IndiegogoでGPD WIN 3に出資した人の到着報告が続々と上がってきていますね。
私もそのなかの1人なんですが、今日はGPD WIN 3を1週間使ってみたレビュー( 使って良かった点と、残念な点)について解説していきます。
結論から書きますが、買って後悔しました!
なぜ後悔したかというと、あまりにもゲームが捗りすぎてブログ更新に支障をきたし始めてるから。(本当は自己管理が甘いだけです・・・)

衝撃的なタイトルをつけてしまいすみません・・・
ゲームをやらなくても普段使いのPCとして十分な性能を持っているので、今年買って良かったガジェットの1つに間違いなくランクインするでしょう。
GPD WIN 3はindiegogo以外でも買える

製品名 | GPD WIN 3 |
---|---|
CPU | 第11世代TigerLake-Uシリーズ core i7 or i5 |
メモリ | 高速LPDDR4-4266Mhzメモリ 16GB |
ストレージ | SSD 1TB |
ディスプレイ | 5.5インチ |
通信系 | Wi-Fi6、Bluetooth5.0、USB4 |
その他 | バックライト付スライド式キーボード搭載 バイブレーション機能付きコントローラー |
拡張性 | Thunderbolt4を搭載、eGPU対応 |
GPD WIN 3は、2021年5月23日時点で予約受付中になってるんだけど、日本のAmazon、Aliexpress、Banggoodからも買うことができます。
GPD WIN 3はindiegogoからしか買えないと思うかもだけど、それは初回販売分の話。
2021年6月30日からアマゾンでも発売開始するようです。
GPD WIN 3には「Intel core i5」と「i7」の2つのモデルがありますが、使っているうちに

「やっぱり上位機種にしておけば良かった・・・」
なんて後悔したくなかったので私は迷わず、i7のモデルを購入しました。

indiegogoでの販売価格は、充電&映像出力クレードル込みで約10万円でしたが、今後、indigogo以外の通販で買う人は13万円〜14万円程度で購入できるみたいです。
ちなみに日本のAmazonは少し販売価格が高いけど、正規代理店の天空(てんくう)が販売。
故障した時の修理やメンテナンスを考慮すると正規代理店からの購入をお勧めします。
GPD WIN 3の評判

GPD WIN 3については、これまで買ったことのあるGPD WIN 2やGPD WIN MAXと比較して性能が段違いにパワーアップしているので、ゲームプレイのクオリティに関しては文句ありません。
また、Twitterや5chでGPD WIN 3のレビューを見ているとGPD WIN 3を称賛している人がかなり多いです。
GPD WIN 3 届いた!早くても今日の夜かと思ってたので嬉しい。あとガラスフィルムもついてた。嬉しい。 pic.twitter.com/qF64ngCjlv
— UM (@Palasa_com) May 16, 2021
GPD WIN 3 のSSD交換。裏蓋硬い。 pic.twitter.com/73nwAGtYuS
— UM (@Palasa_com) May 16, 2021
これぞ完成形って感じじゃないかしら
実売されたら買っちゃおうかな【Hothotレビュー】UMPC史上最高性能の5.5型スライダー式Windows機「GPD WIN 3」 – PC Watch https://t.co/Z5I6r7jsUE
— 葵 (@YusukeIshida) March 2, 2021
ここにPCとWA2があるじゃろ
( ^ω^)
⊃GPD WIN 3⊂( ^ω^)
⊃White Album 2⊂これとこれをこうして…
( ^ω^)
≡⊃⊂≡こうじゃ
( ^ω^)
⊃「僕らが求めた環境だ」⊂
(CV:佐々木望) pic.twitter.com/71qCv4Gj7P— ラブサイ (@bonryaku) May 22, 2021
GPD WIN 3でPS3エミュレーターを楽しんでます


ここで私がGPD WIN 3でどんな遊び方をしているかを紹介します。
多分、普通の人は、PCゲームのSteamやEPICのゲームを入れて楽しんでいるかと思います。
私の場合、いま住んでる、○ァッキンレオパレスのクソWi-Fiのせいで大容量のダウンロードがうまく出来ないのが最大の悩み。
GPD WIN 3を買ってからは、PS3のエミュレーター「RCPS3」で「真 三國無双6」を遊んでいます。
PS5やPS4が登場したことで、PS3のゲームは多くのゲームショップでワゴンセールの片隅に追いやられているのをご存知でしょうか?
PS3のゲームは10年前のハードなんだけど、現在のPCゲームなみのクオリティで映像もメチャクチャ綺麗。
なので2021年の今遊んでも全く違和感なく楽しめるんです。
上の写真の「真 三國無双6」はハードオフのジャンクコーナーで110円で買ったものです。
PS3のエミュレーターを遊ぶには、「RPCS3」というエミュレーターソフトを使います。(インストール方法は割愛します)
PS3のRomを吸い出す方法は、大まかに2つありますが一番簡単にできるのが「PS3 Disk Dumper」という無料ダウンロードできるソフトを使いました。
それとPS3のRomを吸い出すのに欠かせないのがBlu-ray外付けドライブです。
私はこちらのBuffaloの外付けBlu-rayドライブをGPD WIN 3の到着に合わせて使いました。

今さらBlu-ray外付けドライブを買う必要あるの?
って思うかもしれませんがPS2やセガサターンのようなDVD(CD)ゲームの吸い出しにも使えるのでレトロゲーム愛好家は1つ持っておくべきだと感じました。
ちなみに吸い出しには、全てのBlu-ray外付けドライブが使えるわけではなく相性なんかもあるみたいです。

こちらがプレイ画面。
一度、クラッシュして停止したこともありますが、戦場で敵がわらわらと湧いてきても処理落ちすることなく遊べてます。

皆さんもRPCS3(PS3エミュレーター)を導入してみませんか?

