iPlay 50 mini Proレビュー/2023年のベスト8インチAndroidタブレットかも!

iPlay 50 mini Pro アイキャッチ

2023年8月にAlldocubeよりiPlay 50 mini Proがワールドワイドで発売されました。

日本では、9月20日よりAmazonで発売開始されたばかりですが、価格が20,000円程度ながらHelio G99、RAM 8GB、ストレージ256GBと驚異的なコストパフォーマンスで世界中で大ヒットしてるようです。

Alldocube iPlay 50 Mini Pro Android 13 Tablet- Shop on BanggoodAlldocube iPlay 50 Mini Pro Android 13 Tablet- Shop on Banggood

Amazonでもクーポンとの合わせ技により、実質17,000円で買えるなどロケットスタートでローンチ!

初回販売分が瞬く間に蒸発してしまうなど、iPad miniが欲しい層、高くて購入するのを躊躇している層にヒットしているのがiPlay 50 mini Proなのです!

今回は、iPlay 50 mini Proを自腹で購入したので使用感や気になった点をレビューしていきます。

2024年1月更新

iPlay 50 mini ProはWidevine L3に対応対応です。

簡単にいうとNETFLIX、Amazon プライムビデオ、Huluが高画質で楽しめないのが唯一のネックでした。

2023年の年末にマイナーアップデート版のiPlay 50 mini Pro NFEが発売されました。

これからこのl記事で紹介する旧版を買われる方は、少し価格がアップするかもしれませんが新型のNFE版を買うことをお勧めします。

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目次

スペック

項目詳細
ディスプレイ8.4″ 1920×1200 FHD+ In-Cell
輝度320nits
プロセッサMTK Helio G99
グラフィックスMali G57 MC2
OSAndroid 13 (GMS認証済み)
Widevine 証明L3 (Widevine L1には非対応)
スピーカーシングル(モノラル)
メモリ16GB (8GB + 8GB 仮想)
内蔵ストレージ256GB UFS2.1S
SDカード拡張最大512GBまで
サイズ202.7×126×7.5mm
重量約306g
通信4G LTE, 2.4/5G Wi-Fi, Bluetooth 5.2
SIMカードスロットデュアルSIM (SIM2はmicroSDと排他)
位置情報GPS/Beidou/Galileo/Glonass
バッテリー5000mAh (PD 18W急速充電対応)
フロントカメラ5MP
リアカメラ13MP

細部をチェック

iPlay 50 mini Pro 技適

今回私はAliexpress経由で買いました。

値段は、アリエクスプレスのクーポンとコインを使って17,800円で買えたと思いました。

TERU

円安なのにこの価格で買えるなんてマジで神です。

ちゃんと技適もありますので日本でも使えますよ。

iPlay 50 mini Pro 背面の質感

本体を取り出してみました。

この軽さと大きさはiPad miniと同じ。

リンゴマークやAlldocubeマークがなかったらパッとみた感じ、どっちがどっちなのか分からないはずです。

iPlay 50 mini Pro 質感

さらにズームしました。

中華タブはプラスチックに金属っぽい塗装や表円処理がされていることが多いですが、iPlay 50 mini Proはアルミ素材で酸化被膜処理もしっかりされてました。

AlldoCube iPlay 40レビュー 2万円ながらiPadなみに使いやすくて軽い高コスパタブレット登場。AlldoCube iPlay 40レビュー 2万円ながらiPadなみに使いやすくて軽い高コスパタブレット登場。

過去にiPlay 40も使っていたけど、クオリティがさらにアップし高級感ありますよ。

iPlay 50 mini Pro SIMカードトレイ

iPlay 50 mini ProにはMicro SDカードの他、SIMスロットも内蔵されてます。

本体のストレージ容量が256GBあるのでMicro SDカードで容量を増設する必要性は、あまりないと思います。

RAM容量は8GBですが、Micro SDカードの容量の一部をRAMに割り振るということもできるようで、これによりRAMを16GBまで増強できるという恐ろしい機能もついてます。

TERU

ただし、SoCの性能はほどほどなのに、このタブレットで大量のRAMのリソースを必要とする作業って何だろうと疑問に思ってしまします。

ボビー

Don’t think! Feel。意味は考えるな。中華タブレットはロマンが大事!。

iPlay 50 mini Pro SIMカードトレイ 楽天

私は、楽天モバイルのSIMカードを入れて運用してます。

女役

面倒なAPN設定は一切なく、SIMを入れただけで自動でSIM設定が完了したよ。

iPlay 50 mini Proのいいところは、タブレットから電話もできるということ。

iPad miniのセルラー版は通信するだけで電話をかけたりする事ができないのが唯一の難点。・・・というかそういうものだと思って割り切って使うもんですよね。

iPlay 50 mini Pro スピーカー
下部

スピーカーは下部に1つだけ。

TERU

トランシーバーじゃないんだから、せめてあともう1つ載せておくれ!

iPlay 50 mini Pro 上部
上部

上部にはType-Cの端子がついてます。

某リンゴ屋さん風にいうと・・・。

怪しい人

みんなうれしいUSB-C。

もうケーブルだらけの毎日とはおさらばよ!

