金属アレルギーでも使える「PITAKA」カーボン製Apple Watch用バンドレビュー

PITAKAカーボンバンド
TERU

Hey Guys!
ガジェットブロガーのteru(@teru_cobba)です。

ここ数年でApple Watchユーザーが激増しましたが皆さんは普段どんなバンドを使ってますか?

Apple Watchには、iPhoneケースと同様に個性を表現できる十人十色のアクセサリーが販売されてますよね。

今回は、PITAKAの「カーボン製Apple Watch用バンド」をレビューします。

女役

私・・・金属アレルギーでステンレス/アルミ製のバンドが付けられないの・・・

ボビー

スポーツバンドを使いたいんだけどムレると皮膚赤くなって痒むのが悩みなんだ。

今回紹介するPITAKAのApple watch用カーボン製バンドは・・・

  • 金属アレルギーを持ってる人
  • 肌が弱い人
  • 圧迫感がなくて軽いバンドを探している人
  • 人と被らないバンドを探している人
  • カーボンが大好きな人
  • モータースポーツが好きな人

におすすめしたい製品です。

目次

金属アレルギーの人も使えるApple Watch用バンド

PITAKA Apple Watch用カーボン製バンド つけてみた

カーボンファイバー、セラミック、チタンといった素材は、金属アレルギーの人に優しい素材として有名です。

すでにチタン製のAplle Watchのバンドを使ってる方はこんなお悩みありませんか?

女役

「金属特有の装着感」が気になって眠りづらい・・・

金属特有の装着感というのは、

  1. 腕を振るとシャカシャカ音がする。
  2. ヒンヤリ、ゴツゴツとした感触
  3. 重い(チタンは軽量だけどラバーバンドと比べると少し重みがある)

こういったことを指します。

PITAKAのカーボンファイバー製Apple Watch用バンドは、「チタンバンドとラバーバンドのいいとこ取り」をした製品です。

アップル純正のミラネーゼループも金属アレルギーの人が使えるバンドとして有名です。

PITAKAってこんなブランドです

What Is PITAKA—PITAKA Brand VideoWhat Is PITAKA—PITAKA Brand Video

PITAKA(ピカタ)はアラミド繊維の加工を得意としており、アップル製品をはじめ様々なガジェットのサードパーティアクセサリーを販売してます。

カーボン繊維というと日本のお家芸で東レや帝人が有名ですが、近年では中国が製造開発力を強めており日本や米国も顔負けの技術力をつけはじめているようです。

エキサイトニュース
日本の独壇場だったカーボンファイバー産業、中国が「日本人の食い扶持を脅かし始めた」=中国メディア (20... 「軽いのに鉄より強い」という炭素繊維(カーボンファイバー)の分野で、日本は世界でもトップシェアを誇っている。炭素繊維は飛行機や自動車、さらには医療機器などで活用...

PITAKA製品も中国での製造がメインですが非常に加工精度の高い製品が多く、一度使いだすとガジェットアクセサリーはPITAKAで統一したくなる不思議な魅力があります。

iPhone 13 Pro Max用ケースのブログ記事はコチラ!

iPhone 13 Pro Max用のケース「PITAKAコンチェルト」を使ってみた

仕様

バンド幅38mm/40mm/41mm用42mm/44mm/45mm用
対応シリーズApple Watch 7/6/SE/5/4/3/2/1Apple Watch 7/6/SE/5/4/3/2/1
重量33g33g
サイズ185mm×22mm×4mm185mm×22mm×4mm