ただし、ROMの吸い出しは全てのゲームに対応しているわけではないので注意してください。
(このへんに関しては私も研究中です)

Steam版Tales Of Vesperiaをプレイしてみた
一部戦闘シーンで技を出すとカクカクするところもありましたが概ね良好です。
GPD WIN 3を使ってみた感想

今回は、散々他の人がベンチマークマークテストをしているので私はやりません。
GPD WIN 3を1週間使って感じたネガティブな点を中心に書いていきます。
本当はこんな書き方したくないいのですが、アクセス(SEO)的にもこちらの方がいいかなと思って書いているので悪しからず・・・
GPD WIN 3のいい点
GPD WiN3の指紋認証便利すぎ。
Switchみたくすぐに電源起動できるから手に持つとつい遊んでしまいたくなる。ゲームやってないでブログ書かねば。
— Newガジェット三昧! (@teru_cobba) May 17, 2021
- GPD WIN MAXや2よりも性能が大幅アップしストレスなくゲームが楽しめる
- GPD WIN MAXよりも軽くて使いやすい
- 指紋認証が使えるようになってすぐにゲームができる
- エミュレータを導入することでレトロゲームハードなど幅広く遊べる
性能に関しては、先ほど書いたように概ね満足です。
今まで中華エミュレーターでドリキャスやPSPができると言って喜んでいましたが、それらを過去のものにしてしまう性能です。
ただし、近所のコンビニにフェラーリで出かけるような感覚と同じでスーパーファミコンやPS1のような古めのゲームは今まで中華エミュレーターで遊んだ方が気が楽です。

GPD WIN 3の残念な点
- 画面が小さい
- キーボードが打ちにくい
- スピーカーの音があまり良くない
- アナログスティックが華奢で心配
- 長時間持っていると手がつかれる
画面が小さい
GPD WIN 3の画面サイズは5.5インチ。
分かって書いましたが、実際に使ってみると画面がやや小さく感じるので老眼の人にはちょっと厳しいかも。
ないものねだりをしても仕方ありませんが、GPD WIN MAXと同じ液晶サイズでWIN 3と重量含め、同じサイズ感だったらもっと良かったと感じました。

文句のある奴は、黙ってハズキルーペ!

ハズキルーペだーい好き!
半分冗談ですが、老眼勢は付属のドックを使ってモニター越しにみるべし。
【GPD WIN 3】キーボードが打ちにくい

残念ながらキーボードは打ちやすいとは言えません。

ついてるだけマシだと考えてください。
私の手が小さいというのもあリますが、中央付近のキーが非常に押しづらく、手を大きくストレッチする形になります。
この時に本体を落としそうな持ち方になるので注意が必要。
今後、ストラップやコントローラーグリップがオプションで販売に期待したいです。
【GPD WIN 3】スピーカーの音があまり良くない
筐体の中で音がこもった感じ。
嫌なら有線イヤホンやBluetoothヘッドホンを使うのがいいかも。
以前紹介した、Coumi M10はApt X(低遅延)に対応していて5000円以下とお買い得なのでこちらのヘッドホンを使うと便利でした。

【GPD WIN 3】アナログスティックが華奢で心配


特にこれまでのクラムシェル型からNintendo Switchのようなデザインに変更となり画面割れのリスクも増大しました。
画面に関しては、購入時にガラスフィルムが同梱されていたので少し安心です。

でも、アナログスティックの根本は、安っぽいプラスチック素材が使われていて、ここに万が一のことがあると修理するのが大変そうです。
本体コントローラーは消耗品と考え、Nintendo Switchみたく、極力モニター画面に繋げて本気で使いすぎない方が良さそうです。
その際は、外付けのゲームコントローラーやキーボード、マウスが必須なので少しでもリスク回避しておくことをお勧めします。

まあ、心配することにキリはありませんが、某掲示板を見ていたところ、Nintendo Switch Liteのケースにぴったり入るという情報を得ました。
これを使うことで不慮の事故に遭った時の故障リスクがぐーんと減るはずなので使ってみるといいかもしれません。
GPD WIN 3 純正ゲーミンググリップケースが届いた

