前回、Coumi を紹介しましたが今回は同社製のANC(アクティブノイズキャンセリング)を搭載したワイヤレスイヤホン「Coumi ANC860」を紹介します。
本記事を執筆するにあたり、メーカーの「COUMI」様より商品提供いただきました。
商品提供とはいえ、いいことばかり書くと私の耳を疑われるので正直にレビューを書かせていただきます。
Coumiについて
CoumiはDunggum Koppo Electronicsというメーカーのオーディオブランド。
価格勝負ながらも音質にはそこそこ定評のあるオーディオブランドです。
スペック
バッテリー要/不要 | はい |
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型式 | インナーイヤホン |
コントロールタイプ | コールコントロール |
形状 | インイヤー |
ブランド | COUMI |
色 | ブラック |
メーカー | COUMI |
メーカー型番 | 003 |
発売年 | 2020年 |
接続方式 | 無線 |
対応機種 | IPhone, IPad, Sony, HUAWEI, Samsung, Nexus, Android Smartphone, PC, Notebook, Computer |
付属品 | 付属品:充電ケース、Type C充電ケーブル、シリコンイヤーピース(S,M,L各2ペア)、保証書、クイックスタットガイド、日本語取扱説明書 |
梱包サイズ | 16.6 x 8.2 x 3.5 cm; 170 g |
商品重量 | 0.17 キログラム |
付属品
開封したところ丁寧、かつシンプルな梱包で収められていました。
付属品
Coumi ANC860の特徴
coumi ANC860は、クラムシェル型の充電ケースにソラマメ型の完全ワイヤレスイヤホンが収められています。
このイヤホンの形状ですが某社のイヤホンとそっくりといえばそれまでですが、BOSE社のイヤホンを非常によく研究しており、実はフィット感に優れたカナル型イヤホンでした。
長時間再生
coumi ANC860はイヤホン単体で通常使用8時間、ANCオンで連続5時間使用が可能。
さらにケースからの充電を使用することで最大41時間使用できるので遠方への旅行やスポーツ中の使用に便利です。
-28dBのANC(アクティブノイズキャンセリング)機能
coumi ANC860は6000円台の製品にも関わらずノイズキャンセリング機能がついています。
50Hz~1kHz帯の音域に対して正反対の波形の音をぶつけることでノイズキャンセリングが発生し、最大-28dBのノイズキャンセリンを実現。
ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンは通常15,000円以上の価格帯にしか存在しません。
アンビエントモード(外音強調)
アンビエントモードとは、外音取り込み機能でAirPodsでも搭載されていることで有名です。
イヤホンをつけていると構造上どうしても外音が聞こえず、
なんて経験が誰もが1度や2度あるはずです。
でも、この外音取り込み機能を使用することで、こんな「うっかり」を防止することができます。
操作方法
電源を入れる | 充電ケースからLとRのイヤホンを取り出す |
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電源を切る | 充電ケースにLとRのイヤホンを戻す |
再生/一時停止 | どちらかのイヤホンを2回タップ |
音量アップ | 右のイヤホン側面を1回タップ |
音量ダウン | 左のイヤホン側面を1回タップ |
次の曲 | 右イヤホンを2秒タップ |
前の曲 | 左イヤホンを2秒タップ |
通話の応答 | どちらかのイヤホンを1回タップ |
通話の終了 | どちらかのイヤホンを2秒長押し |
着信拒否 | 着信時にどちらかのイヤホンを2秒長押し |
通話の切り替え | 通話時にどちらかのボタンを2回押す |
音声アシスタントの起動 | どちらかのイヤホンの側面を1秒長押し |
Coumi ANC860を使ってみた感想
装着感と使用感
BOSEのTWSイヤホン「Soundsport Wirelessfree」と同様のイヤーチップを採用しておりフィット感が非常にいいのが好印象でした。
人間工学というか、人の耳の形状にあったイヤーチップのため運動など多少激しい動きをしてもズレ落ちたりすることがなく、イヤホンの大きさにふさわしくなく、しっかりとしたホールド感が素晴らしいです。
操作に関しては、左右のイヤホン側面に見える円形部分がタップ部です。
多少、慣れが必要なのかもしれませんが一発でこのボタンをタップすることが難しくミスタップする場面が何度かありました。
音質
ポイント
- 高音
- 中音
- 低音
- 音場
- 解像度
音質については、「ザ・5,000円前後のイヤホンの音」といった感じで値段相応でした。
低音が強めで、激しい曲のハイハット音は、割れてしまう傾向なのが少し残念です。
また、このイヤホンのウリである低音も若干ブーミー。
高音と中音域とが混ざってしまい解像度が殺されてしまっておりました。
単純に音質に関しては、前回紹介した同メーカーの「coumi Ear Soul TWS-817A」の方が一枚上手な印象です。
気になるノイズキャンセリング性能は?
左側のイヤホン側面を2回タップするごとに、「ノイズキャンセリング」→「アンビエントモード(外音取り込み)」→「ノーマルモード」に切り替えができます。
気になるノイズキャンセリングモードの効果ですが、騒音をかき消す能力はあまり強くありません。
ただし、耳に聞こえるか聞こえないくらいのノイキャン特有のツーンという音が聞こえ、確実にノイズキャンセルがかかっていることは分かります。
周囲からの雑音は確実に減少することは事実ですが、感覚的にはA4用紙を両耳の当てて音を聞いている程度のノイキャン性能でした。
まとめ
今回のcoumi ANC860のレビューかなり厳しめに書きましたが、音質に関しては、普通の人が使う分には全く支障なく良い音で楽しめるはずです。
このイヤホンに向いている曲はEDM系の楽曲。
低音のビートは聞いていて必ず心地よさを感じさせてくれるはずです。
ワイヤレスイヤホンの入門機として知人へプレゼントしたり、予備用としてキープしておくのもいいかもしれません。
セール情報 ※1購入者あたり1回のみ有効。他のクーポンとの併用はできません。
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