
2020年6月にワールドワイドで発売されたMi Band 5ですが、日本では2020年8月31日14:00からのライブストリームで発売日が決定します。
この記事を書いている時点でMi Band 5は現状、日本未発売ですが、ひと足早く個人輸入でゲットしたのでレビューします。
なおMi Band 5がシャオミから発表されたばかりの時にMi Band 5の紹介記事を書きました。
実際に触れてみて、思っていた以上の出来に私自身、感心しているところです。
正直、Mi Band 5の実力をナメていてスミマセンでした。
投稿が見つかりません。日本未発売のMi Band 5を手に入れる方法

2019年の12月にシャオミは日本に進出し「Mi Bnad 4」をリリースしました。
Mi Band 4だけではなく、Mi Note 10などコスパが高いスマホを次々と投入し認知され、日本でも市民権を得るようになってきました。
今回紹介する「Mi Band 5」は日本ではまだ正式にリリース日が決まっておらず、ゲットするには下記の2つの方法しかありません。(2020年7月25日現在)
- Amazon、ヤフオク、メルカリなど並行輸入品を買う
- AliexpressやGearBestなどで個人輸入する
私は、Aliexpressでグローバル版を購入しました。
ちゃんと技適も取得されています。
(郵便マークみたいなのがその証)
日本でも大手を振って歩けます!
近々、日本版もリリースされるはずですが、実質グローバル版と同じものを発売すると予測。
グローバル版の箱の裏には、日本語のでの商品説明が印刷されたシールが貼られ、ファームウェアアップデートで本体も日本語対応されることになるでしょう。(あくまでも個人的な見解です)
Mi Bnad 5グローバル版のスペック
Mi Band 5 グローバル版 | |
主な特徴 | 重量:11.9g 耐水性:5 ATM 使用温度0℃〜45℃ 表示タイプ:AMOLED(有機ELディスプレイ) 画面サイズ:1.1インチ 解像度:126 x 294 RGB 画面の色数:16ビット 画面の明るさ:明るさ調整可能で最大値450 nits 画面ボタン:液晶タッチボタン1つ(ウェイクアップ、リターン) 液晶:2.5D強化ガラス+ AFコーティング リストストラップのタイプ:取り外し可能 リストバンド素材:TPU 手首バックル素材:アルミ合金 シェル材質:PCプラスチック 調節可能なリストストラップの長さ:155-219mm RAM:512KB ROM:16MB |
センサー | 高精度6軸センサー+ PPG心拍センサー 6軸センサー:低電力3軸加速度センサー+ 3軸ジャイロスコープ PPG心拍センサー(赤外線検出機能はNFCバージョンでのみサポート) |
Bluetooth | BT5.0 BLE |
バッテリー | 125mAh,リチウムイオンポリマー電池 |
充電時間 | 2時間(マグネット式充電) |
使用時間 | 約14~20日(心拍モニターを常時ONにすると短くなります) |
デバイス | Android 5.0またはiOS 10.0以上のデバイスに対応 |
MiBand 5の使用には「MiFit」アプリを使います
MiBnadを使用するには、これまでのシリーズと同様に「MiFit」というアプリをスマホにインストールする必要があります。
iOS、Androidの両方に対応しています。
[appbox appstore 938688461?]
[appbox googleplay com.xiaomi.hm.health]
Mi Band 5 ファーストインプレッション
正面
左がMiBand 5。
右がMiBand 4です。
パッと見た感じに違いが分かりません。
背面
裏返すと少しMiBand 5の方が大きくなったんだなと分かります。
厚み比較
厚みはどちらも変わらない。
ワイヤレス充電
MiBand 5からワイヤレス充電に対応しました。
MiBand 5のバッテリーの持ちは公称15日ですがお風呂に入る前に外してサッと充電できるのでこまめに充電することで長く使えそうです。
このブログでは、Huawei Watch GT 2のスマートウォッチ記事が1番人気ですが、実は、Mi Band 5に乗り換える直前まで1ヶ月ほどMi Band 4を使用していました。
(Google Fitと連動できなくなってしまったため)
大画面化で見やすくなった
ちょっと見にくいですが左がMiBand 4で右側がMiBand 5です。
早速、Mi Band 5を受け取り装着してみましたが、Mi Band 5を着けた瞬間、
画面が大きく見やすいと感じました。
Mi Band 4よりも1.2倍サイズアップしているだけなので、大画面化は絶対に体感できないだろうと思っていましたが、ほんの少し大きくなっただけで印象が全く違う物になりました。
最初から文字盤が充実しまくりでナイス
Mi Band 4に収録されていた純正のフェイスが1つもないと感じるくらいの量が収録されていました。
ざっくり収録されているウォッチフェイスの数を数えてみましたが約50種類ほどあります。
最初から、スポンジボブの文字盤が入ってました。
初音ミク、エヴァ、名探偵コナンの文字盤はデフォルトでは入っておりません。

