本当はApple Watchを使いたいのにメインスマホがAndroidなので使えないと諦めている人はいませんか?
または、Apple Watchを使いたというだけの理由のためにサブ回線としてiPhoneを契約している人いませんか?
私はAndroidユーザーですが、数ヶ月前までの姿がまさにこれなんです!
今回紹介するネタは、ズバリ『AndroidスマホでApple Watchを使う方法』です。
Galaxy Watch 4
MiBand 6
もちろん、Galaxy Watch 4やMiBand 6のようにAndroidスマホでも使えるスマートウォッチはたくさんあります。
でも、その大半の機種が・・・
- アクティビティの精度が悪い
- Suicaが使えない
- スマートウォッチでの通話ができない
Androidでスマートウォッチを使っているユーザーはこんなことで悩んでませんか?
ちなみに日本でこれらの条件を唯一クリアできてる機種は、現在(2021年11月19日時点)、ガーミンのFenix 6 Proという10万円オーバーの高級モデルしかありません。
そんな中、Apple WatchはというとSeries 3が2万円台から購入でき、先にあげた条件を簡単にクリアしてます。
これに関しては、正直なところアップル信者がうらやましい〜
本題のApple WatchをAndroid端末で使う方法を紹介する前に、まずはApple Watchの魅力について解説します。
Apple Watchがどんなスマートウォッチよりも優れている点
- データの正確さ
- Apple Pay(Felica)が使えるので財布を持ってなくても電車に乗れたりコンビニで支払いができる
- アクセサリー類が豊富
- IoT製品と接続できるアプリが多数開発されている
Apple WatchはAppleが作っているだけあり、当然ながらiPhoneとの親和性はバツグン!
株価の時価総額が過去世界一になったことがあるだけあり、製品の研究開発費はおそらくどんなスマートウォッチのなかでも世界一です。
これはApple Watchに限らずAirPods、Apple Pencilといった、そのほかの自社製アクセサリー製品の開発に関しても同じことがいえます。
Apple Watchに搭載されているセンサー部品は、他社よりも比較的良いものを搭載されています。
これとAppleのエンジニアが開発したデータ解析アルゴリズムが融合し、一般人からアスリートまで幅広く使われている点が素晴らしい。
iPhoneは、「周囲が何となく使っているから・・・」という理由で使われている一方で、Apple Watchを使用している人は「物の価値をよく分かって買っている」。
そんな気がします。
もちろん新しいWatch OSが出たばかりのタイミングでは、必ずバグも発生するけど必ずフィックスしてくれるし、過去のモデルのOSアップデートも最近は比較的長く面倒を見てくれるのがいいですね。
AndroidスマホでApple Watchを使うための裏技を紹介
Galaxy Z Fold 2 5G
Apple Watch Series 6
- Apple WatchをAndroidスマホで使う
- AndroidスマホでApple Watchを使う
どちらも意味は同じですが、今回紹介する裏ワザは、どちらかというと前者の「Apple WatchをAndroidスマホで使う』に該当します。
結論から書きます・・・
「残念ですが、AndroidスマホでApple watchをアクティベーションさせてデータを「完全に」同期させることは不可能です。」
しかしながら、これから紹介する方法で「Apple WatchをAndroidスマホで使う」に近い状態を作ることができます。
- Androidスマホにかかってきた電話をApple watchからでも受けることができる(どちらかも発信通話も可能)
- 両方の端末からSNSの通知を確認することができる
- SMS(ショートメッセージ)が両方の端末から確認できる
逆にできないことは・・・
- アクティビティ(運動や睡眠等)データをAndroidスマホに同期できない
- Suicaの残高をAndroidスマホからApple Watchへチャージできない
- AndroidスマホからのWatch OSのバージョンアップ
こんな感じで普段使いには特に困りませんが、月に数回程度はiPhoneと同期させたくなる場面も出てくるのでご了承ください。
他にもこんな裏技知ってましたか?
