ハンディプリンターで有名なSelpic(セルピック)がクラウドファンディングサイトの「Kickstarter」で3Dプリンターをリリースします。
3Dプリンターは2010年代に普及し始め、当初は20万以上するなど、ごく一部の人しか手を出すことができませんでした。
しかし、近年は5万円以下で購入できるようになり、入門の敷居がかなり下がりましたね。
そんななか、今回、Selpicがクラファンでリリースする3Dプリンターは99ドル(約10,500円)。
敷居が低いどころか、誰もが手に届く価格となっております。
Selpicってどんな会社?
商品紹介をする前にSelpicという会社を紹介します。
Selpicは、カリフォルニアを拠点にする会社で「印刷」に関するイノベーション企業です。
以前このニューガジェット三昧で紹介した、ハンディープリンターの「Selpic S1」とペン型ハンディプリンターの「Selpic P1」といった革新的な製品をリリース。
世界中のユーザーに最高のモバイル印刷ソリューションを提供しています。
Selpicの他の商品レビューに関しては上のYoutube動画と過去の記事をご覧ください。
Selpic Star Aの紹介
本体サイズは、約26 x 24 x 25cm、重さは約2kg。
一般的な3Dプリンターの3分の1程度のサイズで軽量コンパクトなのが特徴です。
通常の3Dプリンターはボディが大きいのが当たり前。
そのため1度セットアップしてしまったら、使っても使わなくても部屋の一部を占有してしまうというのが多くのユーザーの悩みでしたがSelpic Star Aは、コンパクトなのでスペースが節約でき、移動も簡単です。
ただし、サイズが小さい分、造形物も小さいものしか作れないという弱点もあり、「3Dプリンターのエントリー機」的な製品であることは間違いありません。
カンタン組立・カンタン操作
スターAは組み立てとセットアップが簡単。
ネジを回し、2本のケーブルを接続し、フィラメント装着の4ステップで完了することができます。
さらに、4つの直感的な操作ボタンにより、リセット、印刷、フィラメントのフィード、リリースを簡単に行うことができます。
X軸とY軸の精度が100μm、Z軸の精度が50μmの場合、スターAの印刷解像度は±0.1mmで、層の厚さは0.1〜0.2mmを達成できます。
低ノイズモーターを採用したStarAは、動作ノイズを60 dB未満に保ち、ユーザーエクスペリエンスを大幅に向上させます。
また、スターAにはレジュメ印刷機能があり、予期せぬ停電やフィラメントの消耗が発生した場合、この機能はフィラメントの節約と印刷効率の向上に役立ちます。
アドオンで拡張機能が使える
StarAはオープンソースの3Dプリンターです。
木やプラスチック、革などにレーザー刻印できるモジュールや100度まで耐えられる温床などのアップグレードパーツもリリース予定。
(別途、プログラムコードを開発(ダウンロード)する必要があります)
個人的に気になるのがレーザー刻印です。
業者さんに委託すると最低ロッドが少ないとやってくれなかったり、見積りが高額になる場合が多いのが悩みでした。
まもなくKickstarterに登場!
Selpic star AはKiskstarterでアーリーバッカーを対象に99ドルで出資可能です。
メール登録しておくと受付開始時に連絡してもらえます。
現在抽選でSelpic Star Aが計3台当たるキャンペーンが実施されています。Twitterのフォロー等で参加できるので、ぜひ応募してみてください。
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