今年も富士総合火力演習の時期が近づいてまいりました。
今回の記事は2016年に富士総合火力演習に行ってきたときの記事をリライトしたものです。
富士総合火力演習のチケットをゲットした!
毎年8月に静岡県の富士駐屯地で陸上自衛隊が総合火力演習というイベントを行っているのをご存知でしょうか?
私の勤務している会社はこの富士総合火力演習に協賛しているのですが、ラッキーなことで車内抽選の結果何と2016年8月27日に開催の総合火力演習のチケットをゲットしました。
私の場合は運よく会社からチケットをもらいましたが、通常一般の日人が富士総合火力演習に行くためにはハガキかインターネットで応募しなくてはならないようです。
総合火力演習のチケット当選倍率は29倍!
毎年人気があるイベントのため、総合火力演習のチケット倍率は29倍と言われています。
私の場合、社内の抽選で当たりましたがチケットがゲットできてラッキーでした。
総火演ってどんな演目をやるの?
ひとことに、総火演がどんなイベントかというと・・・
戦車や戦闘機、ヘリコプターが富士山の麓に一堂に集結!
- 実弾を撃って撃って撃ちまくる。
- 戦車の大砲から弾がバーン!
- アパッチが低空飛行して機関銃をぶっ放す!
- パラシュートで人が着地
など普段見ることができないものを多く見ることができるイベントです。
日本国内では警察官以外の職業が拳銃を所持する事は認められておらず、銃どころか大砲、ミサイルの発射なんて日常生活では滅多にお目にかかる事は出来ません。
ちなみに昨年はオスプレイが演習に現れた事で話題になりました。
爆風や大砲発射の迫力はどんなものなのか、五感をフルに働かせて楽しんでこようと思います!
2016総合火力演習に行ってきた感想
本日、富士総合火力演習に行ってまいりました。
普段映画の中でしか見れない戦車、ヘリコプター、戦闘機そして重火器の数々に圧倒させられました。
富士総合火力演習(そうかえん)に今回初めて行きましたが天候はあいにくの曇り空。
内容に関しては、只々「素晴らしい」の一言に尽き、日本の平和維持のために自衛隊員の方の頑張りに感動させられました。
総合火力演習はどんな内容だったのかはYouTubeで検索すると見つかると思いますのでそちらを参考にしてみてください。

しかし、少し言い方が悪いですが今回の内容は『防衛ごっこ感』が強く本当に有事に巻き込まれた際に今回の作戦通りに動けるのか懐疑的な見方しかできませんでした。
どういうことかというと仮想の敵と戦っている(防衛している)という設定のため反撃されるというシチュエーションがありませんでした。
これに関して戦後日本は侵略された経験がなく、攻める軍隊というよりも自衛のための軍隊なので難しい問題かもしれません。
今回は外国の軍隊が島しょ部へ侵攻してきたのに対して自衛隊が奪還作戦を展開。
明らかに中国軍を意識した演習でした。
今回は演習でしたが中国軍が我が国の島しょ部に膨大なリソースを投入し侵攻してきた場合、本当に対抗できるのか疑問が枠展開でした。
これを見るとやっぱり憲法9条は改憲すべきと誰もが思うことになるでしょう。
今回は来年、富士総合火力演習(そうかえん)に行く方のためにアドバイスをいくつかしておきます。
富士総合火力演習の会場へのアクセスについて
富士総合火力演習は駐車場付きチケットに当選した方以外、マイカーでの来場は禁止されています。
チャリやバイクでこっそり行けばいいやと思うかもしれませんが防衛省のホームページを見るとチャリやバイクでの来場もダメだと書かれています。
ではどうやって会場入りするかというとJR御殿場駅から出発している有料シャトルバスに乗って会場に向かうことになります。
という訳で遠方から自動車で来る方は、JR御殿場駅付近の駐車場に車を停める事を考えるでしょう。
しかし、御殿場付近は田舎で駐車場がほとんどないため駐車場を探すのを苦労するかと思います。
また当日は日本各地から多くのミリタリーファンが押し寄せ、御殿場市内の駐車場はおろか、どのホテルの宿泊予約も満室状態となります。
事実、これまで富士総合火力演習に行ったことのある方のブログなどを読むと、朝の6時の時点でJR御殿場駅付近の駐車場は満車となるようです。
どうしても御殿場駅付近で駐車をしたいなら東名御殿場インターを下りてすぐの小田急バスターミナルのタイムズ駐車場に置いてタクシーで御殿場駅駅へ向かうといいと思います。
しかし、こちらの駐車場も満車になるのは時間の問題だと予想されます。
少し遠くなりますが今回、私はJR沼津駅付近の駐車場にマイカーを置いてJR富士御殿場線に乗り、御殿場駅まで向かいました。
朝8時の御殿場駅、シャトルバス乗り場の様子を撮りました。
写真の角度が悪いですがシャトルバス乗り場の行列はこの時点で長く、富士山登頂時の山頂手前の渋滞かと思うほど、つづら折りに並ばされました。
バスは頻繁にくるので長く待たされることはありませんでしたが、この後どうなったかは分かりません。
富士総合火力演習 シャトルバスとタクシーの料金比較
2016年8月27日の富士総合火力演習のバスチケットは往復で1100円でした。
タクシーで会場に向かうと3000円前後で行けるので人数によってはタクシーで快適に行くのも悪くはないかもしれません。
帰りのシャトルバスは激混み 少し早めに切り上げて帰るべし!
