OneOdio A30レビュー 四千円台で高級ヘッドホンなみのクオリティの凄い奴が登場!

oneodio A30 サムネイル

今回は、OneOdio A30というANC(アクティブノイズキャンセリング)ヘッドホンをレビューします。

このワイヤレスヘッドホンは、音が良いのはもちろんですが価格設定がとにかく凄い!

本体定価が6,980円なのですが定期的にクーポンが配られていて、ほぼ4,000円台で買うことができます。

しかも、ただ安いだけでなく音もズバ抜けていいので「価格設定を間違えてませんか?」と疑ってしまうレベルです。

OneOdio A30のレビューにあたり、メーカーであるOneOdio様より商品提供を受けています。

ただし、オーディオ系のレビューに関しては、毎回、忖度なしのド正直に書いてます。(音の感じ方は人それぞれです!)

ワイヤレスヘッドホン難民の方は必見ですよ。

ここが良い
ここが残念
  • 25時間の連続再生が可能。
  • 全ての音域がバランスよく鳴るモニターヘッドホン。
  • クリアで6,000円のクオリティとは思えない仕上がり。
  • apt Xに非対応なのでYouTubeを見ているとズレが生じる。
  • ノイズキャンセリングの効きが弱い。
目次

OneOdioについて

oneodio ロゴ

OneOdio(ワンオーディオ)は2015年に香港で設立されたオーディオメーカー。

DJミキシングヘッドホン、ハイレゾヘッドホンを主力製品とし、ヨーロッパ、北米、アジアなど、世界30カ国以上のANC業界において、ユニークなサウンドと音楽体験を創造し続けています。

会社のスローガンは「The Power of Music!」。

音楽は、人間の生活で欠かせない大切なエッセンスと捉えていて、「豊かな音楽が人の生活を豊かにする」というコンセプトをもとに高品質でリーズナブルなオーディオ製品を開発しています。

また、どこぞのOEMブランドとは異なり、実際に4000㎡の工場を持ち300人以上のエンジニアが丁寧に研究開発を行っています。

ちなみにOneOdioさんのホームページから製品開発をしている場面を覗くことができますが、最先端の機器を導入しており、「モノづくりに対するこだわり」を垣間見ることができます。

OneOdio A30の仕様

oneodio a30
OneOdio A30の仕様
  • イヤーパッドの大きさ:W86mm×D96mm
  • 重さ:278 g
  • 接続方式:Bluetooth 5.0/3.5mmφオーディオケーブル
  • Bluetoothチップ:QCC3003
  • Bluetooth範囲:10m
  • バッテリー容量:3.7V / 500mAH
  • 充電時間:約2.5時間
  • 最大使用:15時間(Bluetooth使用かつノイズキャンセリングモード使用時)/最大25時間(Bluetooth使用時)/最大45時間(ノイズキャンセリングモード使用時)
  • Bluetoothプロファイル:HFP / HSP / A2DP / AVRCP
  • 感度:100±3dB
  • ドライバー径:40mm
  • 周波数応答:20Hz-20kHz

価格

oneodio A30 箱

OneOdio A30はAmazon”s Choiseにも認定されている優良認定製品です。

価格は定価で6,980円。

冒頭でもお伝えしたとおり、クーポンや割引で価格は、実質4,000円台で購入することができます。

各部の紹介

oneodio A30 箱

こちらがパッケージです。

「Wireless」のフォントがギターアンプのマーシャルを連想させますね。

oneodio A30 付属品

持ち運びに便利な袋が入っているが地味に嬉しいですね。

上の写真のようにコンパクトに折りたためるのでバッグの中がかさばりにくいです。

oneodio A30 付属品

こちらが付属品一式です。

  • OneOdio A30ANCヘッドフォン
  • 充電用USB-Cケーブル/50cm
  • 充電アダプター
  • 3.5mmAuxケーブル/120cm
  • キャリーポーチ
  • 日本語取扱説明書

取説の下に見える2極式のプラグは、飛行機のシートで使うオーディオ3.5mmφ変換ジャックです。

座席に備えつけの安っぽいヘッドホンで機内での時間を過ごすよりも、OneOdio A30のノイズキャンセルをオンにして快適に過ごしてほしいというOneOdioの「おもてなし」が詰め込まれている訳です。

ちなみにBoseも同じコンセプトで航空機用オーディオ変換ジャックがデフォルトでついてきます。

oneodio A30 ワイヤレスヘッドホン

こちらがヘッドホン本体。

OneOdio A30

両側面のシェル部分は、まるでレコードのようになっていて高級感があります。

oneodio A30 イヤーパッド

イヤーパッドの内側にはLRが書かれていて装着するときにとても分かりやすいです。

ちなみにBoseのQuietComfort 35もこんなデザインなのでかなりBoseを意識していると感じました。

使用方法

oneodio A30 ペアリングボタン
L側の操作ボタン

使い方

  • パワーボタンを1プッシュ・・・再生/電話に出る
  • パワーボタンを2プッシュ・・・SiriやGoogleアシスタントの起動
  • パワーボタンを長押し・・・電源オン/オフ
  • +ボタンを1プッシュ・・・音量アップ
  • +ボタンを長押し・・・曲送り
  • -ボタンを1プッシュ・・・音量ダウン
  • -ボタンを長押し・・・曲戻し

