いきなりですが実は私、猫背で姿勢が悪いので肩こりがひどく月に1、2回ほど、もみほぐしのマッサージに通っています。
マッサージを受けるには安い店でも1時間で約3,000円と高額なので、月に何回も通ったら当然、身もサイフも持ちませんよね。
肩こり、首こりの解消には、「姿勢矯正」「運動」「ストレッチ」などするのが一番の解決方法なのですが、時間もなく面倒。
ましてや、何十年もやってきた癖を直すのはなかなか大変ですよね。
そんなわけで、少しでも首、肩こりの緩和療法の一環で何かいい商品がないかと探したところシャオミのマッサージ機を見つけました。
「 Xiaomi JEEBACK G2」という低周波治療器(EMS)です。
肩こり、首こりは万病のもと
最近、テレワークなどに役立つ製品を紹介していますが、オフィスワーカーの天敵「首・肩こり」は、正に万病のもと。
これらが原因で「眼精疲労」「頭痛」「うつ」「慢性疲労」と様々な弊害が生じます。
前回、ヘッドセットの記事でも書きましたが、
人の頭の重さは平均5Kgといわれており、その重い頭を首1本で1日中支えています。
現代人は、スマホやPCと首に負担がかかる姿勢を1日中続けているという人も少なくありません。
というのが今回の私の提案です。
低周波(EMS)マッサージの効果
低周波治療は体の部位に微量な電気を流して神経と筋肉を刺激することで、痛みを抑制する方法。
電気を体に流すことで痛みを伝える神経を脊髄でブロックし、筋肉が動くので血行が促進されます。
これによって溜まっていた老廃物や痛みの物質が流され整体でも用いられているマッサージ方法です。
即効性があるのが利点ですが30分から1時間で効果が切れるので持続効果が少ないという短所もあります。
Xiaomi JEEBACK G2はODM製品
Xiaomi JEEBACK G2は、シャオミの名を冠していてMi Homeアプリで操作できますが、実際はシャオミが作った商品でなくODM製品。
ODMとは、「Original Design Manufacturing」の略称で、A社(委託者)がB社(製造者)に製品を発注し、設計から量産までをB社が行い、A社がA社のブランドで販売を行うという手法です。
今日のシャオミの躍進の裏には、こういったODM企業の存在が欠かせません。
ちなみにシャオミの製品でODM製品の物は「Youpin」や「有品」といった記載があるのがポイントです。
シャオミの戦略やほかの家電製品について知りたいからはこちらの記事がおススメです。
JEEBACK G2のスペック
製品名 | Youpin Jeeback G2 |
バッテリー | リチウムイオン DC37V=1400 mah |
静止電流 | ∠100uA |
定格入力 | DC5V = 6 W |
リモコン定格電圧 | DC3V = 2032ボタン電池 |
製品サイズ | 長さ140mm幅85mm *高さ148m |
開封
パッケージ
某高級スマホのようなパッケージで高級感があります。
こちらが付属品一式
取説は中国語のためあまり読んでいません。
電源ボタンを押すとペアリングできます
後ろはシンプルなデザイン
こちらがリモコン。
CR2032型の電池を入れて使えます。
でも、操作は、ほぼスマホのMi Homeアプリでできるので全く使ってません。
この3つの金属部分からEMS(電気信号)が出力されてマッサージされます。
充電は同梱のTYPE-Cケーブルで上の写真のように行います。
ペアリング方法
[appbox googleplay com.xiaomi.smarthome]
[appbox appstore 957323480?country]
JEEBACK G2を使用するには「Mi Home」アプリを導入する必要があります。
ここで注意が必要です。
ロケールが日本だとJEEBACK G2を認識してくれないので「中国」に変更します。
ロケールを中国にすると「ゆりかごから墓場まで」という言葉がふさわしいくらい多くのシャオミ製品が出てきます。
左側のNewProjectをたどると「スポーツ」という項目があるので選択。
そうすると上部の方に「G2 Signal confort massager」が出てくるので選択します。
