Hey Guys!
ガジェットブロガーのteru(@teru_cobba)です。
今回は、Lenovoから発売されている、2021年式ハイエンドタブレット「(小新)XiaoXin Pad Pro 2021」をレビューしていきます。
このタブレット(XiaoXin Pad Pro)は「シャオシンパッドプロ」と読みます。
名前が何かシャオミっぽいので、初見はシャオミ系のタブレットかと思いきや、実はLenovo(レノボ)製でした。
このタブレットの特徴は、こんな感じです。
- 有機EL 11.5インチディスプレイ搭載
- Snapdragon 870
- JBL製クアッド(×4)スピーカー搭載
- microSDカードスロットあり
- 価格は約50,000円
2021年9月15日に新型iPad miniが発表されましたが、XiaoXin Pad Pro 2021は、あれよりも大画面、高精細で性能はハイエンド級。
そして価格は新型iPad miniよりも安い約50,000円と、いろいろ頭がおかしいタブレットなんです。(褒め言葉)
2021年は優良タブレット豊作の年でライバルには、Xiaomi Pad 5 ProやSamsung Galaxy Tab 7がいます。
結論から書くと、これらと比較しても性能は、ほぼ互角、またはそれ以上なので買って間違いないです!
(今回のレビューにあたりBanggoodさんより商品提供をいただきました。)
Banggoodクーポン情報
- クーポンコード:BGJP11C
- クーポン適用後価格:$419.99
2021年はタブレット戦国時代
2021年はタブレット業界が大いに盛り上がっています。
その背景にはコロナが絡んでおり、自宅、学校、職場などでタブレットのニーズが急速に高まっているからです。
これまでタブレットといえばiPad一択でしたが、2021年は中堅タブレットメーカーの躍進が増加している印象です。
これに対抗するかの如く、Appleは「大中小の3サイズ」と「廉価版のiPad(無印)」のラインナップを刷新しタブレット業界のカテゴリーキラーの地位を保とうとしているのです。
- iPad Pro 11/12.9
- iPad mini
- iPad
- AmazonのKindle Fire HD 10 Plus(キーボードカバー使用可能)
- XiaoXin Pad Pro 2021
- Xiaomi Pad 5/Pro
こちらのリストは、メジャーなタブレットを列挙しています。
XiaoXin Pad Pro 2021の紹介の前にまずは、Lenovoがどんな会社か解説していきます。
Lenovoはどの国の会社?
Lenovoは1984年に創業した中国企業で電子機器メーカーです。
2000年代初頭のITバブルでは、中国国内でPCを数多く販売し、会社が急成長!
現在、香港に本店を置いている、PC、タブレット、スマートフォン等のハードウェアを主力販売しているグローバル企業です。
2013年には、なんと世界のPCシェア率No.1を達成!
その原動力となったのが大手IT企業のM&Aで2004年のIBMのPC部門買収を皮切りに、NEC(日本電気)、富士通のPC部門を相次いで買収してきました。
「Japan As No.1」世代の人はLenovo買収の話に大きな衝撃を受けたはずです。
ちなみに横浜市にあるLenovo大和研究所では、ThinkPadを代表とするThinkブランドのPC・タブレットの開発をしており、昔から日本にもなじみ深い会社となっています。
世界中のIT企業と資本提携を結び、クオリティと満足度を両立させた製品を数多くリリースしているのです。
XiaoXin Pad Pro 2021のスペックと本体をチェック
製品名 | Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021 |
---|---|
SoC | Snapdragon 870 |
コア数 | Octa Core |
OS | Android 11 |
言語 | マルチランゲージ |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
画面サイズ | 11.5Inch |
解像度 | 2560*1600 OLED(有機EL)リフレッシュレート90Hz |
バッテリー | 8600mAh |
重量 | 485g |
本体サイズ | 264.28mm×171.4mm×5.8mm |
WIFI | WiFi6,WiFi5,WiFi4 802.11 a/b/g/n/ac/ax,2.4GHz & 5GHz |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 |
OTA | 〇 |
OTG | 〇 |
GPS | × |
G-sensor | 〇 |
Beam Sensor | 〇 |
Taptic Engine | 〇 |
4G LTE | × |
マイク | mic×2搭載 |
スピーカー | JBL speaker,DOLBY ATMOS Sound×4基搭載 |
オーディオ | MP3,WMA,APE,OGG,AAC |
写真 | JPG, JPEG, GIF, BMP, PNG,etc |
ビデオコーデック | AVI,WMV,3GP,TS,TP,etc |
I/O Port | Type-C 3.1 port×1 |
Micro SD Card slot×1 | |
POGO Pin×4 | |
付属品 | Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021 Tablet PC ×1 |
USB to Type C Cable×1 | |
Charger×1 | |
Adapter×1 (the adapter depends on the country of the buyer). |
Xiaoxin Padの種類多すぎる問題に注意!