Apple Watchは、1シリーズに対して大小2つのサイズが用意されてます。

PITAKAのバンドもサイズが2種類用意されてますので自分のApple Watchにあったサイズのものを選ぶようにしましょう。

価格

2022年10月21日ごろよりPITAKAのカーボンファイバーバンドは値上げするようです。

今までは9,299円でしたが、今後は9,999円になるとのこと。

原材料価格の上昇と円安により仕方ないことですが価格以上のクオリティなので一度使ってみてほしいです。

カーボン繊維の特徴

PITAKAのカーボン製ウォッチバンドは、プラスチックにカーボンを印刷した俗にいう「カーボン調」ではなく正真正銘のカーボン製というところがポイントです。

カーボン繊維は、自動車や飛行機にも使用されている素材で有名です。

カーボンの性質

鉄と比較すると比重は4分の1なのに対して、強度は10倍ほどにもなります。
さらには耐摩耗性、耐熱性、熱伸縮性、耐酸性、電導性に優れているという特徴があり金属に代わる素材として注目されています。

湯本電機株式会社様のHPより引用

TERU

カーボン繊維を使った製品は高いというイメージがある人はさすがです!

例によってPITAKAカーボンファイバー製Apple Watch用バンドの価格も決して安くはありません。

その秘密は製造工程にあります。

カーボンロードバイクはどのように作られているか!?LOOKの工場の内側をお見せしますカーボンロードバイクはどのように作られているか!?LOOKの工場の内側をお見せします

動画を見てわかる通り、カーボンを製造するには複雑な工程があります。

特に焼成といって高温の炉で焼きを入れて強度を出すのですが、ここでかかるコストが最も高いといわれてます。

モノ作りの話を追求すると奥が深いですが、こういった製造工程を理解しておくとApple Watchのアクセサリーにもいっそう愛着が湧くはずです。

開封と細部をチェック

PITAKA Apple Watch用バンド 箱

前置きが長くなりましたが、まずこちらがPITAKAカーボン製バンドの箱です。

箱の紙質はApple Watchの箱と統一されており、Apple公式のサードパーティかと錯覚してしまいそうです。

贈り物としても恥ずかしくないクオリティです。

PITAKA カーボン製バンド 開封

パッケージの中身もApple Watchのテイストそのままです。

PITAKA カーボン製バンド 取扱説明書

取扱説明書は日本語では書かれてません。

内容はバンドの長さ調節について書かれてます。

文字を読まなくてもシンプルな絵を見流ことで直感的にやり方が理解できると思います。

PITAKA カーボン製バンド
肌に当たる面(内側)

