最近、スマートウォッチをつけている人がかなり増えてきましたね。
現行のスマートウォッチは、Apple WatchやFitBitのようなスクエア型、もしくはHuawei Watch GT 2ProやAmazfit GTR 2のようなラウンド型の2種類があります。
でも何となく、どれも同じデザインでつまらないと思いませんか?
今回は、アウトドアアクティビティに特化したスマートウォッチ「Amazfit T-Rex」を紹介します。
結論から書きますが、Amazfit T-Rexは最大20日間もつバッテリーと無骨で耐久性のあるデザイン。
アウトドア好き、建設業、漁師、農業、機械を使う職業の人に進めたいスマートウォッチです。
今回の商品レビューにあたり、Banggod 様より商品提供をいただきました。
ただいまBanggood では、期間限定で12,000円台で購入することが可能です!
日本語にももちろん対応してますので、ぜひチェックしてみて下さい。
この記事のラストにはオトクなクーポンコードもあります。
Huamiの紹介
シャオミはアップルのように工場を持たない(ファブレス)なメーカーです。
今回紹介するAmazfit T-Rexは、シャオミの資本が入った「Huami」がデザイン、開発、製造を行っています。
完成したプロダクトをシャオミに提出し「Huamiブランド」を冠して販売するというODM方式で生産されています。
Huamiやシャオミについてはこちらの記事にまとめてみました。
今まで個人輸入してきたシャオミ製品を一挙レビュー(スマホ、家電、日用雑貨、株など)
Huami (華米科技・Huami Corproation) は2013年に設立された、Xiaomi のスマートウェアラブル製品(Mi bandシリーズ、体組成計等)のデザインと製造を一手に引き受けているXiaomiの戦略的グループ企業。
ウェアラブル製品の総出荷数は1億台に達しています。
HuamiはXiaomiへのウェラブル製品の唯一のサプライヤであると共に、自社ブランド製品としてミドル・ハイエンド向けに「Amazfit」ブランドを展開しています。
スペックについて
商品名 | Amazfit T-Rex(Global Version) |
---|---|
Bluetoothバージョン | BT 5.0 |
対応のOS | Android 5.0 or above , iOS 10.0 or above |
防水性能 | 5気圧防水 |
心拍数 | Support |
血圧 | / |
血中酸素濃度 | / |
睡眠モニター | Support |
スポーツモード | ランニング、ウォーキング、サイクリング、スキー、水泳など14種類に対応 |
着信メッセージ | Support |
着信拒否 | Support |
通知 | Support Facebook,Twitter,Wechat, WhatsApp etc. |
アラートタイプ | Vibration |
オートライト | Support |
ストップウォッチ | Support |
GPS+GLONASS | Support |
その他 | Support Pedometer,Alarm,Calender,Sedentary reminder,Camera remote control,Anti-lost, |
センサー | G-sensor, Heart Rate Sensor |
スクリーン | Size:1.3 Inch |
Type:AMOLED | |
Resolution: 360*360pixels | |
バッテリー | Battery Capacity: 390mAh |
Standby Time: About 66days | |
Using time: About 20days | |
Charging Time: About 2hours | |
Charging Type: Magnetic charging | |
バンド | Material: Silicone |
Length: about 200mm | |
Width: about 22mm | |
重さ | 58g |
カラーは4種類でミリタリーカラーを基調としたラインナップとなっています。
特徴
タフネス
Amazfit T-Rexの最大の特徴は、米国MIL-STD-810 12軍用認証を取得していることです。
まあ米中貿易戦争の真っただ中、米軍がこの時計を軍用品として兵士たちに支給されることはないと思いますが、頑丈さに関しては折り紙つきという訳です。
ちなみに米国MIL-STD-810の試験項目は耐熱、対湿度、耐塩、落下テストなど過酷な12の項目をパスする必要があります。
超ロングライフバッテリー
ポイント
- 満充電で20日間使用することができる
- Bluetoothをオフにして超省電力モードにすると最大66日間充電なしで使える
- GPSと心拍数センサーをオンにした状態で20時間アクティビティトラッキングが可能
これらはあくまでもカタログスペックのため、使用状況や気温により変動します。
でも、それにしてもこれだけ長時間充電なしで使えるのは魅力的ですね。
14のスポーツに対応
ジョギング、サイクリング、ウォーキングのような一般的な運動はもちろんのこと、登山、トレイルラン、スキーのようなアウトドア系のスポーツにも対応しています。
Amazfit T-Rexの開封と外観チェック
こちらが外箱です。
パッケージの裏には技適認証マークを確認したのでAmazfit T-Rexを身に着けて大手を振って歩いちゃいましょう!
Amazfit T-Rexを初めて手に取って、金属パーツのディティールの良さを感じました。
例えばボタン表面にはギザギザの表面加工がされていて滑りにくくなっています。
またベゼルの外側やバンド部分にも特殊な形状のネジがデザインされ武骨さに拍車をかけています。
バンドはシリコン製でとても柔らかいのでフィット感は素晴らしいです。
ただし、ほこりがつきやすく、長期間使用していると加水分解(劣化)しやすい感じなのでG-Shock用のバンドやNATOバンドに変えるのもいいかもしれません。
ちなみにバンド交換の際は形状が特殊なので選定に注意してください。
付属品
付属品は本体、専用充電器、取説(日本語含む)の3種類です。
使い方
Amazfit T-RexはiOSとAndroidの両方に対応しています。
電源を入れると「Amazfitのアプリをインストールしてくださいと」表示されますので事前にこちらのアプリをインストールしておきましょう。
[appbox googleplay com.huami.watch.hmwatchmanager]
[appbox appstore 1127269366?]