中国版 | 発表年(中国) | SoC | Lenovo国際版 | NEC版 |
Xiaoxin Pad | 2020 | Snapdragon 662 | P11 | T1175/BAS |
Xiaoxin Pad Pro | 2020 | Snapdragon 730G | P11 Pro | T1195/BAS |
Xiaoxin Pad Plus | 2021 | Snapdragon 750G | ? | ? |
Xiaoxin Pad Pro 2021 | 2021 | Snapdragon 870 | ? | ? |
実は、Xiaoxin Padには種類がいくつかあって間違って買ってしまいやすいので特に注意が必要!
今回紹介するXiaoxin Pad Pro 2021は、2020年に発売されたXiaoxin Pad Proの後継機種にあたるものです。
検索するときは、必ず末尾に「2021」をつけるようにしましょう。
また、Xiaoxin Padは中国国内の製品名でグローバル版になると「Lenovo P11」、日本国内向けの製品名は「NEC LAVIE T1175」と名前が変わります。
名前は違ってもパーツ構成やUIなどは、ほぼ同じなのでOEM版があることを覚えておきましょう。
今回紹介するXiaoxin Pad 2021の商品リンクはこちらです。
各部の紹介
付属品は、取説、Type-Cケーブル、充電アダプター、Type-Cイヤホン変換アダプター、イジェクトピンという構成でした。
先ほども書いた通りXiaoXin Pad Pro 2021は、中国国内向けのタブレットなので取説は、中国語と英語しか書かれていません。
ちなみにBanggoodのXiaoXin Pad Pro 2021には、Google Playが最初から搭載されており、本体では日本語選択も可能でした。
電源を入れて、まず感じたのは有機ELディスプレイの発色の良さです。
2.5Kの高コントラストで表示される画面は、無印iPad~11インチiPad Proを遥かにしのぐレベルといっても過言ではありません。
また、コントラストのメリハリに関してはiPad Pro 12.9に匹敵するかもしれません。
背面は、アルミのアルマイト(酸化被膜)加工がされており、ツートンカラーとなっています。
よく見るとアメリカのJBL製スピーカーが搭載されていることが書かれており、その隣にはDolby ATMOSのマークが記されていました。
約5万円のタブレットですが2眼カメラを搭載していました!
左側の電源ボタンには、指紋センサーが搭載されていました。
コロナでマスクをつけるのが日常になりましたが、マスクをつけていてもロック解除ができるのが良いですね。
最新のiPad Proでも指紋認証は搭載されてないのでこれはすごく便利!
ディスプレイのインカメラで顔認証もできます。
ちょっとピンボケしてしまいましたが、XiaoXin Pad Pro 2021は、micro-SDカードで本体容量を増やすことができます。
ただし、SIMカードを入れて屋外で4G通信をすることができないので誤解しないでください。
ハイ、ここテストに出ます!ラインを引いておくように~
特徴
Snapdragon 870搭載
冒頭でも紹介した通り、XiaoXin Pad Pro 2021はハイエンドAndroidスマホをそのまま拡大してタブレットにしてしまった感のある、お買い得なタブレットです。
その証拠としてSoCは、Snapdragon 870を搭載している点です。
このSoCは2021年初頭に登場したチップセットで最上位、Snapdragon 888のスコアには届かないものの、スナドラシリーズの上位3位に入る処理性能を誇ります。
ちなみに私が使っているスマホ「Galaxy Z Fold 2」のSoCはSnapdragon 865 Plusですが、定価25万円の機種と同性能のものがXiaoXin Pad Pro 2021に搭載されているかと思うと非常に切なくなります。
JBL製クアッドスピーカー搭載
XiaoXin Pad Pro 2021はJBL製のスピーカーが左右に4つ配置されて採用されております。
これに加えDoby Atmosにも対応しているので動画視聴や音楽を鑑賞するときに立体的な音響を楽しめます。
ちなみにiPadはどうなっているかというと・・・
- iPad Air(現行2020年モデル)は、2スピーカー(69,080円〜)。
- iPad Pro 11inch(現行2021年モデル)は、4スピーカー(94,800円〜)
となっております。
単純にXiaoXin Pad Pro 2021とiPadとの価格差で優越をつけるのは誤りかもしれません。
しかし実際に私が持っているiPad Pro 12.9(2021年版)とXiaoXin Pad Pro 2021のスピーカーサウンドを比較してみましたが音質に関しては互角!