こちらがカーボンバンドです。

「カーボン=強度がある」

というイメージから、もっとゴツゴツしていて無骨な素材かと思ってましたが、手触りはシルクのようにスムース。

バンドのコマは、約7mmピッチで折れ曲がり手首の形状にそって包みこんでくれます。

PITAKA カーボン製バンド
外側

バンドの外側は、デザイン的に内側とはまた違う表情があります。

遠目で見るとプラスチックのように見えますが、よく覗き込んでみるとカーボン繊維が見えます。

ボビー

素材に詳しい人が見ると高そうな時計つけているな!と絶対に思われます。

PITAKA カーボン製バンド 取り付け方法
Apple Watchと接続

Apple Watchとの接続は非常にカンタン。

バンド取り付け部のレールに沿って嵌め込むだけ。

外す時は取り付け部のボタンを押しながらスライドするだけです。

いつも思うのですがこのシステムを考えたデザイナー天才だと思います。

PITAKA カーボン製バンド 接続部
接続部

とめつけのバックルはマグネットで固定されます。

金属アレルギーの人むけの交換バンドで意外な盲点がバックル。

バンドはチタンやセラミックカーボンでもバックルだけは金属でできている製品もあります。

PITAKAのカーボンバンドは皮膚に当たる部分もカーボンで覆われているので金属が皮膚に密着することはありません。

もちろん磁石だけだと外れてしまう可能性があるのでプッシュボタン式のロック機構もついてます。

TERU

初期型はこのマグネット部が錆びてしまうという弱点がありました。現在は改善されてます。

PITAKA Apple Watch用カーボン製バンド
完成

バンドの調節方法

PITAKA カーボン製バンド調節 やり方
コマの中にはバネ棒が入ってます

カーボンバンドの長さ調節のやり方を解説します。

使う工具は、付属のSIMピンのようなものだけでできます。

PITAKA カーボン製バンド バネ棒調整

付属のピンをバンド側面の穴に差し込みバネ棒を押すことでコマが外れます。

PITAKA Apple Watch用カーボン製バンド ブログ

ちょうどいい長さになったら完成です。

バンド調節が結構大変でベストなながさを見つけるために20分くらいかかりました。

長さ調節するときのコツ

PITAKA Apple Watch用カーボン製バンド 取り付けのコツ

ちょっと不恰好ですが「上側を長めに」「下側を短くする」とApple Watchを身につけるときに楽です。

バンドのテンションですがキツキツにするよりも若干、余裕を持たせてあげることがコツです。

程よい圧迫感にしておきましょう。

1週間使ってみた感想

軽くて丈夫

PITAKA Apple Watch用カーボン製バンド 装着感

1週間使ってみましたが、とにかく軽くて身につけているのを忘れてしまうくらい快適です。

TERU

というかApple Watchが体の一部になってしまったような感覚になりました。

Apple Watchをスリープトラッキング目的につけている人には特におすすめしたいです。

ラギッドアーマープロ Applewatch series6ベルト一体型ケース

今まではSPIGENのGショック風のバンド(RAGGED ARMAR)を使ってましたが締め付け感、圧迫感が気になってました。

今回、PITAKAのカーボン製バンドに交換したところストレスフリーで快適感を味わうことができました。

エッジが効いている

Apple Watch Ultra PITAKA

下ろしたてのバンドのエッジ部分は角が立っていて服に引っかかることがありました。

でも数ヶ月つけていると徐々に丸くなって気にならなくなります。

エッジが効いているというのはダブルミーニングです。

蒸れず濡れても不快にならない

Apple Watch Ultra PITAKA
Apple Watch Ultraにも装着可能

PITAKAのバンドをつけるようになって1番良かったと感じる点は、Apple Watchをつけたままでもシャワーを浴びれる点が密かに気に入ってます。

もちろん時計本体は防水加工なので濡れても大丈夫。

ボビー

でも、布製のバンドを使ってると濡れてから乾くまでの時間が結構不快なんですよね?

シリコンラバー製のバンドもいいけど、夏場は蒸れるし金属製のバンドはブレスレットの隙間に汚れが溜まりやすいなど、意外に不便を感じている方も少なくないはず。

Apple Watch Ultra PITAKA

PITAKAのカーボン製バンドは・・・

  • 布製バンドの軽さとサラッとした質感・・・
  • 金属製バンド並みの丈夫さ・・・

こんな感じでいろんな素材をいいとこ取りしたバンドだと感じました。

ちょっと残念な点

PITAKA Apple Watch用カーボン製バンド ブログ

私は普段、重機や機械を触る仕事をしており、知らぬ間に時計をガツガツ機械にぶつけてしまうことがよくあります。

今まで使っていたRagged Armarはスマートウォッチの周囲をガードしてくれるので多少荒く扱ってもヘッチャラでした。

いっぽう、PITAKAのカーボンバンドは、Apple Watchの周囲は保護できないのが難点です(当然といえば当然です)。

対策として、PITAKAから時計の表面を保護するケースが発売されてます。

こちらを使うことでApple Watchの全周囲をカバーできるようになるのでセット購入をおすすめしたいです。

まとめ

Apple Watchを使いたいけど、肌が弱くて躊躇しているという方は絶対に使う価値がある商品です。

カーボン製のアクセサリーを普段つけている人はモータースポーツに興味があるというイメージが強いですよね?

カーボンのバンドは決して華やかさはありませんが「質実剛健」で価値を理解している人に最高の素材です。

人と異なるApple Watchの交換用バンドを探している方は是非チェックしてみてください。

「PITAKA」カーボン製 Apple Watch Band
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 軽くて丈夫
  • 濡れてもすぐに乾く
  • 金属アレルギーの人でも使える
デメリット
  • ちょっと割高

コメント

コメント一覧 (1件)

  • バネ棒でアレルギー反応が出るんですよ。(笑)
    アレルギーフリーをうたい文句にしない方が良いと思います。

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