Oculus Questの定番ゲームといえばBeat Sayber、Super Hotなどが挙げられますが既に飽きてしまったという方も多いのではないでしょうか?
最近は、2019年10月末にリリースされたThe Thrill of the Fightを夜にプレイしいい汗をかいているので紹介します。
ビートセイバーしか知らないオキュラスクエスターにぜひ知ってもらいたいVRゲームです。
The Thrill of the Fightってどんなゲーム
The Thrill of the Fightは2016年にPCのゲームストアSteamで発売されたゲームでVRゴーグルを着けてVR空間上でボクシング対戦するゲームです。
当初、これまでHTC ViveやOculus RiftなどPCでしかプレイできませんでしたが満を持してオキュラスクエストに移植されプレイできるようになりました。
シャドーボクシングとボクササイズの違い
VRでボクシングと書くと「BOXVR」や「フィットボクシング」を連想するかもしれません。
しかし、これらのゲームはどちらかというと曲に合わせてパンチを繰り出す「ボクササイズ」。
これに対してThe Thrill of the Fightは仮想敵と戦う「シャドーボクシング」です。
ゲームなので当然殴られても痛みはありませんが、相手からダメージを食らうと視野が狭くなったり、ホワイトアウトするなど実戦と同じ状況になり結構リアルです。
全体的なグラフィックはショボくて正直なところプレステ2レベルです。
でも実際に両手でパンチを出せてダッキングやステップなど回避動作ももちろん可能でこれぞまさにeスポーツという言葉がふさわしいゲームではないでしょうか?
いにしえからの闘争本能に火をつけるゲームなので男性に特におすすめしたいゲームです。
The Thrill of the Fightとにかく本格的なVRゲーム
The Thrill of the Fight実は、ただパンチを打ち続けていれば勝てるゲームではありません。
拳を繰り出す速度 = パンチのダメージに比例
つまり、どれだけ速く拳を繰り出せるかが試されます。
でも単純に拳を速く撃てばいいわけではありません。
拳を打ってから、元のポジションまで腕を引く速度も計算しているようでジャブとストレートの打ち分けもしっかり判定してます。
またフック、アッパー、ボディの判定をしっかり計測しているため戦略的な攻撃が重要となってきます。
いざ出陣!The Thrill of the Fightを実際にプレイしてみた!
最初の5分間はウォーミングアップとして
- サンドバッグ、
- ダミー、
- スピードボール
への打ち込みを行っています。
そして残りの12分間は実際に2人の敵と戦ってみました。
1人目の対戦相手は「ALEXEI PEYTROV」。
ロシア出身だそうです。
easyモードで対戦しましたが2ラウンド中に3KOをしてTKO勝ちに成功。
そして2人目は、「JOE NASATO」と連戦です。
こちらもeasyモードでしたが 3ラウンド中に3KOを奪いTKO勝ちしました。
ボクサーの気分を味わいたくパンツ一丁、扇風機の風(強)を全身に浴びながらのファイトでしたが全身汗だく。
床には汗粒が点々と落ちており、今にも琵琶湖を形成しそうな勢いでした。
ここまで5ラウンド戦いましたがこの時点でもうヘロヘロで次の相手と戦えるほど私の体力は残っていませんでしたのでここで終了。
痛みはないもののガチで相手と戦っている雰囲気を味わえ本当にいい運動になります。
オキュラスクエストでThe Thrill of the Fightをプレイするにはフェイスクッションの汗対策にシリコンカバーを装着しておくことをします。
プレイ中の動画を録画したのですがアップする方法がわからないので後日調べて掲載します。
The Thrill of the Fightを19分プレイした後の消費カロリーは・・・
このカロリー消費の内訳ですが、心拍数の推移をご覧ください。
こちらはスマートウォッチのHuawei Watch GTを装着してカロリー消費を測定してみました。
測定時間は19分と短いですが、172カロリー消費しました。
(スマートウォッチでの計測のためカロリーは参考程度に)
The Thrill of the Fightで相手をKOさせるコツは?
結論から書きますがThe Thrill of the Fightに攻略法はありません。
しいていうならば「己を強くして敵を撃つ」といった感じで自己鍛練が非常に重要です。
ハードなパンチをどれだけ繰り出せるかが重要ですがそれ以上にスタミナがないと倒せる敵も倒せません。
健康維持やダイエットのためにVRゲームをするという目的のユーザーが多いなか、The Thrill of the Fightはゲーム内で勝つために普段の生活を見直しトレーニングするといった逆転の発想(視点)を私たちに投げかけてくれるはずです。
最後に唯一攻略法があるとしたら、急所をピンポイントで継続して攻撃していくことに尽きます。
どこが急所なのかはダミー人形との練習で把握すると良いでしょう。
(下の写真の黄色いポッチが急所。わかっているんだけどなかなか当たりません)
毎日The Thrill of the Fightをプレイして強くなろう
継続は力なり
この一言につきます。
食事制限をしてThe Thrill of the Fightを毎日30分もやれば絶対に結果にコミットできます。
でも継続するのが難しいのです。
The Thrill of the Fightを初めてプレイした翌日(アラフォーは2、3日後)に必ず筋肉痛が来ます。
特に肩と腕に来ますが筋肉痛期間は壊れた筋肉をさらに太くしようとする超回復期間のため無理してThe Thrill of the Fightをやらずにしっかり休養を取ることが重要です。
またThe Thrill of the Fightをやった後はプロテインを飲むことで結果が確実にでます。
The Thrill of the Fightをやった後30分以内がゴールデンタイム。
1番プロテインのタンパク質が吸収されやすい時間ですので忘れずに飲むようにしましょう。
ちなみにThe Thrill of the Fightを数日プレイし肩こりが少し楽になりました。
ボクシングジムに入会するよりThe Thrill of the Fightの方が断然いい!?
さんざんThe Thrill of the Fightを誉めてきましたが「餅は餅屋」という格言の通り、本気で強くなりたいならボクシングジムに通うべきです。
正しいフォームや戦い方のコツを懇切丁寧に教えてくれます。
でもボクシングや空手などにありがちなのが「礼儀」「躾」「上下関係」をまず徹底的を教え込まれます。
何を言いたいかというとジムに通うと、掃除や準備片付けから教え込まれ本題に入るまで長い期間修行をさせられる可能性があります。
これらは、もちろん全て重要なことなのです。
でも、お金を払って入会している以上、遠回りせず効率よく強くなりたいと誰もが思う訳であり、The Thrill of the Fightは、面倒なしがらみ抜きに24時間自分が好きな時間にボクシングを楽しむことができるのがメリットです。
The Thrill of the Fightに特殊modがほしい
The Thrill of the Fightを運営している会社に要望があります。
対戦相手の顔をムカつく上司や知人友人に変更できるmodがあるとかなり嬉しいです。
絶対ストレス解消になり世の中の犯罪も減るはずだと確信しています。
それと相手からダメージを受けても与えても拳の圧でリングコーナーに追い込むような動作ができません。
また相手からパンチを受けた直後の反撃パンチ後の挙動やダメージ量がもう少し正確だとよりリアルだと感じました。