w2018年秋にMate 20 Proが発売され一眼レフカメラに迫る画質がガジェットマニアのあいだで話題になっております。
私もご多分にもれず2019年3月2日にソフトバンク版のMate 20 Proを購入しました。
Mate 20 Proを購入する前まではGalaxy S8+を使用していましたが新しいMate 20 Proを使うたびに毎回感動させられます。
(背面は非常に滑らかな手触り。乱反射の輝きは高級感があります。)
基本的な性能、特徴、カメラ性能については先人達がすでに多くのブログで紹介しているので今回はMate 20 Proを使ってみて残念だったことを中心にレビューしていきます。
ズバリMate 20 Proを買って1番後悔したこととは・・・
衝撃的なタイトルですが製品には、おおむね満足しております。
結論から書きますがHuawei Mate 20 Proを買って何を後悔したのか・・・
それは・・・
「とんでもない時間泥棒マシンを買ってしまった」
ということです。
ネットの閲覧をはじめゲームなども読み込みが早く、アプリの切り替えがサクサク、おまけにカメラは最高と一切不満はありません。
買ってから毎晩つい遅い時間までいじってしまい睡眠不足になりそうです。
「おい!貴重な時間をどうしてくれるんだHUAWEI!」
こんな体験はGalaxy S8+やiPhone7を買った時はなかったことです。
そんな完璧と思わせるHuawei Mate 20 Proですが、さらに数日使ってみて良し悪しが分かるようになってきました。
今回はこれからMate 20 Pro購入を検討されている方のために、タイトルに通り主にネガティブなレビューを中心に感想を紹介していきます。
Galaxyよりも液晶のコントラストが控えめ
余談ですがMate 20 Proを買う前まではGalaxy S8+を使用していました。
S8+の画面の大きさが気に入りこれまで使っておりMate 20 Proにしたら画面サイズが小さくなると思っていましたが画面サイズは同等。
Mate 20 Proの側面はGalaxy S8+よりも薄くなっており軽量薄型化されていることに驚きました。
そんなMate 20 ProですがGalaxyと同様に有機ELディスプレイを搭載しています。
Mate 20 Proの場合、「BOE社」というメーカーのディスプレイを採用しておりディスプレイはサムスンとは味付けの違った発色をします。
私はGalaxy歴が長いため有機ELディスプレイといえばGalaxyの高コントラストでギラギラしたディスプレイが大好きでした。
Mate 20 Proも発色はもちろん綺麗なのですがGalaxyと比較して大人しめの発色をするのが残念でした。
これは有機ELディスプレイの焼きつきを抑えるためなのかもしれませんが個人的にはもっとギラついた高コントラストのディスプレイが好みです。
HUAWEI端末は買い時がわからん!
ファーウエイのスマホは過去にP8 Maxという大画面スマホを購入したことがありますが当時はまだ「中華スマホ」のレベルを脱しておらず、コスパが良いだけのAndroid端末と言った印象でした。
投稿が見つかりません。 投稿が見つかりません。 投稿が見つかりません。 投稿が見つかりません。あれから数年経ちファーウエイは今やサムスンに次ぐスマホシェアを獲得。
ずっと気になっていたスマホメーカーです。
しかし、
- Mateシリーズ
- P20 Pro
- P20 lite
- Novaシリーズ
- Honorシリーズ
など同じファーウエイ製品でもどれを選択すればいいか分からず、また年中新製品を出しているのでいつ買えばいいか分からずにいました。
ちなみに今回買ったMate20 Proはファーウエイのフラッグシップモデルという情報を聞いているので買って間違いないと思った矢先、まもなくP30が発表されるとのリークがあり大変困惑しております。
いつ買えばいいのか?
買いたい時が買い替えどきなのでしょうね。
ケースを選べない
もう最悪です。
新しいケータイを買ったら最初にやる事は液晶保護フィルムを貼ることとケースを買う事だと思います。
ところがMate 20 Proは最初からPUケースが同梱しているじゃありませんか!
これじゃ、ケース選びに悩む必要がなくて楽しみが1つ減ってしまうじゃないですか!
(本当は嬉しくて仕方ありません)
初めて開封した時に私はHUAWEIの「おもてなしの心」を感じてしまいました。
ちなみに液晶保護フィルムは同梱されていないので完全に自分で用意する必要があります。
私はこちらの保護フィルムを買いましたが貼り付けが難しく困っています。
Micro SDカードが使えない
Micro SDでスマホやタブレットの本体容量を補う製品が多いですがMate 20 ProにはMicro SDカードを使用することができません。
その代わり使うのがHUAWEIの独自規格であるNMカードで、このNMカードはSIMカードスロットの裏面にはめ込んで使用します。
読み込みが高速で大容量というメリットがありますが普及による量産化が進んでおらず、現状、市場価格は高いです。
さらにMNカードをPCで読み込むためには専用のカードリーダーが必要で両方揃えるとなるとかなりの出費となるはずです。
ソニーのように新しい規格を作り売り込もうとしているのはいいのですがMicro SDカードユーザーを切り捨てる姿勢には少し残念です。
大容量の動画やゲームをMate 20 Proに詰め込みたいという人にとっては必須のアイテムでMicro SDカードを完全に否定するものなので購入を検討されている方は事前に注意が必要です。
おサイフケータイ機能がついていない
iosやAndroid機の機種に問わず日本でスマホを販売するにはおサイフケータイ搭載はもはや必須というか当たり前になりつつあります。
ところがMate 20 ProにはNFCが搭載されているもののFelicaが使用できません。
では、このMate 20 Proに搭載されているNFC機能を何に使うかというとHuawei Shareという写真やファイルを送り合う機能のためにのみさ作用されるようです。
おサイフケータイ機能が登録されていないとは言うものの、近年はPayPayや楽天Payのようにバーコード決済という選択肢も増えたためコンビニ程度の買い物ではそんなに困る事はありません。
電子決済サービスはSuicaが国内首位を走っていますが現状、NFC(Felica)を搭載したスマホでないと使用ができません。
SuicaのヘビーユーザーにとってMate 20 Proは難しい選択と言えるかもしれません。
まとめ
重箱の隅をつつくという表現が正しいネガティヴなレビューでしたがいかがでしたでしょうか?
これまでAndroidはGalaxyが1番だと思っていましたが実際に使ってみてGalaxyと同等、いやそれ以上の満足度を感じました。
Galaxyはパードウェアで勝負していますがMate 20 Proを始めとするHUAWEIスマホはユーザーの事を第一に考えたソフトウェアで勝負してきている印象です。
HUAWEIが特許をパクっているなどトランプ大統領が言いがかりをつけて経済制裁をしています。
実際にiPhoneと比較しても遜色は全くなく、むしろ先進性すら感じてしまいトランプが焦るのもうなずける1台でした。
夜間撮影の比較
上がMi9で下がHuawei Mate 20 Proです。
明るさはMi 9が勝りますが所々にノイズが目立ちます。
Mate 20 ProはMi 9toと比較して若干くらいですがバランスがいい明るさでノイズも少ないところがいい。
ハードはGalaxy。ソフトウェアはHUAWEI。
久々にHuaweiのスマホを買い日本製のスマホとのレベルの違いに改めて驚かされました。
特に日本では技適とキャリアに守られている国なので同様な素晴らしい端末は当分作れないだろうと確信させられるほどです。
Mate 20 Proを使うと日本のスマホメーカーが嫌いになる事間違いなしです。
そうなりたくない方は絶対買ってはいけません。
コメント