2ヶ月前に買ったHuawei MediaPad M5 Proが非常に快適でYouTube、Amazonプライムビデオをはじめとする動画サービス、電子書籍の閲覧、ゲーム、ブラウジングなどでほぼ毎日使用しております。
MediaのためのPadと直訳になってしまいますが、ハイスペックな性能と使いやすさで他社のタブレットを凌駕する性能で満足。
今年買ったベストガジェットトップ5に間違いなくランクインしそうな予感がします。
MediaPadには8.4インチのM5と10.5インチのM5 Proの2種類のモデルが存在しますが私は迷った挙句、M5 Proを購入しました。
本来なら軽量な8.4インチの無印M5の方を選びたいのですがM5を購入した理由は・・・
・4スピーカー搭載
・拡張性に優れている(純正キーボード+デスクトップモードが使える)
という点に惹かれたからです。
今回はHuawei MediaPad M5 Proに純正キーボードを取り付けたらHuawei MediaPad M5 ProがSurfacePRO並に便利になってしまった
という話を紹介します。
あらかじめ補足しますが、これは決して誇大広告なんかではありません。
前回レビューしたMediapad M5 Proのはこちらを参照して下さい。
純正キーボードはどこで買える?
日本にはファーウェイの日本法人があるためMediaPadはどの国よりも安く購入することができます。
でもMediaPadは普通に買うことができるのに何故か純正キーボードは海外しか発売していません。
私の勝手な予想ですが、答えは日本ではファーウェイの超薄型ラップトップのMateBook X Proを売りたいからだと思います。
実際に純正キーボードを使ってみた私の見解ですがHuawei MediaPad M5 Proの純正キーボードを日本で販売すると
「MateBook X Proの市場と競合してしまうのではないか?」
と思うほど純正キーボードは完成度が高いです。
先に書いた通り、もしどうしても純正キーボードを使いたいという人は海外通販で個人輸入するか中国の深センあたりに行って買い付けてくるかの2択しか方法しかありません。
海外通販で買うならE-bayかAliExpressでゲットすることができますが今回私はAliExpressで購入してみました。
ところでHuawei MediaPad M5 Proですが別に純正キーボードを買わなくてもAmazonで普通にフィットするBluetoothキーボードがいくつも売られているのをご存知しょうか?
いろいろなBluetoothキーボードがあるなかで純正キーボードの何がそんないいのでしょうか?
その理由を説明する前にまずは純正キーボードの開封の儀をおこないます。
Huawei MediaPad M5 Pro純正キーボード開封の儀
今回、私はAliExpressのショップから約13,000円で購入し、2週間程度で商品を受け取ることができました。
たかがキーボードに13,000円は少々高いですが、今後値下がりされてくることに期待したいですね。
早速開封していきます。
まずこちらが化粧箱です。
元々、中国国内でしか売る気がなかったのでしょうか?
化粧箱は簡単なアルファベットと中国が並んでいます。
開封してみました。
「Oh My Gash !How Beautiful!」
と海外のユーチューバー見たく叫びたくなりましたが
「あれ? たったこれだけで13,000円なの?」
と、自分のお金の使い方に一瞬後悔してしまいました。
取説も紙ペラ1枚。
いろいろ説明が書いてありますが要約すると
「無理な使い方はするな」
程度の内容です。
某リンゴ社のシンプルで洗練された取説とは裏腹に、よく言えばシンプルなのですが悪く言えばやる気のなさというか、テキトーさが伝わる取説が入っていました。
純正キーボードの質感は本体に付属してきた本体ケースと同じ感じでした。
ちなみにカラーは2色展開しており、私の買ったグレーと、背面がブラウンでキーボード面がホワイトの物もあります。
ちなみに後者のほうが若干お値段高めです。
合体させてみます。
背面のカバーが鋭角に折れ曲がりそのままキックスタンドとして機能します。
キーボードの色といい雰囲気はSurface Proのようですが違いはキーボード使用時の角度です。
Surfaceのキーボードはスロープ状とから水平状態へと切替(調節)が可能ですがHuawei MediaPad M5 Proの純正キーボードは水平状態にしかできません。
外出先で膝の上で作業するときなど、角度調節ができないため少しだけ使いにくいかもしれません。
純正キーボードの良い点はBluetoothではないとういう点につきます。
バッテリー式でBluetooth式のキーボードだといざ使いたいときにバッテリー切れというシチュエーションになり兼ねないし、キー入力時の遅延などの問題もあります。
