携帯型3Dサラウンドシステム『XPUMP』を買ってみたのでレビューします

xround

日経トレンディにて2017年にヒットしたものの1つに「クラウドファンディング」 がノミネートされていました。

私も今年クラウドファンディング初デビューし3つほど出資してみましたがその中の1つ。

『XPUMP』が先日届いたのでレビューします。

目次

XPUMPとは?

XPUMPは名刺の1/3のサイズで有線スピーカー、有線イヤホンで使用ができます。

 

各種のオーディオ(パソコン、携帯電話、テレビ)などとスピーカーやヘッドホンの間にXPUMPを繋げるだけで、Embrace Audio LabのXROUND™ デジタル信号処理技術によって、XPUMPでは臨場感のある音に包まれる体験を味わえます。

世界一コンパクトな3DオーディオホームシアターXPUMP世界一コンパクトな3DオーディオホームシアターXPUMP

昔の音声強化技術は2Dサウンド強化でしたが、XPUMPが特許取得した計算技術XROUND™では音声を3Dサウンドフィールドにシミュレーションして、深さと広さがある全景サラウンドサウンドを創り出すことができます。

と少し難しいことを書きましたが、簡単に説明すると

家にあるスピーカーやヘッドホンなどをお金をかけずにグレードアップさせることができる

臨場感がアップ! これ以上スピーカーを買い足す必要はなくなる

というものです。


XPUMPはもともと米国のクラウドファンディングサイトのKickstarterでローンチされて開始後わずか8時間で目標金額を達成した商品です。

その後日本のクラウドファンディングサイト『Makuake』にて発表され私もこちらで12,000円くらいで購入しました。

Makuakeの商品リンクはこちらです。(商品の仕組みなどが解説されています)

2017年12月29日現在、同サイトで14,600円でまだ発売されていますが登録が面倒だという方にはアマゾンでも購入が可能です。

XPUMPを開封してみます

PVは欧米人が出てくるためXPUMPはアメリカの会社の商品かと思っていました台湾のXROUND社製のようで荷物は台湾から直送されてきました。

この手法はSamsungやDJIが最近よくやっておりグローバル市場を狙ったやり方ですね。

ダンボールを開けるとXPUMPのパッケージが出てきました。

このパッケージが面白く、外箱のプラスチックケースと中の箱を横に少しスライドさせると電波の模様が動き色が変わります。

 

これまで買ってきた商品にこんな遊びゴコロを見たことがなかったので少し感心してしまいました。

中身をとりだすと本体が入っている箱と付属品が入っている箱の2つに分かれます。

 

こちらが中身一式。
非常にシンプルな構成になっております。

取説は日本語でも書かれておりました。

「中身が入ってるの?」 と思うくらい本体は軽く、一昔前のUSBスティックやMP3プレイヤーみたいな形状です。

 

本体はバッテリーを搭載しており付属のUSBケーブルを使い充電します。

アマゾンプライムビデオをプレステ4で見た際にXPUMPを使ってみました。

接続も簡単でプレステ4のコントローラーを充電するUSBポートにXPUMPを差し込みラインアウトからスピーカーに繋ぐだけで音が出ました。

テレビ側のラインアウトからもXPUMPを繋いで音を出すことができますがプレステ4でBlu-rayやゲームを楽しむ場合、プレステ4のUSBポートに直挿しした方が音が良かったです。

Xpumpのサラウンド効果はどんな音がするのか?

 

XPUMP本体には、

  1. ヘッドホン/イヤホンで聞くモード
  2. スピーカーを通して聞くモード

の2種類があります。

ヘッドホンとイヤホンで聞くモード

1のヘッドホンとイヤホンで聞くモードですが明らかにヘッドホンで聞いた方が違いがはっきりわかります。

ちなみにヘッドホンはBOSEのQC35と12ドライバー搭載のBluedio UFO Plusを持っていますがQC35で聞いた方が音の分離が良くクリアに聞けたのでヘッドホン、イヤホンでも相性があるようです。

ヘッドホンで音楽を聞くときに最もXPUMP効果が実感できるのはライブ音源です。

感覚的ですがXPUMPをオンにすると奥行き感が再現されるのです。

驚いたことにXPUMPのスイッチをオレンジのモードにさせると観客の拍手の音が斜め後ろから聞こえ、会場のスピーカーの音が天井や壁に当たってはね返ってくる音まで聞き取ることができました。

目を閉じるとライブ会場にいる感じ、、、、、とまでは言い切れませんが定位感が増しライブ音源の再現性に非常に優れていると思います。

ちなみにスタジオ音源を聞く場合でも艶やかな音になりますが、ミドルからハイトーンのあいだの音域が若干引っ込み違和感を覚えるかもしれません。

しかし、しばらく聞いてると慣れてくるはずなのであまり気にする必要はないかもしれません。

スピーカーを通して聞くモード

映画やゲームを見るときのスピーカーは現在、ロジクールのZ623という2.1chスピーカーを使用しています。

\楽天ポイント4倍セール!/
楽天市場

安価ながらもTHX対応でコンパクトながら強力なウーファーを搭載した機種でそのまま使っても満足していましたがXPUMPをあいだに嚙ますことで「本当に同じ機種?」と疑ってしまうくらい音が変わります。

現在6畳ほどのリビングルームでロジクールのZ623を使用しておりXPUMPを使うとサラウンド効果のせいなのか不思議と広い部屋で聞いている感覚になります。

ただし、商品の紹介ページにのっているような背後からの音に関してはまだ感じることができていません。

スピーカーモードでの使用に関してはちょっと誇大広告かなと思うところがありましたがサラウンド感はしっかり出ているのでまあ及第点ではないでしょうか。

映画はスピーカーモードでまだ1本しか見ておらず、ヘッドホンモードでの映画に関しては、まだ試せていないのでもう少しいろいろ試した上で追記してまいります。

マルチドライバー搭載のヘッドホンや7.1chのホームシアターを実現するにはそれなりの費用がかかります。

XPUMPは12,000円〜24,000円くらいで売られているのでお金をかけずに疑似サラウンド環境を作り出すことができる夢のガジェットだと思います。

コンパクトで軽量なので旅のお供にも最適です。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • マイク付きのヘッドセットを使う場合はマイクの機能も同時に使えるのでしょうか

    • コメントありがとうございます。
      Xpumpを装着した状態で試したところマイク機能も同時に使えました。

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次