現在、記事執筆中につき2015年4月7日投稿の記事をリライトしお届けします。
春に書いた記事なので初夏の今の時期に読むと違和感があるかもしれません。
しかし、読者も増えた今多くの方に観ていただきたい記事でもありますので共感してもらえたら嬉しいです。
↓ここからスタート!
今年も懐古病の季節がやってきた
春になり花粉症の時期がやってまいりました。
花粉症で読者の皆さんも辛い思いをされている方が多々いらっしゃるのではないでしょうか。
私は幸いなことに花粉症ではないため、花粉症がどれほど辛いものなのかイマいちよく分かりませんが毎年、今年は発症しないかビクビクしています。
私には春になるとここ数年、現れる症状があります。
その症状とは
『懐古病』です。
正式にそんな病名があるのか専門家ではないので詳しくはわかりませんが勝手に命名させていただきました。
2ちゃんねる的に言うと『懐古厨』というやつかもしれません・・・
懐古病の症状とは・・・
昔は良かった…
あの時は楽しかったな…
など過去の思い出にふけこみ、現在の自分と過去の自分を比較して切ない思いになってしまう病気です。
思いおこされる、かつての日々
春は新しいスタートの時期です。
この時期に福山雅治の桜坂を聞くと大学に入学し、平塚で一人暮らし始めたばかりの頃の記憶が蘇ります。
あの頃は若く、自分の色々な可能性を信じ将来の自分に希望を持っていました。
春の夜の空気は露まじりの新芽の香りがし大学時代に付き合っていた彼女との思い出を呼び起こします。
(妻や現状に不満がある訳でなく、ただ懐かしむ程度 )
街を歩いている新入社員を見かけると社会人になったばかりの頃の自分の幻影が見えます。
入社当時、どんな心意気だったのか思い出し懐かしい気持ちになります。
あの頃は、出世して社長になるとか、世界を変えるようなビジネスマンになる!とか根拠のない自信に満ち溢れていました。
あれから十数年・・・
あれから十数年。
いつから擦り切れた人生に変わってしまったのだろうか?
先週末は、弟が家を新築したため引越しの手伝いに横浜まで出かけてきました。
引越し作業を手伝いながら、かつて幼い頃に曽祖母、両祖父母、両親、弟達と一つ屋根の下で家族7人で生活していたことを思い出しました。
私も大人になり独立し、もうあの頃には戻れないんだなと思うと新築でおめでたい反面悲しい気持ちになってしまいました。
症状はあげればきりがないですが歳をとるたびに悪化してきている気がします。
世間では間もなく『五月病』という言葉を耳にする機会が増えてきますが春はいろんな鬱が発症する時期なのでこれから何とか乗り越えていきたいと思います。
今回は少し詩人チックな内容になってしまいました。
今年で34歳になりますがこんな症状にかかっているのは私だけでしょうか?
同世代の方で共感してくださる方がいると嬉しいです。
追伸
懐古病は自分が一番輝いていた時季(季節 )に発症するのかもしれません。