正直、ダサくて使いたくない文字盤もあるので「水増し感」も否めません。
でも、今後のアップデートによりウォッチフェイスがさらに増えていくことを思うとワクワクしてきます。
また、世界中のMi Band 5のウォッチフェイス職人が作る文字盤も公開されていくはずなので今後が楽しみです。
追記
Mi Band 5のグローバル版を買いましたがスマホ本体の言語を中国語に変更すると中の文字盤が一新されました。
何とエヴァンゲリオン、初音ミク、コナンなどのウォッチフェイスも選択できるようになりました!
このやり方ですが、スマホの言語をただ中国語にするだけではダメ。
シャオミのアカウント(Mi アカウント)を一度ログアウトし、サイドログインし直します。
その際に「国」を選ぶところがあるのですが日本から「中国」に変更するのがポイント。
私は、かなり昔にMiアカウントを作ったので、最初から中国のアカウントで作ってたのか覚えてません。
もしできなければ中国のアカウントを新規取得してみてください。

MiBand 5にカスタムウォッチフェイスを入れてしまおう!
MiFit以外のアプリを使って純正以外のカスタムウォッチフェイスを導入する方法を解説しています。
毎回恒例ですが、くれぐれも自己責任でお願いします。
※iOSユーザーには、対応しておりません。

ストレス測定ができることが新鮮
私のストレス測定の結果は、こんな感じです。
着け始め初日の18時時点の数値なのでしばらく使ったらどうなるか後日、お伝えしようと思います。
カラーの表示が増えて視認性がいい
Mi Band 5は、大画面化と高精細化により表現力がアップしてスマートウォッチと勝負できるレベルにまで昇華しました。
例えば、同じ天気予報でもこんなに見やすくなりました。
右がMiBand 5。
左がMiBand 4。
新システム「PAI」が使える
Mi Band 5には、日々の運動を継続させようとするための新しい仕掛け「PAI」が搭載されました。
このPAIは、すでにAmazFitに導入されていますが、年齢、身長、性別、体重といった基本情報と心拍数の変化を比較することで運動強度を数値化するシステム。
7日間のデータを下に、100点以上を目標にして1週間の運動強度を測定。
この数値が高ければ高いほど、心血管疾患による死亡リスクを低下させることができ、予測寿命を延ばそうというもの。

MiBand 5はそんな運動不足の方のモチベーション維持に役立つはずです。
リモートシャッターが使える
もとはAndroidのサードパーティアプリ「Mi Band Selfie」「Notify & Fitness for Mi Band」(一部有料)などでカスタマイズすることでリモートシャッター機能が使えましたがMiBand 5になり最初から使うことができる点がグッドです!
Mi Scaleとの連携で健康管理が1つのアプリにまとめられる
先日、紹介したシャオミの体重計「MiScale 2」を再日愛用しています。
体重変化と運動データを「MiFit」アプリで見ることができてモチベーション維持につながります。

