皆さんは普段、スマホでどんなゲームをやっていますか?
約1年前に原神がリリースされ、スマホ業界のゲームチェンジャーになったのですが、最近、新たに神ゲーを発見してしまい家族でのめり込んでいるゲームがあります。
そのゲームタイトルについては後で紹介しますが、今日はスマホゲームが快適になるスマホゲームコントローラー「Gamesir F8 Pro Snowgon」を紹介します。

今までスマホゲームコントローラーについては何度か取り上げていますが、今回はボタンや十字キーがついてないグリップ型のスマホコントローラーです。
そんなの100均に行けばどこでも買えるじゃん!
いえいえ、ただのスマホコントローラーじゃありません。ペルチェ素子クーラーを搭載したスマホ冷え冷え機能付きなんです!
最近のスマホゲームは、コンシュマー機に匹敵するほどのグラフィックや負荷の高いゲームが増えてきていますよね。
スマホがアツアツの状態でプレイし続けると熱ダレによる処理能力低下を起こすばかりか、スマホの内部部品の劣化にもつながりかねません。
また、Gamesir F8 Pro Snowgonwを使うことで操作性がアップし、対戦成績アップの効果も見込めるのでスマホゲーム愛好家は必見の内容になっています。
Gamesir F8 Pro Snowgonを紹介する前にまずは、このコントローラーを販売しているGamesirについて紹介していきます。
GAMESIR(ゲームサー)ってどんな会社

今回、Gamesir F8 Pro Snowgonのレビューにあたり、メーカーであるGAMESIR様から商品提供していただきました。
という訳で、まずはGAMESIRについて簡単に紹介します。
Gamesirは、2010年に創業し、本社を中国の広州に構える企業でPCやスマホ用のゲームコントローラーを数多くリリースしていております。
特筆すべき点は、Apple、DJI、Gameloftなど多くの企業と共同開発を行い機能的で使いやすいコントローラーを日夜研究し続けている業界のリーディングカンパニーなんです。
また、シャオミのエコチェーンにも入っており可能性、実力ともにシャオミもお墨付きです。
Gamesirは今回紹介する「G4 Pro」のほか、「X2」、「T4 Pro」など数々のスマホ/PCコントローラーをリリースしています。
今まで紹介してきたGAMESIRのコントローラーのレビューは下記のリンクをご覧ください。
Gamesir F8 Pro Snowgonの紹介

Gamesir F8 Pro Snowgonの仕様
製品名 | Gamesir F8 Pro Snowgon |
---|---|
サイズ | 30mm x 160mm x 130mm |
カラー | 黒 |
バッテリー | × |
発売年 | 2021 |
重量 | 277 g |
商品名についている「Snowgon」は雪のスノウとドラゴンを掛け合わせた造語だと思います。
雪龍がデザインのモチーフとなっていて、何となくドラクエで出てきそうなドラゴンが翼を広げて立っているようにも見えますよね。
特徴
特徴
- ペルチェ素子を搭載でスマホを急速冷却
- 人間工学に基づいた握りやすいグリップ形状
- 着脱可能なDパッドコントローラー
ペルチェ素子による冷却でスマホ冷却に効果あり!


多分、パッと見た感じこんな印象を持ったはず・・・
でもこのコントローラーの冷却方法は空冷ではなく「ペルチェ素子」を使った冷却方法を用いています。

公式やAmazonの商品紹介ページにはペルチェ素子の「ぺ」の字も書かれていませんが実際に使用してみたところ、これまで経験したことのない冷え方で非常に驚きました。
上の写真は、F8 Proの冷却ユニットを分解した写真です。
冷却ユニットの中心には「半導体冷却チップ」が搭載されており、冷却板、サーマルパッドを通してスマホを冷却する仕組みになっています。
ペルチェ素子ってどんな原理で冷えるの?
素子に電気を流すと、片面に「冷却」、もう片面に「発熱」といった現象が起こります。
これが、低温側で吸熱し、高温側で放熱する温度差による熱の移動現象(ヒートポンプ)です。
電気の量を変えれば、温度調節も可能。電気の流れる方向を変えれば、冷却と発熱を逆にすることもできます。
この働きを「ペルチェ効果」といい、冷却と加熱の温度制御を簡単に行える仕組みとなっています。
これによると背面のファンはスマホを冷やしているわけでなく、ペルチェ素子の裏側に生じた熱を下げるために回転していることになります。

以前、スマホで原神を快適プレイするために100均で売っている空冷スマホコントローラーを紹介しましたが、これとは全然モノのレベルが違います。

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「原神」はスマホコントローラーでプレイすると快適! Swich版が待ち遠しい・・・
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ちなみにペルチェ素子を冷却はさまざまな物に応用されていて、熱中症対策のネッククーラー、自動車用部品の半導体チップの冷却、コンピューターのCPU冷却など幅広い分野で使われています。
今回は試していませんがスマホのベンチマークスコア「Antutu」で熱ダレによる処理能力の低下など比較することができます。
気になる方はトライしてみてください。
握りやすいグリップと、Dパッドで快適操作

F8 Proは人間工学に基づいたデザインで設計されておりコントローラーグリップ”あり”と”なし”ではプレイアビリティが大きく変わります。
特にスマホでゲームを長時間プレイしていて、手が疲れて「あーー!」って思ったことありませんか?

