Hey Guys!
ガジェットブロガーのteru(@teru_cobba)です。
コロナ禍で自宅にいる時間が増えると、ふとした時に床のホコリや汚れが気になることがありますよね?
「今すぐ、掃除しなきゃ」と思ってもなかなか忙しくて、どうしても面倒な掃除は後回しになりがちです。
そんなときに役立つのがロボット掃除機!
「OK Google! 掃除機をかけておいて」
の号令で自動で部屋をくまなく掃除してくれるため、忙しいテレワークや家事の時間を自分の労力を割くことなく部屋のキレイを保ってくれます。
今回は、ロボット掃除機の「 Neakasa NoMo Q11」をレビューさせていただきます。
このロボット掃除機ですが、2021年にクラウドファンディングのMakuakeに登場し、応援購入額が1億円を突破した超ヒット商品なんです。
また、口コミや評判もよく、「2021年買って良かったものランキング」に多くのブロガーが推薦しているプロダクトです。
Neakasa NoMo Q11(ニーボット ノモ Q11)の特長は以下の通りです。
- 全自動ごみ収集機能付き
- 吸引力は、4000Paと超強力!
- 水拭き機能付き
- アプリで連携で外出中も掃除の指示ができる
- Wi-Fi対応でスマートスピーカーとの連携もOK
- LiDARレーザーセンサーの位置を改善することで繊細にキビキビ動いてくれる
Neakasa NoMo Q11は、60,000円台という価格ながらも今までロボット掃除機の上位機種のみに搭載されていた「ゴミの収集機能」がついているのと「4,000Pa」という圧倒的な吸引力がポイント。
さらにWi-Fi対応で、SiriやGoogle Homeといったスマートスピーカーとの連携もできる超便利アイテムなんです!
今回のレビューにあたり、Genhigh様より商品提供を受けております。
Neakasaはどの国の会社?
Neakasa NoMo Q11は、中国の深圳とロサンゼルスに拠点を置く「Neakasa Tech(ニーボットテック)」から販売されております。
ちなみにNeakasa Techの親会社は、Genhigh (ジェンハイ) Techという総合家電メーカーで2017年に中国で設立されました。
同社は日用品やスマート家電を「エレガントなデザイン」かつ「高品質」をコンセプトに開発しており、リーズナブルな価格で提供することに挑戦しています。
以前、このブログでも取り上げた耳を塞がないイヤホン「Mu6 Ring」や自動翻訳機の「Langogo」「SIATOES」も同社の製品です。
Neakasa Techは、家庭用の掃除機に注力しておりロボット掃除機の他にもNeakasa P1 Proといったペット用の集塵機付きグルーミングキットを販売しております。
Neakasa NoMo Q11のスペックと特徴
製品名 | Neakasa NoMo Q11 |
吸引力 | 750Pa(静音モード) 1500Pa(通常モード) 2500Pa(強力モード) 4000Pa(Maxモード) |
サイズ | 350mm×350mm ×87mm(本体)397mm×275mm×315mm(自動ゴミ収集バックス) |
重量 | 3.3kg (本体)4.6kg(自動ゴミ収集バックス) |
水タンク | 300mL |
ゴミ収集用の紙パック容量 | 2.5L |
LiDAR | 本部内部埋め込み式レーザーセンサー |
Neakasa NoMo Q11の価格
Neakasa NoMo Q11は、Amazonで69,800円で販売されています。
ただし定期的に限定クーポンを配布しており、実質価格は62,800円程度で購入することができます。
クーポン情報
特徴
Neakasa NoMo Q11は、ロボット掃除機に必要な最低限の機能が不足なく入っています。
階段落下防止機能、充電がなくなったら自動で充電ステーションまでの帰還は当たり前!
そのほか、GoogleアシスタントやSiriといったスマートスピーカーの音声コマンドにも対応しています。
しかし、Neakasa NoMo Q11の最大のポイントは次に紹介する「吸引力」ではないでしょうか?
日本電産製の高性能ブラシレスモーターを採用
Neakasa NoMo Q11は、日本のモーターメーカーの日本電産 (Nidec)社製の高性能静音ブラシレスモーターを採用しています。
日本電産といえばiPhoneに内蔵されている小型振動モーターから電気自動車のトラクションモーターを製造しており、日本を牽引するモーターメーカーです。
特に日本電産のモーターは、高品質で高い耐久性をがウリ!