Mi Band 5ちょっと残念なところ
グローバル版は決済機能使えない
前作のMi Band 4でもそうでしたが、Mi Band 5グローバル版にはNFCが搭載されていませんでした。
中国版のMi Band 5には、NFC-A、Bが搭載されAliPayが使用可能。
グローバル版にはデフォルトで搭載されていないようです。
仮に日本版が正式にリリースされたとしてもSuicaが使えるNFC-Fチップは、ライセンス料の関係で搭載されることは個人的に絶対にありえないと考えています。
なぜなら、このNFC-Fのライセンス料は1万円かかると言われておりコスパ重視のMi Band 5では実現Suica搭載はかなり難しいはずです。
もし可能性があるとしたら「Mi Band 5 Pro」という上位機種モデルで発売されるのではと思ってます。
(これに関しては、噂レベルでしかありません)
ALEXAは対応していなかった
前回のブログ記事では、ALEXA対応について述べましたが、グローバル版を実際にハンズオンしたところ「ALEXA」の項目は見つかりませんでした。
こちらも将来、発売されるかもしれない「Mi Band 5 Pro」に搭載されるのかもしれません。
もしかしたら今後のバージョンアップで対応するのかもしれませんが、Mi Band 5の本体をくまなく探しましたが、そもそもマイク穴と思われるパーツ(部分)が見つかりませんでした。
もしかしたら「Mi Band 5 Pro」の発売も憶測にすぎないのかもしれません。
仮眠が機能しない
こちらが睡眠測定結果です。
Mi Band 4と比較すると「深い眠り、浅い眠り」の他に「レム睡眠」「覚醒時間」の項目が追加されました。
また、新たに「仮眠」という項目が追加されました。
仮眠を測定できると聞き、ワクワクしながら昼寝をしてみました・・・

今後、バージョンアップで修正していくのか、それとも偶然、私の眠り方が悪かったからなのかは分かりませんがちょっと残念でした。
下の写真は、Huawei Watch GT 2の睡眠データですが、睡眠測定に関してはMiBand 5の方が若干、大雑把な感じがします。
まあ3,000円のスマートバンドと20,000円のスマートウォッチを比較するのが間違っているのかもしれませんが・・・
フル充電から3日間使用した感想 ここからが本当のレビューで2つの不満をぶっちゃけます
バッテリーの消費が激しい
満充電から3日ほど使用しましたが夜の時点でバッテリーは現在62%です。
単純計算で1日に12%減っている計算なので正直、電費はよくありません。
スペックを見ると14日~20日間使用できると書いてありますが、私の場合常時、心拍センサーをオン。
(ストレス測定、PAI、自動心拍モニタリング設定)をやっているため10日程度でバッテリーが切れてしまいそうです。
正直、いい面よりも残念な面ばかり見えてしまうようになりました。
その1つが歩数データの正確性。
歩数データが怪しい
安いスマートウォッチやアクティビティトラッカーにありがちなのが、
「自動車や自転車で徐行運転していると歩数としてカウント」してしまうこと。
私は、営業職で1日の大半を車内で過ごしますが、これ系のガジェットを使用すると想定していた歩数よりも明らかに多いという経験を何度かしてきました。
初代のMi Bandからこの傾向がありましたがMiBand 5でも改善がされていなく残念。
(ちなみにApple WatchやHuawei Watch GT 2、Gear S3は、歩数を誤カウントするということがほぼありませんでした。)
歩数が多くカウントされてしまっているためPAIの数値も怪しいので結局、Mi Band 5を信じられなくなっていつの間にか使用しなくなる可能性も高いです。
ファームウェアアップデートで改善を期待したいですね。
バイブレーターの振動は弱め
もう1つ不満なのが振動が弱いということ。
バッテリーの持ちをよくさせるために振動をマイルドにさせているのかもしれませんが、せっかくバンドをつけていても通知に気づかないことがありました。
画面の明るさを調整できるならバイブレーターの強さも最初から変えられるようにしてほしかったです。
まとめ
こんな人にオススメ!
- Apple Watchが気になるけど、そこまでスペックを求めていない人。
- Mi Band 3以下のモデルを使っている人
- ワケのわからない中華アクティビティトラッカーを使用している人
こんな人は、そろそろMi Band 5に交換してみてはいかがでしょうか?
Mi Band 4と比較し、画面が大きくなって、精細、測定精度が多少上がった程度のマイナーアップデート程度に考えていましたが予想通りバージョン0.5アップ位の出来でした。
Mi Band 4ユーザーには、無理に買い換えは勧めませんが、

