「長時間、座りっぱなしの姿勢が身体に悪影響を及ぼす」
この考え方は、ここ数年トレンドになりつつあり近年、IT業界をはじめとする多くの企業でスタンディングデスクが導入されるようになってきました。
長時間座ってのパソコン作業やデスクワークは腰痛、肩こりや頭痛の原因になるだけでなく、糖尿病や脳卒中などのリスクも高まると考えられております。
北欧ではスタンディングデスクの導入率がほぼ100%に近く、中でもスウェーデンでは、労働者の健康保護の観点から約75%もの企業で既にスタンディングデスクが利用されているようです。
日本では立って仕事をするという感覚がまだ浸透していませんが、海外ではスタンディングデスクを用いて仕事をするというのが一般的ということが分かります。
今回は日本でも購入することができる電動昇降スタンディングデスク
「FLEXISPOT E3」
をLOCTEK様より商品提供していただきましたので紹介してまいります。
LOCTEK様にはこの場を借りて御礼申し上げます。
あなたは1日何時間座っていますか?
長時間座りっぱなしの弊害としてもっとも有名なのが「エコノミークラス症候群」ではないでしょうか。
長時間狭い場所に同じ姿勢でずっと座り続けると血栓ができ、これが脳に入ることで死を招く病気です。
世界20の国や地域で平日に座っている時間を調査した結果、なんと日本は世界でもっとも長い7時間という結果もあるそうです。
世界の平均が5時間というのですから、いかに日本人が座りすぎかがわかります。
先にも書きましたが長時間座ってのパソコン作業やデスクワークは腰痛、肩こりや頭痛の原因になるだけでなく、糖尿病や脳卒中などのリスクも高まると考えられております。
そこで着目されたのが欧米諸国ではスタンダードだった「スタンディング・スタイル」。
基本的に立って仕事をすることで、座ったまま仕事をするよりも作業パフォーマンスを高めるとされるワークスタイルです。
スタンディングデスクを利用するといいことばかりです
カロリーをもっと燃やし心血管疾患を防ぎます。
立位・座位交換により集中力も上げられます。
立っての作業は、首、背中、お尻の筋肉を使います。
これにより筋肉が弱くなることを防ぎます。
長く座ることで血流が邪魔され、足と足の関節が不快に膨れます。
立って作業することで血流が促進され代謝がアップ!
スタンディングデスク導入で仕事の効率アップ
座りっぱなしで仕事をしていると、ついつい眠気に襲われたり、ダラダラと仕事をしてしまう傾向にあります。
立って仕事をすると、座っている状態よりも体がコリにくく、眠気を感じにくくなるはずです。
また立っての作業は思いのほか疲れるはず。
脳が無意識にこの疲れから早く解放されるべく脳がフル回転し良いアイデアもひらめきやすい気がします。
実際にスタンディングデスクを使用した人は通常のデスクの場合に比べて46%も生産性が改善したという研究結果もあるそうです。(FlEXISPOTサイトより引用)
そんなわけでスタンディングデスクを導入している企業が少しずつ増えてきているようです。
スタンディングデスクを導入している企業
日本国内では下記の企業がスタンディングデスクを導入しているようです。
1 アイリスオーヤマ
2 サイバーエージェント
3 楽天
4 マニュライフ生命
5 日本マイクロソフト
普通の事務机と比較し電動スタンディングデスクは高価。
上場しているような企業でない限り社員全員に貸与させることは、まだ難しいかもしれません。
一方、世界では有名企業が続々と電動スタンディングデスクを取り入れています。
FLEXIESPOTの電動昇降スタンディングデスクは、下記の企業と業務提供し商品を供給しています。
アマゾン、ウォルマート、ebayなど誰もが一度は耳にしたことのある有名な企業ばかりです。
FlexiSpot昇降デスクは座る姿勢と立つ姿勢を交互にとりながら、より健康的に、より効率的にデスクワークを行うことができます。
- ボタン一つで好みの高さに調節可能
- 高さを記憶させることができる
- アラーム機能搭載
組立
このたび、LOCTEK様よりFLEXISPOT E3の商品提供を受けました。
手動式の昇降スタンディングデスクも売られていますがハンドルを手回して高さ調整する必要があります。
手動式も悪くはありませんが使っているうちに高さを変えるのが面倒になり、高い状態か、普通の状態のどちらかを常にキープして使い続けることになるでしょう。
FLEXISPOT E3は電動式。指先一つで高さを変えれるので使ってて面倒ではありません。
FLEXISPOT E3をさっそく開封し、組み立てていきます。
天板と脚の部分の2個口で到着しました。
佐川急便のドライバーさんが大きな荷物を持ってきてくれたのですが脚の部分のパッケージ重量は35.4kgでとても重たかったです。
こういった大物商品は店舗で買うと持ち帰りが大変なのでやはり通販で買うのがベストです。
通販があるいい時代に生まれて本当に良かった。
箱を開封してみました。
まずはしっかり取説を読まないと完成しません。
当然ですが、組み立て方は日本語で書かれているので迷うことなく作れます。
3種類のネジと六角レンチが付属していました。
一人暮らしで組み立て工具がない人でも安心して組み立てることができますがインパクトドライバーがあればもっと効率よく組み立てすることができます。
まずは脚から組み立てていきます。
続いて電源ユニットをデスクに仕込んでいきます。
すでに組み込んでしまった後の写真なのでわかりにくいかもですが電源ユニットは配線はカプラージョイントのため工具は不要でした。
FLEXISPOTは天板の色を4色の中から選択することができます。
- マホガニー
- メープル
- ブラック
