2019年に入りメーカー各社がHUAWEI、Samsung、Xiaomiなどハイスペックスマホをリリースしています。
気になる商品が多いですが現状、各社は
- カメラ性能
- ハイスペックのチップセット搭載
- 折り畳み
などでしか差別化できないのが現状なのではないでしょうか。
またその他にスマホメーカーは高級ブランド、イベント、映画、アニメ、自動車メーカーなどコラボして独自性を見出そうと躍起になっています。
サムスンはGalaxyにバットマンモデルを投入。
HUAWEI Mate 20 Pro(RS)はポルシェとコラボ
こういったコラボをはじめとして、docomoは過去に「ジョジョの奇妙な物語」「エヴァンゲリオン」などとコラボしてスマホをリリースした実績があります。
任天堂がスマホを開発
先日、任天堂がスマホを開発しているというリークがあり、任天堂の強みを活かしたスマホはどんなものが完成するのかワクワクしてしまいました。
このリークと時を同じくして
「ワンセグ所持者に受信料支払い義務判決」
というニュースが流れました。
この瞬間何を思ったか、
「もし、NHKがスマホを作ったらどんな物ができるのか」
ということを妄想してしまいました。
考えれば考えるほど本当にありがちな
「NHKスマホ」
が頭の中で完成してしました。
今回は私の勝手な妄想にお付き合いください。
ぼくがかんがえた、さいきょうのNHKすまーとふぉん(小学生風)
企業のポリシーやアイデンティがどんな製品、サービスにも込められているものです。
公共放送とは
- 公共放送とは営利を目的とせず、国家の統制からも自立して、公共の福祉のために行う放送といえるでしょう。
- NHKは、政府から独立して 受信料によって運営され、公共の福祉と文化の向上に寄与することを目的に設立された公共放送事業体であり、今後とも公共放送としての責任と自覚を持って、その役割を果たしていきます。NHKホームページより引用
要約すると、NHKは一応、国営放送で受信料を元に幅広い世代に愛される番組をモットーに番組制作していますと書かれています。
そのためNHKが作るスマホはその企業体質から「誰でも使える」がコンセプトになるでしょう。
そのため、
「お年寄りスマホ」+「キッズケータイ」÷2 +iPhoneチックなデザイン
といった無難な物になるでしょう。
スペック
メーカー | NHK (京セラ or シャープがOEMただしメーカー、スペック非公開) |
キャリア | docomo |
ディスプレイ | フルHD液晶 5.8インチ液晶(JDI製 ただし非公開) |
解像度 | 1920 × 1080 |
SOC | Snapdragon 660 (ただしスペック非公開) |
メモリー | 3GB |
本体容量 | 16GB |
OS | NHK OS(Android 4.3ベース) |
価格 | 39,800円(税別) |
NHKスマホ部品構成の紹介
チップセットは安定のSnapdragon 660のミドルレンジ。
NHKスマートフォンの各部品は、NHKの公共放送という特性からメーカーがどこかは正式に公表せずに発売されることになるでしょう。
ただし、後日ガジェットフリーク達によって分解され内部の構成を丸裸にされるという運命までワンセットです。
メモリーはスマホの事をよく知らない職員が開発に関わり、コスト削減のため中途半端な3GB。
また本体容量も同じ職員が関わっているため16GB。
ただし、この本体容量に関しては、
スマホのことを知らないというよりか、ガラケーユーザーの上司からの口出しによりNHKスマホプロジェクトメンバーは渋々コスト削減の要求を受け入れることに・・・
トップダウンの意向に逆らえず渋々、本体容量を削減したという開発ストーリーが待ち構えていそうです。(これも非公開 だってNHKですから)
ちなみに容量をもっと増やしたい人はKindle Fireのように
「Micro SDカードを使えばいい」
という内容で落としどころがつくのではないでしょうか?
恐怖のNHKスマホの料金プランとは!?
本体の購入金額は39,800円(税別)
安くも、高くもない微妙な金額というところがポイントなのです。
端末は原則、docomoショップにて購入できますが、
端末代金は何と、NHKの受信料と同じ講座から引き落とす事が出来るのがポイントです。
このNHKスマホ端末をリリースする真の狙いは、
「放送受信料を払わない人からいかに代金を徴収するか」
を目的として作られており、ラジオ機能、ワンセグ機能をもちろん搭載しています。
年収の低い世帯ほどゴネて受信料を払いたがらないものです。
そんな家庭は高級機種を買うお金がなくとりあえず、
「そこそこのスペックのNHKスマホを購入」
↓
「受信料の徴収」に結びつけるという一石二鳥の役割を持ったスマホなのです。
ちなみにこちらが(仮称)NHK OSのUIイメージです。
NHKが提供している番組をみたいときにすぐに見れるようなUIになっています。
気になる料金プランは?
- 2年縛り契約で一括0円。
- 受信料6ヶ月間無料。
その他に購入後60日間は、NHKスマホと自宅の放送受信設備でNHKプレミアム会員費無料オプションに加入することができます。
これは、うっかり解約忘れのユーザーから料金を徴収するというビジネスモデル。
国内キャリアは現在、一括0円、通信料で端末代を回収するというビジネスモデルは総務省により原則規制されています。
しかし、NHKに関しては総務省とズブズブな関係のため見て見ぬフリ。
とまあこんな感じの端末になると妄想してしまいました。
まとめ
この記事を読んだあなた!
今日はエイプリルフールではありません。
果たして誰がこんなスマホを持ちたがるのか?
私はほしくありません。
しかし、社会人を10年以上やっている私はこういった開発場面に出くわしたことがあります。
全てとは言いませんが、最近の日本家電には魅力のある商品が少ない背景には日本人がこうやって開発しているからダメになってしまう可能性もなくはないはず。
以上、私の勝手な妄想でした。
異論がある方はコメントへどうぞ。
(以下、お薬を飲めは禁止です)
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