレームといった趣です。
Vモーションみたいな部分にはマクロボタンのC1、C2、C3、C4ボタンのほか、「GAMESIR」ロゴ部分にも3箇所内蔵。
背面にもマクロボタンが2つ。
合計9個のマクロボタンがありました。
そして背面の銘板下には、このゲーミングコントローラーの付加機能を使用する際に用いる「Mボタン」があります。
ショルダーボタンはホールエフェクトトリガーとクイックトリガーの2パターンを設定することが可能。
背面銘板の左右についているスライドスイッチを押すことでホールエフェクトトリガーとクイックトリガーに加え、両者のいいとこ取りをしたハーフ状態を設定可能です。
ホールエフェクトトリガー状態とは、トリガーボタンの押し込み量によって値が変化するモードでレース系ゲームの恩恵を最も受けるのがこの状態です。
一方、クイックとトリガーモードは、まさに1か0に感覚が近く。ボタンの素早い反応力を求められるFPSゲームで力を発揮します。
本体株にはペアリングボタンがあり、新しいデバイスに接続するたびによく押します。
こちら再び正面ですが、D-Pad(十字キー)はタクト式スイッチになっており、例えるならメカニカルキーボードのようにカチッカチッと歯切れのいい音がします。
このキーは、オープンワールドゲームだとアイテムをアサインするのによく用いられます。
このボタンを押した時の反発から、手元を見なくてもしっかり操作ができているというフィードバック感が伝わってくるので、そこが素晴らしい!
アナログスティックには、おそらくGamesir初であろう「TMRスティック」が採用されました。
TMR電磁スティックは、ドリフトが起きにくと言われている、もはやゲーミングコントローラーでは当たり前となった通常のホールエフェクトセンサースティックの精度を最大6倍向上しているのがポイント。
これにより高精度で操作が可能となりEスポーツなどの競技に有利に有利となります。
操作方法
GameSir
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初回使用時にはGamesirアプリをインストールしてファームウェアアップデートを推奨します。
GamesirアプリではRGBライティングのパターン、バイブレーションの強さ、アナログスティックのデッドゾーン、感度設定をはじめ多くの項目をカスタマイズすることが可能なので入れておいて損はありません。
また、このほかコントローラーの裏面に設置されているMボタンの組み合わせでも同様にコントローラーの調整が行えます。
ターボモード(連射機) | Mボタン長押し + 連射させたいボタンを押す。 |
マクロボタンの設定 | Mボタンとマクロボタンを長押ししインジゲーターが付いたらシングルボタン、もしくは、コンボボタンを入力。 最後にMボタンを押して終了 |
この時に注意するは、設定プロセスが10秒間という点です。
使用感
このコントローラーは、いわゆる案件というやつです。
世の中には色々なコントローラーがありますが、今回の「TARANTULA Proはいつものコントローラーとは一味違うよ」とメーカー様から話を持ちかけられました。
またいつものゲーミングコントローラーかと思い、内容を特に確認せず受け取ったのが大間違いでした。
まず最初に手に取った印象は「あれ?結構ずっしりしてる」。
でも、Switchとペアリングした瞬間、その重みが安心感に変わりました。
ABXYボタン配置が鮮やかに光り始め、近未来的な雰囲気。
これは只者ではないぞ…とワクワク感が高まりました。
実際に使ってみると、ボタンの押し心地が抜群!それぞれのボタンがしっかりとしたクリック感があり、確実な入力ができます。
しかも、このコントローラー、ボタン配置やカラー設定までカスタマイズできるんです。
まさに、自分だけの最強コントローラーを作り上げられると言っても過言ではありません。
格闘ゲームで使ってみた
格闘ゲームは、アナログスティックよりもD-Pad(十字キー)の方が圧倒的に使いやすいです。
アナログスティックはの人は、別売でキースティックの短いものが販売されているので換装するのをおすすめします。
昇竜拳を連続で出してみましたが十字キーが浅めに感じたので、ここは好みの問題かと。
結論、昇竜拳は出しやすいです。
また、瞬獄殺のようなスピードとタイミングを求められるようなコマンドもマクロボタンを使えば一発で出すことができます。
ただし、チートなのでこの機能を対人戦で使用したら、絶対に絶交されること間違いありません。
実際に1ヶ月使用してみて従来のコントローラーと比べて特に気に入った点は、以下のとおりです。
- 十字キーの快適さ: ジョイコンと比べて格段に操作性が向上!斜め入力による誤操作も防げるので、テトリス99のようなパズルゲームに最適。十字キーの正確性と反応速度のおかげで、驚異的なスピードでブロックを積み上げることができました!と息子が言ってました。
- 反応速度の速さ: 入力遅延がほとんど感じられず、ストレスフリーなプレイが楽しめます。誤動作や反応しなくなるといったトラブルもありませんでした。
- トリガーの硬さ調整: ZR/ZLボタンの押し込みを調整できるのが画期的でした! 今までのゲーミングコントローラーもアプリを使用して押し込み調整できるものもありましたが、このGamesir Tarantula Proは、アプリを介さずにコントローラーから直接変更できるのが素晴らしい。 スプラトゥーンでインクを発射するタイミングを微調整したり、他のゲームでもトリガー操作を最適化できます。
まとめ
操作方法を覚えるまでが少し大変ですが、それを乗り越えてしまえば2024年最強のゲーミングコントローラーと言えると思います。
ボタンの押し心地の良さとカスタマイズ性の高さは、他のコントローラーにはない大きなメリットです。
皆さんも、ぜひ一度「Gamesir TARANTULA Pro」を手に取って、ゲーム体験をパワーアップさせてみてはいかがでしょうか?
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