とか

と感じている人は新型を試してみる価値はありそう。
Mi Band 5は、4,000円以下で買うことができる高コスパアクティビティトラッカー。
今ならMi Band 4もある程度の高値で売れ、海外通販なら3500円以下でゲットできるので差額1,000円程度で買えるはずです。
Mi Band 4で満足していない人は即買いを勧めます。
Mi Band使用者は私と友達登録して競いませんか?

こんな感じだと運動のモチベーションも知らぬ間に萎えてきてしまうものです。
30台後半のオッサンですが、日々のあなたとの運動データを競い合いませんか?
表示される項目は、アカウント名、歩数、睡眠時間、体重の4項目です。
SNSのようにメッセージで交流する機能はついていませんが、ごく稀にですが「つつく」という機能を使って喝を入れさせていただきます。

コメント
コメント一覧 (11件)
グローバル版を購入するか悩み中に検索からたどり着きました。ウォッチフェイスですが、スマホの言語を中国語にすると、フェイスの種類が増えると思います。miband4ではそうでした。
miband5で中国語にすると、初音ミクやコナンのフェイスが出るか、お試し頂けませんでしょうか?
にっちさん
コメントありがとうございます。
教えてもらった通りスマホの言語を中国語に変えたらコナンや初音ミク出てきました!
後程、画像をアップします。
やはりそうでしたか!ウォッチフェイスが欲しくて4から買い換えるか悩み中でした。グローバル版でも変更できそうなので良かったです。ご確認助かりました!
auのスマホ使っていますが、スマホの言語を中国語にしてみましたが変わりません。対策されたのですかね・・・
コメントをいただいてからもう一度試してみましたが、まだコナンや初音ミクとか出てきます。Galaxu Note 10+(グローバル版)を使用していますが端末との相性があるのでしょうか?
開発者モードも特にオンにせず簡体中国語に変えただけなんですが・・・
iPhoneとかじゃないですよね?
他の方から教えていただきましたがスマホの言語を中国語に変えるだけではダメなようです。
Miアカウントの国を中国にして新規登録し中国で使ってると認識させるのがポイントのようです。
TERUさんこんにちは。
結局グローバル版を購入しました!
kidaさんと同じく言語設定しても変わりませんでした。
auのXperia1です。
言語設定はアンドロイドの設定でしょうか?mifitのアプリ内の言語でしょうか?教えて下さい。
にっちさんこんにちは。
購入おめでとうございます。
さて言語設定ですが私はスマホ本体の言語を中国語に変えました。
その後にmifitを再起動すると中国バージョンみたいなmifitに変わり選択できるようになりました。
これができたのは私のスマホがグローバル版だからなのかもしれません。
https://newgadget3mai.com/archives/post-12960.html
文字盤変更を楽しみたいようでしたらこの方法もお試しください。
TERUさん
アドバイスありがとうございます。色々やりましたがmifit自体が日本仕様のままで簡体字になるだけでした。
色々調べてみるとやはり中国で使ってると認識させるのが重要なようで、miアカウントの国を中国にして新規登録し直したらできました!
TERUさんのおっしゃるように中国verのアプリになりました。
なかなかクセもあるアプリですがそれもまたグローバル版の醍醐味というか、その苦労を楽しめました(笑)
色々とアドバイスありがとうございました!
解決して良かったです。
何もお役に立てずすみませんでした。
いえいえ、おかげさまでグローバル版を購入するきっかけになりました。感謝してます。