Neakasa NoMo Q11の心臓とも言えるモーター部分ですが「1分間になんと2万回転」もするんです!
フローリングの隙間にある小さなホコリ、ペットの毛、目に見えないダニも簡単に除去してくれます。
4,000Paの超強力吸引力!
先に紹介した日本電産製の高性能ブラシレスモーターが本気を出すと4,000Paの吸引力を発揮するから驚きです!(MAXモード時)
Pa(パスカル)とは、真空度をあらわす数字で、この数値が高ければ高いほど「空気を吸い込む力」が強いとされています。
ロボット掃除機でPa数を公表している製品が少ないなか、Neakasa NoMo Q11は4,000Paを公称しており、製品に絶対的な自信を持ってリリースしています。
ちなみに昨年より我が家で使用しているロボット掃除機「Dreame D9」の最大吸引力が3,000Paでしたが両者を比較してもNeakasa NoMo Q11の方が断然仕上がりがキレイで短時間で掃除が終了します。
開封と細部をチェック
こちらがパッケージです。
結構大きな箱でとどきました。
箱を開けるとすぐに出てくるのがクイックスタートガイドです。
これとは別に取扱説明書も入っていますがこれを見ておけばとりあえずすぐに使えそうです。
本体と全自動ゴミ収集機能付きの充電台のセット。
- 本体
- 全自動ゴミ収集機能付き充電台
- モップ×2枚
- ブラシ×2個
- 紙パック×2個
- HEPAフィルター×1
- 水拭きユニット
- 取扱説明書
- 充電ケーブル
こちらが本体です。
ボタン類は上部に2つついているだけで非常にシンプル。
Neakasa NoMo Q11には、iPhoneにも用いられているLiDARレーザーセンサーが搭載されています。
ちなみにLiDAR(ライダー)とは、「light detection and ranging(光による検知と測距)」の頭文字をとった言葉でレーザー光を照射し、物体に当たって跳ね返ってくるまでの時間を計測し、物体までの距離や方向を測定します。
このLiDARセンサーとAI技術を組み合わせることで Neakasa NoMo Q11が部屋のマッピングを生成し、最短で効率のいい掃除ルートを計算してくれます。
1年ほど前までのロボット掃除機には障害物を検知するLiDARが天板部分についているものが多かったですが、最近の機種は進行方向にLiDARセンサーが組み込まれていて、より薄くなりました。
Neakasa NoMo Q11の高さは3.4インチ(約8.5㎝)とひと昔前のロボット掃除機よりも大分薄い印象です。
上の写真のように、普段掃除しにくいソファーの下もグングン進んで掃除してくれますよ。
底面は、一般的なロボット掃除機と同じ形状です。
もちろん吸い込みブラシに髪の毛が絡まった時は外してメンテナンスすることができます。
ここで役立つのが付属のメンテナンスブラシ!
ブラシのほか、上部にはカッターの刃がついていて回転ブラシや内部につまってしまった髪の毛を切って除去することができます。
このメンテナンスブラシはというと Neakasa NoMo Q11のダストボックスに付属しています。
ダストボックスは、ホコリを溜める部分と、水拭き用のための水タンクが一体化されています。
もちろんそれぞれ壁で仕切られているので水拭きタンクは清潔の状態で運用することができます。
水拭きのユニットを装着するとこんな感じになります。
後方部には充電用の接点端子×2つと充電ステーションとドッキングするときに役立つ赤外線ポート。
それに全自動ゴミ収集ボックスにゴミを送り込むゲートがついてました。
いままでのロボット掃除機のように「Neakasa NoMo Q11単体」だけでも十分に使えそうですがもうひとつ忘れてませんか?
そうです。充電台です。
こちらが充電台です。
不思議な形をしていますがこの中に吸い込んだゴミが溜まっていきます。
上部を開けると紙パックが現れます。
この紙パックの容量は2.5Lとなっており、掃除の頻度やごみの量にもよりますが1~2ヶ月間ゴミを貯めれるようです。
今までのロボット掃除機は、一度使い終わったら、次の掃除に向けてゴミを事前に捨てておく必要がありましたが Neakasa NoMo Q11 は、全自動ゴミ収集機能付き!