接続方法に関しては、Bluetoothの無線接続ができるほか、3.5mmφのオーディオケーブルでの有線接続も可能です。

操作パネル回りはコストダウンの関係で結構プラスチッキーです。

ただし、後述しますが音に関しては想像以上にいいので、ここに関しては目をつぶっておきます。

oneodio A30 ノイズキャンセリングスイッチ
R側ではANCの切り替えができる

右側ではアクティブノイズキャンセリングの切り替えができます。

スライドスイッチを押すと上の写真のように緑色のLEDライトが発光しノイズキャンセリングがかかります。

OneOdio A30のいい所は、スマホとペアリングしていなくてもヘッドホン単体でノイズキャンセリングを使うことができる点です。

勉強や静かな環境で集中したいときにOneOdio A30を装着して耳栓のような感覚でノイズキャンセリング機能だけを使うことができます。

装着感

TERU
イケメンですみません。

OneOdio A30を実際に装着してみましたが、結構厚みがあるので顔のシルエットが膨らんでしまうのが残念でした。

昔は、こういうヘッドホンが当たり前でしたが、何だかロックマンみたいなシルエットみたいになってしまいちょっとカッコ悪いかもしれません。

なお、ヘッドホンの側圧は強めな感じがしました。

5,000mAhの長時間バッテリーを搭載してますが、テレワークのような長時間作業で1日中使うのは少しキツいかも。

TERU

単純に音楽を楽しむ用途が一番いいかと思います。

OneOdioのゲーミングヘッドホンもオススメ

OneOdioさんの製品のレビュー依頼を受けるのは実はこれで3回目です。

2020年に初めて「EKSA E900 Pro」と「EKSA Air Joy」という製品を体験しました。

E900 Proに関しては、会社のオンラインミーティングで愛用しておりかなりのお気に入り製品です。

また、このゲーミングヘッドセットは1年たった今でも、定期的に私のブログで売れている人気商品でもあります。

気になる方は、こちらの記事も是非チェックしてください。

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OneOdio A30の音はどんな感じ?

oneodio A30 ワイヤレスヘッドホン
総評

  • 低音 
  • 中音 
  • 高音 
  • 解像度 
  • 音の分離 
  • 音場 
  • キレ 
  • ANC(アクティブノイズキャンセリング)

ANC(ノイズキャンセリング)について

ノイズキャンセリングに関しては正直、効きは強くないです。

それどころか音が悪くなるので使うメリットがほとんどないというのが正直な感想です。

ちなみにノイキャンをオンにすると高音から低音の可聴レンジが狭まる感じがします。

これによって、音圧が減衰してしまったり、音の粒立ちが粗くなったりと音の瑞々しさが損なわれてしまうため音楽を本気で楽しみたいという人にとっては使わないことをオススメします。

音に関して

OneOdio A30は、モニターヘッドホン的な特徴をもった高級機に劣らない実力のヘッドホンです。

ノイキャンに関しては散々ボロクソに書きましたが、ヘッドホン自体の「音」に関しては正直かなり良くて驚きました。

TERU

マジで目をつぶった状態で聞いて販売価格を聞かれたら絶対に戸惑ってしまうレベルです!

まず、OneOdio A30の音の特性は、高音から低音までの全音域が良く鳴ってくれるといった印象でした。

特に中華の安いだけのヘッドホンは、低音が強く、高音の表現が苦手な物ばかり乱造されていますが、OneOdio A30に関しては個々の音域が主張し合うことなく「協調しあってる」と感じるはずです。

ちなみにいつも私が気にしているハイハットの音の潰れやクラッシュシンバルの余韻ですが、正直、10,000円以下のヘッドホン(イヤホン)ではしっかり表現できないだろうと諦めていました。

しかし、OneOdio A30はそんな期待を見事に裏切り苦手な音域もしっかり再現できているので、これには驚かされました。

音場(左右の音の広がり、反響)に関しては、狭くも広くもなく普通。

解像度は普通にクリアで楽器の音の分離もしっかりで優等生タイプのヘッドホンです。

今回のヘッドホン視聴に使った曲の紹介

SkylineSkyline

今回のOneOdio A30の試聴に使った曲は「Joe Robinson」のSkylineという曲です。

(実際は、Amazon Music HDで音楽を聞いています。)

テクニックはもちろんですが、アコースティックギターの音色と声がとにかく素晴らしく最近ヘビーチューンしている曲です。

アコースティックギターの音を聞いているとJoe Robinsonの右手のピッキングのことばかり気になってきます。

TERU

彼はおそらくフィンガーピッキング(ピックを使わず指弾き)してるんですが、アタック感がとにかく繊細で優しいんです!

女役

だから何?

と思うはずですよね。

ちょっとスピリチュアルな話になってしまいますが、長年音楽をやっていると音色から奏者の性格が見えるようになり、音楽が言葉のように聞こえてくるのです。

Joe Robinsonは会ったことがないし、動画もまだ見てませんが、音色やソロのフレーズを聴くことで彼の凄い繊細な性格や、テクニックの裏に感じている不安や寂しさのようなものが透けて見えました。

この話は、OneOdio A30のレビューとは全然関係ないんですが、そういうところまでしっかり感じ取ることができるしっかりとしたヘッドホンということが伝わってくれれば嬉しいです。

とにかくいい曲なので聞いてみて下さい!

まとめ

OneOdio A30は、価格のことばかりクローズアップされているヘッドホンですが、肝心な音質に関しては、体感で15,000円クラスに匹敵するレベルです。

正直、ノイズキャンセル性能に関してはイマイチですが音は、どの世代が聴いても満足できるクオリティです。

ぶっちゃけ、もっと価格を上げてしっかりブランディングをした方がいいんじゃないの?

と心配してしまう素晴らしいヘッドホンでした!

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