
Huawei Watch GT Classic
3月末にHuawei Watch GTのクラッシックモデルを購入し毎日使用しています。
気がつけば1ヶ月経ったので使ってみて分かったHuawei Watch GTの良いところ、悪いところをまとめてみます。
Huawei Watch GT 買って良かった点
前回、買ってすぐにHuawei Watch GTをレビューしました。


Huawei Watch GTは、バッテリーが2週間もつ
省電力デュアルチップ搭載の恩恵なのか普通に使用して10日~12日間、充電なしで使うことができました。

60%代から消耗のスピードは若干緩やかになる感じで使い方次第でカタログスペックの数値を再現できそうです。
私の場合は腕をあげると画面が点灯する設定にしていますが、都度ボタンを押して画面点灯に設定すると20日間充電なしで使用することができたという報告もあるようです。
バッテリーを放電しすぎるとバッテリー劣化の原因になりそうなので、最近私はお風呂に入る時だけHuawei Watch GTを外し充電するというという使い方をしています。
ちなみに急速充電に対応しているようで入浴中の15分でバッテリーは20%回復するのでApple Watchのように毎晩充電する必要がないのが楽です。
次回のApple Watch series5ではHuawei Watch GTみたく省エネデュアルチップを搭載するしれません。

ってプレゼンしているアップルの社員の姿が目に浮かびます。
Huawei Watch GTにもアップルウォッチみたいなバッジがあり運動のモチベーションが高まる
これもApple Watchについている機能なんだけどHuawei Watch GTにも、
というかHuawei Watch GTを管理するアプリ「Huawei Health」に入っています。
Apple Watchほどバリエーションはないけど達成感や運動に対する目標ができるのでいい機能だと思います。
欲を言えば、どれだけアクティブか友人や他のユーザーと競わせる機能がほしいけど、Huawei系のアクティビティートラッカーを持っている人なんてそうそういないのが残念かな。
Huawei Watch GTは、運動データがかなり正確
スマートウォッチとして売り出すよりもアクティビティートラッカーとして使用した方がいいかもしれません。
以前レビューにも書いたんだけど運動データや睡眠データをかなり正確に測定できます。
安物のスマートウォッチにありがちなのが運動データの誤検出。
運転中に渋滞にハマるとノロノロ運転になりますが安物だとこの状態をウォーキング、もしくはジョギングしていると勝手に判断し無駄に歩数が増えるということが良くあります。
Xiaomi Mi Band3もその1つでしたがHuawei Watch GTは恐らく独自のアルゴリズムで「速度変化」を心拍数と比較して測定していると推測。
Huawei Watch GT変えてからは渋滞中の徐行運転中でも運動中と判断しないので歩数が増えるといったことはありません。
また、GARMINのような高級アクティビティートラッカーに搭載されている機能が、わずか20,000円のスマートウォッチについているというのが驚きです。
こればかりは文章で説明ができないので実際に身につけて運動してみて下さい。
「俺頑張ってるな~」
って自分で自分を褒めてあげたくなります。
Huawei Watch GTを使ってみて残念だった点
拡張性がなくおもしろみがない
世の中には色々なスマートウォッチがありますがHuawei Watch GTはアプリを追加インストールすることができません。
まあ必要な機能は一通り揃っているので日常的な使用には全く問題ないといえばそれまで。
でも私みたいなガジェット好きとしては、アプリを追加することで別の使い方を発見するというのが重要な選定基準でして、
「いい意味でのおもちゃ感」
があればもっと楽しいガジェットになるんじゃないかと思います。
もしHuawei Watch GTはAndroidベースでできていればapkファイルを導入してハッキングしたりできそうです。
独自OSなところが良い点でもあり残念。
だれかハッキングツールを開発してくれないかな。
Huawei Watch GTは、LINEの着信は分かるけど内容が読めない
Huawei Watch GTのディスプレイは46mm。
様々なスマートウォッチと比較しても画面が大きいのでLINEが読めると思って買いましたがダメでした。
ただしメールは読めるのでスマートウォッチとしては及第点と言ったところです。
電子マネーの「Felica」に対応していて「Suica」、「楽天EDY」、または「Android PAY」が使えればApple Payを脅かす最強のスマートウォッチに成り上がれる実力なのにちょっと残念。
ないものねだりと言われるかもしれませんが、せっかく大型ディスプレイを搭載しているのだからQRコード決済にも対応してくれないかなと淡い期待を抱いています。
電話の着信はわかるけどHuawei Watch GTで通話できない
この機能はアップルウォッチでは使えるけどなぜかHuawei Watch GTでは使えませんでした。
運転中に電話がかかって来た時やスマホをすぐに取り出せない場面で時々スマートウォッチから着信をとることがこれまで何度かありました。
スマートウォッチではなくスマートバンドなら通話できないと諦めて使いますがせっかく高いお金を払って使っているのでHuawei Watch GTから着信を取り通話できるようにして欲しいです。
今後のアップデートで対応するのかな??
追記
後継機にあたるHuawei Watch GT2が2019年9月に発表されました。
Huawei Mate 30 Proと同時に発表されましたが、GT2からはアップルウォッチみたく時計側で通話ができるようになります。
ウォッチフェイスが少なすぎ問題
以前のレビューにも書いたんだけどウォッチフェイス少なすぎ。
12個ぐらいプリセットから選べるけどこのなかで満足して使えるのは2、3個しかありません。
私の愛用するウォッチフェイス
実は新規にウォッチフェイスを追加する方法が発見されました。
下記記事を参照してください。

文字盤カスタマイズをもっと楽しみたい方はライバル機種のHuami Amazfit GTがおすすめ

ロレックスやオメガなど有名ブランドのウォッチフェイスを導入する方法はこちら

Bluetooth接続が切れやすい
購入当初はスマホと時計間のBluetoothが切れやすく再接続に都度スマホをいじってました。
購入してから数回アプリ(Huawei Health)のバージョンアップとHuawei Watch GTアップデートがあったようで若干改善されました。
それでもApple WatchやGalaxyスマホとGear S3と同時運用している時みたく再接続はスムースではありません。
(私はXiaomi Mi 9とHuawei Watch GTをセットで運用中です)
追記

まとめ
今までいろんなスマートウォッチ、アクティビティートラッカー、スマートバンドを使用してきましたがどれも作り込みが甘いものばかり。
それぞれ呼び方は様々ですが結局最後はApple Watchに戻ってくるという流れが多かったですが当分はApple Watchには戻る気がしません。
Android端末用のスマートウォッチは玉石混合ですがHuawei Watch GTの魅力はロングライフバッテリーやデータの正確性が秀逸といった印象です。
Android用のスマートウォッチの購入を検討されている方はHuawei Watch GTを買えば失敗する事はまずないといっていいでしょう。
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