
今年から新型コロナウイルスの影響でZoomやTeamsなどのオンライン会議ツールを使って仕事や授業をされている人も多いと思います。


嬉しくない例えですが、リモートワークをやっていて自分と他人との映り具合を比較し、劣等感を感じることありませんか?


この「いいカメラ」とは、何なのでしょうか?
今回は、ウェブカメラをミラーレス一眼カメラに置き換えることで、
「リモートワークやweb飲み会の時に自分の外見的な魅力をもっと相手に伝えよう!」
という提案をさせていただきます。
ちなみに、一眼レフやミラーレスカメラをWEBカメラ化する方法はいくつかありますが、無料でできて、かつ映像にロゴ等が入らない方法をこの記事で紹介します。
事前準備
今回は、ソニーのミラーレス一眼「α6400」をWebカメラとして使用する方法を紹介します。
私は、このカメラしか持っていないので他社製のカメラでは試せていませんが、おそらく同じ手法(原理)で使えるようになるはずです。
ソニー製カメラ

今回は、ソニーのミラーレス一眼のα6400を使用します。
この機種は、一眼カメラのエントリークラスながら優れたAF(オートフォーカス機能)が魅力。
初心者でも簡単にきれいな写真や映像が取れると話題でYouTuberでも使用している人が多い人気カメラです。
次に紹介するImaging Edgeという一眼レフカメラと共通のソフトを使用するので「α7シリーズ」でも同じ手法で使用できるはずです。
PC版のImage EdgeとOBS Studioの2つをインストール
Imaging Edge
ソニーのミラーレス一眼カメラとPCを接続するための純正ソフト。
このソフトをダウンロードすると「Edit」「Remote」「Viewer」の3つに分離します。
「Edit」は撮った画像を編集するために使用。
「Remote」はカメラとPCを接続し動画配信などに使用するためのソフト
「Viewer」は、文字通り撮った写真や動画をPCで見るためのソフト
今回は、2番目の「Remote」を使用します。
- 公式サイトにアクセスし、自分のOSに沿った物を選択しダウンロードする。
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行する。
OBS Studio
OBS Studioは、前述した、「Remote」撮影中の動画を他のWeb会議ソフトに転送してくれる、いわば橋渡し的なソフトです。
- 公式サイトにアクセスし、自分のOSに沿った物を選択しダウンロードする。
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行する。
- 「自動構成ウィザード」は、いったん「いいえ」を選択する。
- 画面を順に進めていく。設定変更は不要。
- OBSのインストールが完了する。
各種Web会議ソフト
Zoom
Teams
Skype
etc・・・
おおまかな流れ
step
1カメラをUSBでPCと接続する
step
2Imaging Edgeの「Remote」を起動
step
3OBS Studioを起動し「Virtual Cam」の設定にチェックを入れる
step
4Zoomなど会議アプリを設定し、カメラを「OBS」に設定する
導入方法を解説
それでは、早速導入方法を紹介しますが事前に準備しておいたソフト類は全てインストールしてあることを前提に話を進めていきます。
カメラをUSBでPCと接続する
まずは、カメラをPCと接続します。
と、その前に事前にカメラ設定でやっておくことが1つ。
USB接続設定をPCリモートに設定しておきましょう。
(カメラ起動→メニューボタン→セットアップ4→USB接続→PCリモート)
この設定が確認できたらPCとα6400をmicro USBで接続します。
環境によっては、α6400付属のmicro USBケーブルだと長さが足りない場合があると思いますの。
身近に長いケーブルがない方はこちらをチェックしてみてください。
Imaging Edgeの「Remote」を起動
PCとα6400を接続して電源を入れます。
そして「Remote」を起動すると上記写真のモデル名のところにα6400の名前が出てくるはずです。
自分のカメラが見つかったらダブルクリックし、次の画面へ。
そして、自分の顔が映っているのを確認できたらOK!
OBS Studioを起動し「Virtual Cam」の設定にチェックを入れる
次に「Remote」を立ち上げた状態で「OBS Studio」を起動します。
うまくいけば上の画面に「Remote」で映っている自分の画面が映りますので適当に左右上下の幅を調整します。
ここで映っている画面が直接Zoomなどのソフトに反映されるので、右側のいらない画面は画面拡大などして見えないようにするのがおススメ。
そして、画面上部の「ツール」をクリックし「virtual cam」を選択しスタートボタンを押す。
Zoomなど会議アプリを設定し、カメラを「OBS」に設定する
今回は、Zoomで説明しますが、使用するカメラを「OBS Camera」に選択すると自分の顔が投影されるはずです。
一番最初の導入は少し手間ですが一度入れてしまえば次から簡単にセットアップできます。
ミラーレス一眼のα6400や他のソニー製の一眼レフカメラを持っている方は、ウェブミーティングやZoom飲み会しなくても一度挑戦されてみてはいかがでしょうか?
きっとリモート飲み会したくなるはずです。
ビデオカードを使ってミラーレス一眼をWebカメラにする方法もある
今回紹介した方法以外にも、ATEM MINIのようなビデオカードを使う方法があります。
ただし、このビデオカードの価格は、最低でも4万円かかります。

マイクスピーカーはeMeet Lunaがおススメ
画面がいくらきれいでも音声がショボかったら意味がないですよね。
以前、ブログ記事でもレビューを書きましたが、マイクスピーカーは「eMeet Luna」がおススメです。
ココがおすすめ
- 有線・ワイヤレスの2パターンの接続に対応
- 操作がシンプル
- AIで人の声を優先的に拾い、ノイズキャンセリング機能で相手にも優しい
- 大容量バッテリーで最大15時間の使用が可能
- 軽くて小さく持ち運びやすい

まとめ
今年の夏は帰省できなかったため、2020年8月16日(日)に親戚とZoom飲み会を初めて開催しました。
仕事でのウェブ会議は会社指定のソフトを使ってますが、Zoomとは、これまで無縁でした。
今回のリモート飲み会ですが5世帯が参加しましたが、私以外は、Windowsパソコンのインカメラを使用してました。
その時思ったのは、画面が暗かったり、画像が粗かったりと満足のいく画面ではなかったこと。
せっかく久しぶりにオンライン上で会えたのに顔をしっかり見れなく残念にも思えたなか、私1人だけ鮮明な画像を届けることができ
「どうやっているの?」
と親戚達にかなり聞かれました。
有料のATEM MINIを買わなくてもミラーレス一眼とPCだけで無料でウェブカメラ環境を整えることができますのでお試しあれ!
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