Huawei MediaPad M5 Pro純正キーボードを購入してみた感想&まとめ
Huawei MediaPad M5 Pro純正キーボードを使ってみた感想は結論から書くと
「購入してよかった」
です。
まずHuawei MediaPad M5 Proと競合する製品としてipad Proが挙げられ、Huawei MediaPad M5 Proとどちらを購入しようか迷っている方も多いと思います。
ipad Proとipad Pro用純正キーボードのセット購入を検討しているならMediapad M5 Proを買ったほうが後々後悔しないと私は思います。
まず、ipad Pro用のキーボードも鍵盤の角度はMediaPad M5 Pro純正キーボードと同じ水平角度ですがipad Pro純正キーボードとの一番の違いはトラックパッドの有無です。
上の商品リンクをみてわかると思いますがipad純正キーボードにはトラックパッドがついていません。
そのため資料作成、とりわけMicrosoftのWordやExelを使う際、範囲指定を行う時など、都度画面をタップする必要がありキーボードは文字を打つためだけの道具になってしまいがちです。
そのため普段使用しないときは外しておいて気がつけばいつの間にか使わなくなっていたという状態になりかねません。
それに対し、こちらがMediaPad M5 Proの純正キーボードの写真です。
トラックパッドはもちろんのこと音量、照度、ホームボタン、Ok Googleボタンなど操作に必要なボタンは一通りついているので必要な作業はキーボード上でほぼ完結できるので本体画面を触るということは、ほぼなくなりました。
また、本体をデスクトップモードにすることでノートPCライクに使えるようになるのでMediaPad M5 Proがラップトップになったかのような錯覚を覚えます。
デスクトップモードについての解説はこちらのYouTube動画を参考にして下さい。
打鍵感について
非常に打ちやすく、気持ちがいい打鍵感です。
これまでいろんな中華タブレットやラップトップを試してきましたが、キーを深く、最後まで押し込まないとしっかり反応せずエラーになってしまうという商品を何度も経験してきました。
その代表格のレビューがこちら
買ったのはいいけど打鍵のレスポンスが悪く、能率が低下→売却といういつもの流れになるかと思いましたがMediaPad M5 Proの純正キーボードは最後までキーがそれぞれ独立しているタイプのキーボードなので、打った感じもしっかりしています。
本業の方で会社からSurface Pro4を支給され毎日使っていますが打鍵感に関して同等に感じました。
音は多少カタカタしますが静音。個人的には「打ってる!」て感じのするちょうどいい音です。
英字配列について
私はMacbookのUS配列キーボードを普段使用しているのでそれほど困っていません。
現在Google日本語入力を使用していますが、日本語→英文字へ切り替えは、
Altボタンで切替え可能です。
WindowsのようにCtl+Cでコピーができたりとショートカットキーは共通のものが多く、すんなりと受け入れられることができると思います。
トラックパットについて
タッチパットには違和感はありません。
しかし、ドラッグ&ドロップができなかったり、マウスの右ボタンに相当する操作ができませんでした。
もしかしたら、やり方があるのかもしれませんがよくわかりませんでした。
2点タッチにも対応しており画面の上下はMacみたく2本指で操作することができました。
ただし、3本指以上の操作はできませんでした。
トラックパッドを使っていて一つだけ残念なことは、2本指による上下スクロールをする際に、上下操作を変更できない点です。
どういうことかというと、画面を下にスクロールするには、2本指で下から上にスライドすることで下方向にスライドできます。
私の場合、MacBookで画面を下にするにはトラックパッドを2本指で上から下方向に設定しているためMediapad M5 Proを使用するときに慣れ親しんだ操作が逆パターンになるため少しストレスを感じます。
逆パターンに設定変更ができればいいのですが今のところその方法を見つけることができません。
前者のトラックパッド操作で普段使用している方には全く問題ないでしょう。
まとめ
純正キーボードをつけることでMediaPad M5 Proでできることの幅がさらに増えます。
もともとM-Penというスタイラスも標準で付属しているのでポテンシャルは高い方ですがMediaPad M5 Proはプライベートから仕事までマルチに対応してくれる素晴らしいAndroidタブレットだと思います。
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