シャオミが日本に上陸してから2年が経ちました。
ほんの数年前までシャオミは日本で知る人ぞ知るメーカーでしたが、昨今はスマホ、スマートウォッチをはじめとする多くのプロダクトが日本でも浸透してきました。
なかでもスマートバンドの「MiBand」は、価格、カラーバリエーションが評判を呼び、年齢や性別を問わず多くの世代で支持されています。
今日は、MiBandの最新作「MiBand 6」を一足早く個人輸入できたのでレビューしていきます。
現状、日本未発売ですが、この記事を読めば日本での発売日がさらに待ち遠しくなるはずです。
MiBand 6のスペック
製品名 | MiBand 6 |
---|---|
ディスプレイサイズ | 1.56インチ有機EL(152×486) |
PPI | 326ppi |
ボディサイズ | 46.95×18.15×12.45mm |
ボディ重量 | 11.9g |
バッテリー容量 | 125mAh |
バッテリー持続時間 | 14日以上 |
アクティビティ | 30種類 |
SpO2測定 | ○ |
心拍測定 | ○ |
ストレス測定 | ○ |
MiBand 6はどこで買える?
2021年4月時点でMiBand 6は日本未発売なので入手するには個人輸入するしかありません。
私は、ALIEXPRESSで中国版を約5,000円で買いました。
そのほか、Banggoodなどでも購入することができます。
日本での発売日はいつ?
MiBand 6の国内での発売日を心待ちにしてされている方も多いかもしれませんが、正式な発売はだいぶ先になりそうです。
・・・というのも前モデルのMiBand 5は2020年6月18日にワールドワイドで発売され、それから約半年後の2021年1月8日に日本で正式発売されたからです。
(ここでいう正式販売とはシャオミジャパン公式販売を意味します)
もちろん、それ以前にAmazonでも販売されていましたが、それらは基本的に並行輸入品です。
時期的にも1月に発売されたばかり、でいきなりニューモデルに刷新されることは考えられにくいので2022年1月に日本で正式販売されると推測しています。
(あくまでも個人の推測です)
MiBand 6のカラー
カラーはブラック、オレンジ、イエロー、オリーブ、アイボリー、ブルーから選べます。
この他にもサードパーティから様々な色のバンドが発売されているので純正色にないカラーをチョイスできます。
毎日ネクタイを変える感覚でMiBandの色を変えれるのも1つの魅力です。
今回、私はブラックを購入しました。
昨年買ったMiBand 5はすでに手元にないため確認はできませんが、5と同じバンドを6でも流用できるっぽいです。
もし、両方持ってる人がいたら是非試して教えてください。
中国版とグローバル版の違い
NFCに対応
中国版とグローバル版の違いは、NFCの有無がまず1番に挙げられます。
グローバル版はNFC非対応なのでキャッシュレス決済のアリペイをMiBnad 6で使うことができません。
また、仮に中国版を持っていたとしても、日本でアリペイのアカウント(口座)を作ることができないので、いずれにせよ日本ではMiBand 6の決済機能は使えません。
中国版は日本語が使えない
- 中国語×2種類
- 英語
- ロシア語
- スペイン語
- イタリア語
- ドイツ語
- フランス語
言語設定に関しては、世界のメジャーな言語に全て対応しているので欧米人だったら不便しないはずです。
グローバル版を買った場合、現時点で日本語が収録されているかは謎ですが、後日アップデートされ対応してもらえるでしょう。
開封
こちらが製品のパッケージです。
中国版は裏返すと中国語での商品詳細について記載があります。
また箱の側面にはアリペイのロゴマークがプリントされていました。
MiBand 5から何が進化したの?
ディスプレイ
MiBand 5 1.1インチ
MiBand 6 1.56インチ
MiBand 6は、5と比較して外観の大きさは、ほぼ同じですがベゼルがさらに細くなり結果、50%の大画面化に成功しました。
また、画面のピクセル密度のさらに小さくなり、より美しく再現性の高いウォッチフェイスを導入することができるようになりました。
- MiBand 5 290ppi
- MiBand 6 326ppi
ウォッチフェイス(文字盤)は、中国語版で130種類以上、グローバル版で60種類以上用意されています。
ちなみに私が持っている中国版は前作同様、コナン、スポンジボブ、エヴァンゲリオン、初音ミクの文字盤が公式ストアから無料ダウンロードできる状態でした。
プリセットの文字盤に飽きたら社外アプリを使うことで、世界中のウォッチフェイス職人が作った文字盤を取り込むことができるようになります。
ワークアウトモードは30種類以上
MiBand 6では30種類以上のスポーツの運動データを取得することができます。
また、設定時不要の運動自動検知機能により、6種類の運動を自動的にログしてくれます。
また、5気圧の防水性能があり、水泳時の使用もできるのは前回から変わっていません。
Spo2(血中酸素濃度測定)に対応
MiBand 6になりApplr Watch Series 6と同じ血中酸素濃度(SpO2)測定ができるようになりました。
血中酸素濃度とは、血液中にどれくらいくらいの酸素を取り込んでいるのか調べられる機能。
通常、100%〜96%が正常値とされていますが、コロナのような呼吸器系の病気にかかると取り込める酸素濃度が低下傾向になります。
また、睡眠中の血中酸素濃度から睡眠時無呼吸症候群かどうかを特定することができるので、MiBand 6をつけることで、自分の健康管理に役立つ機能といえるでしょう。
冒頭の動画の中でも取り上げていますが、精度に関してはApple Watchとさほど差異はありませんでしたので信用できる数値だと思います。
レビュー動画はこちら
YouTubeにてMiBand 6の開封動画を公開しました。
製品のディティールはこちらの動画をご覧ください。
MiBand 6になりスマートウォッチの性能に限りなく近づいてきている点が評価できます。
Apple Watch Series 6とのデータ比較
MiBand 6
Apple Watch Series6
MiBand 6とApple Watch Series 6の両方を左手につけて3.9kmの散歩コースを歩いてきました。
MiBand 6は消費カロリーが399kcalに対してApple Watchは284kcalと少なめに出ました。
というか、そもそも歩行距離が600mくらい誤差出ました。
データの信頼性はさておき、心拍数、高度、ケイデンス、ストライド(歩幅)など高級スマートウォッチでしかこれまで見れなかった項目がわずか5,000円のMiBand 6で測定できるなんて・・・
MiBand 6
Apple Watch Series6
上の写真は、朝から晩まで両方をつけていた日のデータです。
やはりMiBand 6の方が歩数、睡眠時間など全ての項目において「多め」の数値が出るようです。
どちらを信じるかは、あなた次第ですが日常生活の1つの目安として十分役立ちそうです。
まとめ
MiBandは、世代を重ね着実に進化してきました。
今回の「6」のリリースにより、MiBandはひとつの到達点に達したようなクオリティで日本市場への投入後はスマッシュヒットが約束されているような完成度です。
正直なところ、MiBand 5のユーザーは買い換えるほどではないというのが私の意見です。
でも、MiBandは綺麗に使っていればApple Watchのようにリセールバリューもあるので思い切って6に買い替えてしまうのもいいかもしれません!
気になる方は、AliexpressかBanggoodで購入してみてください。
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