コストパフォーマンスという言葉はこの機種のためにあるんだ・・・」と痛感してしまいました。
指紋認証・顔認証に対応
昨年からマスクをつける機会が多くなりましたが、顔認証だけだとやっぱり不便ですよね。
XiaoXin Pad Pro 2021には電源ボタン部分に指紋認証センサーが搭載されています。
毎回、面倒なパスコードを入力する必要がないので使いたいときにパッと起動させることができます。
キーボードカバーもあるよ
iPadのMagic Keyboardが登場して以来、タブレットをPC化させようという風潮が流行ってます。
Kindle Fire HD 10PlusやXiaomi Pad 5もキーボード対応していますが、XiaoXin Pad Pro 2021にもちゃんとキーボードオプションが用意されています。
Banggoodでは、Xiaoxin Pad用のキーボードカバーを約10,000円で販売しています。
ちなみに私は、後からこのキーボードカバーが欲しくなりAmazonでNEC LAVIE T1195/BAS(PC-T1195BAS)用 スタンドカバー付きキーボード&画面保護フィルム PC-AC-AD020Cという物を購入しました。
冒頭で触れた通りLenovoはNECをグループ会社にしていますが、日本版のXiaoXin Pad ProがNEC LAVIE T1195という名前で売られています。
NEC LAVIE T1195用のキーボードカバーケースです。
もちろんXiaoXin Pad Pro 2021と互換性があることを確認しているのでご安心を!
キーボードだけでなく、液晶保護フィルムや背面キックスタンドも入っています。
背面のキックスタンド兼カバーはマグネットでパチっと取り付けできます。
結構強い磁石なので剥がれるようなことは、まずありませんね。
表面は、今流行りのファブリック素材。
LAVIEマークが付いてます。
キーボードをドッキングするとPCモードに切り替わります。
これは、Samsung Dexみたいな機能でアイコンを初め各種コントロールボタンがPCのようなUIに切り替わります。
LAVIE T1195用のキーボードケースには、トラックパッドがついているのでXiaoXin Pad Pro 2021をPCライクに使用できます。
このトラックパッドは、スワイプやピンチなどの機能が使えるんですが、唯一残念なのが「スワイプの向き」を設定で変えられない点です。
私の場合、トラックパッドを下にスワイプすると画面が下にスクロールするように設定しているのですが、XiaoXin Pad Pro 2021のキーボードでは、スワイプの向きがリバースになっています。
今まで何度もタブレットはPCがわりにならないと書いてきましたが、唯一便利に使えるのがWindows PCをリモートデスクトップとして使用する場合です。
ペン対応でお絵描きやノートも捗る
私は、普段絵を描くことがないので不要ですが、XiaoXin Pad Pro 2021はペン入力にも対応しています。
絵を描かずとも、Good Note 5などのアプリでメモを取ったりすることもできます。
私は、ペンを持っていないので使い心地はまだレビューできていません。
噂によるとSurface用のペンが使えるとか使えないとか・・・
ペンを持っている人は使用感をコメントしていただけると嬉しいです。
Xiaomi MiPad 5 Proとのスペック比較
製品名 | Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021 | XIAOMI MiPad 5 Pro |
---|---|---|
SoC | Snapdragon 870 | Snapdragon 870 |
コア数 | Octa Core | Octa Core up to 3.2GHz |
OS | Android 11 | MIUI 12.5 (Base on Android 11) |
言語 | マルチランゲージ | マルチランゲージ |
RAM | 6GB | 6GB |
ROM | 128GB | 128GB |
micro-SDカードスロット | 〇 | × |
画面サイズ | 11.5インチ | 11インチ |
解像度 | 2560*1600 OLED(有機EL)リフレッシュレート90Hz | 2560*1600 WQHD+,275 PPI,リフレッシュレート120Hz Dolby Vision対応 |
バッテリー | 8600mAh | 8720mAh(typ)/8520mAh(min) |
重量 | 485g | 511g |
本体サイズ | 264.28mm×171.4mm×5.8mm | 254.69㎜×166.25mm×6.85mm |