総合火力演習が始まる前は、来場者は少しずつ会場に集まって来ますが、演習終了と同時に一斉に人が帰り出しシャトルバスで帰るまで2時間待ちになる事もあるようです。
演習終了の混雑回避をするためのコツとしては、残念ですが12時で演習終了の15分くらい前に席を立てばバスを待たずに比較的スムーズに帰れます。
ちょっと残念ですが最後見れなかった所は、誰かがYouTubeにアップしているはずですので、そこで補填するといいでしょう。
演習は12時に終了しました。
富士総合火力演習に初めていく人にオススメの持ち物
そうかえんが終了する少し前に突然、雨が降り出し傘や雨ガッパを持ってきていない人はずぶ濡れになっていてかわいそうでした。
そうかえんの会場は富士山のすそ野。
天候が変わりやすくいつ雨が降るか予測しづらい場所にあります。
今回は、富士総合火力演習に初めていく人にオススメの持ち物を紹介します。
耳栓
砲撃の音がとにかく凄い!
爆音ではありません。轟音という表現が正しいでしょう。
この轟音が体の芯まで響き演習をみ終わった後には、どっと疲れが出て来ます。
砲撃の音を文字通り生で思いきり体感したい人には不要かもしれませんが、衝撃音にビックリしたくない方はもって行ったほうがいいです。
特に旦那さんや彼氏に無理やり連れて来られた女性の方!
女性は、富士総合火力演習なんて特に興味がない方が多いはず。
彼氏や旦那さんに行きたくもないのに無理やり連れてかれるパターンではありませんか?
また長時間、大音量で音を聞いたり、振動を浴び続けるとものすごく身体が疲れてくるはずです。
耳栓は100円ショップで買えるので1つ持っていくと意外と便利です。
クッション
観覧席は原則ベンチです。
スタンド席でもシート席でもそうですが長時間座っていると疲れてきます。
直で座るのもいいですが、ちょっとしたクッションがあると便利です。
熱中症、日焼け対策グッズ
天気がいいと結構暑いです。
それだけでなく総合火力演習の会場は富士山の裾野で時期的に紫外線も多いので必須です。

カッパ
降水確率が0%ならいいですが会場は山で天気が変わりやすいです。
今回もそうですが終盤で雨が降ってきてカッパを持ってない人はビショ濡れでした。
演習中は傘をさすと後ろの人が見にくくなるため傘さしは禁止です。
双眼鏡
双眼鏡があれば砲撃が的にどんな感じに当たったか分かります。
ちなみに的は近いものでも1km先のものが多いです。
またパラシュートの降下訓練の時など上空を見るので天気によってはサングラスがあると便利です。
カメラ、ビデオカメラ
ミリタリー系に興味が無くてもSNSにアップしたり写真を撮りたくなるはずです。
YouTubeやフェイスブックなどのライブ配信は特に禁止しされていないのでライブ動画を公開すれば多くの人の目にとまること間違いなしです。
ちなみに三脚を立てると自衛隊員に注意されるのでやめておきましょう。