はい、中華タブレットでこんなこと言われても全く説得力がありません。

iPlay 50 mini ProiPlay 50 mini Pro 左側
左側面

本体の左側面には、3.5mmオーディオジャックとマイク、SIMカードスロットが搭載されてます。

あとで説明しますが、スピーカーを1発だけにしたり照度センサー、指紋認証なしといった、涙ぐましいコストダウンをしているくせに「3.5mmオーディオジャック」といった古代のオーパーツを敢えて搭載する感覚が理解できません。

TERU

なんかコストダウンの努力の方向性が間違ってない?

右側 iPlay 50 mini Pro
左側面

本体の左側面には、アクションボタン・・・。

じゃなかった、電源ボタンと音量調整ボタンがついてます。

iPlay 50 mini Pro 付属品

付属品はこんな感じです。

取説、USB-C、充電プラグはいらないからセンサーを増やす努力をしてくれ〜。

使用感

iPlay 50 mini Pro 画面解像度

iPad miniの価格の4分の1程度ということもあり、躊躇なく雑に扱うことができるのが良いなと感じました。

iPlay 50 mini Pro カバーケース
Amazonで売ってたカバーケースを装着

もちろん壊れないようにケースカバーをつけてますが、Apple製品のように買い替え時のリセールバリューを気にせず仕事、趣味、屋外などいろんなところに持ち運んでます。

先に紹介した通り、iPlay 50 mini Proに楽天モバイルのSIMを入れて使用してますが、電話機として使える点もiPadには(でき)ない魅力です。

私のメインスマホは、iPhone 13 Pro Maxで、今までサブ機にXiaomi 11 T Proを使ってましたが、iPlay 50 mini Proを買ってからは、11 T Proが退役してしまうくらい気に入リました。

iPlay 50 mini Pro データ引き継ぎ

ただし、iPlay 50 mini Proをサブ機にすると、出かける際にサコッシュ(バッグ)のような小型バッグが必要になってきます。

そうすると今度は、ポケットに収まる折りたたみ小型タブレットが欲しくなり、結果的にGalaxy Z Fold 5に行き着きます。

でもまあ、それはまた別の問題。

当分、物欲に終着点はなさそうです。

TERU

とりあえずiPlay 50 mini Proを買ったらケースカバーを買っておきましょう!

ゲーム性能に関して

Helio G99はAntutuベンチマークスコアで40万点を叩き出すレベルようです。

他のガジェットブロガーのように原神をプレイしてみましたが、「ゲームは遊べます」

ただし、本当に遊べるレベルで画面解像度は「低」を選択しないと快適に遊べません。

また、その状態でプレイしてても本体が発熱するようになり本体の寿命を縮めているんじゃないかと不安になってきます。

PS5のリモートプレイを試しました。

2023年11月にリモートプレイ専用機(Playstation Portal)が発売されますが、画面サイズiPlay 50 mini Proとほぼ同等サイズ。

あちらはリフレッシュレートが60Hz出るようですが、まあ、なんちゃってPlaystation Portal気分を味わう事ができるはずです。

本機は、Androidタブレットなので3DSやPSといった過去のコンシュマーゲームをエミュレーターで体験する事ができます。

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サイズ的にGamesirのスマホを挟み込むコントローラーも使えるようですが、自分の場合、あの使い方に美的センスを感じません。

自分の場合は、iPlay 50 mini Proを床置きして、先日レビューしたBIGBIG WON Reinbow 2 Proを接続してじっくり遊ぶスタイルがベストです。

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XREAL AIRは使えませんでした

8.4インチタブレットは、スマホと11インチタブレットの中間サイズのため、どんなコンテンツを楽しむにしても中途半端が気になる方もいるはず。

唯一無二のサイズといえばそれまでなんだけど、もっと大きい画面でコンテンツを楽しむ方法がないか考えたところ、まえに買ったXREAL AIRを思い出しました。

iPlay 50 mini ProにはUSB-C端子がついており、XREAL AIRをダイレクトに接続してみましたが、結論、音しか出ず、画像は出力されませんでした。