WIFI | WiFi6,WiFi5,WiFi4 802.11 a/b/g/n/ac/ax,2.4GHz & 5GHz | WiFi6,WiFi5,WiFi4 & 802.11 a/b/g |
Bluetooth | Bluetooth 5.1 | Bluetooth 5.0 |
OTA | 〇 | 〇 |
OTG | 〇 | 〇 |
GPS | × | 〇 |
G-sensor | 〇 | 〇 |
Beam Sensor | 〇 | 〇 |
Taptic Engine | 〇 | 〇 |
4G LTE | × | × |
マイク | mic×2搭載 | Built-in |
スピーカー | JBL speaker(4スピーカー)DOLBY ATMOS Sound | Octa Speakers (8スピーカー)DOLBY ATMOS Sound |
オーディオ | MP3,WMA,APE,OGG,AAC | MP3,WMA,APE,OGG,AAC |
写真 | JPG, JPEG, GIF, BMP, PNG,etc | JPG, JPEG, GIF, BMP, PNG,etc |
ビデオコーデック | AVI,WMV,3GP,TS,TP,etc | AVI,WMV,3GP,TS,TP,etc |
I/O Port | Type-C 3.1 port×1 | USB Type-C×1 |
POGO Pin×4 | Pogo Pin for Magnetic keyboard×1 | |
付属品 | Lenovo Xiaoxin Pad Pro 2021 Tablet PC ×1 | |
USB to Type C Cable×1 | ||
Charger×1 | ||
Adapter×1 (the adapter depends on the country of the buyer). |
Xiaomi Pad 5 Proが7月に発表されXiaoXin Pad Pro 2021の存在が若干霞んでしまいましたが、両者には一長一短があるのでどちらを買っても間違いではないと思います。
ちなみにXiaoXin Pad Pro 2021とXiaomi Pad 5 Proを比較して、「Xiaomi Pad 5 Pro」の方が優れている点は・・・
Xiaomi Pad 5 Proの優れている点
- 120MHzの高リフレッシュレートディスプレイ
- オクタ(×8)スピーカー
- GPS搭載
以上、3点に限ると思います。
逆にXiaoXin Pad Pro 2021が勝る点は・・・
XiaoXin Pad Pro 2021の方が優っているポイント
- 有機ELの高コントラストディスプレイ
- +0.5インチ画面がデカい
- Xiaomi Pad 5 Proよりも大ききいのに「薄くて軽い」
- microSDカードで容量をアップさせることができる
- 指紋認証対応
- デュアルカメラ
など、トータルスペックは互角か、それ以上だと感じました。
ちなみに2021年9月16日にXiaomi Pad 5の日本発売が決定しましたが日本版にはProモデルが存在しません。
日本版のXiaomi Pad 5はSnapdragon 860搭載とになり、スペック的にはXiaoXin Pad Pro 2021以下なのでどちらを買おうか迷っている場合は、XiaoXin Pad Pro 2021かPro版の方を買うことをお勧めします。
使ってみた感想
XiaoXin Pad Pro 2021はiPad AirとiPad Proを足して2で割ったような使い心地でした。
まず、このタブレットの11.5インチという縦長の画面サイズ感が非常に気に入りました。
特にネットサーフフィンやメールをチェックするとき、上から下まで幅広いエリアを表示できるので一目で全体の内容を大まかに把握できます。
これは他の10インチクラスのタブレットでは味わえないエクスペリエンスで「+0.5インチの差」がこんなに便利だとは使うまで分かりませんでした。
また、画面を横にするとワイド画面になり、音の良さも相まって臨場感のある映像コンテンツを楽しむことができるがグッドです。
とにかく軽くて大画面で見やすく、使いやすいAndroidタブレットです。
PS2やゲームキューブエミュレーターも快適に遊べる
Xiaoxin Pad Pro 2021のSoCはSnapdragon 870を搭載しているのでゲームもバリバリ遊べます。
普通のAndroidゲームで検証するよりもPS2のエミュレーター(damon PS2)やゲームキューブエミュレーター(dolphin)で挙動を確認してみたところ、コンシュマー機並みに遊ぶことができました。
Xiaoxin Pad Pro 2021でPS2とGCエミュレーターを試した動画をUPしました。
再現度高し!
