Xiaomiの空気清浄機(Air Purifier2)を個人輸入したのでレビューします

年末に近づき、少しずつ慌ただしくなってきた方も多いと思われますが、いかがお過ごしでしょうか?

私の住む静岡県では、早くも牧之原市と御前崎市の小学校ではインフルエンザによる学級閉鎖があったようで、インフルエンザワクチンが少ない今年は例年に増して罹患率が増えることが予想されます。

インフルエンザに限らず、風邪対策に何かいい商品がないか、いろいろ検討していたところGearBestにてXiaomiの空気清浄機が約15,000で売られており購入してみましたのでレポートしていきます。

 

目次

Xiaomi 空気清浄機(Air Purifier2)の商品説明

Xiaomiは携帯電話で有名なメーカーですが近年、総合家電、ファッション分野に進出してきており、ここ1年で急速に多角化経営に乗り出してきています。

スマホ市場が飽和していてる今、次の一手を何の分野で制すか必死にもがいているように感じ、Xiaomi社長、レイジュンの野望とスピード感に毎回圧倒されます。

過去にはXiaomiが発売している電動自転車Qicycle EF1のレビューも書いたことがありますので知っている方も多いかと思います。

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さて前置きが長くなりましたが商品のスペックを紹介します。

重量:5kg

電圧:100vー220V

サイズ (L x W x H): 24.00 x 24.00 x 52.00 cm 

能力

 

 

このコンパクトサイズでありながら浄化能力は330~388㎥/hと超強力!

畳数で換算すると約14畳~26畳分に相当し、PM2.5は1時間で99.7%除去できるようです。

 

シャオミの空気清浄機は定期的にフィルター交換の必要あり!

空気清浄機を使ううえで性能の次に気になるのがランニングコストではないでしょうか?

電気代を心配するのは当然ですが、それ以外にかかってくるのが数年に1度のフィルター交換です。

 

上の写真は、買ってすぐにスマホアプリの『Mi Home』空気清浄機(Air Purifier2をコネクトしてみた画面のスクリーンショットです。

Filter remaining(days)という項目がフィルターの寿命を指していますが新品の状態で144日残っていました。

現在購入してから約3週間たち、寝室で就寝時にのみ使用しておりますが現在フィルターは138日残っております。

多分このくらいの使用頻度だったら1年くらい交換せずにもちそうな気がします。

冬は風邪とインフルエンザ対策、春は花粉症対策、夏は梅雨の時期のカビ対策、秋はちょっと使い道がないかもしれませんが基本的に年間を通して空気清浄機を使えますので、家庭に空気清浄機がまだないという人は安いので買ってみるといいかもですね。

もしフィルターを買い替える場合はGearBestで5,000円〜7,000円くらいで販売されています。

シャオミの空気清浄機は通常、下の水色のフィルターが同梱されています。

純正フィルター

フィルターは3層構造になっており、プレフィルター(1次)、EPAフィルター(2次)、活性炭フィルター(3次 臭いを消すためのフィルター)で構成されています。

ちなみに標準のフィルターの他に2種類あり、それぞれ特徴があるようです。

エンハンスドバージョン

通常のフィルターと同じ3層構造ですが、真ん中のフィルターがより集塵力のあるH11フィルターという物にアップグレードされています。

病院の手術室みたいな色のフィルターですが、

「医療現場で使われていますよ感」が出ていて欲しくなりそうです。

 

アンチバクテリアバージョン

こちらの紫色のフィルターは殺菌作用があるフィルターです。

殺菌と書くと薬事法に引っかかるため除菌という表現にしておいた方がいいかもしれませんが商品説明には有害物質やバクテリアを除去すると書かれていました。

殺菌作用があるため値段も3つの中で一番高いです。

インフルエンザやノロウイルス対策をするにはこのフィルターにしてみるのが一番効果がありそうです。

シャオミの空気清浄機のフィルターを長持ちさせる裏技

某掲示板でシャオミの空気清浄機のフィルターを長持ちさせる裏技が紹介されていました。

その裏技とは、

『空気清浄機の周りにシート状のエアコンフィルターを巻く』

たったこれだけです。

上の商品は2000円前後で購入できますが、シート状のエアコンフィルターを巻きつけ、定期的にシートフィルターを張り替えることで本体のメインフィルターを長持ちさせるというものです。

ちなみにフィルターの上にさらにフィルターをつけると吸塵力が落ちそうなため私はまだ試していませんが下のリンクのフィルターのようにウィルスを殺菌するフィルターなど今後色々試してみたいと思っています。

※メーカー推奨の使用方法ではないため良い子は真似しないように。

シャオミ 空気清浄機が届いた

せっかくXioamiの空気清浄機を買ってみたので開封の儀という名目で皆様に見せびらかしたいと思います。

GearBestで購入後、約6日で商品が届きました。

昔は最低でも2週間待つのが当たり前でしたがここ1年くらいで中国からの荷物が早く届くようになり物流の進歩に驚かされます。

運搬用の外箱に梱包されて届くかと思っていましたが『mi』か書かれたむき出しの箱の状態で届きました。

重量は6kgで思ったより小さくて驚きました。

箱を開けて見るとこんな感じで中身が入っています。

おや?何やら中国語でメッセージが書かれていていますね。

私は中国語専攻ではないため勝手に解釈しますが、どうやら『人を感動させる家電』みたいな文言が書かれているようです。

 

