先日ドラクエ11が発売されましたが皆さんは買いましたか?
前回、2009年にNintendo DSでドラゴンクエスト9をプレイしたのを最後にドラクエは過去作も含めて全くやっておらず約8年ぶりの新作となります。
ドラクエ空白期間の8年間を思い出してみた

うーん、光陰矢の如しというかこの間にはいろいろな出来事がありました。
転職、結婚、大好きだったギターをやめてしまった、2児の父になったこと、マイホームを持つなど、、、
私は今年36歳でドラクエ世代といっても過言ではありません。

今ドラクエ11のCMをやっていますが、まさに自分の過去を追体験しているような内容で素晴らしく、あの時確かにそんなことをやったなと思うことばかりで感動してしまいました。
ドラクエ11を購入した人はPS4版・Switch・3DS版のどちらでプレイしているのでしょうか?

社会人になってビデオゲームを卒業してしまった方も多いはず・・・
しかし、そんな忙しい社会人ほど今作のドラクエ11をやったほうがいいんじゃないかと思える程の傑作だとおもいました。
現在15時間ほどプレイしました。
今回の記事ではストーリーのことはあまり触れません。
今作のドラクエ11は感動する場面が多く意外と泣けます
よくゲームやアニメを見て泣くという人がいます。
「ゲームとかアニメなんて所詮子供が楽しむもの。そんなので泣くのは精神年齢が低い人だろう」
程度に思っていました。
実際、ドラクエ11を自分がやってみてこれまでの自分の考えが、いかに浅はかだったか・・・ということに気づかされました。
今回ドラクエ11が泣けるとタイトルに書きましたが、実際には涙を流すほどは泣いていません。
泣くというよりかは、ジーンと心に響くものがあったとお伝えしたかったので悪しからず。
15時間プレイしてわかったドラクエ11で泣ける3のシーン
故郷を旅立つシーン
まずは、主人公が故郷を旅立つシーンに感動してしまいました。
田舎出身の主人公が一応成人となり村の期待を背に、多くの人に囲まれて旅立つシーンです。
この場面を見て私が高校を卒業して大学に上京したときのことを思い出しました。
根拠のない自信を胸に
「大学四年間、勉強を一生懸命やって大物になって地元に帰ってくるんだ!」
みたいな当時の自分と主人公が重なって見えました。
ゲーム主人公の方がもっと謙虚ですが、、
日本のRPGはかつて世界で賞賛されていましたが、今やゲーム開発予算やマーケティング戦略により海外RPGに押されているのが現実です。
もし、海外RPGで同じような旅立ちのシーンがあるとしたら・・・
ジョンとマイケルが旅立ち前夜にパプでイカれた仲間たちとおおはしゃぎ。


翌朝、二日酔いで主人公がシリアルを食べるシーンから始まること間違いありません。
そして「I’ll be back!」と叫んで出発した1時間後に財布を忘れたことに気づき村に出戻り。
友人のジョージ:「Oh!ジョン、もうお戻りかい?もう母ちゃんのおっぱいが恋しくなったのかい?」とイジられ。

友人のジョージ:あー悪かった。ちなみにあれは犬じゃなくてEXガールフレンドのケイティーだったろ。失礼だな。
ホーリー○ット!以下延々ループ
ちょっとお下品な例えを出してしまいましたが、しんみりとしたシーンを上手に描写ができるのがJRPGの強みではないでしょうか?
幼なじみエマとの別れ
今回私は3DS版のドラゴンクエスト11を購入しました。
画像と音がいいPS4版にしようか、コンテンツが豊富な3DS版にしようかかなり迷いましたがどこにでも持ち運べるという点が決定打となり3DS版を購入しました。
3DS版にグラフィックはそんなに期待していませんでしたが、それを補うべく登場人物の顔の表情や表現がしっかりしているのが意外でした。
中でも主人公の幼なじみの女の子の表情がすばらしく、主人公の旅立ちの場面では、あたかも演技しているかのような微妙な表情が表現できています。
(これは萌えとは全く別次元の感情です)
私は3DS版でやっていますがもし、グラフィックが綺麗なPS4をやっていたらもっと感情移入し、本当に涙してしまっていたかもしれません。
というかエマに惚れちゃいそうになりました。
ちなみにNintendo Switchのドラクエ11Sには、隠しイベントでエマと結婚できる方法があります。
ネタバレになるので詳細は割愛しますが、こんなチートをせずに堂々と口説き落としたいところです。
まあ、それはそれで別のゲームになってしまうんですけどね。
主人公の祖父の遺言
ドラクエ11Sをやったことのある人しかわからない内容ですが、主人公が祖父の遺言を読むシーンの言葉が泣けます。
この場面はシンプルながら、大変深い事を言っており心に突き刺ささるものがあります。
その一節がこちら・・・
「人をうらんじゃいけないよ。 お前のおじいちゃんになれて幸せだったよ」
という言葉が2回でてきます。
私は昨年祖父を亡くしていますが、幼少期は、大のおじいちゃん子でした。
主人公の祖父がまるで私の祖父のように語りかけているように錯覚してしまい、何だか切なくなってしまいました。
このシーンはとても良いのであまり語らないようにします。
まとめ

このゲームはオッさんホイホイゲームと揶揄されていて今の若い世代の子供には受けないかもしれません。
しかし、そういった世代も私と同じくらいの年齢になった時にこのゲームをやってみると絶対に共感できるはずです。
ドラクエ11Sの副題は「過ぎ去りし日を求めて・・・」です。
後日、Switch版をクリアしましたが、タイトルにある、過ぎ去りし日とは、「自分自身の過ぎ去りし日」でもあり、現実世界と重なる部分があると私は考えます。
つまり、これまでの人生経験とゲームがリンクしていて、昔ドラクエをプレイしていたような人生経験豊富な世代にこそプレイしてもらいたい作品です。
ゲームの世界と現実世界を跨いで壮大なテーマを巡る感覚は、これまでなく、スクエニさんや原作の堀井雄二氏にマジでありがとうと謝意を伝えたい内容でした。
(ちなみにストリーの最後の方でこの深い仕掛けに気づきました)
ドラクエは国民的ゲームの代名詞ですが今後も海外ゲームに負けずに業界をリードしていただきたい。
いつ出るかわかりませんがドラクエ12、ドラクエ13楽しみにしています。
ドラクエ20が出る頃も、俺は何歳で何してんだろう。。。

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