AndroidとiOSに対応するアプリ「Zepp」をインストールしたら、スマートフォンとAmazfit T-RexをBluetooth 5.0で接続(同期)します。
このアプリを使うことでウォッチ本体よりもさらに詳しくデータを参照することができ、詳細な設定をできるようになります。
スリープトラッキング
Amazfit T-Rex
Apple Watch Series 6
若干、大雑把ではあるものの「深い睡眠」「浅い睡眠」「起きた時間」などがグラフ表示され見やすく、かつ分かりやすく分析することができます。
アクティビティートラッキングの精度
世界一研究開発費がかかっているスマートウォッチ「Apple Watch Series 6」と比較してみました。
Amazfit T-Rex
Apple Watch Series 6
Amazfit T-Rexを左手、Apple Whatch Series 6を右手に装着して近所をウォーキングしたデータがこちらです。
消費カロリーはAmazfit T-Rexの方が若干高めに出ました。
歩行距離と高度計のトレースもApple Whatchと同等の精度で測定ができておりコスパの良さに誰しもが感動するはずです。
Mi Bandからのデータも引き継げる
シャオミの関連企業ということもあり、以前使っていたMiBand 5の友達データをそのまま引き継ぐことができました。
この他にもシャオミの体重計との互換性もありアップルの「ヘルスケアアプリ」のように、体に関するデータをアプリ1つで全て集約して管理できるのが素晴らしいです。
Amazfit T-Rexに限らず、MiBnad、Amazfit Bip、GTR 2などシャオミ系のスマートウォッチを買ったら体重計もシャオミで統一することをお勧めします。
その他の機能
スマートフォンの通知をスマートウォッチ側に送る設定ができたり、スマホが見当たらなくなった時にスマートウォッチから音を鳴らして探し出す機能が搭載されています。
この探知機能については双方間で行うことが可能なのがいいですね。
その他、スマートフォンの音楽プレーヤーを操作することも可能です。
必要なスマートウォッチの機能は網羅している
電源を入れるとこの画面になります。
Banggodで販売されているAmazfit T-Rexはグローバル版ですが、スマホとペアリングしファームウェアアップデートをすることで日本語表示もできます。
AMOLED(有機EL)ディスプレイを採用しており発色も良く明るい場所でも見やすいのがいいですね。
標準で搭載している文字盤の紹介
AmazFacesアプリで有名ブランドの文字盤を導入しよう
このブログではすっかりおなじみですが、スマートウォッチを持っているなら自由に文字盤を変えたいというのは誰しもが思うこと。
武骨でかっこいいスマートウォッチには、「G-Shock」、「Luminox」、「ダイバーズウォッチ」みたいなデザインの文字盤を入れたくなりますよね?
そんなワケでAmazfit T-Rexにカスタム文字盤をインストールする方法を紹介します。
これに関してはいろいろな方法があるのですが、一番簡単な方法は「AmazFaces」というアプリから文字盤をインストールしてAmazfit T-Rexに送るというやり方が便利です。
導入方法に関しては、以前紹介したAmazfit GTRの記事に書かれていますのでぜひチェックしてみて下さい。
ちょっとだけ残念なところ
通話ができない
ポケットにスマホを入れた状態でスキーや登山をする場面が往々にありますが電話の着信の通知が分かるだけで通話はできないのが残念に感じました。
本作は、ミリタリーモデルなので敵に見つからないよう、敢えて通話できないように気を使ってくれているだなと思うようにします。
外装がちょっとだけチープ
冒頭でボタンの造りこみがいいと書きましたが、それとは対照的に本体の素材がちょっとチープに感じました。
これは主観的な話なので実際に手に取ってみないと分からないかもしれませんが、「ザ・プラスチック」といった感じで指で本体を弾くとコツコツと軽い音が鳴ります。
もう少し本体がギュッと詰まった感じがすると高級感があるのですが、まあ、軽くて装着感がいいので良しとします。
血中酸素濃度、ストレス測定はできない
Huawei Wtach GT 2ではストレス測定ができましたがAmazfit T-Rexではできません。
別にこれらの機能はなくても困りませんが、データを取り入れることで運動効果を深く分析できるようになるので、最新のApple WatchやGerminユーザーなどには若干物足りなさを感じるかもしれません。
G-ShockもいいけどAmazfit T-Rexの方が機能的
2日ほど使用しましたが、この時点でバッテリー残量は87%とかなり優秀です。
Apple Watchだったらとっくに充電切れになっていることでしょう。
カタログスペックの20日間バッテリーが使えるというのは少し無理があり、実質7日間~12日程度の使用可能といったところでしょうか。
Banggoodで販売している約12,000円という価格は、カシオの一般的なG-Shockと同じ価格です。
さらに、この機種の対抗機種としてカシオのProtrekが上がりますが、コスパとバッテリー持ちの良さに関しては、Amazfit T-Rexに軍配が上がると感じました。
もちろん、製品の歴史やブランド力もカシオの方が上です。
私は、スマートウォッチを使うようになり機械式のロレックスの出番がなくなり、先日ついに1本売却してしまいました。
ロレックス製品の逸話やブランドヒストリーが大好きでしたが合理的なスマートウォッチの登場によりこれまでの時計の価値観が変わりつつあります。
Amazfit T-Rexは、G-Shockのようなタフネスウォッチのカテゴリーのゲームチェンジャーに今なろうとしています。
質実剛健で使いやすいスマートウォッチを探している方はぜひAmazfit T-Rexをお試しください!
クーポン情報
Amazfit T-Rex セール&クーポン情報
Banggood限定クーポンコード
- クーポンコード:BGJPN3TREX
- ページ価格:$159.99
- クーポン価格:$109.99
- 台数:5枚限定(2021/1/31迄)
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