PowKiddy RGB20をレビュー 中華エミュレーターはついにポケット戦争に突入!

TERU
Hey Guys!

秋から続く新製品ラッシュと本業が多忙になりブログ更新をサボり気味な今日この頃です。

さて、今回は私の中華エミュレーターのスポンサーであるWhatskoさんより新製品の「PowKiddy RGB 20」を商品提供いただきましたので紹介させていただきます。

目次

PowKiddy RGB 20について

Powkiddy RGB 20

PowKiddy RGB 20と聞くと2020年にリリースされたPowKiddy RGB 10の後継機と思うかもしれません。

でも、それは正解でもあり、間違いでもあります。

PowKiddy RGB 20を一言でいうなら、10の性能をギュッとコンパクトに圧縮しポケットサイズに縮小したマシンです。

そしてただコンパクトにしただけでなくWi-Fiを最初から搭載するといった快挙も成し遂げています。

対抗機種はRG280V

Powkiddy RGB 20 比較
左がPowKiddy RGB 20 右がRG280V

初代ファミコンをオマージュしたゴールドプレートのデザインを見て、先日紹介したRG280Vを連想しませんか?

女役
この2台の違いは何?
ボビー
RGB 20はアナログスティックがあってOdroid Go Advance(Retro Arch)系のOSなんだ。
TERU
つまり、PSP、Dreamcast、Nintendo DSまで遊べるということ。

どちらがファミコンを忠実にオマージュしているかというと間違いなく、RG280Vですが、機能的にはPowKiddy RGB 20の方が上ということになります。

PowKiddy RGB 20のスペック

Powkiddy RGB 20
 Powkiddy RGB20
ディスプレイ3.5インチ、IPS液晶
解像度320×480
システムRetro Arch
CPURockChip RK3326 (Quad-Core ARM Cortex-A35 1.3GHz)
GPUMali-G31 MP2
RAMDDR3 1GB
メモリー 32GB/64GB/128GB (DDR3L 786Mhz, 32 Bits bus width)
外部ストレージmicroSDカード 最大256GBまで
Wi-Fi
バッテリー3,000mAh
サイズ93 mm x 108 mm x 20 mm
重量173g
スピーカーあり モノラル
HDMI出力なし
外装プラスチック

ANBERNIC RG351PはWi-Fiモジュールのトラブルにより、本体から削除してしまいましたが、RGB20にはWi-Fiモジュールが内蔵されています。

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開封

Powkiddy RGB 20 箱

中華ゲーム機のパッケージは結構おしゃれなものが多くて毎回どんなパッケージで届くのかワクワクします。

PowKiddy RGB 20の箱はブラック一色でとてもシンプルな物になっていました。

Powkiddy RGB 20

同梱物は上の写真の通り。

もはやこのセットがスタンダードとなってしまいましたね。

外観チェック

PowKiddy RGB 20は、コンパクトなボディにこれでもかと、いろんなボタンやパーツが配置されています。

正面

Powkiddy RGB 20

裏面

Powkiddy RGB 20

ボディカラーは赤というよりも朱色です。

ちょうど書道のときに使う朱色と同じでコントローラー部のゴールドプレートのカラーと相まって神社みたいなカラーリングとなっております。

正面は、十字キー、アナログスティック、ABXYのほか、L3,Ⅱ、V,R3という「本当に使うの?」っていう感じのボタンがついています。

ゲームごとやコンソールごとにキーマッピングすることもできるので、特にストリートファイター系の「弱、中、強」を組み合わせてプレイするゲームに「V、R3」ボタンを配置させるといいかもしれませんね。

背面のショルダーボタンはL1、L2、R2、R1と4つのボタンがしっかりついています。

Powkiddy RGB 20

Powkiddy RGB 20

本体の左側には電源ボタンとリセットボタンがついてます。

Powkiddy RGB 20

Powkiddy RGB 20

本体の下側は全くボタンがなのにたいして、上部にはイヤホンジャック、SDカードスロット、USBジャック×2、Wi-Fiスイッチがあります。

このmicro-USBジャックが意外に優秀でして、Androidスマホに使うためのコントローラー「8BitDo SN 30 Pro」も使用することができました。

8BitDo SN30 Pro
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また、いままでのRetro Arch系の中華エミュレーターには、Wi-Fiを搭載した機種がありませんでした。

そのためゲームのデータ転送には、別途、無線LANアダプターを本体にさして使う必要がありましたがPowKiddy RGB 20は最初から搭載している点が素晴らしいですね。

ちなみにWi-Fiを使用しない場合は本体上部のWi-Fiボタンを『OFF』にする事でバッテリー消費が抑えられます。

PowKiddy RGB 20を使ってみた感想

昇竜拳コマンドチェック

昇竜拳コマンド
昇竜拳コマンド

毎度おなじみの格闘ゲームのやりやすさを計るバロメーター「昇竜拳コマンド」チェックをしてみました。

中華エミュレーターでありがちなパーツ流をしておりRGB 10とアナログスティックの使用感は同じ。

つまり及第点以上の出来です。

ディスプレイがもう少しキレイだとなお良し

PowKiddy RGB 20は10の画面を流用しているのか細かい画面表示に関しては前作と変化がありませんでした。

電源を初めて入れたときに感じましたが、画面の表示に関してはRG280Vの方がきれいで細かい文字やグラフィックまでしっかり見ることができます。

8月に前作が発売されたとは言え、3か月程度しかたっていないためディスプレイやCPU能力に関してはもう少し向上していれば多くの人がもっと買ってくれるだけあり残念です。

ただ、OGABE系エミュレーターでコンパクトさを追求したいならばPowKiddy RGB 20が最良のチョイスとなるはずですので迷わず「PowKiddy RGB 20」を買いましょう。

RG280Vとどっちを買うべき?

似たような製品があるためどちらを買うべきか非常に悩むところですがPS1以降のゲームを遊びたいならPowKiddy RGB 20。

スーパーファミコン程度しか遊ばないようでしたらRG280Vで十分満足できるはずです。

購入店情報

Powkiddy RGB 20

中華ゲーム機は著作権の関係でAmazonで購入することが難しくなっております。

売っていてもゲームROMが収録されていない物ばかりなりました。

TERU
健全ですね。

そんななかAmazonでWhatskoさんがRGB 20をromなしで販売しておりますので気になる方はぜひチェックしてみて下さい。

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