IoTという言葉が生まれて、はや数年。
この言葉が生まれた当初は、家電がネットにつながることに意義を見出せなかった人が多数ですが、掃除機、エアコン、照明など徐々に浸透しつつあります。
今日は、1,480円で始められるIoT機器「スマートマットLite」を紹介します。
スマートマットとは
スマートマットとは、文字通り物置くマットです。
いったい何がスマートかというと、日用品をはじめ、さまざまな物をスマートマットの上に置いておくだけで商品残量を自動計測。
残量が少なくなったら自動でAmazonに自動注文(補充)してくれるという便利な製品です。
もともとは、オフィスで使用するコピー用紙や工場で使用する部品を自動発注するために考案されたものですが、一般家庭にも役立つ商品です。
スマートマットで自動発注すると便利なもの
オフィス、リモートワーク、テレワークでよく使う、日用品600商品以上に対応してお李、水、コピー用紙、トイレットペーパーなど掃除用品、シリアルやお米など食品まで幅広く対応しています。
水・お茶・紅茶
- 健康ミネラルむぎ茶
- クリスタルガイザー
- 午後の紅茶
- い・ろ・は・す
- ウィルキンソン
- 野菜生活100
- ポカリスエット
- ワンダ
お米
- ななつぼし
- サトウのごはん
- はくばく
食品・飲料



※写真撮影用に撮ったため、本来このような使い方はできません
- 水・お茶・紅茶・コーヒー・ソフトドリンク
- 米類
- 麺類(パスタ・うどん・そば・ラーメン等)
- シリアル
- 缶詰・瓶詰
ドラッグストア・ビューティー



※写真撮影用に撮ったため、本来このような使い方はできません
- 洗濯・家庭用洗剤・掃除用品
- 子供用おむつ&ベビーケア
- 柔軟剤
- ティッシュ・トイレットペーパー・キッチンペーパー
- キッチン消耗品
- ボディソープ・入浴剤
- ハンドソープ・クリーム
- ヘアケア
オフィス用品
- 印刷用紙
- ボールペン(替え芯)
- 付箋紙
- ホッチキスの針
- セロハンテープ
※写真撮影用に撮ったため、本来このような使い方はできません
集合住宅やタワーマンションに住んでいる方は、買い物で水やお米といった重たいものを部屋に持ち込むのは一苦労ですよね?
スマートマットライトを使えば、ストックしていたものが不足したら自動発注してくれてすぐに届くのがいいですね。
ただし、全ての商品に対応しているわけではなく一部取扱いのないものあるので注意して下さい。
スマートマットLiteの仕様
- 計測タイミング:定時
- 通信方式:Wi-Fi 2.4GHz
- 電源・電池寿命:単3形アルカリ乾電池4本で約1年間。6VのACアダプタ(別売)も可能
- 計測分解能:A3サイズは100g、A4サイズは10g単位
- 最大最小重量:A3サイズは100g〜100kg、A4サイズは10g〜30kg
- 使用環境条件:0℃〜35℃ 30~85%RH
- 保存環境条件:-20℃〜60℃ 10~95%RH
- 防水性能:IPX3(鉛直±60°の噴霧水に対応)
今回紹介している「スマートマットLite」は月額使用料無料ですが、SMART MAT Cloud(スマートマットクラウド)という別のビジネス向け製品も展開しております。
LiteとCloudの違いは、A4、A3サイズの他に特大のA5サイズが用意されており重量は1g〜100g単位で計測が可能。
Amazonのほか、アスクルにも商品発注が可能で月額500円から導入することができます。
このようにSMART MAT Cloud(スマートマットクラウド)はどちらかというと法人向けのサービスとなっています。
https://smartmat.jp/
マスメディアでも取り上げられ注目が高まっている
スマートマットは、「ドランクドラゴンのバカ売れ研究所!」「日経トレンディ」「ワールドビジネスサテライト」といったメディアでも取り上げられており、導入実績も600社以上にまで拡大しています。
誰もが知っている有名企業も導入を進めておりIoT時代はすでに到来しています。
スマートマットLiteの仕組み
スマートマットは「計量器」×「通信」×「Amazon バーチャルダッシュAPI」を組み合わせたものです。
スマートマットの価格は、1,480円と格安なので、このマットを作っているメーカーはどうやって利益を出しているのか気になりますよね?
想像ですが、スマートマット経由で商品が買われるとアフィリエイトみたいな形でメーカーにお金が入るような仕組みになっているはずです。
タネ明かしをすると「なーんだ」と思ってしまいますがこの仕組みを考えた人は天才ですよね。
ちなみにこのスマートマット事業を手がけているのは、京都大学を卒業したエンジニアが中心となってスタートアップした「株式会社スマートショッピング」が販売。
「モノの流れを超スマートに」をテーマにIoTを駆使して物流業界を変革しようとしている2014年設立の若くて勢いのある会社です。
スマートマットLiteの設定
開封するとこんな感じで商品が納められています。
私は、A3タイプを商品提供していただきましたが、見た目は体重計です。
毎晩これにこれに乗って体重がダウンしたらケーキを自動発注してくれると嬉しいんですが・・・
単三電池が4本同梱されているので本体裏側にセットします。
シールの下のところにACアダプターを入力するジャックもあります。
ちなみにスマートマットライトは、電池が1年持つそうです。
付属の取説に書かれているQRコードを読み込んでスマホとスマートマットをペアリングさせていきます。
するとこの画面に飛びます。
あとはアカウントを新規作成。
本体下部のペアリングボタンを押して完了。
本当は、この後に少し設定がありましたが写真を撮り忘れてしまいました。
あとは、どの商品をどんな条件で発注するかを設定しておくだけです。
スマートマットを使ってみた
我が家では、ウォーターサーバーを契約する代わりに2Lのペットボトルを定期購入しています。
その理由は、ウォーターサーバーを契約するよりも安価でウォーターサーバー使用料といったランニングコストがかからないから。
また、災害時電気が使えなくても蓋を開けるだけですぐ飲めて水筒に移し変える手間もかかりません。
でも、ドラッグストアやスーパーで買ったあとに家に運ぶのが面倒だったり、消費量の多い夏場は、「少なくなってきたけ明日買えばいいや」という状況が数日続き、気づいたらストックがなくなっていたという状況が何度かありました。
飲料に限らず、スマートマットLiteの上に箱ごと物を置いておけば、残量によって自動発注してくれるので「気がついた時に足りない」という状況はかなり減りそうです。
ちなみに私は、お酒が大好きなので、好きな飲み物を箱買いし、スマートマットLiteの上に置いて置きたいです。
でもそんなことをしたら飲酒量が増えてしまうのでほどほどにして置きたいと思います。
まとめ
スマートマットは、もともとオフィスや工場といったビジネスの場で使用を想定されていた商品ですが、家庭用としても非常に便利です。
よく使う日曜品を補充し忘れることがなくなるので一家に1台あると重宝するはずです。