- ホワイト
天板サイズは120×60。
天板のカラーはホワイト。
マホガニーもいいのですが何となく宴会の時に使う長テーブルみたいな印象なので白を選びました。
将来カラーに飽きたり、天板が汚れてきたら壁紙テープを貼って気分を変えるのもいいかもしれません。
天板の下面には脚部をねじ止めするための穴が最初から空いておりとても組み立てやすかったです。
天板と昇降コントローラーをインパクトドライバーでネジ止めしていきます。
完成しました。
開封から完成までの所要時間は約50分。
1人でも組み立てできますが、各パーツが重たいので妻に手伝ってもらい完成させました。
普段からDIYをやって慣れている、インパクトドライバーの有無などでFlLEXISPOTの組み立て時間が変わってきますが特に難しいところはありませんでした。
FLEXISPOTが完成したのでさっそく試運転
デスクの右横に昇降コントローラーがあり高さを調整することができます。
左に「116」と表示されていますがこれがデスクの高さを表します。
上下ボタンで昇降調整
Mマークを押すことで高さを3パターン記憶させることができます。
Aボタンはアラームをセットすることができ、そろそろ座りすぎかな?というタイミングでお知らせをしてくれます。
step
1高さ最高120㎝から
step
2最小60㎝まで対応
スタンディングデスクに合わせて回転椅子も購入しました。
しばらくしたら椅子をバランスボールに置き換えるのもいいかもしれません。
FLEXISPOTをカスタマイズする楽しみ
アマゾンにてLEDテープライトを購入し取り付けてみました。
テープライト2m分で約1,200円で購入できました。
いろんな色に変えることができるのでその日、その時の気分で変えていくと楽しいかもしれません。
ついでにケーブルタップをデスクの天板下に取り付け。
これで電源管理が楽になりました。
FLEXIESPOTのある生活
実際にFLEXISPOTを使った生活がどんなものか想像できない方もいるかもしれません。
今回は電動スタンディングデスクを使用した日常の場面を写真に撮ってみました。
(随時アップ予定)
ブログ執筆に
ゲーミングPC
ゲームをやっているとつい熱中してしまうあまり長時間、同じ姿勢で座り続けてしまいます。
立ちながらゲームをやるといつもより集中してゲームに取り組めました。
またHTC VIVEを使用しながらVRゲームを楽しみたいという方にとってスタンディングデスクは最善の選択だと思います。
なぜならHTC VIVEを楽しむには、姿勢や手の位置を検知させるためにトラッキングステーションを部屋に配置する必要があります。
立った状態で自分の胸の位置の高さにPCがあると操作を切り替える際など作業に導線ができ使いやすいと感じました。
プラモデル作りに最適
自由に高さを変えられて便利
LEGOの組み立てに便利
FLEXISPOTでLEGOのコピーブランドのLEPINを作っています。
子供の耳かきに便利
いつかこの趣味のことを書こうと思っていますが私は耳かきが大好きです。
自分のをやるだけでなく息子の耳かきをするのも好きで道具にこだわってしまいます。
FLEXISPOT E3の耐荷重は100kg。
電動昇降スタンディングデスクに子供を寝かせ自分が作業しやすい高さに調節。
かなり見やすく作業ができました。
まとめ
スタンディングデスクを使用する前は、立って作業しようが、座って作業しようが作業効率に影響はほとんどないだろうと考えていました。
ましてや、
「IT業界の意識の高い人たち向けのツール」
だとか
「儲かっている企業の節税対策のための商品」(経費で落とせるから)
だとも思っていました。
しかし、実際に自分で使用してみたところスタンディングデスクの合理性に納得してしまいました。
これは、実際に使用してみないと本当にわからないことです。
自宅にスタンディングデスクを導入したことで得られた最大の効果は
「長時間、集中力を保つことができるようになった」
ということです。
「ここからここまでやらないと座らない」
と自分と自分を追い込むことができます。
そのためダラダラ作業しようという気持ちは全くなくなり、使い始めたら作業が終わるまで集中力が持続。
結果、作業効率アップにつながりました。
また、座って作業すると肩が凝りダラダラしてしまうので会社のオフィスに持ち込みたくなりました。(残念ながら勤務先では私物の持ち込みを禁止されているので使えませんでした)
子供から大人まで家族全員が使えるデスクでした
デスクの高さは60㎝〜123cmまで調節が可能。
小学生で学習机を買ってから、中学生になると机を新調する家庭も少なくはありません。
男子は特に中学生になると身長が伸び、高校生になったら再び高さ調節を迫られるはずです。
電動デスクなら簡単に高さを変えられるので、成長期の子供でも都度ちょうどいい高さに変更でき、勉強がより捗るかもしれません。
理論的には小学1年生から大学卒業まで使用することができます。
いやそれ以上にモーターが壊れない限り生涯使い続けることもできるかもしれません。
また3人兄弟のいる家庭では3人それぞれに勉強机を買い与えていたらお金もかかるし、部屋のスペースもかなり占有されてしまいます。
これまで主流だった電動デスクはITOKIの「toiro(トイロ)」やオカムラの「SWIFT(スウィフト)」。
どちらも10万円(下手すると15万円)を超えのデスクですがFLEXISPOT E3は天板と昇降脚のセットで約6万円台とお得です。
家庭に1台あれば老若男女問わず家族全員でシェアできるコスパのいい机だと感じました。
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