”Apple Watchをつけたら睡眠時無呼吸症候群が発覚!血中酸素濃度から調べる方法>”
必要な物
iPhone
iPhoneは中古でも構いません。
また、iPhone 7のように古い機種でも使えますが、今後のWatch OSのファームウェアアップデートのことも考慮しておきましょう。
長期で使いたいという方は、2020年に発売されたiPhone SE(第2世代)が安く、OSのサポートも永いのでおすすめです。
Apple Watch GPS+Cellularモデル
もう感の良い方はお気づきかもしれませんが、今回の方法を試すにはセルラーモデルが必要です。
GPSモデルよりも若干、割高ですがこれがないと始まりません。
Androidスマホ
各自お気に入りのアンドロイドスマホをお持ちだと思いますが、アップルウォッチと一緒に使えている「ミスマッチ(不思議感)」を演出するためにも折り畳みスマホを使ってみてはいかがでしょうか?
SIMカード
あなたのメインスマホの契約はどのキャリアですか?
Apple Watch セルラーモデルを使えるキャリアは、残念ながら「docomo」「au」「SoftBank」「楽天」の4キャリアのみ。
サブブランドの「ahamo」「OCNモバイル」「povo」「UQ」「LINMO」「Y!mobile」をはじめ、その他の格安SIMではセルラーモデルが使えないので注意!
やり方
まずはiPhoneに4キャリアいずれかのSIMを差し込みApple Watchとアクティベーションをします。
この時点でどうしてもiPhoneが必要なので持っていない人は先ほど紹介したiPhone SE(第2世代)がオススメです。
次にiPhoneのApple Watchアプリを立ち上げ、「モバイル通信」をタップします。
次にモバイル通信プランをタップし契約しているキャリアのIDとパスワードを入力。
Apple Watch単体で通信できるように設定します。
なお、この時点で各キャリアのセルラーモデルプランに加入することになり月々費用が発生します。
上の写真のようにアクティブの表示が出れば設定完了です。
iPhoneでアクティベーションが完了したら、必ず以下のことをやっておきましょう。
- Watch OSのアップデート
- Apple Payの設定
- 身長、体重のといったパーソナルデータ設定
- 各種SNSの通知設定
以上の4項目は、アンドロイドスマホでは設定できないので事前行っておくのがポイント。
まずは、iPhoneを機内モードにしてから、直後にiPhoneの電源をシャットダウンさせます。
次に電源を切ったアンドロイドスマホにiPhoneのSIMカード差し込みます。
ちなみにiPhoneのSIMはアンドロイド端末でそのまま使うことができません。
本体が起動したら「設定」→「接続」→「モバイルネットワーク」→「APN」でキャリアごとのAPN設定を打ち込むようにしましょう。
成功したら電波の本数の横にLTEの表示がつきます。
ここまでの手順で完了ですが念のためAndroidスマホとApple Watchを再起動しましょう。
これでApple WatchをiPhoneなしで、しかもAndroid端末と併用して使用する事が可能になります。
タネを明かします
スマホに着信があるとApple Watch側でも着信を受けることができます。
ただし、「Androidアプリ側」からの通知はApple Watch側へは通知されません。
つまり電話番号だけ共通して使えている状態でAndroidスマホ側とは、直接データのやり取りをしている訳ではないということがお分かりいただけたでしょうか?
Apple Watch側は、あくまでもiPhoneの設定を引き継いでいることになるのです。
とはいえ、この方法を使えば、外出時にiPhoneを持ち運ぶ必要がなくなり荷物が減ります。
また、アップルウォッチのためだけにiPhoneの回線契約を仕方なくしていた人は、経費削減につながるので一度試してみてはいかがでしょうか?
注意点
- iPhoneに別のSIMカードを差し替えるとApple Watchから受けれる電話番号がiPhoneと同じ電話番号になってしまう。
- iPhoneが起動していてWi-FiやBluetoothでApple Watchと接続されている状態だとAndroidに着信があっても、Androidスマホの方しか着信しない。
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