掃除終了後は面倒なゴミ捨てが必要ないため「思い立った時」に掃除を始められます。
Neakasaアプリをインストール
Neakasa
Neakasa Tech Co Limited無料posted withアプリーチ
Neakasa NoMo Q11を使用する前に事前にスマホでNeakasaアプリをインストールしロボット掃除機を登録させましょう。
アプリをインストールしたら最初にやっておきたいことはファームウェアアップデートです。
その後、言語設定などを行った後に運転させ部屋を自動マッピングさせます。
掃除を繰り返すことで部屋の情報のデータが蓄積され、AI技術によってNeakasa NoMo Q11の動作精度がより高まります。
また、言ってほしくない場所にはアプリ内でバーチャルフェンスの設定も可能です。
使ってみた感想
紙パックは代用できる?
紙パックやフィルターといった消耗品の交換時期はNesbitアプリから確認可能です。
Neakasa NoMo Q11の集めたゴミを貯める紙パックは、Amazonや楽天で「Neakasa 紙パック」という検索ワードで調べるとすぐに見つかります。
汎用品で同サイズの紙パックがであれば、使用することはできるかもしれませんが、故障の原因につながる可能性があるため、専用の紙パックを使うようにしましょう。
Neakasa NoMo Q11 口コミと評判
知名度の高いルンバの最上位モデルと悩みましたが、掃除機に20万円近くも出せないので
半額以下のNeakasa Q11を選択。
家電店では取り扱いがなく不安でしたが、クラウドファンティングやブログでそこそこ有名だったので
人柱も兼ねて購入しました。良かった点
・LiDAR搭載でマッピング化が可能。対象物に衝突が最小限にでき家具が傷付きにくい。
・掃除、水拭き、ゴミ収集の3つがオールインワン。便利です。
・アプリ操作で掃除の開始から停止までOK。
・段差は2㎝弱。日本国産のモータで心臓部は頼り甲斐がありそう。
・吸引力が他のに比べて強力。
・静穏モードは本当に静か。吸引力は落ちるが、埃の除去には効果的。
・モップ拭きで埃が舞いにくい。喘息持ちの家庭におススメ。
・掃除禁止ゾーンはアプリで設定。バーチャルゾーン、ウォールが不要でスマート。
・厚みが9㎝以下でソファーの下なども楽々掃除。悪かった点
・電源コードが3つ又(アース電源付き)なので2つに変換が必要。
もしくはアース付きのコンセントに差す必要あり。付属品に設定して欲しいと感じました。
・スペアパーツが高価。もうちょっと安いと助かる。
・モップは自動洗浄などないため、拭いた後は手洗い必須。牛乳など拭いた際はすぐに洗浄が必須。耐久性は今後使ってみて検証していきますが、使ってみた感じとしては
Amazonレビューより引用
好印象。最初のアプリ登録もスムーズで本体のボタンも2つでシンプルです。
スマホ必須ですが、今の時代ほぼ1人1台所有しているのでこの点は問題ないかと。
ゴミ収集機能付きは初めてでしたが、便利ですね。
定期的な本体の清掃が不要になるので面倒くさがりの性格の私のニーズと合致しました。
掃除機としての能力は吸引力が高く優秀。
フローリングでは完璧、カーペットは取りこぼしが見られたが2周する設定もあったので問題なし。
気になった点
説明書に記載がありますがホーム設置付近は大きく場所を取る必要があり、妨げられていると右往左往し戻れません。
狭いスペースしか確保できないのであれば他社製品のがいいでしょう。あと接触して障害物や壁を認識するので、軽く倒れやすいものが進行方向にあると薙ぎ倒し引きずり突き進みます
Amazonレビューより引用
他社製品に比べパワーと重量があるため、常日頃から気をつける必要がありそうです。
1番気に入ったのは、LiDARが搭載されている所ですね。物にぶつからないのは最高です。
Amazonレビューより引用
静音性も◎。
ただ、製品が届いて一週間ですが、未だにWi-Fi接続が出来なくて困っております▲。
使ってみた感想
ロボット掃除機の吸い込み能力が2,700Pa~3,000Paの物が多いなか、4,000Paの吸い込み能力は伊達ではありません。
強さは両方ともMAXモードです
試しに1つの部屋を違うロボット掃除機で2回掃除してみました。(1回目がDreame D9 2回目が Neakasa NoMo Q11 )
Dreame D9の吸い込み能力は3,000Paでそれなりにキレイになるのですが、 吸い込み能力がさらに高い Neakasa NoMo Q11 で2回目の掃除をしたところ、1回目で取り切れなかったホコリをキャッチできていました。
吸引力の高い Neakasa NoMo Q11の方が、1回で広い範囲のホコリを吸収できたのだと推測します。
掃除中の音量は、さすがにパワフルモードにすると結構うるさく夜の集合住宅だと音が気になるかもしれません。
後日、通常モード(1500Pa)で掃除してみましたが吸引音はかなり静かで床のホコリも問題なくキレイになります。
普段使いで毎回MAXモードを使用する場面はほとんどないと思いますが、ペットを飼っているご家庭ではパワフルモード(2,500Pa)やMAXモード(4,000Pa)を週に数回使用するといいかもしれません。
水拭き機能付きはやっぱり便利!
