身の回りの家電製品の中で特にここ最近技術の進歩を感じるのがLED照明です。
今回は、モニターディスプレイで有名なBenQ Japanさんから送っていただいた「BenQ アイケア WiT LED デスクライト」をご紹介します。

デスクライトなんて、安いか高いかだけで、どれもそんなに変わらないでしょ?
Ben Qのデスクライトを使うまでは、こんな風に考えていましたが2020年代のデスクライトの進化に驚かされてしまいました。

Ben Qってどんな会社?
BenQは1984年に創業した台湾の台北市に本社をおく企業です。
BenQ」の名前の由来は「Bringing Enjoyment and Quality」の略称。
台湾のほか、アメリカ、オランダ、日本に現地法人を立ち上げており、グローバルな企業展開をしてます。
BenQといえばPCモニターやプロジェクターがパッと思い浮かぶかもしれませんが、実はデスクライトも作っております。

と疑問に思うかもしれません。
- ライフスタイル
- ビジネス
- ヘルスケア
- 教育
Ben Qは上記を4本柱を軸に、独自のイノベーションで生活を豊かにするという企業理念を掲げており、今回紹介するデスクライトも上記の企業理念を網羅している製品と言えるでしょう。
そのほか電子黒板なんかも製造しており学校をはじめとする教育機関への売り込みを強化しています。
BenQ アイケア WiT(AR 15D)の特徴

- スマートセンサーで自動調光
- 読書モードとデジタル読書モードの2種類に対応
- 照明照射範囲がビックリするほど広い
- 明るさ、色温度を自由に調光できる
スマートセンサーで自動調光してくれる
部屋の明るさから最適な色温度と光の強さを自動調整してくれます。
読書モードとデジタル読書モードの2種類に対応

照明照射範囲がビックリするほど広い

弓形の独特な形状によって照明の照射範囲がかなり広く影になりにくい。
明るさ、色温度を自由に調光できる
調光ボタンがあり、明るさや色温度を好みに合わせて変えることができます。
暖色系

白色系

開封と外観の紹介

光源 | デュアルカラー LED |
---|---|
色温度 | 2700K~5700K |
照度 | 中心イルミナンス1,800ルクス(照射面から40cmの場合) |
演色性 | >95 |
材料 | アルミニウム合金 |
外形寸法 | 59cm x 22cm x 62.5cm |
本体重量 | 5.8 kg |
電源 | 100-240V AC, 50-60 Hz |
Ben Q Witデスクライトは、卓上型とクランプ型の2種類を選べます。
- Amazonでの価格は、本体が24,800円
- クランプ(オプション)が1,980円
2万円オーバーと、デスクライトの中では決して安い部類ではありません。
でも一度使ってみるとその良さに誰しもが納得するはずです。
なお、本体のほかにオプションでクランプが用意されています。
デスククランプを使うメリットは、PCモニターのデスクアームのようにデスクを広く使えるということ。
ベース部分が浮いているのでその部分に他のものを配置できるのでクランプも合わせて買っておくと非常に便利です。

こちらが開封直後の写真です。
高級なだけあり梱包もしっかりしていて「THE・ブランド」といった感じです。

根本とアームとヘッドライト部分の合計3箇所が可動。
フレキシブルに自分の好きな角度に調整することができます。
もちろん曲がりの硬さもちょうどよく変な安っぽさはありません。

こちらが取説。
普段、取説は滅多に読みませんが、この製品は、読んでおかないと使い方がわからなかったので目を通しておきましょう(個人談)

デスククランプを使わない場合、この台座(本体に付属)を使うことになります。
直径20センチくらいの大きさですがズッシリとした重さがあり、安定感は誰もが納得するはずです。
重たいので「持ち上げた時に足の上に落とさないように」と注意書きが書かれています。

上の写真は付属のアーレンキで本体とベースをねじ締めているところです。
このほかにデスクに挟んで固定するクランプ型の固定器具もオプションで用意されています。
どちらを選ぶべきか迷う場合は、デスクの上を台座が占領しないクランプ型を買ってくといいでしょう。

弓形の形状が独特で今までにないデザインですね。

コンセントプラグはもちろん日本用の100Vプラグ。
世界各国のコンセントに対応できるように先端が交換できるようになっています。
アイケア Witデスクライトの使い方
この照明の使い方に関しては、取説を読むよりもジャーナリストの上念司氏の動画をみた方が簡単に理解できると思います。
実際、私も使い方を動画を見て知りました。

照明部分の横にひときわ目立つシルバーのリングがあります。
実はこの部分、電源スイッチでタッチするとライトが点灯します。
ライトの明かりは、部屋の照度に合わせて暗すぎず、明るすぎない自動調光機能が備わっています。

そのとなりには、プッシュが可能な調光つまみがあり、明るさやと色温度を変更したりすることができます。
読書モード→デジタル読書モードの切り替えができる
読書モード

デジタル読書モード

シルバーの輪っかを2秒間長押しすることで、読書モード→デジタル読書モードと切り替えることができます。
それぞれレッドとグリーンの2種類のLEDが点灯し自分が今どちらのモードで使用しているかわかります。
読書モードの光りかた

デジタル読書モードの光りかた

読書モードは、文字通り紙の本を読書したりデスク上で筆記作業したりするときに見やすい発光モード。
デジタル読書モードは、卓上でPC作業やタブレット、ゲーム機を使用する際に目に優しく見やすくなる発光モードです。
上の写真でもわかるようにデジタウ読書モードはライトの中央部分が光らず、弓形になった両端が発光するため光が画面に映り込まないのが特徴です。
LEDライトの特徴
- 熱がほとんどでない
- 虫が寄りにくい
- ブルーライトが含まれる
- 省エネ
LEDライトには、ブルーライトが多く含まれているので、夜間に多く浴びると睡眠に悪影響を及ぼしますが、色温度を電球色にすることでブルーライトを大幅にカットできます。
また逆にブルーライトを浴びることで集中力がアップしたり覚醒作用があるので、日中はブルーライトを取り入れ、夜間は暖色にして使うといいかもしれません。
もちろんBenQ Witライトは両方の色に設定を変えることができるのがポイントです。
BenQ Witライトの良い点と残念な点

使っていて不満な点は、全くといってほどなくこのデスクライトを使ったら他のものには浮気できなくなります。
唯一の不満は、24,800円という価格設定だけです。
自分用に買うのもいいですが、おじいちゃん、おばあちゃんが孫へのプレゼントとして、また、親が子供への将来の投資だと思って買ってあげるのもいいかもしれません。
まとめ

アーチ型の独特なデザインから放たれる光は広範囲を照らしてくれるので、まるでシーリングライトがデスクの上にあるような感覚です。
また従来のデスクライトのように1点だけを集中して照らすことがないので、PCを併用しながらの筆記作業に力を発揮します。
皆さんも自分のデスク環境を一度見直してみてはいかがでしょうか?
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