スマホや中華エミュレーターみたいな小さい画面でチマチマ遊ばず、11.5インチの大画面で楽しみましょう!https://t.co/SMs42VRmpM pic.twitter.com/czQFO5oEhy
— Newガジェット三昧! (@teru_cobba) November 28, 2021
グローバル版ROMが入っていて日本語化もかんたん
小新 Pad Pro 2021は先述したとおり中国版のため、本体の言語設定は中国語か英語のどちらかしか選択できないようです。
そのため、現地で購入した人がXiaxin Pad Pro 2021を日本語化させる方法は以下の通り。
MoreLocale 2
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- 初回起動時、本体設定を一度「英語」で設定する。
- その後、Google Playから「more locale 2」アプリのダウンロード
- Google Playが入ってなければブラウザーで「more locale 2」のapkファイルダウンロード
このような手順で日本語化できるようです。
ちなみにBanggoodで購入した場合、最初からグローバル版のROMが入っているため上記のような日本語化の手間はありませんでした。
ただし、100%日本語になっているわけではなく、システムエラーのようなアラートは英語表示となります。
Amazon Prime VideoはSD画質
YouTubeで2K映像を視聴することができますが、アマプラやNetflixに関してはSD画像しか見ることができませんでした。
これに関しては、Xiaoxin Pad 2021のファームウェアアップデートに期待するか、本体の「ROM焼き」に挑戦するしかなさそうです。
後者は文鎮化のリスクがあるのでなるべく避けたいところです。
カメラはおまけ程度の性能です
Xiaoxin Pad 2021のカメラは2眼なんですが、写真のクオリティに関してはおまけ程度と考えた方がいいです。
これは iPad Proも同じことが言えますが、メモやドキュメントを写真として撮っておきたいなみたいな場面で使用するがベストだと思います。
「白飛びがー」とか「暗い場所での撮影に弱い」とかケチをつけるつもりはありません。
カメラ性能を期待するならスマホで差圧英したほうがはるかに綺麗だと思います。
PCモードは挙動が不安定
キーボードケースをドッキングするとAndroidをPCライクに使えることは先述しましたが、この機能は使わないことをオススメします。
何がよくないかというと、システムが不安定でウィンドウを最大化させると固まってしまったり、アプリも起動しないものがいくつかありました。
また、アイコンの立ち上げもトラックパッドでチマチマ起動させるよりも、画面に直接タップした方が早いためあまり使わない機能です。
そのためキーボードケースを使うときは、通常のタブレットモードで使用した方がストレスなく使えるというのが私の結論でした。
ちなみに、Googleスプレッドシートなんかの作業や文章の執筆には普通に使いやすいです。
ただし、こういう細かい作業は、しっかりしたノートPCで作業した方が捗りますが「外出先に荷物を少しでも減らしたい」という方にとってはXiaoxin Padとキーボードケースの組み合わせは最高の選択になるはずです。
まとめ
ゲームやAntutuに関しては後日検証し追記していく予定です。
ここまでレビューを見ていただいてXiaoxin Pad 2021がいかにブッ飛んだタブレットか理解できたかと思います。
iPadやXiaomi Pad 5 Proもいいですが、これだけのクオリティと価格を反比例させた機種は見たことがありません。
中国版のため通販のBanggoodやAliexpressからしか買えないというハンディキャップはあるものの、一度ゲットしてしまえば3、4年は現役で使い続けられる機種なので後悔しません!