20,000円前後の価格帯のロボット掃除機は、水拭き機能がついていない物がほとんどです。
いろいろ調べましたが、もし仮に水拭き機能が備わっていたとしても、吸引と水拭きを同時にやってくれるモデルはありませんでした。
Neakasa NoMo Q11は、吸引と水拭きの2つ工程を1回でこなしてしまうので超時短で掃除ができてしまう点が素晴らしいです。
水拭き機能は夏場に特に役に立ちます!
スポーツ少年団から帰ってきた小学生の息子の足の裏臭すぎ・・・しかも汗ばんだ汚い足で歩き回るから床がすぐに汚れて掃除が大変だわ・・・
LiDARセンサーがフロントに搭載されたことでぶつかりにくくなった
1年前から使っていたロボット掃除機には、潜水艦の潜望鏡のようにボディの上部にLiDARセンサーがついていました。
いっぽう、Neakasa NoMo Q11は、フロントバンパーの中にLiDARセンサーが搭載されてます。
センサーが低い位置に移動したためか、ロボット掃除機の高さよりも低い障害物にぶつかりにくい感じがしました。
- 床置きしてあったゲームコントローラー
- ぬいぐるみ
- 脱いだ衣類
- etc…
2㎝までの障害物は乗り越えてしまうので、さすがにスマホの上は乗り越えて走破してしまいましたが、今までのロボット掃除機よりもけっこう繊細に掃除してくれる点がナイスでした。
ここが残念
日本語のアナウンスがカタコト
Neakasa NoMo Q11を使っていて不満はほとんどないですが、強いて言えば日本語のアナウンスが少しカタコトな点です。
これに関しては、掃除の仕上がりに関係ないので気にしてませんが、「しょせん中華製」と思われないためにも頑張ってほしかったです。
ゴミ収集台の音がちょっとうるさいかも
また、ロボット掃除機が集めたゴミを「ゴミ収集台・兼充電台に移すときの音」が結構うるさく感じました。
特にゴミ収集台にゴミを移動している時間は12秒から20秒程度ですが、ひと昔前の掃除機の音といった感じで甲高い音がします。
夜勤で夜中にロボット掃除を使う人はちょっと注意が必要です。
紙パックの維持費がもったいない
ゴミ収集台の紙パックは1ヶ月~2ヶ月程度の頻度で交換するようですが、私は貧乏性なので紙パックに溜まったゴミを掻き出して再利用する予定です。(非推奨)
ダイソンのようなサイクロン方式なら紙パックが不要なので次期モデルが登場する際は、「サイクロン式」にアップデートしてほしいというのが私からの要望です。
まとめ
- 全自動ごみ収集機能付き
- 吸引力は、4000Paと超強力!
- 水拭き機能付き
- アプリで連携で外出中も掃除の指示ができる
- Wi-Fi対応でスマートスピーカーとの連携もOK
ロボット掃除機を使うことで、自分の貴重な人生のなかの「掃除時間」というムダを減らせることができます。
この浮いた「掃除時間」を子供と一緒に過ごしたり、ブログを書くなど他の工程に変換できるほか、床に物を置かない生活が身につくなどメリットばかりです。
数あるロボット掃除機のなかでも「価格よし!」「機能よし!」「性能よし!」の3in1の機種が Neakasa NoMo Q11です。
まだロボット掃除機をお使いでない家庭はぜひ Neakasa NoMo Q11をご検討さい!
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