2019年5月にバンコクに旅行に行きましたが初めてMi Store(小米之家)の訪問に大興奮。
体重計(Mi Scale)、電動歯ブラシ、電動髭剃り、ワイヤレスイヤホン(AirDots Pro)の4点を購入しました。
今回はその時に買ったシャオミのワイヤレスイヤホン「AirDots Pro」の商品レビューをします。
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シャオミワイヤレスイヤホン「AirDots Pro」の紹介
これまでシャオミのイヤホンをいくつか紹介してきましたがシャオミのイヤホンは総じてコスパが良く、お世辞抜きに音がいい物が多い印象です。
過去のシャオミのイヤホンの記事はこちら
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スマホだけでなくオーディオ業界でも覇権を握ろうとしておりXiaomiという会社の勢いを感じます。
Xiaomiのワイヤレスイヤホンは今回紹介する「AirDots Pro」と「青春版AirDots」の2種類あります。
両者の違いはアクティブノイズキャンセリング機能の有無、充電ケースの形状などが挙げられます。
ちなみに記事を書くにあたりAirDots Proと勝手に呼んでますが正式な名称(英名)はMi True Wireless Earphonesです。
AirDots Proは2019年1月頃に発売されたモデルで価格は399元(約6300円)とリーズナブル。
私の場合はバンコクのMi Storeで2699バーツ(約9,300円)で購入しましたが同じオーソライズドストアで買ったのに何で価格差があるのかとちょっとガッカリさせられました。
シャオミ製品は中国のMi Storeで買うのが1番安いですが日本では売っていないためアリエクスプレスで買うのが1番だと思います。
まず結論から書きますが、AirDots Proに9,300円払うならお金を貯めてAppleのAirPodsかBOSEのWireless Sound Sport Freeを購入した方が絶対にいいです。
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ただし、イヤーチップをコンプライなどの良いものに変えることで化ける可能性があります。
早速紹介を見ていきましょう。
開封の儀
こちらが外箱。
開封するとこんな感じで中身が入っています。
付属品は写真の他にUSB TYPE-Cケーブル、イヤーチップ3種類、取説が入っています。
取説は中国語と英語で書かれていました。
使い方を理解しようと読んでみましたが結構難しい英語だったため、あまり理解できませんでした。
こちらが充電ケース。
アップルのAirPodsよりも若干大きい充電ケースです。
この充電器にAirDots Proを入れるとこんな感じでぴったりとケースに収まります。
AirDots Proの充電ケースのフタはマグネット式でしまった状態になります。
磁石が少し弱いためか、少し強い衝撃があるとフタがパカっと空いてしまうのが残念。
スマホやタブレットなどとペアリングするときは、AirDots Proのフタを開けて横にあるファンクションボタンを長押しすると同期が完了します。
アップルのAirPodsはワイヤレス充電できますがシャオミのAirDots ProはUSB TYPE-Cで充電をします。
AirDots Proの音質、使ってみた感想
第一印象
イヤホンを使ってみて一番最初に感じたことは、まず耳へのフィット感が悪くポロリと落ちやすいということ。
付属のイヤーチップを色々変えて使っていましたが変化はなし。
スポーツをしながらなんか到底使えません。
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解決方法としてはイヤホンチップをコンプライなど別の物に交換すると化けるかもしれません。
また、アップルのAirPodsをつけていると
「耳からうどんが出ている」
と揶揄されますがXiaomiのAirDots Proを着けていると
「耳からきしめんが出ている」
と言われること間違いなく大きく感じてしまいます。
上の写真は、モデルさんがAirDots Proを装着しており何も違和感があるように見えません。
多分これは画像を加工しているはず・・・
私が装着しているところをお見せできなくて残念。
個人的にはこれを装着して街中を堂々と歩きたくありません。
音に関して
音に関しては普通に良いです。
ポイント
- 全体的にフラット
- 解像度が高く音場も広い
- 中高音に特価
基本的にどんな音楽にも合いますがバスドラやベースラインは主張がなく、おとなしめです。
中学生〜大学生など音質にこだわりがなく、何となく音楽を聞いていたい層には十二分の音質ですがイヤホンフリークにとっては全く物足りない商品です。
操作性に関しても曲送り、巻き戻し、音量調整などできなくいちいちスマホを操作しないといけないので使いずらいと感じました。
私のAirDots Proの使い道
私のAirDots Proの用途は、運転中のハンズフリーイヤホンとして使用しています。
実は仕事で会社から支給されているAndroidスマホはセキュリティの関係でアプリをインストールすることを禁止されています。
BOSEのワイヤレスイヤホンの場合、「BOSE CONNECT」というアプリをスマホにインストールして使用しなくてはならず会社の携帯では使えません。
その点、AirDots Proは単純にBluetooth接続で使い始めることができるので重宝しています。
気になるノイズキャンセリング機能
AirDots Proにはアクティブノイズキャンセリング機能が搭載されています。
これは周囲の音をマイクで拾い、反対の周波数で騒音をかき消すという技術です。
AirDots ProはアップルのAirPodsにそっくりですがAirPodsに唯一ない機能がノイズキャンセル機能。
これを搭載してしまったばかりにAirDots Proの方が大きくなってしまったと私は信じています。
このノイズキャンセリング機能を使うには左右どちらかのイヤホンの側面(丸の部分)を3秒長押しすることでオンオフができます。
実際使ってみましたが他のブロガーが書いている通り効果がほとんど実感できません。
どんな感じかというと、周囲の音の高音部分に若干マスキングがかかった感じという表現が適してるかもしれません。
そのためノイズキャンセリング機能を目的でイヤホンを買うと後悔します。
完璧なノイキャンを求めるならBOSEのヘッドホンをおすすめします。
(これしか持っていませんが・・・)
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まとめ 〜使ってみてわかった良い点・悪い点
残念ながら良い点よりも悪い点の方が目立っているいうのが正直な感想です。
いい点
- 解像度が高く音場も広い 中高音に特価
- 使用するのに特別なアプリはいらない 2台までペアリング登録可能
残念な点
- イヤホンが外れやすい → イヤーチップを変えれば改善できそう
- Appleイヤホンに比べて大きく目立ちちょっとかっこ悪い
- ノイズキャンセリングは思ったほど効果はない
- 取り出しにくい
- 曲送り/巻き戻し、音量の操作ができない
10,000円レベルのイヤホンとしては期待外れの出来です。
Xiaomiが好きという理由以外で買う必要はないです。
この商品に10,000円払うならもう少しお金を貯めてAppleのAirPodsかBOSEのWiress Sport Freeを買った方が結果的に後悔することはないでしょう。
ただし音質に関してはイヤーチップを交換することでかなりいい方向変わるポテンシャルがあります。
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過去のシャオミのイヤホンの記事はこちら
![](https://newgadget3mai.com/wp-content/uploads/30319cc4-s-400x300.jpg)
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