iPad OSが登場してからというもの、PCとタブレットの境界がなくなりつつあります。
Appleは、iPadをよりラップトップに近づけようとMagic Keyboardを発売したり、M2チップといったMacBookにも搭載されているチップをのせるなど、大幅な進化には目を見張るものがあります。
今回紹介するPITAKA MagEZ Stand(マグイージースタンド)はiPadをiMacのようにグレードアップさせてしまうサードパーティです。
でもこれってただのスタンドだろ?
こんなふうに思うかもしれません・・・
一般的なiPadスタンドは台座のツメの上にiPadを乗せるのが普通ですが、MagEZ Standはマグネットで背面をしっかり吸着。
揺れなどでiPadの位置がズレるということは皆無!
また、台座部分には15Wのワイヤレス充電器が内蔵されてます。
世の中のiPadユーザーは、フリップカバーケースを使っている率がかなり高いと思いますが、MagEZスタンドを使うことでこれまでとは全く違う動画視聴、文章入力、ゲーム体験ができますよ。
- Macのサイドカー(サブモニター)として活用
- お気に入りのキーボードを組み合わせてPCライクに使う
- ビデオ通話(オンラインミーティング)に活用
- 動画視聴
- Apple Pencilを使うときの台として
スペック
対応機種 | タブレット, スマートフォン |
---|---|
カラー | MagEZ Stand (2in1)亜鉛合金黒 |
電池使用 | いいえ |
ブランド名 | PITAKA |
素材 | 亜鉛合金 |
製品サイズ | 2 x 3 x 1.27 cm; 1 kg |
首振り角度 | 下方向(手前):5°上方向(奥):32.5°回転:360° |
商品重量 | 1 キログラム |
ワイヤレス充電 | 15W |
重量は、1kgとやや重め。
外出先にiPadと一緒に持ち歩くには少し不便です。
自宅やオフィスに常設しておく使い方が良いかと思います。
ワイヤレス充電の出力は最大15Wです。
ただしこの性能を発揮させるためには大容量のコンセントチャージャーが不可欠です。
Appleつながりで初代マッキントッシュをオマージュしたGaNチャージャーで充電がおすすめです。
開封&組立て
「PITAKA」MagEZ Standの箱です。
パッケージから高級感が漂います。
こちらが付属品です。
箱を開けると台座部分とこんにちわです。
白い枠が書かれててますがこの部分でワイヤレス充電ができます。
台座部分の下に六角レンチがマグネットで吸着しているので取り外し・・・
支柱部分をはめる。
そして六角レンチで2箇所ネジを締めて一応完成です。
このまま使ってもいいけど先ほども紹介した通り、MagEZ Standはワイヤレス充電ができるのでType-Cケーブルを接続します。
これで完成です。
上の写真ではiPadがMagEZ Standに吸着していますが、名前の通りマグネット(磁石)でくっついてます。
MagEZスタンドはiPadむけに作られている感じがしますが、Galaxy TabやKindle Fireにも流用が可能。
付属のマグネットシールをタブレットの背面に貼ることでスタンドが使えるようになります。
iPadユーザーの中には、
「このマグネットシールを貼るとiPadのケースのデザインを損ねてしまうのがイヤ」
と思うかもいるかもしれません。
もし、ケースにこだわりがないという方は、別売のPITAKA MagEZ Caseも軽量でおすすめです。
MagEZ Caseはレーシングカーや航空機などにも使われているアラミドカーボン繊維です。
これ系の製品は、プラスチックにカーボンをプリントした物が多いんだけど、この製品は本物を使用してます。
ケース中にMag Safeも搭載しているため、MagEZスタンドにもそのまま使用できるほか、カバーをつけた状態でMagic Keyboardも使えるためオススメです。
スタンドを使いながらワイヤレス充電ができる!
本製品の魅力は、スタンドとしての機能だけでなく、ワイヤレス充電もできるという点です。
台座部分は15Wのqiワイヤレス充電が可能。
AirPods Pro、iPhoneだけでなく、他社製のワイヤレス充電に対応したガジェットも充電が可能です。
欲をいえば、ついでにApple Watchも充電できると、なお良しかな。
あと、iPadがくっつくマグネット部分からもワイヤレス給電ができれば、iPadを使わない時は充電器として役立ちそうですが今後のバージョンアップに期待したいです。
MagEZ Standが役立つ場面
この記事を読んでいる方は、フリップカバー(カバーがスタンドになる)付きのケースを使用している方が多いと思います。
MagEZスタンドを使うことで目線が高くなります。
そのため長時間のiPad視聴や、キーボードを接続しての作業が格段に捗ると感じました。
また、デスクに置いて動画を見たところiPadのスピーカーのポテンシャルが最大限に発揮できると感じました。
その理由は、MagEZスタンドを使うことでスピーカー位置が耳と近い高さになるから。
今までのようにデスクに置いて使うよりも音の立体感が増していい感じに聞こえました。
スタンドの首の角度調整もできるのでApple Pencilも使うことができます。
私は絵が下手なのであまり多く使いませんが、ピクロスをやる時に役立ちそうです。
iPad OSではPS4コントローラーが使えます。
上の写真はiPad版の原神ですが、PS4版やPC版と同じような感覚で使うことができました。
タブレットでゲームすると、前かがみになり姿勢が悪くなりがちです。
特に成人男性の頭の重さはボーリング玉と同じ約5kgといわれてますが、もし成長期の子供が長時間悪い姿勢でタブレットをしていると思うとどう思いますか?
MagEZスタンドを使うことでiPadライフがより豊かになること間違いありません。
まとめ
PITAKA製品は1つ使い出すと他のガジェットのケースは全てPITAKAに統一したくなる不思議な魅力があります。
事実、iPhone、iPad、AirPods Proのケースは全てPITAKA製で統一してますが、PITAKAはブランドではなく「PITAKA」というジャンルといっても過言ではないかも。
もはや何をいってるのか訳がわからない・・・
MagEZスタンドを快適に使うには、MagEZ Caseとの併用が大前提です。
でも一度、両者をそろえてしまえば、あなたのiPadライフがさらに豊かになること間違いありません!
コメント