「Oculus Quest」のディスプレイには解像度が片目1440×1660ドット、リフレッシュレートが72HzのOLED(有機EL)パネルが採用されています。
実は今、Oculus Questのディスプレイ解像度を上げてゲームや動画を楽しむという使い方が密かに流行っているということをご存知でしょうか?
例えるなら今、家で使っているフルハイビジョンテレビが突如4Kテレビになるみたいな感覚です。
こんな夢のような技術がタダでできることを知り、挑戦しない理由はありません。
早速、私も試してみました。
結論から書くと、Oculus Questに内蔵されているsoc「Snapdragon 835」が非力すぎて、現状、満足して解像度を上げて遊ぶことはできません。
現在、リリースされている最新のチップセット
「Snapdragon 855をなぜOculus Questに搭載しなかったんだ!」
と叫びたくなります。
-
Oculus Quest オススメの持ち運びケースを紹介します
続きを見る
Oculus Questの解像度を上げる方法
step
1Oculus Questを開発者モードにする
これに関しては多くのサイトで紹介されていますので「Oclus Quest sidequest」で検索してみてください。
step
2QuestASMをダウンロードする
こちらにアクセスして、画面右上のダウンロードボタンを押してbatファイルを保存
step
3ANDROID SDK PLATFORMを導入
こちらにアクセスしてANDROID SDK PLATFORM TOOLSをダウンロードする。
ダウンロードしたらファイルを解凍してデスクトップあたりにフォルダを置いておきましょう。
次に先ほどダウンロードしたQuestASMを先ほどのANDROID SDK PLATFORM TOOLSのフォルダに突っ込んでおきます。
step
4batファイルを起動させる
ANDROID SDK PLATFORM TOOLSのフォルダーを開き先ほど移動したQuestASM(bat)ファイルを開きます。
PLEASE SELECT A NUMBERという表記が出るので好きな解像度を選び,番号を選択。
エンターキーを押すとプロセスがすすみます。
やめたいときには、キーボードでQのキーを打ちましょう。
Oculus Questの解像度を上げると起きる弊害
「オラのカラダもってくれよ! 界王拳っ3べぇーだっー!」
使っているとOculus Questからこんな声が聞こえてくる気がします。
やっぱり無理をさせているんでしょうね。
解像度を上げると画像が美しくなる半面、画像処理が追いつかなくなりフレームレートが落ちます。
フレームレートが落ちると酔いやすくなりますので注意してください。
私自身も現在検証していますのでいろんなことがわかり次第、加筆していきます。