拡張パッケージのXREAL BEAMを使えば画像もワイヤレスで見れるのかもしれません。

女役

Beamは持ってないので試せてません。

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バッテリーの持ちについて

iPlay 50 mini Proのバッテリーは5,000mmAhを搭載してます。

使い方にもよりますが1日は十分持つレベルです。

ただし、バッテリーの減り方は、普通のスマホと同じくらいの速さで減っていく感じ。

ところどころにコストダウンのための努力を感じる

一般的なスマホタブレットには「照度自動調整機能」「指紋認証」がついてますが、本機にはそれがありません。

多分、センサー類を減らしてコストカットをするためだと思います。

別になくても困りませんが、夜間も日中と同じ照度だったり、電源スイッチを押すたびにログインのためのPINを入力するなど、長期間使用していると小さなストレスが積み重なってくるかもしれません。

TERU

まあ、そもそも20,000円程度の機種に高望みすること自体が誤りですよね。

ちなみにiPlay 50 mini Proの1スピーカーという点は意外にも気にならなかったです。

私の場合、普段動画をイヤホンやスピーカーを通して聞くことが多く、また、メイン機としてiPad Pro 12.9を保有しているというのもあります。

今、円安で148円/ドルですが、もし仮に数年前みたく110円台だったら12,000円くらいで発売されているだろうな。

iPlay 50 mini Proの約20,000円という価格の破壊力は相当すごいと感じました。

電子書籍の雑誌は画面が小さくて見にくいかも

私は、電子書籍のサブスクの楽天マガジンを購読してます。

上の写真は、雑誌の表紙なので私が伝えたいことをお伝えしにくいですが、小さな画面に小さい文字で情報がぎっしり書いてあると読む気が失せるレベルです。

これは、私の老化や疲労度にも影響しているかもしれませんが、iPlay 50 mini Proでは、ちょっと雑誌を読む気にはなれませんでした。

一方、活字が主体のAmazon Kindle系の小説は読みやすい印象でした。

WideVine L1に対応してない点は個人的に無問題

iPlay 50 mini Proは「WideVine L3」のためAmazonプライムビデオ、Netflixを最高画質で楽しむことができません。

いっぽう、「Pro」を冠さない、iPlay 50 mini、通称「無印版」はWideVine L1に対応しているので、各種動画サービスを高画質で視聴できる謎の逆転現象が起きてます。

多くのiPlay 50 mini Proレビュワーが「今後のファームウェアアップデートに期待」という言葉で締めくくってますが、個人的には絶対に改善されることはないと思ってます。

これまで格安中華Androidタブレットを何度も所持してきましたが、アップデートが来るのは非常に稀れ。

一定期間使用させて不満が出てくるタイミングで新機種を投入して買い替えを促すというのが中華メーカーの手口だからです。

なのでWideVine 3を気にする人は購入をオススメしません。

ちなみに私の場合、YouTube、TikTok、ABEMA、TVerの使用がメイン。

これらはWideVineの影響は受けずフルHD(1080P)で視聴が可能です。

アマプラで映画を見るときは大きい画面でどっしり腰を落ち着けてみた方が楽しめるというのが持論です。

これからiPlay 50 mini Proを買う方は2023年の年末に発売されたNFE版(マイナーアップデートバージョン)を買う方がいいと思いますよ。

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結局どんな使い方してるの?

iPlay 50 mini Pro ジムで使う
ジムに持ち込み有酸素運動中に動画見てます
TERU

褒めることが少なく気になったことばかり書いてきましたが、iPlay 50 mini Proをどんな風に使っているか正直に書きます。

ゲームはほとんどやらず、通勤中や営業活動中の車内でYouTubeを見たり聞いたりする使い方がメイン。

あとは、客先で営業資料を見せたり、暇な時は、ネット、ニュース、2chまとめを読むといった使い方をしてます。

原神のようなオープンワールドゲームを好む人にはちょっと物足りない性能かもしれませんが、パズルゲームやソシャゲー程度ならちょうどいいスペックなのが本機。

iOSの便利なエコチェーンに溺れるのもいいですが、私は割り切ってもっぱらメディア消費マシンとして使ってます。

あれ・・・?

わたし気づいちゃいました・・・。

Proじゃなくて普通のiPlay 50 miniでいいんじゃないかって・・・。

まとめ

iPlay 50 mini Pro 画面解像度

iPad miniを以前持っていたためどうしても比較してしまい、粗探しみたいなレビューになってしまいましたが実際はメチャクチャ気に入っております。

あまりにも気に入っているためメインスマホのサブ機に昇格してしまうレベルでした。

価格は現在の相場だと20,000円〜17,000円です。

失敗したと思ったらメルカリやヤフオクに放流すれば問題なし。

メインスマホにもう1台サブ機を探している方は、iPlay 50 mini Proをぜひお試し下さい。

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