この画面が出てきたら成功です。
JEEBACK G2の電源を入れた後に画面上部の電源ボタンを押すと起動します。
上から、電気(刺激)の強さ、タイマーなど設定が可能。
モードは3種類あり、
モード
「揉み(Kneading)」
「さすり(Scraping)」
「鍼(Acupuncture)」
の3種類が用意されています。
自分のお気に入りのモードや強さをメモリーすることもできますが、あまりこの機能を使う人はいないでしょう。
JEEBACK G2を使ってみた感想
装着するとこのような感じになります。
Mi Homeで操作をするのですが、まず、電源を入れると、わずか3秒ほどで金属部分が42℃まで暖かくなります。
そして強度は、最高設定にすると痛いくらいパワーがあります。
この製品にかかわらず、すべてのEMSマッサージ機は風呂上がり後にすぐに使用するのがベスト。
なぜなら身体を温めることによって筋肉が柔らかくなり、代謝などにも良い影響を与えて筋肉が動きやすい状態になるからです。
先ほども紹介しましたが、マッサージのモードは
「揉み(Kneading)」
「さすり(Scraping)」
「鍼(Acupuncture)」
の3種類が用意されていますが、正直目立った違いは感じられません。
寝ながら使用することで首の筋肉の緊張がなくなり「ビクン ビクン」と刺激が伝わってきます。
1回の使用で約10分ほどマッサージしてくれます。
何回か使用しましたが、モードを変えて2、3回EMSマッサージしたところ翌朝目覚めたときの感覚が楽に感じ購入以来、ほぼ毎日使用しております。
首だけでなく体の様々な場所でも試せる
(ちょっとイヤらしい見出しになってしまいましたが真面目に書きます)
JEEBACK G2は、首専用のマッサージ機と思うかもしれませんが、U字部分を肩に掛ければ肩こりに。
腕に当てれば腕のマッサージにも使えます。
上の写真の部分の部分に手を押し当ててみてください。
マッサージすると気持ちよくありませんか?
そんな時にJEEBACK G2をこの部分に当てるとEMS電気刺激が伝わり結構、気持ちいいです。
腰とかは、さすがに無理ですが、袋はぎなどの部位にも使うことができます。
ただし、このU字部分を広げすぎると壊れるので注意しましょう!
JEEBACK G2のここがいい
ポイント
- 粘着パットがいらない
- 充電式なので電池を買わなくていい
実は、JEEBACK G2を買う前はパナソニックの
「おうちリフレ -NA23EW」
という低周波マッサージ機を使用していました。
世間で売られている一般的な低周波マッサージ機は、粘着パットを使用するものが主流で繰り返し使用していると粘着力がなくなり粘着パッドを購入する手間がありました。
同様にボタン電池でEMSマッサージするため定期的に電池を購入、交換しなくてはならなく、
「持ってたけどしらぬ間に使わなくなってしまった」
という方も多いと思います。
JEEBACK G2は、電池内蔵で粘着パットを使わないので非常に経済的なのがいいです。
まとめ
JEEBACK G2は残念ながら日本では正式発売はされてなく、AliexpressやBanggoodなどで並行輸入するしかありません。
(運がいいと稀にヤフオクやメルカリで出品されています。)
価格は、5,000円~6,000円台と比較的安価で販売されています。
先にも述べましたがJEEBACK G2を1度買ってしまえば、粘着パットや電池を新たに買い足す必要がないのでトータル的にもランニングコストは安めです。
また、人によっては、整体に行く回数もグッと減ることになる可能性もあるため浮いたお金で好きなものも買えることになるかもしれません!
日々、肩こり、首こりに悩まれている方は、緩和療法の一環としてJEEBACK G2を一度試されてみてはいかがでしょうか?
ちなみにJEEBACK G2ではありませんが国内のAmazonでも類似品の低周波マッサージが売られているので気になる方はチェックしてみてください。
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