Hey Guys!
ガジェットブロガーのteru(@teru_cobba)です。
前回、OneOdioさんのヘッドホンのレビューをしたところ、新商品が出たのでレビューしてみない?
とオファーをいただきました。
”OneOdio A30レビュー 四千円台で高級ヘッドホンなみのクオリティの凄い奴が登場!”
今回、紹介する完全ワイヤレスイヤホンは、OneOdioのサブブランド「SuperEQ」からリリースされており「Q2 Pro」という型式の物です。
このイヤホンの特徴を簡単に説明するとこんな感じです。
- 5,999円で買える。
- 12mmネオジムドライバー搭載で迫力の音質。
- ハイブリッドノイズキャンセリング搭載で最大-35dBノイズ低減。
- IPX5対応
- Bluetooth 5.2搭載で途切れにくく長時間再生可能
今回のレビューにあたりOneOdio様より商品提供を受けております。
OneOdioについて
OneOdio(ワンオーディオ)は2015年に香港で設立されたオーディオメーカー。
DJミキシングヘッドホン、ハイレゾヘッドホンを主力製品とし、ヨーロッパ、北米、アジアなど、世界30カ国以上のANC業界において、ユニークなサウンドと音楽体験を創造し続けています。
会社のスローガンは「The Power of Music!」。
音楽は、人間の生活で欠かせない大切なエッセンスと捉えていて、「豊かな音楽が人の生活を豊かにする」というコンセプトをもとに高品質でリーズナブルなオーディオ製品を開発しています。
また、どこぞのOEMブランドとは異なり、実際に4000㎡の工場を持ち300人以上のエンジニアが丁寧に研究開発を行っています。
ちなみにOneOdioさんのホームページから製品開発をしている場面を覗くことができますが、最先端の機器を導入しており、「モノづくりに対するこだわり」を垣間見ることができます。
SuperEQ Q2 Proの特徴
名称 | SuperEQ Q2 Pro |
無線接続 | Bluetooth 5.2 範囲:10m |
入力 | 5V=0.35A |
ドライバー | 12MM ネオジムドライバー |
対応コーデック | SBC/AAC |
バッテリー容量 | イヤフォン:55mAh ×2 ケース:370mAh |
音楽再生時間 | イヤフォン単体:11時間 イヤフォン単体(ANC):8時間 ケース込み(ANC):30時間 |
その他 | 音声アシスタント対応、ノイキャン搭載、USB Type-C、1年保証付き |
価格(定価) | 5,999円 |
ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング搭載
このイヤホンの最大のセールスポイントは、ハイブリッドアクティブノイズキャンセリングを搭載している点です。
なぜ「ハイブリッド」という名前がつくのか疑問に思いましたが、調べたところ3層のノイズキャンセリング構造になっているようです。
- 外音を1番目のマイクで拾いカウンターノイズ(反対の周波数)をぶつけて消音
- 外耳入り口にもマイクがついていて、耳の内側に侵入してくるノイズをカウンターノイズで消音
- 密閉性の高いイヤーチップで耳栓と同じ効果を持たせて音楽に集中できる
簡単に説明するとこんな原理でノイズキャンセリングを行っているようです。
価格
SuperEQ Q2 Proの価格は、Amazonで5,999円で発売されています。
ただし、定期的に割引やクーポンを発行しており、実質4,800円程度で購入が可能です。
各部の紹介
ライトグリーンのポップなパッケージが好印象です。
若年層をターゲットにした商品なんでしょうか。
付属品はこんな感じです。
イヤーピースは3種類付属しています。(もうひとつはイヤホンに取り付け済み)
充電はType-Cケーブルから行います。
今回、写真には収めていませんが、底面には技適マークが刻印されているので日本でも安心して使うことができます。
充電ケースからイヤホン取り出すときちょっとつかみにくい形でした。
ゴールドの「S」マークがオシャレなイヤホンです。
実際に耳に装着してみましたが耳への収まりが非常に良くフィットします。
多少激しい動きをしても外れることはないはずです。
使用方法
- Sボタン(左/右)を1プッシュ・・・再生/電話に出る
- Sボタン(左)を2プッシュ・・・巻き戻し
- Sボタン(右)を2プッシュ・・・曲送り
- Sボタン(左)を3プッシュ・・・SiriやGoogleアシスタントの起動
- Sボタンを長押し・・・ANCモード/外部音取り込みモード/通常切り替え
音量調整はワイヤレスイヤホン側から調整できないのがちょっと残念な点です。
使ってみた感想
低音
中音
高音
解像度
音の分離
音場
キレ
ANC(アクティブノイズキャンセリング)
音質について
- 音場が左右に広く音の分離感がとにかく素晴らしい アンサンブルを聞いているような感覚。
- 全体的にフラットに近いミドル寄りの音質。
- 長時間つけてても聞き疲れしない。
- 高音の倍音の響きが弱くスカスカ。伸びが足りない。
- ベースはタイトで音楽を聴いていて心躍る感じ。ただし解像度がボヤけている感は否めない
- ノイキャンは弱い。
- 音量調整がイヤホンからできない。
- ポップス、ジャズのような曲に向いているイヤホン。
なかでもノイズキャンセリング機能は、かなり期待して聞いてみましたが、やはりBoseの性能を知っているからか物足りなく感じてしまいました。
このイヤホンの素晴らしい点はとにかく音場が広いこと。
これは、OneOdioのヘッドホンでも共通することなんだけど、ライブ音源などを聴くとけっこう臨場感を感じることができます。
また、低音の鳴り方がタイトでファンク系の曲を聴いたときベースのチョッパー音やバスドラムの音がノリノリになるのが良い点です。
全体的に厳しめの評価ではありますが値段からしたらとても良い商品です。
まとめ
前回、紹介したOndeOdioのヘッドホンのパフォーマンスが高かったためSuperEQ Q2 Proにも期待しましたが残念ながら今一歩物足りない感じでした。
しかしながら、SuperEQ Q2 Proの5,900円という価格は、頑張れば中学生、高校生にも買える価格帯です。
ワイヤレスイヤホンデビューを考えている方や、知人、両親へのプレゼント最適な1台です。
20116年に初代AirPodsが発売されましたが、当時の販売価格は16,800円(税抜)でした。
もちろんこの時代にノイズキャンセリング機能搭載の完全ワイヤレスイヤホンは存在していません。
それがわずか5年で5,000円以下でノイキャン付きイヤホンが買えるなんて当時の人は夢にも思わなかったでしょう。
完全ワイヤレスイヤホンを5,000円以下の予算で買いたいという方にぜひオススメします。
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