数年前にスマートウォッチが発売されましたが今や生活に欠かせないツールとなっております。
高級時計もいいですが「時間を知るため」「権力誇示」以外に使い道がなく、ただそれだけのために時計をつけているのはもったいない無い気がして仕方ありません。
次の( )に当てはまる言葉を埋めなさい。
- iPhone-Apple Watch
- Galaxy-Galaxy Watch
- Mate 20 Pro- ( )
ガジェット好きの方には簡単に答えられると思いますが答えはHuawei Watch GT。
フラッグシップモデルのスマホと対になる商品として各社が様々なスマートウォッチやウェアラブルバンドを開発しています。
今回はファーウェイの最新スマートウォッチ「Huawei Watch GT」を紹介します。
スマートウォッチ好きの私がHuawei Watch GTを購入した理由
スマートウォッチはこれまでApple Watch series2やサムスンのGear S3など様々な物を試してきました。
つい最近ですとシャオミのMijia クオーツスマートウォッチを購入しましたが個人的にベストな機種はApple Watch1強。
どんなに浮気をしても最終的に奥さんのところに帰ってくるみたいな感覚かもしれません。
今回、Huawei Watch GTを購入した理由は単純でiPhoneを使うのをやめてXiaomi Mi 9とHuawei Mate 20 ProといったAndroid端末を使うようになったからです。
またApple Watch最大の弱点はバッテリーが2日程度しか持たないこと。
USB TYPE Cやライトニングケーブルで充電できればいいのですが専用の充電ケーブルが必要。
外泊時にケーブルを忘れたりしたら翌日の夕方近くにはバッテリーがないということも・・・
また睡眠管理に「Auto Sleep」というアプリを使用していましたが
「いつ充電するの?」
とうぐらい限られた時間の中で充電せねばならず、充電が間に合わない場合はアップルウォッチをつけないで寝てしまうこともしばしばありました。
そんな中ある日、勝間勝代さんのブログを見て偶然「Huawei Watch GT」のことを知ったのです。
Huawei Watch GTのスペックと特徴について
1.39インチの大型有機ELタッチスクリーンを搭載
大型1.39インチの有機ELタッチスクリーンを搭載。
454*454ピクセル326PPI高精細で日差しの下でも見やすい仕様です。
超薄型で厚さ約10.6mm、高級感溢れるセラミックベゼル、ステンレスシェル、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)でコーティングされ、美しさと高い耐久性を実現。
長時間バッテリー
このスマートウォッチの最大のウリは1回の充電でバッテリーが2週間持つということです。(使用の仕方にもよる)
新開発されたデュアルチップを搭載。
独自のアルゴリズムより、電力消費をその時の状態に合わせ、ハイパフォーマンスモードと省電力モードを自動的に切り替えることで長時間駆動をを実現。
ハードに使っても2週間バッテリーを維持できます。
通常使用:14日
最大:30日
マラソンGPS稼働時:22時間
Huawei TruSeen 3.0搭載で高精度のライフトラッキングが可能
Huawei Watch GTにはファーウェイが独自に開発した心拍数センサーが搭載されています。
このセンサーはAIと6つの心拍数センサーにより高精度に心拍数を記録することが可能。
GPS、気圧計、コンパス搭載で幅広いシーンで使用できる
内蔵された3つの衛星測位(GPS / GLONASS / GALILEO)を同時利用し、より迅速かつ正確な測位できます。
また、コンパスと高度気圧計も内蔵しているので、登山やランニング、サイクリングなど、スマホなしでも単体で屋外使用が可能です。
Amazonより引用
そんなわけでHuawei Watch GTを購入しました。
Huawei Watch GTは2種類のカラーがあります。
スポーティーなブラックとラグジュアリー感があるシルバーですが私はブラックモデルよりも約3,000円高いシルバーモデルを購入しました。
開封
特に特徴のない外箱ですが本体はどのように収められているのでしょうか?
