GPD社のフラッグシップUMPCであるGPD WINシリーズにはやくも最新作「GPD WIN 3」が開発中であることがリークされました。
先日(2020年10月)、GPD WIN MAXを購入したばかりの自分にとっては少し悲しいニュースですが、新しいGPD WIN 3のデザインを見れば見るほど購買意欲を刺激させるデザインだと思います。
今回の製品リリース情報はGPD日本代理店の天空さんのツイートを確認して知りました。
デザイン
初見で見た感じ、Nintendo Switchを彷彿させるデザインです。
ゲームに特化していると思いきや、スライドキーボードを搭載しているのでゲーム内のチャットや、テキスト入力もこなします。


もちろん、CPUは第11世代TigerLake-Uシリーズを搭載。デザインだけでないハイスペックに仕上げられています。
現時点で分かっているスペック
製品名 | GPD WIN 3 |
---|---|
CPU | 第11世代TigerLake-Uシリーズ core i7 or i5 |
メモリ | 高速LPDDR4-4266Mhzメモリ 16GB |
ストレージ | SSD 1TB |
ディスプレイ | 5.5インチ |
通信系 | Wi-Fi6、Bluetooth5.0、USB4 |
その他 | バックライト付スライド式キーボード搭載 バイブレーション機能付きコントローラー |
拡張性 | Thunderbolt4を搭載、eGPU対応 |
既に試作機が完成しているようです。
発売に向けてこれからどれだけ製品をブラッシュアップできるか、最後の追い込みに期待したいですね!
GPD WIN3の気になるポイント
バッテリーの持ちはどのくらい?
GPD WIN MAXはフル充電の状態で3時間程度ゲームを遊ぶことができますが、WIN 3は、果たしてどれだけゲームを遊ぶことができるのでしょうか。
ちなみにWIN MAXは大きいがゆえに5,000mAhのリチウムイオンバッテリーを3基搭載していますが、WIN 3はMAXよりも小型になるため当然バッテリー容量は少なくなるはずです。
このバッテリー容量が減少した分をインテル11世代CPUである「Tyger Lake」でどれだけ省電力化を引き出せるかが勝負の分かれ目となります。
この他、上の写真のように充電ドックのようなものが用意されているようなので、本体のバッテリー容量が減った分、Nintendo Switchのようにテレビモードで遊ぶことを推奨してくる可能性もありますね。
いつ発売されるのか
歴代GPD製品はクラウドファンディングサイトの「indiegogo」でお披露目されて製品化が決定します。
今回も同じ流れになると思いますが6月にGPD WIN MAXをリリースしたばかりで、まだすぐに募集ということはないはずです。
しかし、フラッグシップとして前回のGPD WIN 2がリリースされたのが2018年なのでiPhoneとiPadの関係のように2つのラインナップでリリースされる可能性もあり、いつ発表されてもおかしくはありませんね。
価格
WIN MAXが850ドルくらいでクラウドファンディングで登場したので今回も同等の価格ではないかと推測します。(何も根拠はありません)
512GBと1TBと2種類のラインナップで最初からリリースしてくるのではないでしょうか。
発熱(廃熱)の問題
GPD WIN 2の初期モデルは廃熱効率が悪かったため、2019年に、より廃熱、冷却性を高めたモデルにマイナーチェンジしました。
現在、私が持っているMAXに関しては廃熱の問題は一切ありませんが、WIN3のようなスライドキーボード構造を採用すると冷却効率の計算がかなり難しくなってくると予測します。
GPD製品の初期ロットははずれが多いという法則もあるため、慎重になりがちですが多分物欲には勝てなさそうです。
まとめ

GPD WIN MAXではSteamのゲームだけでなく、Switchエミュレーターの「Ryujinx」やPS3エミュレーターも時々難はあるものの快適に動かせています。
WIN3登場によりさらにどれだけAAAタイトルを快適に、そしてゲーミングPCに近づけれるのか気になるところです。
WIN 3がクラウドファンディングで登場したらWIN MAXを超える速さで目標達成してしまう予感しかしませんね。
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