 

箱から中身を取り出してみました。

非常にシンプルなデザインでボタンは電源スイッチとモードを切り替えるボタンの2つしかありません。

この潔さは日本企業のプロダクトも見習っていただきたいです。

本体はプラスチック製ですがチープ感は一切なく、知らない人がみたら金額を聞いて驚くはずです。

本体の運転モード設定は『Mi Home』というアプリをスマホにインストールして設定していきます。

[appbox googleplay com.xiaomi.smarthome][appbox appstore 957323480]

 

 

裏返すと付属品一式がフィルターのところに収められています。

こちらが気になるプラグです。

GearBestでは購入時に中国プラグ(↓)とEUプラグのどちらかを選べます。

もちろんそのままでは日本のコンセントにさせないためケーブル変換アダプターをかまして使用します。

持っていない方はこちらから購入できます。

説明書は中国語のみでしたが特に読まなくても使えました。

コンセントをさしてスイッチを入れたらすぐに使えました。

外出先からスイッチをいれたい場合や空気の状態を監視、詳細設定をしたい場合は先ほど紹介しました『Mi Home』アプリを導入する必要があります。

電源を入れたところ、風源に手をかざさないと動いているのが分からないくらい音が静かでした。


 

検証!お好み焼きパーティー VS Xiaomiの空気清浄機

私は大学時代にお好み焼きでバイトしていたことがあり、3ヶ月に1回くらいのペースでお好み焼きを作り家族から喜ばれています。

お好み焼きは家のホットプレートで作っていますが毎回臭いが家中に広がり翌朝まで臭いが残ることがあり悩みでもありました。

今回お好み焼きを作っている時にXiaomiの空気清浄機がどれくらい仕事をしてくれているのか試してみることにしました。

 

残念ながらお好み焼きの写真は撮りませんでしたが、こちらがお好み焼きを作っている時の部屋中の空気の数値です。

PM2.5 Estimate 121というのがその時の数値です。

通常、この数値は15〜10くらいが普段の家の状態ですが121に急上昇しました。

どこにセンサーがついていて計測しているのかわかりませんが、しっかり計測しているようですね。

空気の状態はスマホだけではなく本体下部のランプで判断することができます。

空気が綺麗な時は緑色のランプが点きますが、お好み焼きを作っている時はオレンジ色に変わりました。

さらに環境が悪い場所になるとランプは赤色に変わるようですが、幸い我が家はまだ赤色ランプがつくような、ひどい状態になったことはないのでいつか一度は試してみたいと思います。

数値が121になったため、その後本体のモードをターボに切り替えました。

常時運転時は4kwと省エネを保っているのですがターボモード使用時は35wまでブーストアップ!

音もブオーンと若干大きくなり、わずか20分で数値が20まで落ち臭いが少しずつ消えていくのを実感できました。

普段は静かで大人しいですがいざという時はパワフルに空気清浄をしてくれ、まさに羊の皮をかぶった狼という表現がこの空気清浄機にふさわしいと思いました。

辛口レビューします

国産の空気清浄機のことを冒頭で少しディスってしまいましたが、性能的にはシャープのプラズマクラスターやパナソニックのナノイー搭載の空気清浄機の方がやっぱりいいというのが本音です。

Xiaomiの空気清浄機を数週間使ってみて感じたことは、空気清浄機という名の『集塵機』だと感じました。

言葉遊びのようにも感じるかもですがXiaomiの空気清浄機は『空気を洗う』という感じよりも『空気中の塵やゴミをフィルターで集めて空気を循環させているだけ』といった感じです。

国産の高級空気清浄機を家電量販店でみたことがありますが、国産の空気清浄機は出てくる空気が明らかにフレッシュで『浄化』している感がありますがXiaomi製にはそれを感じることができませんでした。

感覚的な表現で文章にするのが難しく申し訳ありません。

高級機と15,000円の製品を比較するのも酷かもしれませんが多分、高級機はHEPAフィルターやULPAフィルターなどクリーンルームで使用されている、さらに目の細かいフィルターを使用しているのではないかと思われます。

これに関しては、現在デフォルトの水色のフィルターを紫や緑のフィルターに換装することで大化けする可能性があるかもしれません。

来年フィルターを交換する際はフィルターのアップグレードを検討しています。

決して悪い商品ではないので空気清浄機をまだ置いていない部屋用に増設したり、贈り物としてプレゼントするのもいいかもしれません。

またスマホアプリと連動することでスマートホーム化ができます。

外出先からスマホのLTE回線で空気清浄機の電源を入れ、モードのコントルールができる他、毎日使用する時間を空気清浄機が記憶し、時間になると自動的に電源がオンオフされます。

スマートホーム機能に関しては日本企業が苦手な分野でもあるので最先端のテクノロジーをXiaomiの空気清浄機で体験することができるでしょう!

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