まもなく日本でも発売されるゲーミングスマホの「BlackShark 2」にはオーバークロック機能が搭載されています。
BlackShark2にはQualcommの最新チップセット「Snapdragon 855」が搭載されておりMAXで810MHzという驚異的な数値をたたき出す端末です。
Snapdragon 855といえばXiaomi Mi 9が世界初搭載で話題になりましたがBlackShark2と同じチップセットを搭載していることになります。
同じスナドラ855を搭載しているのにMi 9がBlackShark2と比較してスピードが違うのはメモリの容量も関連していますが端末ごとの味付けの違いです。
BlackShark2のようにオーバークロックができないが調べていたところ、ある特殊コマンドを入力することでオーバークロック可能という情報を発見しました。
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Xiaomi Mi 9をクロックアップさせる特殊コマンド

Xiaomi Mi9 Global Version
Xiaomi Mi9をオーバークロック(クロックアップ)させる特殊コマンドは電話のダイアル画面で
*#*#8106#*#*
と入力するだけ。
上のポップアップが出てくるので右側の「打開」をタップすると完了です。
ただし対応しているバージョンはMIUI10 9.4.18(中国版/Developer Edition)のみ。
私が保有しているMi 9はグローバルバージョンのため上記のコマンドを入力してもエラーメッセージが表示されるだけでした。
残念ながら設定画面に進むことができず確証が取れていません。
Xiaomi Mi9のQualcomm Snapdragon 855に搭載されているGPUのAdreno 640は585MHzが最大値として設定されていますがオーバークロックすることでPUBGやフォートナイトでは810MHz、AnTuTuベンチマークでは585MHzで動作させることが出来るようです。
オーバークロックすることのデメリット
注意ポイント
- バッテリーの持ちが悪くなる
- 発熱が増えSoCの寿命が縮む
通常Android端末をオーバークロック(OC)させるには、root化作業を行いOCをアプリをインストールすることで可能になります。
root化作業はメーカー保証の対象外となったり初心者には少し難しいひと手間がかかるのでおすすめできません。
また、OCをすると発熱量が増えると言われていますが液冷パイプを搭載したBlackShark2だからこそ、素でOCが楽しめるのではないでしょうか。
一瞬のタイミングが勝敗を決めるプロゲーマーぐらいしか恩恵はなく端末自体にとってはデメリットばかりの機能かもしれませんね。
オーバークロックに興味がある方は大人しくBlackShark2を買ったほうが吉ですね。