毎回この瞬間が楽しみです。
電子製品というよりも時計を買ったんだと感じさせるようなシンプル、かつ清潔感のあるパッケージ構成です。
こちらがファーウェイが開発したTru Seen 3.0のセンサーです。
左右のシルバーのドットは充電ドックとの接点です。
バンドのおもて面は人工皮革です。
「革バンドでガチの運動なんかしたくないよ」
と思うかもしれません。
安心してください。
裏面は完全なゴムバンドです。
表は人工皮革なのでビジネスでも問題なく使用でき、裏面はゴムバンドなのでフィットネスなど幅広いフィールド使用ができそうです。
ただし、一部のユーザーの間でこのバンドが原因でかぶれる人もいると勝間勝代さんのブログで報告が上がっています。
そんな方はステンレスベルトやNATOバンドに交換するのもいいかもしれません。
バンドサイズは22mmの物を購入すればはまるはずです。
こちらが意匠面です。
オメガのスピードマスターを想起させるブラックベゼルがカッコいいですね。
ちなみにこの部分はセラミックでできています。
シルバー部分はステンレス製で前面が鏡面加工で側面がヘアライン加工されています。
この感じはまさにステンレスのインゴットを切削して作ったような高級感を感じます。
Huawei Watch GTのウォッチフェイスの紹介
Huawei Watch GTの残念な点はウォッチフェイスが少ない、改造して追加することができない点です。
今後のアップデートやハッキングツールの開発が進みもしかしたら近い将来、自由にウォッチフェイスを作れる日がやってくるかもしれません。
Weather
いかがですか?
皆さんのお気に入りのウォッチフェイスありましたか?
私の場合、仕事するときは「Energy」で運動するときは「Excercise Ring」に切り替えて使っています。
どちらのウォッチフェイスも特性が異なるのに1つの同じ時計として使い回せる点がスマートウォッチの醍醐味ではないでしょうか。
追記
後日、文字盤が追加されました。
アップデート方法はこちら
ロレックスやオメガなど有名ブランドのウォッチフェイスを導入する方法はこちら
Huawei Watch GTの使用感
残念な点
- ウォッチフェイスが少なくカスタマイズ性がない
- ウォッチフェイスのディティールが甘い
- ネットワーク切断から復帰が自動でない(Huaweiスマホなら完璧?)
- 時計単体で音楽がきけない
- 決済サービスが使えない
性能に関しては概ね満足していますが上記5つが少し残念に感じました。
1.ウォッチフェイスが少なくカスタマイズ性がない
ウォッチフェイスですがカスタマイズどころか上記にアップしたウォッチフェイスの中から選んで使用するしか選択肢がありません。
以前、サムスンのGear S3を使用していましたがカスタマイズ性が高くおもちゃとしての要素があり楽しい一本でした。こちらと比較するとやはり物足りなさを感じてしまいます。
2019年4月30日追記
文字盤ダウンロードのアップデートがありました。
2.ウォッチフェイスのディティールが甘い
これもウォッチフェイスの問題です。
ウォッチフェイスのディティールが甘いというのをシンプルに説明するならば
「ウォッチフェイスが絵」
ということです。
時計を傾けても文字盤の中の光沢部分(光が反射している部分)が変化しないので「ウォッチフェイスがのっぺらとした感じ」という表現が合うかと思います。
そんな無茶を言うなと思うかもしれませんがGear S3のウォッチフェイスは時計の傾きによって文字盤の反射が変化したのでスマートウォッチに関してはサムスンの方が一歩上手といった印象です。
3.ネットワーク切断から復帰が自動でない(Huaweiスマホなら完璧?)
