Androidゲーム機のOdin(オーディン)がクラウドファンディングのindiegogoで出資者募集を始めました。
ニューガジェット三昧を訪れて下さる方は中華エミュレーターに関心をお持ちだと思います。
皆さんは出資しましたか?
私は今回、Odinへの出資は見送ろうと考えておりますが今回はその理由を書いていきます。
Odinのスペック
Odinのスペックに関しては上位版のProの方が優れていると思いきや、Wi-Fi、Bluetooth、Androidバージョンに関しては何故かLiteの方が優遇されています。
商品の発送は。2021年11月~12月を予定しているようです。
スペック
- CPU:Snapdragon 845(Bas/Pro) Mediatek Dimensity D900(Lite)
- RAM:4GB(Lite/Base)/8GB(Pro)
- GPU:Adreno 630@787MHz(Base/Pro)
- 内部ストレージ:64GB/128GB(Pro)
- OS:Android10.0(Base/Pro) Android 11(Lite)
- ディスプレイ:5.98インチ 1080p(1920×1080) 369ppi LDCタッチスクリーン
- バッテリー容量:5,000mAh(Lite/Base) 6,000mAh(Pro)
- 寸法:W224㎜ × D95.2㎜ ×厚み15mm
- Wi-Fi:802.11/b/g/n/ac(Base/Pro) Wi-Fi6802.11/b/g/n/ac/ax(Lite)
- Bluetooth:Bluetooth 5.0(Base/Pro) 5.2(Lite)
- HDMI+Dsplayport
高い
Nintendo Switch Liteの定価は21,978円です。
- Odin Lite(super early bird)・・・約19,800円
- Odin Base (super ealy bird)・・・約22,920円
- Odin Pro(super early bird)・・・約27,000円
PS2のゲームが快適にできるか懐疑的
OdinのSoCは、Snapdragon 845を搭載しています。
この845のチップセットは2017年の12月頃にリリースされたんですが、4年前の型落ちしたSoCを搭載したマシンに積極的に投資する気分になれないのです。
公式で大々的にPRしている訳ではありませんが、Odinは、PS2も動かせるようです。
これだけ聞いただけも凄いと思ってしまいますが、実はAndroidスマホでもPS2エミュレーターは動かせます。
上の動画は、snapdragon860を搭載したPco X3 Proの動画ですが、これだけの性能を持ったマシンでもこの程度の動きしかしません。
(これでもかなり進化してマシになったほうです)
AndroidスマホでPS2のエミュレーターを遊びたい方は、Google playで「DamonPS2」というアプリをダウンロードしてください。
私は、有料版を買いましたが広告アリの無料版で動作を試すことができます。
実際どんな感じで動くか分かるはずなので気になる方は一度試してみて下さい。
Androidでエミュレーターを動かせるアプリ
DamonPS2(PS2)
[appbox googleplay com.damonplay.damonps2.free]
dolphon Emulator(ゲームキューブ)
[appbox googleplay org.dolphinemu.dolphinemu]
Retro Arch(ファミコン~ドリームキャストまで)
[appbox googleplay com.retroarch]
ゲームコントローラーを使えばスマホでも再現できる
Odinの見た目はカッコいいですが、悪くいえば、「Android一体型コントローラー」。
操作性に関しては、外付けのゲームパッドを装着したAndroidスマホを凌駕するはずです。
一方、先にも述べた通り、Odinは、ひと昔まえのsnapdragon 845を搭載で正直あと1、2年後には陳腐化したスペックに成り下がるでしょう。
それなら、その時の最新スペックのAndroidスマホを外部コントローラーでプレイしたほうがいいんじゃないかと私は考えました。
スマホコントローラーに関してはこれまで何度か記事を書いてきましたがGamesirのコントローラーがしっかりしていてかなり使いやすいです。
RG552やGPD XDが登場する
これまでRG351VやPowkiddy RGB10 Maxのような系の中華エミュレーターをたくさん紹介してきました。
この手の中華エミュレーターは2020年からマイナーアップデートを繰り返しながら少しずつ進化してきていますが、2021年に入り頭打ち感は否めません。
そんな中、2021年の年末にRG552やGPD XD(Androidベース)がリリースされるという話があり、私はこちらにリソースを集中させようかと思ってます。
なおRG552のチップセットはRK3399が搭載されるという噂があり、ゲームキューブまでカバーできるようです。
こちらの商品価格は未定ですが、いま急いでOdinを買わなくてもいいかなと・・・
GPD WIN 3を持っている
この話をしてしまうと元も子もありませんが、現状最強のハンドヘルドゲーミングPCのGPD WIN 3を所有しています。
これに加えてブログ執筆用、兼ゲーミングPCを持っていてGPD WIN 3を使う機会は最近ほとんどありません。
GPD WIN 3はPS2どころか、PS3、Switchまで遊べてしまうので当面、携帯ゲーム機はお腹いっぱいです。
プロジェクトが頓挫してお金が返ってこないリスクがある
携帯型ゲーム機のレビューでお馴染みのTaki Udon氏がYouTubeで既にプロトタイプを紹介しているので多分届くと思います。
でも、過去にはSmachZという携帯ゲーム機で詐欺があり返金されなかった事例もあります。
しばらくしたら、多分Aliexpress、Banggood、Amazonあたりで買えるようになるので欲しくなったら私はその時に買います。
まとめ
個人的な都合ばかりをつらつらと書き連ねましたが、総合的にみてOdinはいいマシンだと思います。
特にAndroid型の携帯型エミュレーター機はまだ使ったことがないのでどんな感じで動くか非常に興味はあります。
ただし、先にも書いた通り、今はお腹いっぱいなのです。
もちろんレビュー用に誰かが送ってくれれば喜んで記事を書きますが本命ではないといった感じです。
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