D-パッドはコンシュマーゲーム機のコントローラーように操作できるようになるギミックですが、正直なところ使いづらいので外してしまいました。
開封&原神をプレイ

まずはこちらがF8 Proのパッケージです。
Gamesirでお馴染みのブラックろオレンジを基調とするデザインがカッコいいと思います。

こちらがF8 Proの付属品です。
フェニックスをイメージしたGamesirのステッカーが1シート3つ入っているのが地味に嬉しいです。
過去にも紹介しましたが、このステッカーはキラキラしていてカッコいいです。


こちらが本体です。
D-Padは上下に1センチほどずらして位置調整ができるほか、使わない時は外側に倒せます。


ゲームやスマホの種類によって、D-Padが邪魔になることもありますが、ちゃんと取り外すこともできます。

背面にはスタンドがついているので、スマホでYouTubeを視聴するときにも役立ちます。

こちらが今回のウリの機能の冷却装置です。
ファンが回転しますがゲームをやっていても音が気にならないくらい静かでした。

ただし、冷却装置を動かすためのバッテリーは搭載されていないので、別途、type-Cケーブルを接続し、給電しながら使う必要があります。

コントローラーの左右は空洞になっていて、スマホのバッテリーをチャージしながら使うことが可能です。

GameSir F8 Proは、長さ173mm以内のあらゆるモバイルデバイスに対応。
また、iPhone、Android端末問わず使えます。
メタル系の中華エミュレーターとも相性抜群!

ニューガジェット三昧は、中華エミュレーターの記事に関心のある方が多いです。
中華エミュレーターはポケットサイズのゲーム機で1台でファミコンからPSPやドリキャスまで遊べるマシンです。
上の写真は、RG351Mというメタル筐体のモデルですがドリキャスのような高負荷がかかるゲームをやっていると熱くなってきて、何となく処理が遅くなる気がしました。

試しにGamesir F8 Pro Snowgonをつけてプレイしたところ、金属筐体と相性がいいのか、発熱がかなり抑えられました。
また、今まで中華ゲーム機で格闘ゲームをやっていると手にストレスがかかるのが悩みでした。
Gamesir F8 Pro Snowgonを使うことで手が疲れにくくなり、使ってメリットがあるゲーミンググリップだと思います。
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【2021年版】中華エミュレーターカタログ あなたのおすすめゲーム機は?
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付属品を使うことでさらにプレイアビリティが広がる

Gamesir F8 Proには関連商品があります。
加齢による指のカサカサ対策に指指サック!・・・
じゃなくて、Gamesir TALONS FINGER SLEEVES。
それとGAMESIR F2やF5のようなショルダートリガーをつければ、荒野行動、フォートナイト、PUBGモバイル、Call of DutyのようなFPS系の弾射操作が楽になりますよ。


使ってみた感想


このゲームは、ちょっと割高ですがiOSやAndroidのストアで2,940円で販売してます。
1995年のスーパーファミコンで発売されたもののリメイクではありますが、グラフィックやバランスも1から作り直されていて評価の高いゲームです。
また、NIntendo Switch、PC、PS4などでも並行発売しており、コンシュマー機と同じものが、いつでもどこでもスマホでプレイできるなんて最高だと思いませんか?
という訳で、少しでもこのゲームを快適に遊ぶために重宝しているのがGamesir F8 Pro Snowgonなんです。
皆さんも私と一緒に聖剣伝説3始めませんか?
Gamesir F8 Pro Snowgonを使ってみて残念だったこと
Gamesir F8 Pro Snowgonは、結構満足度が高いゲーミンググリップなんだけど残念だと思った点を2つ紹介します。
1.バッテリー内蔵して欲しかった

背面の冷却クーラーを使用するためには、常にtype-Cケーブルで給電しないと使えません。
自宅で使用するときは、特に不便はありませんが、外出先で使用する場合は、モバイルバッテリーが必要なほかケーブルの取り回しが煩わしく感じる場面がありました。
もちろんGamesir F8 Pro Snowgonにバッテリーを搭載するスペースが必要なことや重量が増え、販売価格が上がることは理解してます。
ここだけもう少し改善してくれれば文句がないレベルです。
2. D-Padはいらない

Gamesir F8 Pro Snowgonには、着脱式のD-Padが付いてますが正直、必要ないと思いました。
これがあることで画面を何分の1かを占有してしまいます。
特にiPhone SEのような小型のスマホにつけるとその弊害を顕著に感じることができると思います。
まとめ

今回紹介したスマホクーラー付きのコントローラー「Gamesir F8 Pro Snowgon」はAmazonのほか、海外通販各社でも買うことができます。
スマホの発熱は処理速度が低下するほか、本体部品の劣化につながるといわれています。
ハイエンドスマホは年々価格が高騰しつつあります。

大切なスマホを長期間に使うためにも、負荷が高いゲームを遊ぶときはGamesir F8 Pro Snowgonで労りながら使ってあげたいです。
みなさんが少しでも快適なゲームライフを過ごせますように。
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