GPD WIN 3のもう一つの残念な点は、本体を長時間持ち続けると疲れてくるところです。
そのため、自宅では、結局ドックに接続してモニター越しで使う機会が増えてきます。
私の場合はゲーミングPCも持っているので結局、GPD WIN 3の使用機会が減ってしまい「遠征用ゲーミングPC」という狭いジャンルに落ち着いてしまいました。
この問題を解決すべく、3Dプリンターでゲーミンググリップを作ろうかと思いましたが、indiegogoから純正のGPD WIN3用のケースが登場したと報告があり買ってみることにしました。
私は、indiegogoで買いましたが、今ではAmazonでも買えるようになっています。
私の購入価格は4,300円くらいでしたが、Amazonでは3,800円くらいで売られているのでこれから買う人はAmazonでの購入がいいと思います。
発売元は、日本正規代理店の天空なので私が持っているものと同じものを変えると思います。

素材は、シリコン製でゴムのような”しなやかさ”を持った素材です。
indiegogoの商品紹介ページでは、当初透明色のカラーでTPU製だと聞いてました。
しかし、実際に手元に届いた時点でブラックのシリコン製に変わっていたのでびっくりしました。
スマホでTPUケースを使ったことがある人は知っていると思うけど、TPUの弱点は紫外線に弱く、使っているうちに黄ばみがかってきます。
GPD WIN 3専用ゲーミンググリップケースは黒なので変色を心配する必要がないのが地味に嬉しいです。

装着してみました。
こちらは背面の写真です。
吸排気溝はもちろん背面のボタンもちゃんと押せるように作られています。

肝心のグリップ感は、正直なところ微妙でした・・・\
普段、PS4コントローラーやプロコンに慣れているためか、握った時のホールド感は全然なく残念です。
もう少しグリップの角(つの)の部分を延長してほしかったですが、不格好になるのでこのデザインに落ち着いたんじゃないかと思います。

こちらが正面です。
両サイドはシリコン素材でかなり厚く盛られているので横からの衝撃には強そうです。
(上の写真ではわかりずらいですが、上部の電源ボタン回りもカバーされてます。)
そのかわり、中央付近のキーボードを打つ際はさらに両手をストレッチしないとタイピングできません。
冒頭でも紹介した通り、このときかなり不安定な持ち方になるので本体を落としてしまわないよう注意したいです。

ケースについてはメリットデメリットありますが、GPD WIN3を出先でガンガン使う予定の方は、間違いなく使った方がいいですよ。
ただし、この純正ゲーミンググリップケースを使うと専用モニタードックに入らなくなります。
ご注意を!
まとめ

散々、GPD WIN 3をこき下ろしましたが結論は・・・
「いますぐ買ったほうがいい!」です。
GPD WIN 3を使うことでどこでもPCゲームができるようになるので「積みゲー」消化にかなり役立ちます。
Nintendo Switchもいいですが、PCゲーム、PS3〜レトロゲームエミュレーターまで幅広く楽しめるちょっと大人なマシン。
皆さんも「GPD WIN 3」デビューをしてみてはいかがでしょうか?

今まで買ってきたGPD製の商品のレビューはこちら


コメント
コメント一覧 (11件)
スティックはSwitchProコンもPSコンも箱コンも全部WIN3で使われてるものと同じプラ素材・形状なんですがね
そうだったんですね。
Joy-Conドリフトみたいな症状にならないことを祈ります。
楽しく読まさせていただきました。質問なのですが、win3はどうやってバイブレーションをオンにするのですか?HPを見たところ、キーボードのタッチではない、バイブレーション機能があるようなのですが、どうやってオンにするのかが分かりませんでした。
コメントありがとうございます。
そういわれてみるとキーボードのバイブレーションには気づきましたがコントローラーのバイブレーションは一度もブルッたことがないですね。
Steamのコントローラー設定の項目にバイブレーションの設定とかあるんですかね? ちょっと調べてみます。
TERU様
大変お早い返信ありがとうございます。そうなんです、コントローラーのバイブレーションあるはずなんですが、設定が見当たらないんです。ゲームを起動するアプリのバイブ設定はオンになっているんですが。
また別件ですが、GPDは初期でワームが混入していることがあるようですね。それはどうやって調べていますか?また、クリーンアップ以外でどのように除去しましたか?(連続コメになってしまい申し訳ございません)
ワームの混入に関してはセキュリティソフトを入れて初めて分かることだと思います。
海外の掲示板でそういった事例が報告されているだけで実際にワームを見つけたという人は日本でいないはずです。
そういった可能性をなくすためにクリーンインストールしてるんじゃないでしょうか。
私の場合、ゲーム専用器にしているので気にせず使ってます。
ありがとうございます。ワームが混入されたというのをどこか別のサイトで見たのですが、海外のクラウドファインディングだったからかもしれません。ウイルス対策ソフトを入れていれば大丈夫そうですね。
バイブについては、デスクトップPCにXboxコントローラーを繋いで同じアプリで同じ動作を同時間進行でさせてみたところ、デスクトップのみバイブしました。なのでアプリの設定ではなさそうです。
自分の物はそのような事象は発生していません。
画面サイズ設定があってないんじゃないですか?
TERU様
その後いかがでしょうか。
別件で質問があるのですが、一部のアプリでフルスクリーンモードにすると画面半分が真っ黒になる現象はありませんか?
私のほうではそれが発生して困っています。
すみません、フルスクリーンモードについては自己解決しました。単にゲームが古かったようです・・・。