Huawei Watch GTの母艦にXiaomi Mi 9を使用しています。
スマホを置いてトイレに行ってデスクに戻ってくると時計と接続が切れていて自動的に再接続されません。
これはスマホとの相性の問題があり、もしかしたらファーウェイのスマホを使用すればスムーズに再接続されるかもしれません。
Mate 20 Proも保有しているので近々試してみたいと思っています。
4.時計単体で音楽がきけない 5.決済サービスが使えない
これに関してはもはやわがままといっても仕方ありません。
割り切って買いましょう!
しかしApple Watchならこの2つが容易にできるのです。
単体で音楽を聞くことはできませんが決済に関しては時計のバンドをWENA Wristに交換することで克服することができますね。
使ってみてわかったいい点
ポイント
- デザインがカッコよく一見スマートウォッチっぽくない
- 電池の減りか少なくて充電の手間から開放された
- 充電スピードも早い
- 睡眠データがしっかりしている
- 運動データがしっかりしている
- 気圧計、コンパス搭載でトレッキングにも便利
この時計を購入するにあたり重視したことはGear S3のような時計が欲しいと言うことでした。
現在、Galaxy Watchと言う名前で新モデルが発売されていますがデザインが大人しくなりすぎており、もう少し無骨さが欲しいと言うのが本音です。
デザイン重視やバッテリーの持ちなど総合的に検討したところHuawei Watch GTが候補に上がりました。
トラッキングデータが非常に精度が高くアドバイスが的確
Huawei Watch GTの特色は前述した「Huawei TruSeen 3.0」です。
こちらがある日の私の運動データです。
消費カロリーや心拍数がわかるのはもはや当たり前です。
「平均歩数」「歩幅(ストライド)」「脂肪燃焼(分)」「有酸素運動」「無酸素運動」
などの項目が表示されています。
これらはGarmin fenixのような最低でも4万円以上するスマートウォッチにしか搭載されていない機能です。
もちろんApple Watchでさえもここまで測定はできません。
私はランニングはやりませんが設定をチェックしたところマラソン好きな人に特化した機能が数多く搭載されており完全にGarminキラーな製品です。
追記
バンコクに旅行に行った際にプールでHuawei Watch GTを使ってみました。
水泳の泳ぎの効率「SWOLF」を計測でき改めてコスパを実感しました。
睡眠測定
アップルウォッチには睡眠に関するデータは有料アプリ「AUTO SLEEP」を導入しなければ測定することができませんがHuawei Watch GTには標準でついています。
(時期のAppleのWatch OSには睡眠測定機能が搭載されるようです)
睡眠の質を数値化し200種類以上の睡眠のアドバイスをしてくれます。
この睡眠についてのアドバイスですが、ファーウェイが勝手にアドバイスしているわけではなくインテリジェント睡眠統計の権威ハーバード大学大学院と共同で開発しているものだとか。
どうやって測定しているのかわかりませんが睡眠時の
「呼吸の質」
についても調べることができるようです。
私は100点ですが、もし睡眠時無呼吸症候群の人が使ったらどう判定されるのか少し気になります。
まとめ
こんな方におすすめ
- 仕事も運動も思いっきり楽しみたい!
- 健康管理をしたい
2万円前半の価格でこれだけの高性能な物を購入できるのが素晴らしいと思います。
今回はアンドロイド端末に接続した場合の話を主体に記事を書いてきましたが、もちろんiPhoneでも使用することができます。
ウォッチフェイスに関してが唯一のマイナス評価点ですが使用感については満足しています。
特に前述した運動と睡眠トラッキング機能が秀逸。
自動車を低速で運転していても歩数としてカウントされるということはありません。
(Mi Band 3は低速運転でも運動していると誤認識してしまう場面がしばしばありました)
Androidユーザーなら「Google Fit」
iPhoneユーザーなら「ヘルスケア App」
に接続可能。
この2つから「Pokémon GO」にも連携ができるので普段歩いた歩数が決して無駄になることはありません。
これから新しくスマートウォッチの購入を検討されている方は「Huawei Watch GT」を検討されてみてはいかがでしょうか?
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