高いカネを払ってLenovo版やNEC版を買っている場合じゃありませんよ。
ぜひこちらからチェックしてみて下さい
- クーポンコード:BGJP11C
- クーポン適用後価格:$419.99
コメント
コメント一覧 (16件)
日本語がはいっているとのことでしたが、無理やり入れて、設定の一部が英語のままの状態になっているのでしょうか?
そんな感じです。出荷前にBanggoodの方でグローバルROMを入れて出荷しているっぽいです。
TERUさま。
先日、自分もこちらの機種を注文いたしました。
到着まで待ち遠しくて、色々なレビューサイトを参考にさせていただいています。
自分なりに調べたつもりなのですが、一点わからないことがあり質問させていただきます。
Bluetoothオーディオのコーデックなのですが、こちらの機種が対応していますコーデックの種類を教えていただけますと嬉しいです。
くりさん
コメントありがとうございます。
購入されたそうで到着が待ち遠しいですね。
Bluetoothのコーデックですが調べたところ、MP3,WMA,APE,OGG,AACに対応しているそうです。
動画系の物しか書かれておらず、LDACの記載は見当たりません。
TERUさま。
早々に返信くださいまして、どうもありがとうございます!
端末の開発者オプションを見ると対応しているコーデックが参照できるので、それに合わせたイヤホンを組み合わせてみようと企んでいました。
お手数おかけてしまい申し訳ありませんでした。
ご回答くださいまして、感謝してます!!
帰宅したら開発者オプション見てご連絡します。
ただ、オリジナルROMなので見れたか怪しいです。
開発者オプションのどの項目で見れるか教えていただけませんか?
なんか色々とお手を煩わせてしまって申し訳ありません。
一応、こちらが持っていますスマホ(Xiaomi mi9t pro)とタブレット(Huawei matepad10.4)では、どちらも『Bluetoothオーディオコーデック』の項目で対応コーデックが判るようになっていました。
対応していないコーデックはグレーアウトで選べなかったので、こちらを知りたかったんです。
重ねて、色々と面倒くさいことをしてしまって申し訳ありませんです…。
開発者モードから対応コーデックを確認しましたが全てグレーになっていて確認できませんでした。
そんなはずはないと思うかもですがオリジナルROMが悪さしてる気がします。
調べていただきまして、どうもありがとうございます!
そうですか、全てグレーなのは意外でした。
仰る通りでROMが関係しているのかもしれませんね。
こちらも到着次第、調べてみます。
今回は色々とわがままを聞いてくださいまして、どうもありがとうございました!!
キーボード接続すると時折勝手に電源がオフになるバグが出るんですけどおま環ですか?
顔認証でロックが反応した時に電源が長押しされてるような状態になって電源OFFか再起動の選択画面が出でそのまま電源OFFが選択される感じ、、、キーボード無しで使うか〜、、、
コメントありがとうございます。
私のXiaoxin Padはそのようなことはないですね。
Romの問題なんですかね~。
xiaomi mi pad 5 proと間違えて購入しましたが、スペック全然いいですね
ホーム画面から左スワイプしたときの「the left one screen」のlocal news を日本のすんでいる場所にしたり、「Google Discover」と変更したりできますか?
特にlocal news が 中国ごのニュースで困ってます
コメントありがとうございます。
ホーム画面から左スワイプしたところはGoogle Discoverへの変更はできませんでした。
住んでる場所の変更もできません。
多分、rom焼きしないとここは変更できないと思います。
回答ありがとうございます!
そうですかー なんだかんだgoogle discoverの機能好きだったで残念です
最近パソコン代わりとなるタブレットを物色してまして、XiaoXin Pad Pro 2021はUSB Type-CまたはHDMIにより外部出力して拡張ディスプレイ可能でしょうか?USB Type-CはDisplayportには対応しているようですが。。。
Huawei MatePad 11を購入したものの、ミラーリングしかできず、、、iPadも然りでなかなかいいものが見つかりません。もし情報お持ちでしたらご教示いただけますと幸いです。
コメントありがとうございます。
Huawei Mathcad 11のようにミラーリングしかできません。
DP入力できるハブを持ってないためDPの動作確認はできません。
DPをHDMI に変換できるアダプターが売ってますがこれを使うとどうなるんでしょうかね。